秋冬の活動に取り入れたい「芋はんこ」の作り方!保育士さん必見のアート遊びアイデア

「芋はんこ」は、保育で楽しむ秋冬のアート遊びとしてぴったりの活動です。季節の素材を活かし、子どもたちの創造力や手先の発達をうながすことにもつなげられるでしょう。今回は、芋はんこの作り方や安全に進めるコツ、完成品のアイデア、さらに食育活動としての活用方法まで、保育に役立つポイントを紹介します。

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保育で芋はんこ活動を取り入れるねらい

芋はんこ製作は、保育士さんが子どもたちと楽しむアート活動としておすすめの遊びと言えるでしょう。主にさつまいもを使ってスタンプを作る芋はんこは、昔ながらの遊びとして子どもたちの親世代や祖父母世代にもなじみ深いようです。

子どもたちは自分で作ったはんこを押すことで「ものを作る喜び」と「自分の手で表現する楽しさ」を味わうことができそうです。

芋はんこを作る活動には、以下のようなねらいを設定できるとよいでしょう。

ねらい

  • 季節感を楽しむ
    秋冬には旬の芋を使うことで、自然への関心を育める。
  • 手先の発達をうながす
    切ったり押したりする作業を通じて、器用さが身につく。

  • 創造力を育てる
    模様や配色を自分で考えることで、表現力を伸ばす。

  • 食育につなげる
    芋はんこに使う芋が、普段食べている野菜であることを伝え、興味を引き出す。

食育の観点としては「芋は土の中で育つ」季節によって収穫できる時期が決まっている」など、食材の特性や栄養素などを話して聞かせることで、子どもたちの関心が深められるとよいかもしれません。

芋はんこを製作する活動の中で、野菜そのものの形や質感、香りを感じられるのも食育につながるポイントです。

芋はんこ製作の準備

道具や材料は手軽に揃うので、保育に取り入れやすいのが芋はんこの魅力の一つともいえます。芋はんこ製作を行なう際には、事前に必要な材料をそろえ、安全に作業できる環境を整えましょう。

用意するもの

芋はんこを安全に楽しむためには、事前準備をしておきましょう。具体的には以下のようなものが用意できるとよいでしょう。

  • さつまいも(事前に太めの輪切りにカットしておく)
  • カッター、彫刻刀
  • 絵の具、トレー、筆
  • 画用紙やクラフト紙
  • 新聞紙やビニールシート

安全に楽しむポイント

年齢によっては、包丁やカッターを使った作業は保育士さんが行ない、子どもたちが扱う部分は、図案を描く、絵の具を塗る、はんこを押すといった作業に限定するなどの工夫も必要になってくるでしょう。

芋をカットする際は、一本の芋を半分に切り断面をフラットに整えます。一本の長さがある場合は三等分にしてもよいでしょう。子どもの手で持ちやすい長さを意識します。

作業台は広めに確保し、周りが散らからないよう新聞紙やビニールシートを敷くとよいでしょう。

また、彫った芋の断面や刃物を不用意に触らないよう、「触っていいもの・いけないもの」を活動の導入としてしっかり伝えることも大切です。

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芋はんこの作り方

芋を切って彫り、絵の具をつけてスタンプするシンプルな工程です。初心者でも簡単に取り組める手順を紹介します。絵の具ややスタンプ台などを使ってはんこを押す際のアイデアもお伝えします。

デザインを考える

はんこにする部分のデザインを考えて下書きします。彫る工程を考慮して、丸や星型などできるだけ形がシンプルなものがよいでしょう。また線はなるべく太めにしておくと彫りやすくなります。

保育士さんがいくつかパターンを用意しておき、子どもたちに選んでもらうのもよいかもしれません。

芋の断面のサイズに合わせて紙に下書きしたデザインを、水性ペンでトレーシングペーパーに写し取り、描いた面を芋の断面に重なるように合わせて、ペーパーの上からこすって芋にデザイン画を転写させます。

デザインを彫る

子どもたちができるだけ安全に参加できるよう、大人が下準備をしておきましょう。子どもたちには「なにを作りたいか」を聞きながら一緒に考え、仕上がりを楽しみにしながら作業を進めましょう。

保育活動における作業の例

  • 保育士さんがあらかじめ薄く線を引いたデザインを用意し、子どもには粘土用のヘラやストローを使って模様をなぞらせる。
  • 保育士さんが描いたデザインを、カッターでなぞる。そのあと、保育士さんが主導しながらいっしょに彫りすすめる。
  • スタンプ用の型抜き(クッキー型など)を使い、押し込むだけで簡単に模様を作れる工夫を取り入れる。

絵の具をつける

スポンジに絵の具をしみこませて、ポンポンとスタンプ部分につけたり、パレットに出した絵の具をハケや筆で塗るのもよいでしょう。

断面が小さめの芋はんこであれば、スタンプ台などを使うのも手軽でよいでしょう。絵の具やインクを均一につけるために、子どもたちといっしょにさまざまなつけ方を試してみることが、手先を使って工夫する学びにつながりそうです。

スタンプを押す

画用紙やクラフト紙にスタンプしてみましょう。押す力加減で模様が変わるのを楽しむこともできそうですね。紙のほかにもアクリル絵の具を使って布などに押してみるのもよいでしょう。

子どもたちが自由に芋はんこを押せるよう、広めのスペースをとっておけるとよいかもしれません。

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    芋はんこのアート遊びアイデア

    季節感や年齢に合わせてアレンジできるのが芋はんこの魅力です。秋の装飾や年賀状づくりなど、保育で活用できるアイデアを紹介します。

    完成品を教室に飾ったり、家庭に持ち帰ったりしてもらうことで、達成感を感じてもらえます。保育士さんが一緒に取り組むことで、子どもたちにとって特別な思い出になるでしょう。

    秋らしいモチーフの壁面装飾

    紅葉の形にカットした芋はんこを使い、保育室や廊下などの壁面を彩ってみましょう。絵の具で赤や黄色、オレンジなど秋らしい色を塗り、子どもたちと一緒に押して模様を作ります。

    完成した作品を切り取ってガーランドにしたり、画用紙に貼り付けてコラージュにしたりしたものを、作品展示としての壁面装飾にするのもよいでしょう。

    また、保護者が鑑賞できるエントランスなどに飾る際は、子どもたちの製作や芋堀りの様子の写真と組み合わせて壁面に飾ると、活動の様子が伝わりやすいかもしれません。

    クリスマスカードや年賀状作り

    雪の結晶や星型にデザインした芋はんこを使って、クリスマスカードを作ります。絵の具に少しだけラメを混ぜてキラキラ感を出すと、特別感のあるカードに仕上がります。

    また、干支に関するデザインを彫って、年賀状を作るアイデアもよいでしょう。子どもたちに年賀状の風習や、手遊び歌や絵本によく登場する「手紙」や「郵便」について知ってもらう機会にしてもよいでしょう。

    カードの表面にスタンプを押した後、メッセージや名前を書くスペースを残すといった工夫もポイントです。手形・足型などと組み合わせてみるのも楽しそうですね。

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    芋はんこで食育活動

    サツマイモを収穫する親子yamasan / stock.adobe.com

    芋はんこの製作活動を通じて食材の魅力や特性を伝えることで「食育」としての活動につなげることもできます。

    芋堀りや栽培体験と組み合わせる

    秋の芋彫り体験や、園での栽培体験と組み合わせながら芋はんこ製作を行なうことで、秋らしい食育のきっかけになりそうです。

    ただ作品をつくるだけでなく、素材に着目して「さつまいもがどのように育つのか」「収穫された芋が私たちの生活にどのように役立つか」「芋の種類とそれぞれの特徴」などを学ぶのもよいでしょう。

    ほかにも、芋ほり活動と組み合わせる場合は、協力してくれた地域や農家の方あてに、子どもたちの作った芋はんこを押したお礼状を作成する活動にすると喜ばれるかもしれません。

    食材である芋はんこの保存を体験する

    芋はんこは生の野菜を使うため、長期間保存には向きません。使い終わった芋はんこはラップで包み、冷蔵庫で保存するか、その日のうちに各家庭に持ち帰ってもらうようにしましょう。

    子どもたちと保存中の芋はんこを観察しながら、生の野菜の変化について話し合ったり、気づいたことを発表しあったりするのもよい機会になりそうです。

    「つくった芋はんこが乾燥するとどうなるのか」「野菜も時間がたつと変化する」といった内容を伝えることで、食べ物や自然の循環に興味を持ってもらえるようにうながせるとよいでしょう。

    野菜スタンプに興味を広げる

    芋以外の野菜を使ったスタンプ遊びも取り入れてみてもよいでしょう。

    断面が星型になるオクラやそのままの切り口が花模様のようになるレンコン、独特な形で想像力が刺激されるピーマンなども楽しい野菜スタンプとして活躍してくれそうです。

    また野菜スタンプは、野菜への親しみや野菜の形や生の手触りを覚えるきっかけにもなるでしょう。

    食べ物への関心や感謝の気持ちを育み、野菜の特性や栄養素、手触りや匂い、育て方などを話し合うことで、自然や環境についての学びにもつなげられるとよいかもしれませんね。

    子どもたちといっしょに芋はんこ製作を楽しもう

    芋はんこは、子どもたちと手軽に楽しむアート活動としてだけでなく、昔ながらの伝承遊びとしての側面や、食育として取り入れることもできるのが魅力のひとつです。

    保育士さんがフォローしながら挑戦することで、季節感やアレンジ次第でさまざまな表現が可能です。季節感を感じられる楽しい思い出になるとよいですね。

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