保育士3年目で仕事ができないと悩みを抱いた場合、どんな風に解決すればよいのでしょうか。周りの保育士さんと比較して自分の不甲斐なさに落ち込んだり、一生懸命取り組んでも空回りしてしまったりと自信を持てない方もいるでしょう。今回は、保育士3年目で仕事ができないと悩む原因やすぐに試せる3つの対処法を紹介します。

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保育士3年目なのに仕事ができない…辛い
保育士として一生懸命働いて3年目。
頑張ってきたつもりでも「仕事ができない」「成長していない気がする…」とネガティブな気持ちを抱いてしまう方もいるよう。
中には学年リーダーや主任、新人育成を任せられる存在となり、その責任の重さに戸惑うこともあるかもしれません。
なぜ3年もの経験を重ねているのにも関わらず、自分に自信が持てずに悩んでしまうのでしょうか。
まずは保育士3年目で仕事ができないと考える原因について詳しく見ていきましょう。
保育士3年目で仕事ができないと悩む原因

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周りからネガティブなことを言われる
経験を積み重ねても周囲からの評価を得られないと、自分の仕事のできなさに悩んでしまいますよね。
同僚や先輩保育士さんに
「あなたに任せたのにどうしてできないの?」
「〇〇先生があなたの働きに不満をもってるみたい」
「あの子どもへの接し方はなに?もっと厳しくしないと!」
など嫌なことを言われると辛い気持ちになるだけでなく、職場でどう立ち回ってよいかわからなくなってしまう場合もあるでしょう。
仕事が慣れてきてミスが多くなる
新人の時は一つひとつの仕事をこなせば褒められていたことが、いつしかできて当たり前になっている業務も多いもの。
同僚に報告しなければないことを伝え忘れてしまったり、書類の提出が遅れてしまったり、ミスが続くと悩みますよね。
また、先輩保育士さんが全くミスがない方の場合、仕事ができない自分と比較して落ち込むこともありそうです。
業務を効率的にこなせない
保育士は子どものお世話や保護者対応、書類作成、行事の企画・運営などさまざまな業務をこなす仕事です。3年目ともなると会議の進行や行事のまとめ役などさらに業務が増えることも予想されます。
そんな中「仕事が効率的にこなせない」「いつも仕事に追われて余裕がない」といった状況が続くと仕事のできなさに自分を責めてしまいそうです。
新人保育士さんを育てられない
経験を積み重ねると実習生の指導担当になったり、新人育成を任せられたりすることもあるでしょう。
担当になれば保育日誌の添削や声かけの指導など、さまざまな業務をこなす必要があります。しかし、自分の指導力に自信が持てないと、どう育成してよいのかわからず、戸惑うこともありそうです。
また、同期がしっかり者で卒なくこなす場面を見ると「自分は指導に向いていないのでは?」と悩みを抱えることもあるかもしれません。
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保育士3年目なのに仕事ができないと悩んだときの対処法3選
保育士3年目に仕事ができないと悩んだら以下の3つの対処法を試してみましょう。
自分と向き合う
まずは自分が悩んでいる原因を明確にしていきましょう。
他人からの評価なのか、仕事が効率的にこなせないからなのか、原因を特定して解決方法を考えることが大切です。
ここからは自分と向き合う方法を紹介します。
①紙に書き出す
まずは悩みを紙に書き出しましょう。
書き出すだけですっきりすることもあるかもしれません。
箇条書きにしてみると「意外と悩みが少ないかも…」という気づきにもつながりそうです。
②自分で解決できるか判断する
続いて自分で解決「できるもの」と「できないもの」に分けていきましょう。
例えば、先輩保育士さんに否定的な言葉を投げかけられたり、人間関係を理由に悩んでいたりするとそれは自分自身だけでは解決できないものですよね。
相手の感情をコントロールするのは難しいため、「自分は自分、人は人」と割り切って相手の言動や行動に振り回されないようにしましょう。
自分で解決できるものについては完璧を求めずに、小さな目標を立てて達成できた時はきちんと自分を褒めましょう。その積み重ねが自己肯定感を高めることにつながりそうです。
尊敬する先輩保育士さんを観察する
自分の仕事のできなさに悩んだら、尊敬する先輩保育士さんがどのように子どもと接しているのか、業務をこなしているのかを観察してみましょう。
言動や行動を真似ると解決策が見えてくるかもしれません。
また、先輩保育士さんに悩みを打ち明けてアドバイスを求めることも大切です。
中には「私もそういう時期があったよ」と親身になって話を聞いてくれる方もいるでしょう。
相談したことで違った視点から物事を考えられるきっかけになるかもしれません。
職場を変えることを検討する
「3年も頑張っているのにどうしてこんなに辛いの…」と今の状況に不安を感じたら、職場を変えてみるのも一つの方法です。
落ち込む原因が環境にある可能性もあります。新しい職場では保育士としてやりがいを持って働けることもあるでしょう。
現在、保育業界は人手不足の状況が続いています。あなたを必要とする職場がきっとあるはず!3年間培った経験を活かすことができる、自信を持って働ける職場を探してみましょう。
保育士3年目は節目の時期。転職先をお探しの方は
保育士3年目といえば、環境にも慣れてこれから保育士としてどのように経験を積むべきか、悩む時期かもしれません。
ときには仕事のできなさに不安を抱えることもあるでしょう。その際は、一度立ち止まって自分と向き合い、解決策を考えることも大切ですね。
また、環境を変えて保育士としてのキャリアを積むのも一つの方法。
そんな時は保育士バンク!にご相談ください。
園の内情に詳しいアドバイザーがあなたらしく働ける職場をいっしょにお探しいたします。
「気持ちにゆとりを持って子どもと関わりたい」「温かな雰囲気の職場を紹介してほしい」というご相談も承りますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね。
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