春の保育で、てんとう虫の製作を楽しみましょう。指スタンプの技法を用いれば、0歳児でも簡単にかわいいてんとう虫が作れますよ。子どもが絵の具遊びに興味をもつきっかけになりそうですね。今回は、乳児クラスから取り組めるてんとう虫の作り方を紹介します。あわせて、製作するうえで援助するポイントもまとめました。
動画
用意するもの
- 色画用紙(赤・黒)
- ハサミ
- 絵の具(黒)
作り方
1.赤い画用紙をハサミでまるく切ります。
2.黒い画用紙を(1)よりひとまわり小さく切り、てんとう虫の頭に見立てます。
3.黒い画用紙を細長く切り、触覚と身体の線の部分を作ります。
4.全てのパーツをのりで貼り合わせます。
5.指に絵の具をつけて、(3)に指スタンプで模様をつければできあがりです。
製作のポイント
子どもは指スタンプでてんとう虫の模様をえがこう
あらかじめ保育士さんが、てんとう虫の形を作っておきます。
筆を使わずに指スタンプで斑紋をえがいていくので、0歳児・1歳児・2歳児でも無理なく取り組めるでしょう。
てんとう虫の製作を通して、散歩中に見かける昆虫ともすぐに仲良くなれるかもしれませんね。
子どもの年齢に合わせて工程をアレンジしよう
乳児クラスでも楽しく取り組める今回の製作は、入園まもない4月や5月の活動にぴったり!
いろいろな色の絵の具を用意して、カラフルな模様に仕上げてみましょう。
3歳児クラスでは、てんとう虫のパーツをのりで貼ったり、クレヨンを使って斑紋をえがいたりしてもよいかもしれません。
4歳児以上であれば、てんとう虫の顔と身体のパーツを自分で切るなど、子どもの年齢に沿って工夫してみましょう。
子どもたちが作ったかわいいてんとう虫をお部屋に飾れば、壁面装飾として春らしい演出ができそうですね。