保育にぬりえを取り入れることがあるでしょう。期待できる子どもへの効果をおさえておくと、活動の目的が明確になるかもしれません。今回は、保育園でぬりえを使った遊びをするねらいや、ぬりえを効果的に活用するポイントなどを紹介します。
maroke / stock.adobe.com
保育にぬりえを取り入れるねらい
ぬりえは、色のないイラストなどにクレヨンや色鉛筆などを使って好きな色をつける遊びです。
室内で楽しめるので、雨の日に行なう遊びとして取り入れてもよいですね。
保育園でぬりえを導入することには、次のようなねらいが挙げられるでしょう。
・手先の器用さを育てる
・色彩感覚を養う
・創造力を高める
・集中力を高める
・情緒を安定させる
ぬりえの活動を通して、子どもにとってさまざまなメリットが期待できそうです。
これらのねらいを踏まえながら、ぬりえを積極的に活用してみましょう。
保育におけるぬりえの効果
Kataieva / stock.adobe.com
では、保育園でぬりえを行なうことによって、子どもの成長にどのような効果をもたらすのでしょうか。以下、具体的にまとめました。
認知能力が高まる
子どもは、色を自分で選びながら色の名前や色の違いを学び、色彩感覚を養うことができるでしょう。
また、さまざまな形を見ながら観察力が養われたり、形の違いを認識する力がついたりすることも期待できそうです。
「赤と青を混ぜるとどんな色になるかな?」「雲はどんな形をしているかな?」などと保育士さんが声をかけながら進めてみましょう。
創造力が育まれる
子どもは、イラストに色を塗りながら、自分の思い描く色合いに近づけようとするでしょう。
ぬりえが完成するイメージをふくらませながら活動することで、子どもの創造力や想像力を育むことにつながります。
集中力が高まる
一つの作品を完成させるために集中して取り組むことで、集中力や持続力を養うことが期待できるでしょう。
最後までぬりえを完成させるのが難しそうな子どもには、保育士さんが「色が増えてどんどんきれいになっていくね。」などと声をかけながら進めるとよいでしょう。
手先の運動能力が向上する
ぬりえの活動を通して色鉛筆やクレヨンを使うことで、子どもは手や指の細かい動きを習得します。線からはみ出ないよう工夫しながら色付けをする作業を通して、手先の器用さを向上させることができるでしょう。
保育士さんは、「線の中からはみ出さないように塗れるかな?」などと声をかけるとよいかもしれません。
情緒の安定につながる
ぬりえに集中することで、リラックス効果があるといわれているようです。
ぬりえの活動を通して子どもの気持ちが落ち着くことが期待でき、情緒の安定を図る援助につながるでしょう。
自己肯定感を高める
子どもは、ぬりえが完成することで達成感を味わい、最後までやりきれたことに対して自信を持つことができるかもしれません。
「最後まできれいに塗ることができたね。」などと子どもをほめることで、自己肯定感を高めることにもつながるでしょう。
教育的な活動に興味が持てる
通常のぬりえに慣れたら、アルファベットや数字などが楽しく学べるようなぬりえを活用してみましょう。
子どもがぬりえに親しみながら、さまざまな分野の学習に興味を持つきっかけになりそうです。
簡単1分登録!転職相談
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師など
保育関連の転職のご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!
保育にぬりえを取り入れるポイント
jikoman / stock.adobe.com
ここでは、保育園でぬりえを取り入れる際に注意することなど、ポイントをまとめました。
子どもの興味をひくデザインを用意する
ぬりえを行なう場合、子どもが積極的に色を塗りたいと思えるように子どもに親しみのある題材を選ぶとよいでしょう。
最初は子どもに人気のあるアニメや絵本のキャラクターなどをテーマにしたぬりえを用意するのも、よいかもしれません。
子どもの発達段階に合わせる
子どもの年齢や発達段階に適したぬりえを用意するようにし、塗る作業が難しいと子どもが感じないように配慮しましょう。
たとえば、乳児には動物や果物などシンプルなデザインを用意し、年齢が進むにつれて細かい部分の多い複雑なデザインを選ぶようにするとよさそうです。
行事の一環として取り入れる
保育園では、一年を通していろいろなイベントを開催することでしょう。
七夕やクリスマス、ひな祭りなどに関わるデザインのぬりえを行なえば、子どもにとってより行事が楽しみになりそうです。
また、遠足で動物園へ行く場合は、動物のぬりえを導入することでいろいろな動物に興味を持つきっかけになるかもしれません。
素材を豊富に用意する
色鉛筆やクレヨン、絵の具など、さまざまな素材を使ってぬりえを行なえば、子どもの興味や創造力をより引き出すことができそうです。
子どもが自由に好きな色を選べる環境を整えることも大切でしょう。
自由な表現を認める
ぬりえの塗り方を強制せずに、子どもの「やりたい」という気持ちを尊重しましょう。
保育士さんや友だちといっしょにがんばりを認め合うことで達成感を感じることができそうです。「素敵な作品ができたね。」と、完成した作品を保育室に展示してみましょう。
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録保育士バンク!の新着求人
お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!
選択済みの市区町村
保育にぬりえの活動を積極的に取り入れてみよう
ぬりえは保育に気軽に取り入れることのできる活動のひとつ。
ぬりえを通して、色彩感覚や手の器用さを養ったり、想像力が向上したりと、子どもの成長につながるさまざまな効果が期待できそうです。
日々の保育にぬりえを積極的に取り入れ、楽しく遊びながら子どもの発達をサポートできるとよいですね。
保育士バンク!では、保育に使える遊びのネタを紹介するほか、さまざまな情報を配信中!
また、あなたにぴったりな職場を提案する転職サポートも行なっています。
・もっと通いやすい立地の保育園に転職したい
・保育士資格を活かして保育園以外の職場で働きたい
・子どもを預けている保育園の近くに転職したい
など、転職についてお悩みの方は、キャリアアドバイザーにご相談ください。
情報収集のみでもOK♪自分に合う働き方をいっしょに見つけましょう。
保育士バンク!の新着求人
お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!