寒さのピークを迎える2月。室内遊びが多くなる時期でもあるので、保育園でペンギンをテーマにした製作活動を行なってみてはいかがでしょうか。ペンギンは雪や氷の上で生活しているイメージが強いため、冬の時期にぴったりです。この記事では、ペンギンの製作アイデアを年齢別に紹介します。また、製作におけるねらいも一緒に確認しておきましょう。
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2月の製作活動におすすめ!年齢別ペンギン製作アイデア集
2月の製作活動におすすめのペンギン製作アイデアを紹介します。
【0歳~】ペンギンのイラストを描いた紙へのシール貼り
用意するもの
- ペンギンのイラストを描いた紙
- 丸シールや星型、雪の結晶などのシール
- クレヨン
作り方
- 保育士さんがあらかじめペンギンのイラストを描いておきます。
- 子どもの手の大きさに合わせた大きめのシールを数種類用意し、ペンギンのイラストの好きな場所にシールを貼ってもらえば完成です。このとき、ペンギンの周りに雪や星のシールを貼ると、冬の雰囲気が出るでしょう。
ポイント
事前に用意しておくペンギンのイラストは、ペンギンの身体の輪郭だけでOKですが、目やお腹の位置がわかるように軽くガイド線を入れておくと子どもたちも取り組みやすいかもしれません。
子どもに「お腹に雪を降らせよう」「くちばしを飾ろう」など声をかけながら、シールを自由に貼ってもらいましょう。貼り方にルールは設けず、感覚を楽しむのが大事です。
基本的にシールを貼るのがメインの工程となるため、0歳児の子どもでも遊ぶことができます。ただ、シールを台紙からはがすのが難しい場合もあるかもしれません。
苦戦している子を見かけたら、保育士さんがシールをはがすサポートをするようにしましょう。
【1歳~】手でくしゃくしゃにして作る!画用紙ペンギン
用意するもの
- 黒い画用紙(1枚)
- 白・オレンジの折り紙(各1枚)
- 白い大きめの丸形シール(2枚)
- 黒いペン
- のり
作り方
- 黒い画用紙をペンギンと羽の形に、白い折り紙をお腹の形に切っておきます。
- オレンジ色の折り紙を切り、足とくちばしを用意しておきます。
- 白い折り紙を手でくしゃくしゃに丸めます。
- (1)で用意したペンギン型の黒い画用紙に、くしゃくしゃにした白い折り紙を貼ります。
- (4)にオレンジ色の折り紙で作った足とくちばしをつけます。
- ペンギンの頭の位置に白い大きめの丸形シールを貼り、ペンで目を描けば完成です。
ポイント
ペンギンやお腹、足とくちばしを切る作業は事前に保育士さんが行なっておくと子どもたちの製作活動がスムーズに進むでしょう。
子どもたちには紙をくしゃくしゃにしたり、シールを貼ったりする工程に挑戦してもらいます。
このような比較的簡単な工程であれば、1歳くらいの子どもでも無理なく楽しめるでしょう。
【2歳~】指人形にもなる!折り紙ペンギン
用意するもの
- 青や水色の折り紙(1枚)
- テープ
ポイント
この折り紙ペンギンは比較的簡単な工程で折れるので、2歳くらいの子どもであれば作ることができるでしょう。
また、完成したあとに指人形にして遊べます。ただ、折ったままの状態だと裏側が開いているので、テープで固定したほうがよいでしょう。
みんなでたくさんの折り紙ペンギンを作って、指人形遊びに発展させてみてもいいかもしれませんね。
(詳しい作り方はこちら)【3歳~】大きさを変えれば親子ペンギンにもなる!折り紙のペンギン
用意するもの
- 黒や青の折り紙(各1枚)
ポイント
この折り紙ペンギンは少し細かく折る工程が多いので、3歳くらいの子どもたちの製作をする際に取り入れるとよさそうです。
折り紙のペンギンが完成したら、クレヨンや色鉛筆などで顔を描き入れましょう。折り紙が黒の場合は、白いクレヨンや色鉛筆を使うとよいでしょう。
また、折り紙の大きさの違うものを用意しておけば、ペンギンの親子を作れますよ。大人のペンギンは黒、子どものペンギンはグレーなど色を変えてみるのもいいかもしれません。
(詳しい作り方はこちら)【4歳~】トイレットペーパーの芯ペンギン
用意するもの
- トイレットペーパーの芯
- 黒い画用紙(1枚)または黒い絵の具
- 白・オレンジの折り紙(各1枚)
- 白(大)と黒(小)の丸シール
- のり
- はさみ
作り方
- トイレットペーパーの芯を黒い画用紙で巻きつけるか、黒い絵の具で塗り、ペンギンの身体を作ります。
- 白い折り紙を楕円形に切り取り、芯の前面中央にのりで貼り付けます。
- オレンジの折り紙を使い、小さな三角形(くちばし)と足の形を切り、くちばしは芯の上部に、足は芯の底にのりで貼り付けます。
- 白(大)と黒(小)の丸シールをくちばしの上に貼り、目を表現します。
- 黒い画用紙で羽を作り、左右に貼り付ければ完成です。
ポイント
画用紙や折り紙を切ったり貼ったりする工程が多いですが、4歳の子どもであれば難なくこなせるでしょう。
基本的には一人でできる部分が多いかもしれませんが、芯を黒くする作業は少し戸惑う可能性があります。
たとえば、紙を巻く作業が難しい場合は「ここを一緒に押さえよう」と補助をしてサポートするといいかもしれません。
【5歳~】ちょっとした工夫で動き出す!紙コップペンギン
用意するもの
- 紙コップ(1個)
- 水色・白・黄色の折り紙(各1枚)
- 電池(1本)
- 輪ゴム(1本)
- マジックペン
- テープ
- はさみ
ポイント
紙コップペンギン自体は、電池や輪ゴムを使わなくても作ることができます。しかし、これらのアイテムを追加するだけで、動き出す仕かけつきのペンギンが完成。
製作したあとは、クラスのみんなでだれのペンギンが一番動くか競ってみるのも楽しいかもしれませんよ。
この製作ははさみやテープを使うことになるので、5歳以上の子どもたちとの製作活動として取り入れてみるとよいでしょう。
(詳しい作り方はこちら)保育園で2月にペンギン製作をするときのポイント
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保育園の製作活動において、2月にペンギン製作を取り入れる際は以下のポイントを意識するとよいでしょう。
年齢に応じた難易度に調整する
子どもたちとペンギン製作を楽しむためには、子どもの発達段階に合わせた内容にすることが大切です。
たとえば、0~2歳児の場合は、シール貼りをメインにして、感覚的に楽しめる活動にするとよいでしょう。貼る場所を自由に選ばせることで、自分なりの工夫を体験できます。
一方、3~5歳児には画用紙や折り紙を使った立体的なペンギン作りを提案すると、より高度な表現に挑戦できるでしょう。
簡単に手に入る材料選び
保育園での製作では、準備や片付けがしやすい材料選びが重要です。たとえば、トイレットペーパーの芯や画用紙、折り紙などの手に入りやすいものを使うとスムーズに進められるでしょう。
また、廃材を活用するアイデアもおすすめです。牛乳パックや紙皿を使えば、コストを抑えながらもユニークな作品を作ることができますよ。
これらの材料を使うことで、子どもたちにエコの意識を自然に伝えることができるかもしれませんね。
製作後の活動を考える
完成した作品を活かして、製作後も楽しめる工夫をするのがおすすめです。たとえば、作ったペンギンを保育室に飾って「冬の動物展」を開くと、自分の作品を見てもらえる喜びを感じられるでしょう。
また、子どもたちに「このペンギンはどんなペンギン?」と質問して、自由に物語を話してもらうことで、発想力や表現力を育めるでしょう。
保護者を招いて作品を披露する場を設けると、家庭でも話題が広がり、子どもたちは達成感を感じられるかもしれませんね。
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2月の製作活動におすすめ!ペンギン製作のねらいとは
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冬の動物というイメージが強いペンギン。そんなペンギン製作を楽しむねらいには、以下のようなものがあります。
活動のねらいを押さえておくと、指導案を作る際に目的が明確になるので、指導案作成時の参考にしてくださいね。
冬の季節を感じながら自然や動物に対する興味を育む
冬の時期にペンギン製作を行なうことで、子どもたちに季節の特徴を感じてもらうきっかけとなるかもしれません。
雪や氷のイメージが強いペンギンは、冬を象徴する動物として親しみやすく、子どもたちも興味を持ちやすいでしょう。
また、製作を通じて動物や自然について考える時間を作ることで、「寒いところに住んでいるペンギンってどんな生活をしているのかな?」といった疑問や好奇心を引き出すことができそうです。
工作を通じて手先の発達と表現力を育む
使用する材料にもよりますが、製作には折り紙や画用紙を切ったり貼ったりする工程が多い傾向にあります。これにより、手先や指先を調整する能力を養うことが期待できるでしょう。
また、シールを貼る、色を塗るなどの作業を通じて、自分なりのペンギンを作る楽しさを体験し、表現力を育むことも期待できます。
保育士が「ペンギンの顔はどんな表情にする?」と問いかけると、子どもたちは自分なりのアイデアを表現しようとする姿勢が生まれていくでしょう。
みんなで作る楽しさを通じて協力する力を育む
ペンギン製作を一人ひとりではなくグループで行なうと、「みんなで作る楽しさ」を感じられる活動になります。
たとえば、「大きなペンギンをみんなで作ろう!」といったテーマを設定すれば、役割分担をしたり、材料をいっしょに準備したりする過程で自然と協力する力が育まれていくでしょう。
また、「この色がいいね!」や「ここを貼るのを手伝って!」といった会話が増えることで、子ども同士のコミュニケーションも活発になることが期待できるかもしれませんね。
作品が完成したという喜びが子どもたちの自信につながる
ペンギン製作を終えたとき、子どもたちは「自分で作れた!」という達成感を感じることもあります。
この「できた!」という喜びは、子どもたちに自信がついたり、次の活動に積極的に参加しようという意欲にもつながったりするでしょう。
完成したかわいいペンギンを友だちと見せ合ったり、「これ、家に持って帰りたい!」と言ったりする姿から、子どもたちの成長を感じられるかもしれません。
また、保育室に飾ることで、保護者やほかの子どもたちに見てもらえる機会ができ、「すごいね!」とほめられたり注目されたりするという体験ができるでしょう。
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2月にぴったりのペンギン製作で楽しい冬を過ごそう
2月にぴったりのペンギン製作は、冬の季節感を楽しみながら、子どもたちの想像力や表現力を引き出すことのできる活動です。
完成したペンギンは、遊びに使ったり、保育室に飾ったりするなど、さまざまな遊び方に発展できます。
この冬、ぜひペンギン製作を取り入れて、子どもたちといっしょに楽しい時間を過ごしてみてくださいね。
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