国家資格である保育士は、保育士国家試験を受け、合格しなければ取得することができません。筆記と実技の2つの試験を受験し、両方に合格することで保育士の資格を取得することができます。今回はそんな保育士国家試験の最新の試験日程に加え、オンライン・郵送による受験申請の仕方を詳しく解説します。これから保育士試験を受験しようとお考えの方は、参考にしてくださいね。
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保育士試験とは?
国家試験である保育士試験は、名前のとおり保育士資格を取得するための試験のことです。筆記試験と実技試験の2つの試験をそれぞれ受験し、両方に合格することで保育士の資格を取得できます。
例年、春(前期)と秋(後期)の年2回行なわれており、先に受験する筆記試験に合格すれば、実技試験へと進むことが可能です。
2023年の保育士試験の日程はいつ?
2023年の保育士試験は、以下の日程で実施されています。
前期試験
- 筆記試験:2023年4月22日(土)、23日(日)
- 実技試験:2023年7月2日(日)
後期試験
- 筆記試験:2023年10月21日(土)、22日(日)
- 実技試験:2023年12月10日(日)
2023年度に関しては、前期試験はすでに実施済みです。また、後期試験まではまだ日程に余裕がありますが、受験申請は7月26日(水)をもって終了しています。
2024年度の受験日程に関しては、まだ発表されていないため、全国保育士養成協議会のホームページからの発表をお待ちください。
保育士試験の受験申請方法とは
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これまで保育士試験の受験申請といえば郵送のみの対応でしたが、2023年度よりオンラインによる申請も可能となりました。ここでは、郵送とオンラインそれぞれの受験申請の進め方をご紹介します。
オンラインによる受験申請
まず、全国保育士養成協議会のホームページにアクセスし、「オンラインで受験申請をする」というボタンを押します。このとき、マイページ登録を促されるので指示に従いながら、登録を行なってください。
登録後は受験申請ページにアクセスし、個人情報を確認して、顔写真や証明書などをアップロードします。試験会場となる受験申請地などを選択します。
クレジットカード決済もしくはコンビニエンスストア決済で受験手数料を支払うと、受験申請受付完了を知らせるメールが届きます。これで申請完了です。
郵送による受験申請
郵送の場合は、まず「受験申請の手引き」を保育士試験事務センターから取り寄せなければなりません。
角型2号サイズの封筒を2通用意し、1通目の封筒に受験者の郵便番号や住所、氏名などを明記し、250円分の切手を貼って折りたたみます。1通目を2通目の封筒の中に入れ、「手引き請求」と朱書きし、保育士試験事務センターに郵送してください。
手引きが届いたら、受験申請書を記入し、顔写真の貼り付け、証明書などを準備します。専用の振替払込用紙が同封されているので、郵便局窓口にて払い込みを行なってください。
申請書裏面に振替払込受付証明書を貼付し、郵便局の窓口で簡易書留にて郵送すれば申請手続き完了となります。
受験申請は必ず受付期間内に済ませること!
オンラインも郵送も、受験申請には受付期間が設定されているので、必ず受付期間内に申請を済ませるようにしてください。
受付期間の日程自体は同じですが、郵送だと受付最終日の当日消印有効となるものの、オンラインだと受付最終日の午後5時までと受付終了時間が設定されているからです。
このように申請方法によって受付期間が異なるので、認識間違いなどがないように注意しましょう。
また、郵送申請を利用した場合は請求してから手引きが届くまで、約5~10日前後の日数がかかる場合があります。郵送で手引きを取り寄せる場合は、時間に余裕をもって手引き請求を行なうようにしましょう。
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郵送よりもオンライン申請のほうが手続きも簡単
受験申請者の利便性向上のために始まったオンライン申請ですが、実は郵送申請よりも手続きが簡単です。ここでは、オンライン申請を利用するメリットを解説します。
メリット1:申請にかかる費用を抑えられる
オンライン申請の場合、「受験申請の手引き」を取り寄せる必要がありません。そのため、手引き請求や振替払込受付証明書などを郵送するための費用を抑えることができます。
メリット2:申請受付状況を確認できる
登録した全国保育士養成協議会のマイページにて、申請受付状況や受験科目の確認をすることが可能です。申請内容が間違っていなかったか、申請は問題なく通っているかなどをリアルタイムで確認できるので、余計な不安を感じなくてよいでしょう。
メリット3:試験結果を確認できる
試験結果が、全国保育士養成協議会のマイページ上で確認できます。また、これまで郵送していた「結果通知書」や「合格通知書」なども電子化されているので、いつでもダウンロードが可能です。
保育士試験の申請はオンライン申請で簡単に済ませよう
保育士試験はこれまで郵送での受験申請しか対応していませんでしたが、2023年度よりオンラインでの受験申請の受付をスタートさせています。
これにより申請自体が簡単になり、お手持ちのスマートフォンやパソコンを使って手続きが行なえるようになりました。
郵便局の窓口に行く手間が省けたり、封筒や切手代を抑えたりできるため、受験申請者自身の利便性も向上しています。
2023年度はすでに受付期間が終了していますが、2024年度以降で受験をお考えの方はぜひオンライン申請を利用してみてはいかがでしょうか。
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