ピグマリオン効果とは?保育現場の職員育成に役立つ具体例や注意点を徹底解説

    ピグマリオン効果とは、他者から期待を受けたことがその人の成績や仕事の成果に役立つといわれる心理効果のことを指します。実際にその考え方は教育現場や企業などさまざまな場で活用されています。今回は、ピグマリオン効果についてわかりやすく解説します。保育現場の職員育成に役立つ具体例や注意点もまとめたので参考にしてみてくださいね。


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    ピグマリオン効果とは

    ピグマリオン効果とは、他者からの期待を受けることで学習や仕事などの成果が上がる心理効果のことをいいます。別名「教師期待効果」「ローゼンタール効果」と呼ばれています。


    1963年~1964年のアメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールとフォードが行なった実験によって誕生しました。


    <ピグマリオン効果の実験内容>

    ロバート・ローゼンタールとフォードはサンフランシスコの小学校で、「ハーバード式突発性学習能力予測テスト」と名づけた知能テストを行ないました。


    「将来、児童の成績が伸びるかどうかがわかるテスト」という内容を教師に伝えた後、テスト結果に関係なくランダムに選んだ「成長が期待できる子」「成長が期待できない子」に分けたテスト結果を教師に提示し、8カ月後に再度テストを行なったのです。


    その結果、以前のテスト結果と関係なくランダムに選んだ「成長が期待できる子」の成績が向上しました。


    ロバート・ローゼンタールとフォードは実験結果について、教師が「成長が期待できる子」に対して学習の成長を期待して接していたのではないか、子どもも自分が期待されたことで成績が向上したのではないかという結論に至りました。


    実験結果から「期待が相手に対してよい影響を与える」という考えが生まれ、ピグマリオン効果と名づけられた後、世界に広まっていきました。


    ただ、一方で実験の再現性がないことや子どもが自ら学習するという観点が欠けているという批判的な意見もあり、現在も議論が行なわれているという点も覚えておくとよいでしょう。


    また、実際に教育現場やビジネス業界ではピグマリオン効果が有効であるという考えから、マネジメント研修や人材育成などに活用されているのも事実です。


    そこで今回は保育現場に焦点をあて、人材育成におけるピグマリオン効果の活用法について詳しく紹介します。

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      ピグマリオン効果は保育士の育成に活用できる?


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      保育士の業務は主に子どものお世話や保護者対応、行事の企画運営などが主な仕事なため、営業職のように「売り上げが上がったから頑張ろう」「目標数値を目指して取り組もう」という意識が芽生えるのは難しい職種といえるでしょう。


      そのため、ピグマリオン効果を用いて主任や園長が「期待している」ことを職員に明確に示すと、職員一人ひとりの自己肯定感が向上し、成長やスキルアップにつながる可能性があります。


      また、職員が期待に応えるためにはどうすればよいのかを考え始めれば、子どもへの接し方や保護者対応について理解を深めるきっかけになりそうです。


      このようなことをふまえ、ピグマリオン効果は保育士の育成に活用できる可能性があるでしょう。

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      保育現場でピグマリオン効果を活用する際の注意点

      保育現場で人材育成にピグマリオン効果を活用する際はただ、期待を寄せる言葉を職員に伝えればよいというわけではありません。


      以下の点に注意することがポイントです。



      過度に褒めすぎない


      職員への期待を示すために褒めることが大切ですが、褒めすぎてしまうと現状に満足し、自分に対して過大評価をしてしまう可能性があるでしょう。その結果、業務中に重大な失敗を招く場合もありそうです。


      自身の実力を過信しないように適度に褒めて、職員自らが期待に応えようと努力する姿勢を保てるように配慮することが大切ですね。



      適度に期待する


      過度に期待してしまうことで職員のプレッシャーが増して仕事のモチベーションが下がってしまうことがあるかもしれません。


      そのため、相手の能力やスキルを見極めたうえで期待することがポイントです。職員には子どもの気持ちのくみ取り方が上手な保育士さんもいれば、職員に対して気配り上手な方もいます。


      職員一人ひとりの能力を最大限引き上げるために、長所を伸ばすことを考えていきましょう。



      必要以上に要求や命令をしない


      中には職員に期待するあまり、必要以上に要求や命令が増えてしまうこともあるかもしれません。


      主任や園長先生から細かく何度も指導されたり、結果を求めたりする言動が続けば、職員の自信喪失につながってしまいます。


      ときには気遣いある言葉や温かい言葉をかけることも重要になりそうです。

      保育現場でのピグマリオン効果の具体例

      最後に保育現場におけるピグマリオン効果の具体例を見ていきましょう。



      新人教育


      新人の保育士さんは、経験が浅い中で子どもと向き合う場面が多いでしょう。


      そんな中、育成担当の先生から「この間の子どもたちに笑顔で手遊びを披露できていたね。ゆっくり歌っていて聴きとりやすかったよ。」などと具体的に褒めてもらえると、モチベーションがアップしそうですね。


      育成担当の先生は新人の保育士さんのよいところを探し、定期的にメモしておくとよさそうです。


      ただ、褒めすぎには注意が必要なので、適度に褒めることを前提に声をかけられるとよいでしょう。



      職員間の意見の活発化


      職員間の意見交換の場においてピグマリオン効果を活用するとよさそうです。


      例えば、園の安全管理体制について職員から意見を求め、話し合いを行ないます。


      そのうえで職員に向けて「しっかり子どもの様子を見てくれているからこそ、気づいた内容だね。」「〇〇先生は安全管理のチェック体制について、きちんと考えているね。」などと、評価を伝えられるとよいでしょう。


      職員一人ひとりに対して平等に言葉をかけることで、受け取る側も「意見を伝えてよかった」「自分の意見をきちんと聞いてくれている」という想いがうまれ、仕事への意欲を高められそうです。

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      保育現場でピグマリオン効果を活用してみよう

      ピグマリオン効果はさまざまな企業でマネジメント業務や人材育成の場で活用されています。


      保育現場においても上手に活用することで職員一人ひとりの成長やスキルアップにつながるでしょう。


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