花粉症に悩む保育士さんは、どのように対策をすればよいのでしょうか。保育中にくしゃみや鼻水が止まらなければ辛いですよね。日頃から花粉を体内に取り込まないよう対策をする必要があるでしょう。今回は、花粉症を持つ保育士さんが実践できる方法を紹介します。あわせて、花粉症の子どもに向けて保育園でできることもまとめました。

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花粉症持ちの保育士さんは辛い!
花粉症を持つ保育士さんは、保育中でも症状に悩まされることがあるのではないでしょうか。
そもそも花粉症とは、スギやヒノキ、シラカバなど植物の花粉により鼻水やくしゃみやが止まらなくなったり目がかゆくなったりと、さまざまなアレルギー症状を引き起こす病気です。
花粉の飛ぶ季節にだけ症状が現れるという特徴があり、地域や植物の種類によって花粉の飛散量は異なるようです。
保育士さんは一年を通して、子どもの散歩などで屋外に出ることがあるでしょう。
花粉症持ちの保育士さんにとってツラい時期を、どうにかして乗り越えられるとよいですね。
今回は、保育園や日常生活においてできる花粉症対策を紹介するので、できることから取り入れてみてくださいね。
花粉症に悩む保育士に向けた対処法

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保育中に花粉症の症状が悪化すれば、仕事に差し障るかもしれず心配ですよね。
そうならないように、保育園で実践できることや日頃から意識したい花粉症対策をまとめました。
帽子、メガネ、マスクを着用する
室内で遊んでいる時よりも、園外ですごしているときの方が頭や顔などに花粉が付着しやすいでしょう。
そのため、散歩などで外に出掛ける際には帽子やメガネ、マスクなどで頭や目、顔を覆うようにすれば、付着する花粉の量を抑えることができそうです。
なお、帰宅したらしっかり洗顔やシャンプーをして、花粉を洗い流しましょう。
衣服についた花粉を払い落とす
衣服についた花粉は軽く払えば落とすことができるので、外から園内に入るときや帰宅した際には花粉を払い落とす習慣をつけるとよいでしょう。
子どもの通園時や散歩を終えたときにも行うようにすれば、園内に持ち込む花粉の量を減らすことができるかもしれません。
薬を使用する
医師より飲み薬や点眼薬、点鼻薬などを処方されれば、使い続けることで辛い症状が和らぐでしょう。
日々忙しくてなかなか医療機関を受診できない場合は、市販の薬を使用してもよいかもしれません。
グッズを活用する
花粉症を和らげるグッズを活用するのも、症状を和らげる方法として有効でしょう。
花粉の付着を防ぐグッズとして、衣服や髪に噴射するスプレーや、鼻孔や鼻周辺に塗るジェルなどが市販されています。
保育中の使用感が気になる場合は、あらかじめ休日に試しておくとよいかもしれません。
なお、花粉症に有効な精油もあるようです。
症状に合わせてアロマオイルを日常に取り入れれば、気分もリフレッシュできそうですね。
免疫力を高める
花粉症においても、免疫力を高めることは大切なことです。
睡眠時間をしっかりと確保し、野菜を多く摂取するなど食事にも気を配りましょう。
この機会に、生活習慣を整えてみてくださいね。
花粉の少ない場所で活動する
先述したように、花粉症の原因は植物の花粉の飛散によります。
そのため、スギやヒノキなど花粉症を引き起こす植物を植生していない地域に行くことで、アレルギー症状が和らぐこともあるようです。
休日などに花粉の少ない場所へ出掛ければ、気分転換しながら症状をおさえることができるかもしれませんね。
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花粉症を持つ子どもに向けて保育士ができる対策

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ここまで花粉症に悩む保育士さんに向けて紹介してきましたが、子どもたちのなかにも症状に悩んでいる子がいるかもしれません。
花粉症は風邪と症状が似ているので見逃しがちですが、鼻水が透明な色をしていたり目がかゆかったりする場合は、子どもに対しても花粉症かどうか疑ってみましょう。
ここでは、花粉症の子どものために保育園でできる対策をまとめました。
服装について提案する
ウールなど毛織物が素材の衣服は、花粉が付着しやすいようです。
花粉症対策として、綿やポリエステルなど化学繊維の服が望ましいことを保護者に伝えてみるとよいでしょう。
うがいをさせる
子どもにとって、風邪予防としても有効なうがい。
喉に付着している花粉を取り除くためにうがいを習慣付ければ、花粉症の予防につながるかもしれませんね。
花粉を体内に取り込まないために、保育士さん自身もいま紹介したことを実践するとよいでしょう。
出典:保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)/ 厚生労働省
保育士や子どもにとって辛い花粉症!和らげる対策を取り入れてみよう
今回は、辛い花粉症と戦っている保育士さんに向けて役立つ情報をまとめました。
長時間を過ごす保育園において花粉症対策を行うことは、保育士さんだけでなく、子どもの症状を和らげるためにも有効でしょう。
なお、「花粉症が辛い」のは、現職場の立地状況による可能性も。
思い切って働く場所を変えるのも、花粉症を和らげる方法のひとつといえそうです。
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