保育士さんは、子どもとかかわる以外の時間や仕事量がたくさんあるのではないでしょうか。保育が好きでもその状況につらくなり「辞めたいな」と考え始める人もいるでしょう。今回は、仕事量についての悩みや解決策を紹介します。保育士自体を辞める決断ではなく、負担を減らして保育士を続けられるよう考えていきましょう!

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目次
仕事量が多いことが原因で辞めたいと思う保育士さんは多い
保育士さんの負担となる大きな要因が、「子どもとかかわる以外の仕事量が膨大であること」ではないでしょうか。
事務作業などに追われてしまい、子どもとのかかわりが減ってしまったり、保育に充分向き合えなかったりすることもあるかもしれません。
単純な仕事量の多さだけではなく、作業ばかりで子どもと向き合えていないことに疑問を持ったり、つらくなったりして退職する場合もあるでしょう。
保育士さんはなぜ、仕事量が多くなってしまうのか、要因を紹介します。
なぜ保育士は仕事量の多さに悩むのか

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保育士さんの負担となっている仕事内容はどのようなものがあるのでしょうか。
くわしく紹介します。
書類の負担
保育にはクラスのおたより、毎日の連絡帳、日誌など、記入しなければならないものがたくさんあります。
指導計画などは担任業務の場合も多く、書類作成の負荷が現場保育士に集中しているといえるでしょう。
日中の事務作業は主に子どもの午睡中がまとまった時間となりますが、睡眠チェックもあるため、落ちついて作業できる時間があまりないのかもしれません。
また、「連絡帳は温かみを感じるため手書きの方がいい」という思いがある職員や保護者もいるため、手作業で行っている園もあるでしょう。
ICT化における苦労
そもそもICTとは、タブレットやスマートホンなどの情報通信技術を使ってコミュニケーションやサービスに活かすことです。
保育業界でもICT化が進み、アプリで連絡帳を入力したり、登園降園時間を保護者に打刻してもらったりしている保育園が増えてきています。
作業効率が上がる一方で、入力漏れがないかの確認が必要だったり、電子機器の操作が不得意な人がいたりする理由から、苦労する場合もあるようです。
保育に関する相談
保育士さんは、シフト制の職場が多く出退勤の時間が異なるため、悩んだときに相談するタイミングがなかったり、話しづらかったりするようです。
仕事量が多い中で、自分の気持ちも打ち明けられないとなると、負担も大きくなるでしょう。
職員会議などの場はあるものの、その分残業や仕事が後回しになってしまうという悪循環もあるかもしれません。
職員の連携
保育園は職員間の連携が大切でしょう。
しかし、複数ある書類は担任が記入する必要があるため、現場の保育士に負担が集中している一方で、担任以外の職員の役割分担が曖昧で、業務の偏りや不明瞭さがあるようです。
準備物の多さ
保育士さんは、日々の保育や製作に加え、運動会や発表会など季節行事の準備も必要になってくるでしょう。
手づくりおもちゃをつくる保育園もあるかもしれません。
「子どもたちのためにやってあげたい」という思いから、つい無理をしてしまう保育士さんもいるかもしれないですね。
保育への配慮
保育園には、さまざまな子どもがいます。発達にも違いがあり、アレルギーや体調など、一人ひとりに配慮しなくてはならないでしょう。
保育を第一に考えていると、事務作業などは後回しにせざるを得ないかもしれませんね。
保護者対応
保育士さんの悩みのひとつに保護者対応が挙げられます。
保護者とは、どうしても相性が合わなかったり、意見の食い違いが生じたりすることもあるでしょう。
また、保護者からの相談や話し合いなどには、しっかりと時間をつくる必要があるのでしょう。
出典:令和元年度 保育士の業務の負担軽減に関する調査研究事業報告書/厚生労働省
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保育士辞めたいと思う前に…仕事量を軽減する対策

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先述の内容を見た保育士さんは、共感できる部分もあったのではないでしょうか?
ここからは、保育士さんたちの仕事量や負担を減らすためにできることはなにかを考えていきましょう。
ICT化の導入
アプリやインターネット上での管理になると、手書きの手間が省けるだけではなく、管理も簡単でしょう。
アプリなどの操作は、慣れてくれば業務負担の軽減に大きく役立つかもしれません。得意な人が率先して導入やレクチャーしていけるとよいですね。
どちらかというと施設長クラスの職員に苦手意識が強いようです。
若手の活躍の場としても、ICT化を活用していくとよいでしょう。
事務時間の捻出
保育園全体で協力して、職員一人ひとりの事務作業の時間を捻出できるとよいですね。
状況を見て、業務負担が集中している担任保育士以外が保育に入るなど、工夫をする必要があるでしょう。
しかし、人員不足もあり難しい保育園もあるのではないでしょうか。
また、クラス会議や上司との面談など、悩みを相談したり共有したりする時間も作れるとよいかもしれません。
作業分担する
業務負担が偏らないように、職員への分担を明確にするとよいでしょう。
書類は担任保育士、製作はパートやアルバイトの保育補助の保育士、などとできることをそれぞれに分担するとよいのではないでしょうか。
また、職員それぞれの得意不得意も把握し、効率的に作業ができるよう工夫していけるとよいかもしれません。
行事の見直し
保育園の行事は準備物も多く、サービス残業や持ち帰り仕事につながる要因のひとつでしょう。
作業ばかりに追われていると、気持ちにゆとりがなくなってしまいますよね。
行事を見直すことで心も時間もゆとりが生まれ、日々の保育がよりよいものとなるかもしれません。
保育に活かせることは何かを考える
保育士さんがしている作業で、保育に取り入れられることはないでしょうか?
たとえば、毎月保育士さんが作っている壁面を子どもたちの作品にすると、仕事量も減り、作業時間短縮になりそうですね。
子どもにとっても、楽しい活動が増え、自分たちの製作物が飾ってあることはよろこばしいことではないでしょうか。
転職を視野に入れる
業務改善の対策は、保育園全体で取り組む必要があるでしょう。
しかし、言い出しづらかったり、協力的ではなかったりする場合もあるかもしれません。
また、人員不足などはすぐに改善できるものではないでしょう。
今の保育園で現状を変えようとするよりも、保育士さん自身が環境を変える方が、仕事量を減らし保育に向き合うための近道になるかもしれません。

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「仕事量が多いから辞めたい…」そう思っても保育士自体を辞めなくていい!
保育士さんの仕事量について紹介しました。
今回の記事を読んで、「仕事量の多さはどうにもならないのかも」と思った保育士さんもいるかもしれません。
保育士が業務過多なのは当たり前、と保育士をやめる決断をした人もいるでしょう。
しかし、仕事量を軽減するための対策に取り組んでいる保育園は多くあります。
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