発達過程のひとつに、「なぜなぜ期」が存在します。「イヤイヤ期」は知っている人が多いかもしれませんが、なぜなぜ期は初めて聞いた人もいるかもしれません。しかし、くわしい内容やいつ頃表れるのかを知ると、「こんな子どもの姿見たことある!」とピンと来る保育士さんもいるでしょう。なぜなぜ期について、くわしく紹介します。

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なぜなぜ期が起こる理由は?
子どものなぜなぜ期は、発達段階のひとつといえるでしょう。
好奇心が高まり、成長しているからこその姿といえるかもしれません。
もちろん、なぜなぜ期がないからといって好奇心がないというわけではなく、子どもによってなぜなぜ期の有無や何歳に表れるのかは異なります。
子どものなぜなぜ期とはなにか、何歳頃から始まるのかなど、くわしく紹介します。
保育士の疑問:なぜなぜ期とは

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そもそも「なぜなぜ期」とは、子どもがなにに対しても「なんで?」を繰り返す姿のことを指します。
心理学では、「質問期」ともいわれており、とにかく質問が止まらないようです。
では、いつ頃からどういった理由で始まるのでしょうか。
いつからなぜなぜ期が始まる?
なぜなぜ期の始まりは、2歳頃といわれています。名前を尋ね始める第一質問期が「命名期」「ナニナニ期」などとも呼ばれます。
3、4歳から6歳頃は、理由などの具体的な内容を尋ねる第二質問期となるようです。
なぜなぜ期が来ない子もおり、個人によって時期も異なります。
質問を繰り返すのはなぜ?
なぜなぜ期の子どもは、好奇心や知識欲の高まりから質問を繰り返すようです。
自然な発達の流れと捉えてよいでしょう。
しかし、なぜなぜ期を微笑ましく思える半面、何に対しても「なんで?」といわれてしまうことに、保護者の方は悩む人も多いようです。
保育士さんも、戸惑ってしまうかもしれないですね。
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保育士の対応術:なぜなぜ期の子のかかわり方

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子どもの「なんで?」に対してのかかわりは、会話しながら答えることが一番適切かもしれません。
しかし、答えても答えても永遠に「なんで?」が続くのがなぜなぜ期。
何歳頃に終わるのかも個人によって違うため、子どもの気持ちを汲み取りつつ対策していくことが大切でしょう。
なぜなぜ期にある質問例とあわせて、保育士さんのかかわり方を紹介します。
いっしょに考える
子どもの疑問に答えられない、そもそも考えもしかったようなことに対して質問を投げかけられることがあります。
子どもの好奇心を遊びにつなげ、発展させていけるようなかかわりをするとよいでしょう。
子ども「これなに?」
保育士「これはみかんだよ。」
子ども「なんでみかんはオレンジ色なの?」
保育士「なんでだろう、調べてみようか。」
答えが分からないときもあるかもしれませんが、友だちに聞いたり、それぞれの予想を話しあったり、「先生おうちで調べてくるね」と伝えたりして、子どもの気持ちを受け止めていけるとよいでしょう。
逆質問してみる
繰り返される「なんで?」には、保育士さんが逆質問してみてもよいでしょう。
保育士「今日は散歩に行くよ」
子ども「なんで?」
保育士「天気がよいからだよ」
子ども「なんで天気がよいから散歩に行くの?」
保育士「気持ちよいからだよ、○○くんは天気がよい日なにしているの?」
回答できる部分は答えて会話しつつ、保育士さんも子どもに質問してみることで、子どもの「なんで?」が止まり会話になるかもしれません。
子どもの質問に対して、イライラしたり、「分からない」だけで終わらせたりするのではなく、保育士さん自身も、子どもとのやり取りを楽しめるとよいですね。
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なぜなぜ期とはなにか、保育士さんのかかわり方を紹介しました。
子どもは成長する中で、さまざまな姿を見せてくれますね。
時期に応じた発達目安を知り、予想される子どもの姿や質問例を知ることは、保育士として大切なことでしょう。
かかわりが難しいと感じるところもあるかもしれませんが、学びながら保育をしていきましょう!
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