水や石鹸、消毒液に触れる機会が多い保育士さんの中には、手荒れの症状に困っている方もいるでしょう。子どもが使う食器などを消毒したり、汚れた服を洗ったり保育士さんの手は外部からの刺激を受けることが多く、肌が荒れることもありますよね。今回は、手荒れの症状や原因、ハンドクリームなどの選び方について紹介します。

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保育士の手荒れは職業病?
乾燥しやすい冬の季節は、手荒れの症状に悩む保育士さんもいるのではないでしょうか。
保育士さんは手洗いや消毒などの機会も多いため、手荒れは職業病のひとつといえるかもしれません。
毎日の業務の中で手がカサついたり、粉をふいたり、皮膚がかたくなったりしてしまうと、子どもに触れるときに気をつかうこともありますよね。
まずは、手荒れの症状や、皮膚が荒れやすくなる原因についてみていきましょう。
手荒れの症状
ここでは、手荒れの症状について整理していきましょう。
代表的な例を以下にまとめました。
- カサつく
- 粉がふく
- 皮膚がかたくなる
- あかぎれ、ひび割れ
- 皮膚炎
手の水分や油分が減ると、カサついたり、粉がふいたりとさまざまな症状が出る場合も多いですよね。
また、乾燥した状態が続くと、皮膚がかたくなり布などの繊維にひっかかることもあるでしょう。
また、症状がひどい状態になって、「皮膚に亀裂が入ってひび割れする」「あかぎれで出血する」など、辛い思いをしている保育士さんもいるのではないでしょうか。
カサつくだけではなく痛みを感じる症状があると、化粧水やハンドクリームがしみる場合もあるかもしれません。
日々の業務の中で、どのような動作をすると手荒れを起こしやすいのか原因をみていきましょう。
原因
保育士さんの仕事は、子どもの衛生面を考慮して石鹸や水、消毒液をつかう機会も多いものです。
ここでは、なぜ保育士さんの手が荒れやすいのか原因を整理していきましょう。
手洗いをする機会が多い
保育士さんは子どものオムツ替えやトイレの介助をしたときに、必ず手を洗うでしょう。また、お昼ごはんやおやつの準備など、園児の食事にかかわる作業を行う際も、清潔を保つため手洗いが必須です。
ほかにも、外遊びから帰ったときや清掃の後など、さまざまな場面で石鹸や水に触れる機会があり、手の水分や油分や失われて、手が荒れてしまうことが多いようです。
消毒をする機会が多い
保育園では、哺乳瓶や食器、机、椅子、遊具など子どもが触れる物を消毒して、衛生管理に取り組む必要があります。
消毒液には殺菌作用があるため、物を衛生的に保つことができますが、皮脂などの油分もいっしょに取り除いてしまうともいわれています。
また、アルコール成分が水分を奪うという説もあり、繰り返し使用することで手荒れの原因になってしまうこともありそうです。
水仕事をする機会が多い
汚れてしまった衣類やタオルなどを洗うことも多いでしょう。洗剤や水に触れることで、皮膚を痛めてしまう場合もありますよね。
漂白剤など肌への刺激が強いものを使うときに、業務に追われて手袋をつける手間を省き、素手で触ってしまうケースもあるかもしれません。
紙を使う機会が多い
子どもと製作遊びをする際、日常的に折り紙や画用紙を触ることもありますよね。また、事務作業などで、紙に触れる機会も多いでしょう。
紙との摩擦によって手の水分や油分が減ってしまい、乾燥しやすいといわれているようです。そのため、指先の手荒れに悩む保育士さんも多いかもしれないですね。
保育士の手荒れケアの方法

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ここでは、手荒れの改善方法や肌を守るためのケアについてみていきましょう。
保湿する
肌の水分を守ることは、手荒れケアの最も大切なポイントのひとつといえるでしょう。
化粧水や乳液などは、浸透性があるタイプのものを使って保湿するとよいかもしれません。
また、入浴後などにケアを行う場合は、時間を置かずに早い段階で保湿すると水分の蒸発を防ぐことができるようです。
入浴した後は、湯冷ましをしたくなることもありますが、できるだけ早めに保湿を行うとよさそうです。
角質を柔らかくする
保湿をするときに肌に水分が浸透しやすくなるよう、皮膚を柔らかくすることも重要な要素でしょう。
血行を促すために、蒸しタオルを使って温めてもよさそうです。
入浴中に手のマッサージをしておくと、血行もよくなり皮膚も柔らかくなるため、保湿をしやすいかもしれないですね。
ハンドクリームを使う
手荒れ対策として必要なときに手軽に使えるハンドクリームを使用する保育士さんも多いでしょう。
薬用のものや敏感肌用など、自身の肌の状態にあわせたものを使い、こまめにケアするとよさそうです。
ハンドクリームをつけるときは、爪の横の部分など、皮膚がかたくなりやすい箇所も塗って、手全体のケアができるよう意識するとよいかもしれないですね。
手袋をつける
水仕事や洗剤を使うときなどは、できる限り手袋をつけるとよいですね。特に忙しい状況では、つい手袋をつけることが面倒に感じてしまい、素手で作業をしてしまうこともあるでしょう。
その場合、必要な水分や油分が洗い流されてしまい、洗剤などの刺激が肌に負担をかけてしまいます。少々手間がかかっても、水仕事などをする際は、手袋をつけて肌にかかるダメージを軽くすることが必要です。
皮膚科を受診する
手荒れの症状が深刻な状態になってしまうと、自然に回復することが難しいケースもあるようです。
炎症がひどい、出血する、腫れてしまうなどの症状が出てしまうときは、病院へいくことも必要です。「手荒れくらいで・・・」と感じる方もいるかもしれませんが、放置しておくことで重症化してしまう可能性もあるでしょう。
自身の状態をみて、必要に応じて皮膚科を受診するとよいですね。
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【ケア用品の選び方】保育士の手荒れ対策

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ここでは、ハンドケアを行う際に意識するとよいポイントを整理していきましょう。
香りが強くないものを選ぶ
ハンドクリームなどは、さまざまなタイプが販売されており、中には香りが強い商品も多いでしょう。
香りの好みには個人差があるため、保育園で子どもと接する際に使用するものは、無香料のものを選ぶとよさそうです。
成分を見て選ぶ
ケア用品に、どのような成分が含まれているか、中身を確認することも大切なポイントです。ハンドクリームは、成分によっていくつかの種類に分類することができるようです。
代表的なハンドクリームの種類についてみていきましょう。
尿素を含むタイプ
尿素は手荒れによって硬くなってしまった皮膚を柔らかくする効果があるといわれています。マッサージをしながら、気になる箇所にクリームをつけてケアするとよいかもしれないですね。
あかぎれやひび割れなど、傷ができている場合は、クリームがしみて痛みを感じることもあるようです。症状によっては使用を避けて、別のケア用品の選ぶとよいでしょう。
ビタミンを含むタイプ
ビタミン成分が含まれるタイプは、血行を促す、炎症を抑えるといった力をサポートする作用があるとされています。
傷の修復を助ける作用が期待できるといわれているため、ひび割れやあかぎれなどの症状がある場合に使用するとよさそうです。
保湿成分を含むタイプ
保湿成分が含まれているタイプはカサつきや、粉ふきが気になるときに使うとよいでしょう。
水仕事をする場合は、水をはじくタイプのハンドクリームを選ぶと、日常的に使えそうです。
ハンドクリームにはさまざまな商品がありますが、成分によって用途が異なるようです。
ハンドケア用品を買う場合は、自身の手荒れの症状にあわせて、有効な成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。
薬局などで購入する場合は、薬剤師さんなど専門知識がある方に尋ねて選ぶと、安心できそうですね。
つけ心地で選ぶ
保育園での仕事中は、ベタベタしやすいケア用品は避けるとよいでしょう。
子どもが保育士さんの手に触れたときに不快感を覚える場合や、ハンドクリームなどを塗った箇所に物がつくこともあるかもしれません。
つけた後にさらっとするタイプのものや、乳液のように浸透力が強いものなどさまざまな質感の商品があるため、試供品などでつけ心地を確認してもよさそうです。
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今回は、保育士さんの手荒れの原因やケアのポイントについて紹介しました。
特に乾燥しやすい冬の季節は、手荒れがひどいと感じやすい時期といえるでしょう。
赤みや出血、炎症などの症状が悪化しないように、手荒れの対策のポイントをふまえて、日常的にケアを行えるとよいですね。
自分にあった対策を見つけて、手荒れに悩む日々から卒業しましょう。
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