保育士の求人数がピークを迎える11月は、ライバルが積極的に転職活動を進めている時期です。来年4月の入職を検討している方は、転職市場の波に乗り遅れないよう今から動き出しましょう。今回は、11月から転職活動を始めるべき保育士さんの特徴や、スムーズに転職先を見つけるためのスケジュール例などをまとめました。
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目次
11月が保育士の転職にベストな理由
運動会や遠足、ハロウィンなどの大きな行事がひと段落する11月。その一方で、生活発表会やクリスマス会などを目前に控え、保育士さんは引き続き忙しい時期が続くでしょう。
11月は、「毎日持ち帰りの仕事があって大変」「年末年始はほとんど休めなさそう…」など働き方に不満を抱き転職活動を始める保育士さんが一定数いるようです。
実際、弊社保育士バンク!への転職相談は10月頃にピークを迎えるため、11月は転職活動をすでにスタートさせている保育士さんが多いことが考えられます。
以下は、厚生労働省の保育士の有効求人倍率や求人数に関するグラフです。
出典:保育士の有効求人倍率の推移(全国)/厚生労働省から抜粋
このグラフより、11月~12月は保育士の求人件数がピークを迎える時期であるとわかるでしょう。それに伴い、保育士の有効求人倍率も右肩上がりになっています。
多くの保育園では、10月~11月にかけて行われる意向調査によって退職者の数を把握し、人員補充のため秋に急募で中途採用の求人を出すよう。
つまり、11月は多くの保育士さんが活発に転職活動を進め、かつ園側の採用ニーズが高まっている時期であるため、今から動き始めればライバルに後れをとらずに転職先を見つけられるかもしれません。
こういった理由から、特に3カ月以内と短期間で転職活動を終えたい保育士さんにとって、11月は動き出すのに最適な時期と言われています!
11月に転職活動を始めるべき保育士の特徴
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ここでは、11月に転職活動を始めるとよい保育士さんの特徴をまとめました。
いずれかに当てはまった方は、早速私たち保育士バンク!といっしょに転職に向けて一歩踏み出してみましょう!
冬のボーナスをもらってから退職したい方
ボーナスがある園では、一般的に12月が冬期分の支給月となります。
「退職する前にボーナスをもらっておきたい!」という保育士さんは、ボーナス支給後の退職を念頭に、最短で1月~2月の入職を見据えて今のうちから動き出しましょう。
人事面談の際に「今辞めたいと言ったらボーナス金額に影響するかも…」と退職の意向を伝えられなかった場合は、退職時期を踏まえつつボーナスが支給されたあと早急に伝えるとよいですね。
意向調査を終え、今の園で働き続けるか迷った方
10月頃に行われる意向調査において来年度も続けるかどうか迷った方は、今のタイミングで転職活動をスタートさせましょう。
今の園で働き続けることに迷いが生じたということは、現状に何かしらの不満があったり新たに挑戦したいことがあったりするケースがほとんど。
今から転職活動をスタートさせても4月入職には十分間に合うため、この機会に一歩踏み出してみるとよいでしょう。
転職先が決まってから退職の意思を伝えたい方
一般的に、転職活動には約3カ月かかると言われています。
つまり、11月初旬に転職活動を始めた場合最短で1月~2月の入職となるでしょう。また、4月入職に向けて動いた場合の転職活動期間は約5カ月。
万が一園の就業規則で「退職の意向は1~3カ月以上前に申告すること」などと記されている場合、11月の段階で動き始めていないとスムーズに転職先が決まらなかった際に退職の意思を伝えそびれてしまう可能性があります。
特に短期間での転職を検討中で、新しい職場が決定してから退職手続きを進めたい保育士さんは、今のうちから動き始めるのが得策です。
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11月からの転職活動を有利に進めるには?
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では、11月からの転職活動で周りと差をつけて有利に進めるためにはどうすればよいのでしょうか。
入職時期を明確に!転職活動のスケジュールを立てよう
11月から転職活動を始める場合、まず入職時期をしっかりと決めましょう。
先ほどもお伝えしたように、転職活動には約3カ月かかると言われています。つまり、11月から転職活動を始めた場合早くても1月~2月の入職となります。
転職活動の期間が3カ月なのか、あるいは半年なのかによってスケジュールは異なるため、転職時期を明確にしたうえで情報収集や選考対策などを進めていきましょう。
転職エージェントを積極的に活用しよう
「自分に合う求人をスピーディーに見つけたい」「履歴書や面接などの選考をスムーズに通過したい」といった保育士さんは、転職エージェントの利用がおすすめ。
当社保育士バンク!では、ご希望にあわせた求人のご案内はもちろん、履歴書へのアドバイスや面接練習なども行っております。
また、業界に精通したアドバイザーだからこそ知っている園の内部情報などもお伝えしています。
できるだけ効率的に自分の理想に合う職場を見つけたい保育士さんは、転職エージェントを活用してみてくださいね♪
11月から転職活動を始めた場合のスケジュール例
では、11月から転職活動をスタートさせる場合、どういったスケジュールで進めるとよいのでしょうか。入職時期を3つのケースに分けてスケジュール例をまとめました。
3カ月以内に入職する場合
11月に転職活動を始め、3カ月以内に入職したい保育士さんは以下のスケジュールを参考に計画を立てていきましょう。
11月~12月は多くの保育士さんが繁忙期を迎えている時期でしょう。そのため、求人検索など情報収集にたくさんの時間を使うのが難しいかもしれません。
できるだけ楽に求人を見つけたい方は、エージェントの利用を検討してみてくださいね。
3カ月~半年以内に入職する場合
11月に転職活動をスタートし、4月までの入職を目指している保育士さんは、以下のスケジュール例を参考にしてみましょう。
半年以内に転職する場合、情報収集や求人票の比較などに時間を割くことができます。
また、選考を通過しやすくするためにはじっくりと選考対策に時間を費やすことも大切。
半年という期間で入念に下準備をして、計画的に転職活動を進めていきましょう。
半年~1年以内に入職する場合
11月から転職活動を始め、4月以降の入職を検討している保育士さんは、以下のスケジュール例を参考にしてみてくださいね。
入職時期にあわせて、情報収集に長めに時間をとったりいろいろな園を見学して吟味したりと、柔軟にスケジュールを組みましょう。
半年以上の期間があるため、自分に合う園をじっくりと見極められそうですね。
11月からの転職活動で注意したいポイント
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最後に、11月に転職活動を始める保育士さんが知っておきたいポイントをまとめました。
退職の意思はできるだけ早く伝えるのがベター
11月は多くの園で人事面談が終了し、意向調査を提出し終わっているかもしれません。
しかし、基本的に退職の申し出は意向調査の時期に間に合わなくても大丈夫です。
意向調査の際に退職の意思を伝えそびれた保育士さんは、転職を決めた、あるいは転職先が決まった段階で退職の旨を申し出ましょう。
ただし、園の就業規則にいつまでに申し出る必要があるのか記載されているため、そのタイミングに間に合うように伝えることが大切です。
転職先が決まっていない場合、住民税の支払い方法が変更に
住民税を支払っている保育士さんのほとんどは、給料から天引き(特別徴収)してもらっているでしょう。
園を退職してから次の職場で働き始めるまでに空白期間がある場合、給料からの天引きができなくなるため住民税の納付方法が変更になります。
具体的には退職時期によって2種類の方法があり、12月31日までに退職した場合は翌年5月までの分を現在の園で一括徴収してもらうか、自身で納付する普通徴収にするかを選択することが可能です。
一方、1月1日~4月30日までに退職した場合は園側が一括で徴収してくれます。新しい園で働き始める時期も考慮しながら適切な徴収方法を選びましょう。
年明け以降の退職であれば、基本的に確定申告の必要はない
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一般的に、多くの園では毎月11月末~12月中旬頃に年末調整を行い、源泉徴収票を配布しています。
園が年末調整を行う時期に在職していれば、個人で確定申告をする必要はありません。
しかし現時点で退職しており、年明け以降に入職するなどブランクがある場合は自身で確定申告をする必要があるので注意が必要です。
ちなみに、副業・兼業をしていて副業での所得が20万円を超える場合は、転職時期に関わらず確定申告が必要になるためあわせて覚えておきましょう。
求人数がピークを迎える11月こそ、転職活動をスタートしよう!
11月は多くの保育士さんが転職活動に本腰を入れて動いている時期。
ライバルが積極的に転職活動を進めているなかで自分に合う園を見つけるためには、計画的なスケジュールを立てるのはもちろん、転職のプロであるエージェントの活用が賢明でしょう。
「来年度の入職に向けて動き出したい」「意向調査で来年も続けるか迷った」といった保育士さんは、ぜひ一度私たち保育士バンク!にご相談ください♪
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