サツマイモがおいしい季節がやってきました。
我が家でも、サツマイモ掘りは秋の恒例行事。
ってことで、先日、子どもたちと一緒に家庭菜園で芋掘りをしたわけなんですが、、、なんと、今年は不運にも、ほとんどのお芋がネズミにガリガリとかじられちゃっておりました・・・。
焼き芋やお芋スイーツを楽しみにしていた子どもたちは半分泣きそうな顔。
でも、せっかく大きく育ったお芋をこのまま捨ててしまうのはもったいないですよね、さすがに。
それではと、このお芋でハンコをつくってみよう!ということになりました。
お芋でハンコをつくってみよう
用意するもの
・サツマイモ
・千枚通し、竹串、カッターなど
・包丁
・画用紙
・トレーシングペーパー
・水性ペン、アクリル絵の具など
・絵筆
・紙コップ
・紙皿
(1)サツマイモをカットする
サツマイモを厚さ2〜3cm程度の厚さに輪切りします。
カットした断面がボコボコしているとスタンプした絵が欠けるため、きれいな平面になるようにカットしましょう。
お芋は硬いので、小さい子は大人にきってもらいましょう。
(2)画用紙に下絵を描く
ハンコにしたい絵を画用紙などに描きましょう。
あまり細かすぎる絵だと小さなお子様が彫るのはちょっと難しいと思います。
線と線に余白がある、シンプルな絵柄から始めてみましょう。
絵柄の大きさは、輪切りしたサツマイモの断面よりもひと回り小さめぐらいがいいのなかと思います。
(3)トレーシングペーパーに書き写す
(1)で描いた下絵の上にトレーシングペーパーを重ね、水性ペンなどでなぞり書きします。
(4)サツマイモに絵を転写する
(2)でなぞり書きしたトレーシングペーパーの絵にサツマイモを重ね合わせ、上から押し付けるようにして、絵柄を転写します。
水性ペンで描いて転写するとキレイに写せます。
トンボの絵がサツマイモに転写されました。
(5)サツマイモを彫る
サツマイモに転写した絵を彫っていきます。
今回は千枚通しを使い、描いた線を残すように彫りました。
彫り終わったあとは、お芋はんこが乾燥しないように、濡らした新聞新などで包んでおきましょう。
どの部分を残して、どこを削るかよく考えて掘りましょう。
(6)ハンコを押してみよう
さぁ完成しました。絵筆を使って、アクリル絵の具などを塗って、ポンとスタンプしてみましょう。
筆を使ってぬりぬりします。
手作り感があっていいですね!
お芋はんこいかがでしたか?
時期的にクリスマスカードや年賀状にポンとスタンプすれば、手作り感がアップして、相手もほっこりした気持ちになれるのかなと思います。
野菜の断面って面白い!
普段見慣れた野菜、果物も、包丁でカットしてみるとさまざまな表情がありますよね。
刃物を使わせるのはちょっと危険かもしれませんが、いろいろな野菜を用意して子どもたちに好き勝手にカットさせてみてはいかがでしょう?
「レンコンには何個穴が空いてる?」「トマトをタテとヨコに切って比べてみよう!」とお話しながら、親子一緒に野菜を科学してみるのも楽しい体験かなと思います。