つるの剛士さんインタビュー【前編】”保育学生”として、資格取得を目指した道のりを聞く

    今年3月、幼稚園教諭二種免許と短大卒業資格を取得されたつるの剛士さん。”保育学生タレント”として話題を呼び、ご本人のInstagramでは「#目指せ保育士資格取得への道」として日々勉強に励む姿が投稿され、数多くの応援メッセージが寄せられました。


    資格を取ろうと思ったきっかけから、4週間の教育実習を経ての感想、保育の現場に立ったからこそ気づいた保育士の魅力について迫ります。




    まだ何かできる。これまでの人生を振り返って気づいたこと

    話をするつるのさん

    ”専門性”をもって子どもとかかわる仕事がしたい


    ーつるのさんが保育士資格取得を目指したきっかけを教えてください。



    僕は、3年前に芸能生活25周年を迎えたのですが、40代後半にもなり、これからの人生どうするのか、芸能界の仕事だけで進むのかと考えていました。


    「人生100年時代」と言われる世の中で、自分自身どこか不完全燃焼というか、まだ何かできるんじゃないかと思ったんですよね。


    そこで改めて25年の芸能生活を振り返ると、子ども関係のお仕事をたくさん経験させてもらったなと気づきました。NHK教育テレビ「すくすく子育て」に出演させてもらったり、チャギントンのナビゲーターを務めたり、「羞恥心」を歌ったりね(笑)



    子どもの手

    Africa Studio/stock.adobe.com



    そういうことから漠然と「子ども関係の何かができたらいいな」と思っていたんですが、どうせやるなら専門的な勉強をしようと、一昨年の1月、資格取得への道を決めました。


    でも調べていくと「僕には受験資格がない。試験を受けられない…」ということがわかって…。さすがにこれはいかんぞと思い、さらに情報を集めて通信制の短大に入ることにしました。



    あと3年ずれていたら…受験資格がないとわかり愕然


    ー当時、保育士試験の受験資格に関するつるのさんのツイートが話題になりましたよね。
     自分に受験資格がないとわかったとき、率直にどう思いましたか?



    あと3年時期がずれていたら受験資格があったのに…と愕然としましたね。


    というのも、最終学歴が高卒だと卒業した年度によって受験資格の有無が変わるんですね。僕は1994年に高校を卒業したんですが、1991年4月1日以降に高校を卒業した場合、児童福祉施設での実務経験がなければ受験する資格がないんです。


    でもね、当時僕の周りに高卒で資格を取っている方がいたんですよ!だからてっきり自分も取れるものだと思っていて(苦笑)。だけど制度が変わったみたいで…びっくりしました。



    話をするつるのさん

    それでこのことをTwitterでつぶやいたらすっごい叩かれて。大炎上しちゃったんですよ(苦笑)


    「簡単に言うな!」「自分も子どもを育てているからって、保育と子育ては違うぞ!」とかいろいろな声をいただいて…

    正直、いやいやそんなのわかっているよって思った部分もあったんですけど、違った意味で捉えてしまう方もいたので、それなら正規の短大に入って卒業して資格を取ろうと決めました。


    まあでも、受験資格に関しては今でも違和感があります。「なんで大学や専門学校を卒業しないと保育士試験を受ける資格がないの?」って。



    空と手

    BNMK0819/stock.adobe.com



    もちろん、国家試験を受けるのはすごく難しいし、ちゃんと勉強をしないと合格できないのもわかっているんだけど、せめて受験させてもらってもよくないですか?


    保育士になりたいと志高く持っている方はたくさんいるんだから、全員に受験資格があればいいのになって今でも思っています。


    ただ、保育士試験を受けるにしても、実習は入れたほうがいいんじゃないかな。

    机上の勉強だけで現場に入るのは、やっぱり難しいところがありますからね。

    「気づきと感動しかなかった」4週間の教育実習を終えて

    話をするつるのさん

    ー昨年は4週間の教育実習を経験されていましたが、終わってみて率直にどうでしたか?



    いや~本当にきつかった(笑)


    特に初日と実習前半は、自分の受け持ったクラスの子どもたち全員の名前と顔を一致させないといけないじゃないですか。一から覚えないといけないからすごく難しくて。


    僕は年長クラスを担当したので、30人それぞれのキャラクターを知っていかないといけないし、同時に幼稚園の一日の流れも把握しないといけないから大変でしたね。


    実習中、メモを残していたんですけど何を書いているのかさっぱりわからないくらいぐちゃぐちゃで(笑)


    実習後も日誌を書かないといけないのに、振り返ることすらもできないくらい、もう追われて追われて…ぶっちゃけ一週間くらい便秘になりました(笑)

    それくらい大変で、ほんとにつらかったです。


    まあでも「やっと金曜日だーっ!」って、花金のすばらしさを初めて知れたのも教育実習でしたけどね(笑)



    話をするつるのさん

    ー花金!たしかにそうですね(笑)
     実習で特に大変だったことはなんでしたか?



    日誌ですね~。


    実習が終わってみるといい思い出だし、毎日丹精を込めて書いていたので今では宝物なんですけど、実習中は「日誌って本当に必要なのかな」と葛藤していました。

    「書いている時間がもったいない」「次の日のために休んだほうがいいんじゃないか」と思ったこともあって。


    もちろん、日誌を書くことで頭が整理されるし、その分振り返りもできるんですけど、保育の現場はタイムリーにいろんなことが変わるから、思い通りにはいかないんです。


    活字じゃどうにもならないし、果たして日誌を書くことが大事なの?ってそう思っていました。



    遊ぶ子ども

    buritora/stock.adobe.com



    だけど、実習を重ねて少しずつ子どもたちのことがわかるようになると保育の楽しさに気づくようになりました。


    だから、日誌を書くこと自体は物理的に大変なんだけど、それ以上に次の日に子どもたちに会うのが楽しみになっていたんですね。


    案の定、実習最終日はぼろ泣きでした(笑)

    朝から「今日は絶対に泣かない!」って決めて行ったのに「つるの先生おはよう!」って子どもに言われた瞬間、涙がぶわーって溢れてきて。


    それを見た保護者の方に「つるの先生、早い早い!」って笑われちゃいました(笑)


    でもそれくらい、感動しかなかった

    終わってみたら本当にいろいろな経験をさせていただきましたね。



    話をするつるのさん

    ー実習期間の思い出で一番印象に残っていること、うれしかったことなどを教えてください。



    いっぱいありますけど、僕とのかかわりを通して子どもたちにいろんな経験をしてもらえたことがうれしかったかな~。


    たとえば、僕が好きな将棋を子どもたちに教えたらものすごく夢中になってくれて。「詰将棋買ったんですよ!」って報告してくれる保護者の方もいました。


    他にもチャギントンのダンスが流行ったり、お手紙・シール交換をやりはじめたり…たった4週間でも僕がきっかけで子どもたちにいろんな体験をしてもらえたことがうれしかったです。



    絵を描く子ども

    Parilov/stock.adobe.com



    あと、僕は地元の幼稚園で実習をさせてもらったんですが、地元でライブがあったとき、客席に実習先の子どもたちが見に来てくれたことがありました。「つるの先生ー!」って子どもたちが客席にいたときは、本当にうれしかった!


    同時に「地元の幼稚園で実習してよかった」と心から思いましたね。だって、地元だったらいつかまた会えるじゃないですか。どこかで会ったとき、つるの先生ってみんな声をかけてくれるしね。


    こんな風に子どもたちとの思い出を振り返ると、本当に気づきと感動しかありません

    もう何から話していいかわからないくらい、ものすごくいい経験でした。

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    先生たちはすごい。肌で感じた保育士のプロのかかわり

    話をするつるのさん


    ー実習ではどんなことに悩みましたか?



    子ども一人ひとりとのかかわり方に悩みました。


    「つるの先生こっちで遊ぼう」「こっちでも遊んで」と取り合いになったときのさばき方とかすごく難しくて。


    「よーし、わかった!じゃあ先生、こっちで一生懸命遊んだあとにそっちに行くね。それかこっちでいっしょに遊ぶ?」みたいに、どうすれば子どもの主体性を大事にしながら両方の子どもと遊べるのか、声をかけるといいのかすごく考えていました



    ー「子どもの主体性」という観点は、子どもと接するうえで気をつけていた点とも言えますか?



    そうですね。

    先生たちは子どもたちに対して「こうしなさい」とは言わないので、常に子どもたちの主体性を尊重して「促す」ことを意識していました。


    たとえば、子どもたちに座ってほしいとき「着席しなさい」じゃなく「今何時かな?この時間になったらどうするのかな〜」と促す。そしてみんなが座ったら「よし!みんな座ったね。じゃあ、これから先生は話そうと思います!」みたいにすると、子どもたちは集中して話を聞いてくれるんですよ。



    シャボン玉をする子ども

    Paylessimages/stock.adobe.com



    だけど最初はどう工夫すれば子どもを次の活動に促せるのか、空気や環境を整えられるのか全く分からなくて。先生たちを見ていても、どうやっているんだろうって不思議でしょうがなかった。


    泣いている子がいたときとかも、パパっと泣き止ませて違う空気にさせてるから魔法使いじゃないかと思いました(笑)


    だからやっぱり先生たちはすごい。プロの対応を肌で感じましたね


    でも、いつの間にか僕もできるようになっていたんです。

    だんだん子どもたちとの接し方がわかってきたことで、気づいたら「あれ?できているな」と。


    そう考えると、やっぱり生で子どもとかかわることが一番身になりますね



    【前編終】次回中編では、現場に立ったからこそわかった子育てと保育の違い、芸能界との相性のよさなどをお伝えし、続く後編では、つるのさんが実習を経て気づいた保育士の魅力や醍醐味について迫ります。


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    つるの剛士さんプロフィール

    福岡県北九州市出身 藤沢市在住

    「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を熱演した後、2008年に“羞恥心”を結成しリーダーとして活躍。

    2009年にカバーアルバム「つるのうた」をリリースし、以降アーティストとしても活動中。


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