ボーナスもらってすぐ辞めるのってアリ!?保育士さんが退職を切り出すタイミングや伝え方

賞与支給後に「ボーナスもらってすぐ辞めるのって大丈夫かな?」と退職について悩む保育士さんも多いよう。「賞与が少なすぎる」「いつまでたっても給与が上がらない」など仕事を頑張っていても評価されないと職場への不満は高まるもの。今回はボーナス支給後に退職したい保育士さん向けに、申し出るタイミングや理由の伝え方を紹介します。


保育士

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保育士さんがボーナスをもらってすぐ辞めるのは大丈夫?

現在働いている園でボーナスをもらった後に「賞与が少なすぎて辞めたい」「もっと年収の高い園に転職したい!」と退職を考える保育士さんもいるのではないでしょうか。


日々、一生懸命仕事をこなしているのにボーナスが少ないとモチベーションが上がらずに園への不満を抱いてしまいますよね。


ただ、「ボーナスをもらってすぐ辞めるのはダメだよね…返還を要求されるのも怖い」と退職を思いとどまる方もいるよう。


そもそもボーナスをもらった後にすぐ辞めても問題はありません。


また、支給日に園に在籍していればボーナスは貰えますし、返還義務もないようです。


一般企業では意外とたくさんの方がボーナス後に離職・転職しているものです。


ただ、ボーナスをもらった後にすぐに退職してしまうのはよい印象を与えないのも事実。

もし、辞めることを考えているのなら円満退職に向けて切り出すタイミングや伝え方を考えて行動しましょう。

ボーナスをもらってからすぐ辞めるにはどうすればいい?


チェック

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ボーナス支給後に辞める際の手順を紹介します。



①就業規則を確認する


退職を申し出る前にはまず、就業規則を確認することが大切です。


各園の就業規則の中には退職の申し出について2週間または1カ月と期間を設定している園もあるでしょう。


法律では2週間以内に退職を伝えれば問題ありませんが就業規則を確認のうえ、その期間内に申し出ることが必要です。



②切り出すタイミングを考える


ボーナスの支給月については「夏は6月~7月」「冬は12月半ばまで」に支給される方が多いでしょう。


夏はちょうど大きな行事が少ない時期なので退職を切り出しやすいかもしれませんが、冬は生活発表会やクリスマス会などで忙しい時期になりそうです。


そのため、冬にボーナスをもらった後に退職を切り出す場合は、12月末または1月の中旬など落ち着いた頃に伝えるとよさそうですね。



③退職を申し出る


退職を申し出る際はまずは直属の主任やリーダーに伝え、その後園長先生に話すとよいでしょう。


まずは「お話があるのでご都合のよい時間帯をお聞きしてもよいですか?」と尋ねるとよさそうです。


園長先生に伝える際は主任やリーダーに自ら伝えたほうがよいのか、まずは上司から話してもらったほうがよいのか確認してみましょう。


また、退職意向の話が周囲に漏れてしまうと辞めるまで気まずい状況が続いてしまう可能性があります。退職を申し出る際は内密に話すことができるよう、子どもや保護者、職員がいない場所で伝えましょう。



④業務の引継ぎを行う


クラス担任の方は次に受け持つ保育士さんに子どもや保護者の情報を伝え、引継ぎを行いましょう。保育計画や指導案、お便りなどもまとめておくとよいですね。


また、クラスの雰囲気や目標達成状況なども話しておきましょう。発達や成長段階で心配な子どもがいる場合は注意点などを具体的に説明しておくとよさそうです。

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ボーナスもらってすぐ辞めるときの退職理由の伝え方

ボーナスをもらってすぐ辞めるときに待遇の不満をストレートに伝えると、園長先生との関係が崩れてしまう可能性があるでしょう。


円満退職に向けて理由の伝え方を工夫することが大切です。ネガティブな表現は避けてキャリアアップやスキルアップなど前向きな理由を伝えることを意識するとよいでしょう。



<例文1>


お忙しい中、お時間いただきありがとうございます。急なお願いで申し訳ありませんが、年度末の退職を考えております。〇〇クラスを担当させて頂いた経験を通して今後もさまざまな現場で保育を学びたいという気持ちが強くなりました。今までの業務で培ったスキルを糧に人事評価制度が策定された職場で自身の力を試してみたいと思っております。業務の引継ぎなどは精一杯取り組みますので、何卒よろしくお願いいたします。

※人事評価制度とは…評価に基づいて適切に昇給や役職を得ることができる制度


退職理由を伝える際は在籍園への不満は言わないようにしましょう。


「自身の仕事量や勤務内容をしっかり理解・評価してくれる職場への転職を考えている」というようにポジティブな理由に言い換えるとよさそうです。


また、新しい職場で新たにチャレンジしたいことがあれば具体的な内容を伝えることも大切ですね。



<例文2>


お忙しい中、お時間いただきありがとうございます。多忙な中、急な申し出で申し訳ありません。いままで大変悩みましたが、年度末の退職を決意致しました。これから自分の将来を考えたときに心機一転、新たな職場で役職に就いてスキルアップしていきたいという気持ちが強くなりました。今までの園での経験を活かしてさらに保育士として邁進できるよう、頑張りたいと思います。後任への引継ぎは責任をもって行いますのでよろしくお願いします。


中にはなかなか役職に就けず、賞与が上がらないことに不満を抱える保育士さんもいるでしょう。その場合は「新たな職場で役職者として働いていたい」「キャリアアップしたい」という思いを伝えるとよさそうです。


上記のように退職を申し出る際は前向きな理由で退職することに加え、急な申し出への謝罪と業務の引継ぎの話に触れるとよいでしょう。


また、園側から「なぜこのタイミングで退職を決意したのか。」といった質問を投げかけられる場合もあるかもしれません。その際は「熟考していた結果このタイミングになった」「迷いがあったがようやく決意した」という気持ちを伝え、引き止めがあった際もしっかり自身の気持ちを話すとよいですね。

ボーナスをもらった後に辞めても査定額に影響はある?


計算機

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保育士さんの中にはボーナスの支給後に退職予定の方もいるでしょう。「査定額に影響しないかな」と不安を抱く場合もあるかもしれません。


基本的にボーナスの支給額は園側が職員の勤怠状況や仕事への達成度などを考えて決めるものです。


退職予定があってもボーナスの支給日に在籍していれば、受け取れる場合が多いようです。


ただ、退職を切り出すことが「査定額に影響を与えない」とは断言できないでしょう。


ボーナス支給後に退職を伝えても特に返還義務はないようなので、賞与を受け取った後に退職を切り出すとよいかもしれません。

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ボーナスをもらってすぐ辞めるのも選択肢のひとつ

ボーナスの支給額に不満を抱いて「辞めたい」と考えた場合、まずは自身の気持ちを整理して在籍園にいるメリット・デメリットを考えてみるとよいかもしれません。


これから在籍園にいても「昇給・評価制度がないために将来に不安がある」「先輩を見てもボーナスに満足しているとは思えない」という悩みを抱いたらすぐ辞めるのも選択肢のひとつでしょう。


人材不足の状況の中、保育士さんのために働きやすい職場を作りあげようと積極的に職員の処遇改善に取り組んでいる園があります。


辞めるか悩んでいる方はまずは保育士バンク!へのご相談をお待ちしています。


同じ仕事量でどのような給与形態の園があるのか、求人状況などもお伝えいたします。


「今の園は働きやすいけれど給与が少ない…」などの悩みを抱いたらお気軽にご相談ください。


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