忍者とは？ねらいや子供に説明する方法、ゲームやごっこ遊びまで

保育園で忍者遊びを取り入れるとき、忍者について子供にどう説明すればよいのでしょうか？ごっこ遊びやゲームを楽しむ前に忍者のことをわかりやすく伝えられるとよいですね。今回は、保育園で忍者について子供に説明する方法やごっこ遊び向けの製作、ゲームネタを紹介します。ねらいや導入のポイントもまとめたので参考にしてみてくださいね。

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忍者とは

忍者は、主君に命じられて情報収集を行なうスパイのような役割を担い、鎌倉時代から江戸時代の終わりまで活躍したといわれています。

隠れて任務を行なうことから、別名「忍び」と呼ばれていたようです。

忍者のトレードマークといえば、全身黒い服を身に着けているところですよね。これは「暗闇にまぎれて誰にも自身の存在を分からないようにするため」という説があります。

また、敵に手裏剣を投げたり、火薬を詰めた玉を爆発させたりとあらゆる忍術を使用したといわれていますが、記録があまり残っていないことから謎に包まれている部分が多いようです。

保育園で忍者遊びを楽しむねらい

どこか不思議な雰囲気がある「忍者」は、アニメ番組の中でヒーローとして登場することもあり、子どもたちから人気の存在かもしれません。

保育園では、忍者にまつわるごっこ遊びやゲームなどのさまざまな遊びを楽しむことができるでしょう。

保育活動の中で忍者遊びを取り入れるねらいは以下の通りです。

忍者遊びを楽しむときは、子どもたちに興味を持ってもらえるような導入を考えられるとよいですね。

保育園で忍者を子供に説明する方法

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保育園で忍者遊びを取り入れるときに忍者について子どもたちに説明する方法を紹介します。活動前の導入として取り入れてみてくださいね。

簡単な言い換えをする

子どもたちに忍者について話すときは、以下のように伝えるとよさそうです。

簡単に忍者の特徴を説明してからゲームやごっこ遊びを楽しむと、子どもたちがイメージしやすいかもしれません。

手遊びを取り入れる

以下のような忍者の手遊びを取り入れると、忍者について知るきっかけになるでしょう。

＜ひとり忍者＞

「1人、2人、3人…」と忍者が増えていく手遊びなので、数字を楽しく覚える練習にもなりそうです。

リズミカルな歌にあわせて子どもたちと元気よく身体を動かしながら楽しんでみてくださいね。

絵本の読み聞かせをする

忍者はさまざまな絵本に登場しています。

絵本によって変身が得意だったり忍法で人を驚かすのが上手だったりと、忍者像はさまざま。

忍者が登場する絵本の例は以下の通りです。

どの絵本も読んでいて思わず応援したくなる忍者の様子が魅力的に描かれています。

忍者をテーマにした絵本はクスッと笑える物語も多いようなので、子どもたちによろこんでもらえそうです。

続いて、保育園で楽しめる忍者遊びを見ていきましょう。

保育園で楽しむ忍者ごっこ製作

保育園では忍者になりきって「忍者ごっこ」を楽しむ場合があるでしょう。

ここからは、ごっこ遊びを盛り上げる手裏剣や巻物などの製作アイデアを紹介します。

折り紙手裏剣

折り紙2枚で作れる簡単な手裏剣です。

2枚の折り紙を組み合わせる部分が難しいため、子どもたちの様子を見ながら進めるとよさそうです。詳しい作り方はこちらをご覧ください。

忍者ごっこでは、みんなで手裏剣の持ち方や飛ばし方を考えながら楽しむことで、子どもたちの創造力を育むことができそうですね。

新聞紙で忍者の刀

用意するもの

• 新聞紙（1日分）
• ダンボール
• セロテープ
• コンパス
• ハサミ
• カッター

製作＆遊び方のポイント

コンパスやカッターを使用する工程は保育士さんが行なうとよいでしょう。詳しい作り方はこちらをご覧ください。

刀を使ってごっこ遊びを楽しむときは、顔や頭、身体にぶつからないように気をつけるなど子どもたちとルールを確認してから取り入れるとよさそうです。

お菓子の容器で忍者の巻物

用意するもの

• コピー用紙（1枚）
• 折り紙（1枚）
• 円筒形のお菓子の容器（1枚）
• ストロー（1本）
• 平ひも（1本）
• ノリ
• テープ
• 両面テープ

製作＆遊び方のポイント

紐を結んだりストローを貼りつけたりする部分は、保育士さんがサポートしながら行なうとよいでしょう。

巻物の中身はひらがなで好きな言葉を書いてもらったり、シールを貼ったりと子どもたちに任せるとよさそうです。

ごっこ遊びをするときは「〇〇ちゃんに届けて」「誰にも気づかれないように巻物を渡してね」などと任務のように伝えれば、役になりきって楽しんでもらえそうですね。

保育園で楽しむ忍者ゲーム

忍者をテーマにした保育園で楽しめるゲームを紹介します。

忍者にまつわるゲームは身体を動かす遊びが多いので、運動会の競技として取り入れてもよさそうです。

マットを使ったゲーム

忍者に変身してマットの上で身体を動かして楽しみます。

ルール

スタートの合図でマットへ向かって走り、「横転」や「でんぐりがえり」「たかばい（お尻をあげてはうように進む）」などの動作を楽しみながらゴールを目指しましょう。

ポイント

まずは先生が見本の動きを見せて、子どもたちに好きな動作を選んでもらいましょう。忍者の雰囲気を盛り上げるために、「しゅりけんにんじゃ」などのBGMを用意するとよさそうです。

平均台を使ったゲーム

平均台を歩くゲームで、楽しみながらバランス感覚を養いましょう。

ルール

スタートの合図で平均台へ向かって走り、「前歩き」「後ろ歩き」「お手玉のせ歩き（頭の上にお手玉をのせて歩く）」などの動作をしてゴールを目指しましょう。

ポイント

平均台でバランスをとることが難しい子がいる場合は、まずは床にPEテープを貼って、そのうえを歩いてもらうとよさそうです。

バランスの取り方がわかってきたら、平均台を使用してゲームを楽しんでもらいましょう。

障害物くぐりゲーム

さまざまな障害物をくぐりぬけるゲームを楽しみましょう。

ルール

スタートの合図で走り出し、マットで作ったトンネルや台の上に乗せた棒や縄の下をくぐってゴールを目指しましょう。

ポイント

忍者らしさを楽しめるように「忍法・くぐり抜けの術」などと話しながらゲームを進めると、さらに盛り上がりそうですね。

縄を使うときは首に引っかからないように安全性に気をつけて見守りましょう。

忍者の歩き方ゲーム

忍者になりきってさまざまな歩き方を楽しみましょう。

ルール

スタートの合図で走り出し、「顔の前に人差し指を立てたまま走る」「左右の足を交差させながら歩く」「立てひざをしてしゃがみ、また立ちあがって今度は反対のひざを立ててしゃがむ」などさまざまな歩き方を楽しみながらゴールを目指しましょう。

ポイント

まず子どもたちに見本の歩き方を見せて、コースごとに歩き方を変えてゴールを目指してもらうとよいでしょう。

コースごとに小さな巻物を置き、回収するゲームにアレンジしても楽しめそうです。

上記で紹介したゲームを組み合わせてサーキットを作る方法もあります。運動会の競技のひとつとして取り入れるのもよいですね。

忍者について子供たちに説明して遊びを楽しもう

忍者はヒーローとしてアニメ番組に取り上げられたり、さまざまな忍法が使えたりと、子どもたちが魅力を感じる存在ですよね。

子どもに忍者について説明するときはペープサートやマグネットシアターなどを活用して、絵を動かしながら忍者の特徴を伝えるとわかりやすいかもしれません。

保育園で忍者ごっこやゲームを取り入れて子どもたちと楽しい時間を過ごしてみてくださいね。

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