持ち帰り仕事の多さから、仕事を辞めたいと思ってしまう保育士さんも多いのではないでしょうか。持ち帰り仕事があると体力的に辛く、子どもたちのためとは思いつつも、残業代が出るわけではないのに…とストレスを感じてしまいますよね。今回は、保育士の持ち帰り仕事を減らす・無くす方法をいくつか紹介します。
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辞めたいほど多い…保育士の持ち帰り仕事例
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朝から夜まで子どもたちを預かる保育士という仕事。子どもたちと接している時間は手が離せず、保育以外の業務を勤務時間外に行なっているという人も少なくないようです。
具体的にどのような仕事を持ち帰っているのでしょうか。
- 年間や月ごとの指導計画
- 子ども一人ひとりの保育記録
- 園のおたよりやクラスだより
- 運動会や発表会などイベントの衣装・小道具の作成
- 制作物(壁面、おもちゃなど)
- 子どもの作品集、アルバムの作成
- 実習生の実習記録の確認
時期などにもよりますが、かなり多くの業務を持ち帰って行なっているようですね。
恒常的な持ち帰り仕事は、精神的にも体力的にも消耗し、翌日以降の保育の質低下にもつながりかねません。ひいては子どもたちの安全に関わる事態を引き起こしてしまう可能性も。
このような状況に、保育士さんはどのように対処すればよいのでしょうか。
「辞めたい」を解消!保育士の持ち帰り仕事を減らす方法
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自分の心と身体にストレスを与え、子どもたちの安全を損なう原因となることもある持ち帰り仕事。できる限り減らせるといいですよね。
ここからは、持ち帰り仕事を減らす方法を紹介します。
仕事の効率を上げる
いちばん取り入れやすいのは、仕事の効率を上げることです。
まずは1日のスケジュールを頭に浮かべ、それぞれにどれくらい時間がかかりそうか、どれを優先すべきか考えてみましょう。業務の簡素化や省略ができれば、別の仕事を進める時間を確保でき、持ち帰り残業を減らせるかもしれません。
また、全ての仕事で完璧を求めすぎないことも意識できるとよいですね。特に、飾りつけや衣装などの制作物は、細部までこだわっているとキリがありません。まずは8割程度の完成度を目指して取り組んでみましょう。
その他、効率よく業務をこなす方法はこちらの記事にて紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
同僚や上司に相談する
いっしょに働く同僚や、上司の保育士に相談するのもひとつの方法です。
同僚とは、それぞれの得意な作業を分担して行なうと、作業時間の大幅短縮につながるかもしれません。例えば、自分はシンプルな作業系が得意で、同僚は裁縫が得意な場合、自分は材料を切り、同僚は衣装を仕上げるといった形です。
それぞれが得意な分野を知ることができ、円滑なコミュニケーションにもつながるでしょう。保育の現場では、チームワークも大切です。
それでも持ち帰り仕事が減らないという場合は、上司に相談してみましょう。
さらに、ただ「持ち帰り仕事が多いので減らしたい」と伝えるよりも、“どんな”持ち帰り仕事をしているのか、“なぜ”持ち帰り仕事をしなくてはならないのか、“どうしたら”持ち帰り仕事を減らせると思うかなどをあらかじめ簡単に考えておくとよいでしょう。
より解決方法を考えやすくなるはずです。
持ち帰りの少ない職場へ転職する
上記のように、自分で努力したり周りに働きかけたりしても改善しない場合、比較的持ち帰り仕事が少ないと考えられる職場に転職するのもひとつの方法です。
比較的行事の少ない園
保育士の持ち帰り仕事例で前述したとおり、イベントごとの準備は保育士の持ち帰り仕事でもよく挙げられます。つまり、イベントごとが少ない施設では、準備の回数・内容も少なくなることが考えられます。
例えば、企業内保育園、院内保育園、小規模保育園では、規模が小さく、子どもも少人数なので、他の保育施設と比べて行事が少ないことが多いようです。
なかでも託児所は、保育をするのではなく子どもを預かる機関なので、大きな行事がなく、準備に追われることは少ないでしょう。
ICTの導入が進んでいる園
最近では、業務負担軽減を目的としてICT技術を取り入れている施設も増えているようです。
ICTとは、「InfomationandCommunicationTechnology」の略のことで、IT(情報技術)にコミュニケーションの機能を加えたもののことを指します。
保護者との連絡ツール、園児の情報管理など、これまで手作業で行なわれていた業務が電子化されることで、より効率的に業務に取り組むことができるでしょう。
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一度働き方を見直してみてはいかがでしょうか。
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