「保育者(ほいくしゃ)」とは、どのような人を指す言葉なのでしょうか?「保育士」との違いも気になりますよね。今回は保育者の意味や資質を紹介します。保育者が働く保育所や幼稚園、認定こども園など子どもと関わる仕事についてもまとめたので、「子どもが好き」「子どもと接する仕事に興味がある」という方は参考にしてみてくださいね。
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保育者とは
保育者とは、乳幼児を保育するすべての人のことを指します。
明確な定義は特になく、一般的には保育士や幼稚園教諭などの職業に就く人の総称として使用されることが多いでしょう。
また、子どもを育てる保護者や預かってお世話する親族に対して「保育者」と呼ぶこともあり、使い方はさまざまであるようです。
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保育者の資質
保育者は乳幼児のお世話や成長を見守りながら、健全な育成をサポートする大切な存在です。
保育者として職業に就く際は子どもに対して深い愛情を注ぎ、保育に関する技術、経験が求められるでしょう。乳幼児に関する知識やスキルを養い、専門性の向上に努めることが必要かもしれません。
また、子どもを取り巻く環境は少子化や待機児童問題などの解消に向けて、大きく変わっていくことでしょう。
保育者は社会の変化をふまえ、周囲の人々と協力しながら子どもの成長を見守っていくことが重要ですね。
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保育者と保育士の違い
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保育者は子どもと関わる人全般の総称を意味する一方で、「保育士」は国が定めた基準を満たし、国家資格を取得した人のことを表します。
保育士と名乗る場合は国家資格が必要になるため、言い間違えないように注意しましょう。
保育所や認定こども園、幼稚園で働く保育者ってどんな人?
乳幼児が通う集団生活の場には、主に保育所、認定こども園、幼稚園が挙げられます。
それぞれの施設の違いや働く保育者について詳しく見ていきましょう。
保育所
保育所(保育園)は、児童福祉法で定められた厚生省管轄の「児童福祉施設」です。
保護者の就労や病気などを理由に通う0歳~5歳児を預かり、生活全般のお世話や遊びのサポート、行事の企画運営、事務作業などを行ないます。
保育所で働く職員は多くが「保育士」資格取得者です。保育士資格を取得するための方法は主に2通りあります。
一つ目は、厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成施設(大学・短大・専門学校など)」で2年~4年学び、卒業する方法です。高校卒業後に保育士を目指す方は養成施設に進学する方が多いかもしれませんね。
二つ目は、全国各地で年2回実施される保育士試験を受け、合格する方法です。一定の受験資格を満たせば、社会人でも資格取得を目指すことができます。詳しくはこちらをご覧ください
幼稚園
幼稚園は、学校教育法に基づく文部省管轄の教育機関のひとつです。
就学前の満3歳~5歳児の教育を行ない、心身の成長や発達をサポートします。
幼稚園で働く職員は基本的に「幼稚園教諭普通免許状」の取得者です。幼稚園教諭普通免許状を取得するためには、大学や短大、専門学校などで必要な単位を取得し、卒業する必要があります。
養成校での免許状取得しか方法がなく、別途試験の受験などが単体でできるわけではありません。詳しくはこちらをご覧ください。
認定こども園
認定こども園は保育所と幼稚園が一体化した施設です。保護者の就労状況などに関係なく、0歳~5歳児を預かり、保育所同様に子どもの成長を見守ります。
認定こども園で働く場合は、基本的に幼稚園教諭普通免許状と保育士資格の両方の取得が必要になり、認定こども園で働く人は「保育教諭」と呼ばれます。
同時に両方の資格を取るには、厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成校」を卒業する必要があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「保育者」として子どもと関わる仕事
保育所や幼稚園、認定こども園以外にも保育者として働ける職場があります。
子どもと関わる仕事の例は以下の通りです。
- ベビーシッター
- 乳児院スタッフ
- 産科医院
- 幼児教室
- 歯科医院や美容院などの託児スタッフ
- 児童発達支援施設
- 児童養護施設
保育士資格がなくても働くことができる職場もあるため、「子どもと接する仕事をしてみたい」「子育て経験を生かして働きたい」などと考える方は、一度保育士バンク!にご相談ください。
また、保育士や幼稚園教諭免許状の資格を活かして、新しい職場への転職を考えられている方もお問い合わせお待ちしています。
保育者として子どもと関わる仕事を就こう
保育者は、子どもの成長をサポートする重要な役割を担います。
子どもと関わる仕事に就きたい方はまず、どのような職場があるのか知ることが必要でしょう。
保育士バンク!では、保育士や幼稚園教諭などの転職のサポートを実施しています。「0歳~2歳児対象にお世話したい」「小規模園でゆったり子どもと関わりたい」などの希望をお聞かせください。あなたが楽しく仕事ができる職場を一緒に探していきましょう。
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