冬に氷遊びをしよう!保育園で楽しむ氷を使った遊びの注意点とアイデア8選

冬にできる氷遊びは、子どもが氷の冷たさや形について、興味を持てる保育活動のひとつでしょう。水が氷に変わる気温や仕組みを学んだり、自分でいろいろな形の氷を作ったりしながら、遊びを通して寒い季節ならではの氷の特性を知ることができそうです。今回は、保育園で楽しむ氷遊びのねらいやアイデアを紹介します。


自然の氷

Alina Vaska/shutterstock.com


保育園で楽しむ冬の氷遊びのねらい

寒い季節に保育園で楽しめる氷遊びのアイデアを探している保育士さんもいるでしょう。

冬の氷遊びは、子どもが氷ができる理由や特性を知り、冬の季節を感じられる保育活動のひとつです。


保育園で冬の氷遊びを取り入れるねらいとして、考えられるものを以下にまとめました。


  • 子どもが自分の手で氷に触ることで、冷たさや感触を知る
  • 氷ができる理由やとける理由など、氷の特性を知る
  • 自分が好きな形や色の氷を作ることで想像力を養う

普段、家庭の冷凍庫に入っている氷を見ることはあっても、実際に手で触ったり、氷ができる理由を知ったりする機会は少ないかもしれません。


冬の氷遊びは、氷の特性や触感、冷たさなど保育活動を通して学ぶことができる大切な機会であるといえそうです。

冬に氷遊びをする際の注意点

ANURAK PONGPATIMET/shutterstock.com


まずは、氷遊びをする際に気をつけるとよいポイントについてみていきましょう。


<保育士さんが行う準備>

  • 子どもの服装について防寒対策をするよう、あらかじめ保護者に連絡する
  • 大きなつららがある場所や凍っている地面など、危険な箇所を事前に確認する
  • 園に戻った後は、子どもの体を温める

<子どもとの約束事>

  • 氷を口に入れない
  • つららなど、とがった氷を友だちに向けない
  • 保育士さんが指定した範囲外の場所には行かない
  • 保育園に戻ったら、手洗いとうがいをする

0歳児や1歳児など小さな子どもは、氷を口に入れてしまう可能性が高いでしょう。


低年齢クラスで楽しむ場合は、保育士さんがサポートに入り、子どもの安全を優先することが大切です。


また、つららは子どものケガにつながる危険があるため、近くに近寄らないように、都度、声をかける必要がありそうです。事前に子どもと約束事について話し、理解した上で外に出るとよいですね。

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【8選】保育園で楽しむ!冬の氷遊びのアイデア例

凍ったシャボン玉

Maddas/shutterstock.com


ここでは、子どもとできる氷遊びの種類についてみていきましょう。



①どうやってできるの?氷の世界♪


遊び方

氷ができる仕組みについて、子どもたちにクイズを出してみましょう。子ども同士で相談する時間を作ってもよいかもしれないですね。


1.「氷は何からできているか、知っているひと~?」

2.「水がどうなると、氷になるかな?」

3.「今日一番の難しい問題!どのくらい寒いと、氷ができるでしょう?」


子どもが答えやすいようにイラストをつかう方法や、「氷は何からできているかな?お水?ジュース?」など、答えを選択できる方法をとり、進め方を工夫するとスムーズかもしれません。


水が「かたまる」「つめたくなる」など、『凍る』という現象に近い回答がでたら、氷ができる温度についてふれてみましょう。


答えを知っている子どもが少ないことが予想されるため、保育士さんが知識として「0度になると、お水が氷にかわりはじめるんだよ」と伝えてもよさそうです。


「寒くなればなるほど、早くお水が氷に変身するんだよ!」など、気温の変化についてふれてもよいかもしれないですね。


仕組みがわかったら、実際に氷を作ってみましょう。

入れ物に水を入れて外に出し、「夜は0度より寒くなるから、明日の朝、氷ができているかみてみようね」と投げかけてみましょう。

ポイント

氷が何からできているかを確かめるとき、実際に小さい氷を入れ物から出して、手のひらにのせてもよいでしょう。手の温度で氷がとけてきたら、「これは何?」と問いかけて、氷の正体が水であることを確かめてもよさそうです。


実際に水を凍らせるときは、容器に入れた水のほかに、濡れた雑巾などをつかってカチカチになった状態を楽しんでもよいですね。



②氷の音遊び♪


遊び方

外遊びの際に、水たまりにできた氷をふんだり、割ったりしてどんな音がするか確かめてみましょう。


また、複数の氷をボウルに入れて棒でかきまぜ、氷同士がぶつかったり、ボウルにあたったりするときの音を聞いてもよさそうです。


0歳児や1歳児の低年齢クラスは、保育士さんがボウルにはった氷をかきまぜて、音を鳴らしてみてもよいかもしれません。子どもが興味を持ったら、棒に手を添えていっしょにかきまぜて遊んでみましょう。

ポイント

氷があたったときに音がなりやすいよう、ガラスのコップなどの容器を準備すると楽しみやすいかもしれません。また、容器に入れた氷に炭酸水を入れて「シュワシュワ」という音を出すと、興味を持ちやすくなりそうです。


子どもが氷を棒でたたいたり、氷同士をこすったりと、いろいろな音を出す方法を見つけて楽しむとよいでしょう。



③どうやって獲る?救出ゲーム♪


遊び方

あらかじめ保育士さんが、水を入れた容器の中におはじきやお手玉を入れて、氷を作っておきます。


子どもにどうすれば氷の中のおもちゃを取り出せるか質問して、おもちゃを取る方法を考えて遊びましょう。


おもちゃを取り出す際は、温めたり氷をたたいてこわしたり、子どもが自由に試してみる機会を設けるとよいですね。

ポイント

おもちゃを取りやすいように、用意する氷は小さいものや薄いものにするとよいでしょう。誰が一番早くおもちゃを取り出せるか、競争してもよいですね。



④どうしてできる?ぶら下がりつらら♪


遊び方

お散歩の時間に、保育士さんといっしょにつららを探してみましょう。つららができる理由を話して、どんな場所にできるのか探してもよいですね。

ポイント

子どもがケガをしないように、必ず保育士さんといっしょに行動することを呼びかけましょう。


保育士さんがつららを手に持って、子どもと観察するときは、つららの尖っている箇所で子どもがケガをしないように、尖端の部分を折っておくとよいでしょう。



⑤氷オブジェでアートな世界♪


遊び方

牛乳パック、バッド、ボウルなど、さまざまな形の容器に水入れて、氷を作りましょう。


水の中に葉っぱやどんぐり、リボン、ビーズ、ラメなど、子どもが好きなものを入れて、一晩外に置いておきます。できあがった氷を手にとって、遊んでもよいですね。

ポイント

容器に入れる水の量を調整して薄い氷を作ると、中に入れたものが透けてみえやすくなるでしょう。

絵の具で作った色水を入れて、カラフルな氷にしても面白いかもしれません。


0歳児や1歳児の場合は、保育士さんが作ったいろいろな形の氷をみて、触ったり色を楽しんだりしてもよさそうです。



⑥カラフルアイスキャンディー♪


遊び方

空き容器に絵の具で作った色水と棒を入れ、一晩外に置きましょう。子どもが好きな色水を作って、さまざまな色のアイスキャンディーにするとよいですね。


ラメやビーズを入れて、デコレーションしてもよいかもしれません。

ポイント

容器が大きすぎると、氷の重さで棒が折れてしまう可能性があるため、容器のサイズを調整するとよさそうです。牛乳パックを広げて組み立て、丁度良い大きさの容器を作ってもよいでしょう。



⑦氷の風船でお皿づくり♪


遊び方

水風船の中に、1/3くらいを目安にして水を入れて息を吹き込みます。ボウルなど丸みのある容器に風船を入れて凍らせましょう。


水がある程度凍ったら、つまようじなどを刺して風船を割って取り除きます。氷の上部を棒やフォークなどで少し壊して、まだ凍りきっていない水を捨てたら、氷の器ができあがります。

ポイント

風船の中に、おはじきやビーズなどを入れると見た目がきれいな仕上がりになるでしょう。


入れるものが軽すぎると、風船の中の水に浮かんでしまい、氷の上部を壊すときに取れてしまいやすため注意するとよさそうです。



⑧吹いてできるガラス玉♪


遊び方

外の気温が氷点下になる寒い日を選んで、室外でシャボン玉をしてみましょう。


ストローからでたシャボン液がすぐに固まって、氷のシャボン玉ができあがります。

誰がきれいな形のシャボン玉を作れるか競ってもよいかもしれないですね。

ポイント

シャボン玉が凍る温度まで気温が下がるときに楽しむ遊びです。気温に応じて試すとよいでしょう。


また、使用するシャボン液によって凍る温度に差があるようです。自身の地域の気温で凍る性質のシャボン液が販売されているか、事前に確認してみてもよいかもしれません。

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保育園でいろいろな氷遊びを楽しみながら、冬の季節を感じよう

今回は冬の季節に楽しめる氷遊びのねらいや、遊び方のアイデアについて紹介しました。


氷遊びは、氷ができる仕組みを知ったり、感触を楽しんだりする機会となるでしょう。


また凍らせたときの気温によって、とてもかたい氷やシャクシャクした柔らかい氷など、さまざまな違いを楽しむこともできそうです。


子どもといっしょにいろいろな形の氷に触れて、冬の季節を満喫しましょう。



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