保育士の冬のボーナスについて、支給日や平均額などを知りたい方がいるかもしれません。また、1年目の新人や産休中でも支給されるのか気になりますよね。今回は、保育士の冬のボーナスについて、いつ頃支給されるのか、いくら程度もらえるのかなどを紹介します。あわせて、ボーナスありの保育園に転職する方法もまとめました。
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目次
保育士の冬のボーナスの支給時期はいつ?
保育士さんのなかには、冬のボーナスの支給を楽しみに日々仕事に精を出しているという方もいるかもしれません。
公立保育園に勤める保育士さんの場合、地方公務員と同じ扱いのため、6月と12月の年2回一般的なボーナスに当たる手当が支給されます。
一方私立保育園の場合、支給される時期や額は園によって異なり、1年に1回しかボーナスが出なかったり全く支給されなかったりするケースもあるようです。
ただし、冬のボーナスが出る保育園の場合、一般企業と同様に12月中に支給されることが多いでしょう。
保育士の冬のボーナスの平均金額は?
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冬のボーナスがもらえる保育園では、平均いくら程度支給されるのか気になりますよね。
先ほど述べたように、公立と私立の保育園で金額に違いがあるうえに、私立保育園の場合は勤め先によっても支給額に差があるようです。
さらに、雇用形態や勤務年数によっても支給額は変わるようなのでくわしく見ていきましょう。
公務員保育士
公立の保育園で働いている保育士さんは地方公務員であるため、一般的なボーナスにあたる勤勉手当と期末手当が必ず支給 されます。
支給額については各自治体の条例によって異なり、民間の給与を調査したうえで毎年調整されるようです。
例えば、昨年度千葉県や東京都の地方公務員に支給された冬の手当は月給の約2カ月分で、平均支給額は約76万円となっていました。
私立保育園の保育士
冬のボーナスが出る私立保育園の場合は、給料の1~2カ月分支給される場合が多いようです。
賃金構造基本統計調査によると、2020年度の保育士の平均月給は24万9800円となっています。
仮に冬のボーナスが月給の1.5カ月分とすると、支給額は37万5000円程度になると考えられるでしょう。
なお、先述したように私立保育園の場合は、ボーナスが出ないところもあれば年間3回支給されるケースもあるようです。
ボーナスが3回支給されれば、たとえ月給が少なくてもトータルの年収で満足できるかもしれません。しかし、公立保育園と異なり経営状況などを理由にボーナスがなしになる可能性も考えられます。
支給金額について気になる方は、就業規則を確認するとよいかもしれません。
非常勤保育士
アルバイトやパートなどの非常勤保育士の場合は、ボーナスが出ないケースがほとんどでしょう。
たとえ支給されたとしても、正社員と同等の額はもらえないと考えておいたほうがよいかもしれません。
1年目の保育士
ボーナスが出る保育園であれば、勤務1年目の新人保育士さんであっても支給されるでしょう。
夏のボーナスの支給時期はまだ働き始めて数カ月ということもあり、支給されない場合や寸志程度ということもあるかもしれません。
しかし冬のボーナスでは、1年目から給料の1~2ヶ月分支給されるケースが多いようです。
産休中の保育士
基本的に正規雇用の保育士さんの場合は、一般企業同様に産休中や育休中であっても支給日まで在籍していればボーナスがもらえることがほとんどのようです。
産休期間の分が減額されるかどうかは園によって異なるため、あらかじめ就業規則を確認しておくことが大切でしょう。
出典:e-Stat政府統計の総合窓口
出典:令和3年職員の給与等に関する報告及び勧告について/千葉県
出典:千葉県の給与・定員管理等について(令和2年度)/千葉県
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保育士が冬のボーナスをもらえる保育園に転職するには?
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では、冬のボーナスがもらえる保育園へ転職するためにはどうすればよいのでしょうか。ポイントをくわしくまとめました。
公立保育園の求人を探す
先述したように、公立保育園で働く保育士さんは公務員であるため、夏と冬の年2回ボーナスの支給日があります。
ただし、地方公務員になるためには試験に合格する必要があるので注意が必要です。
求人内容に「賞与」の文字があるか確認する
ボーナスの支給がある保育園の求人には、「賞与あり」「ボーナスあり」などと記載されています。
ボーナスが年何回支給されているのかも確認すれば、ある程度の年収額の見当をつけやすくなるため、収入面で満足できる職場を見つけられるかもしれません。
保育士バンク!に掲載されているボーナス支給がある施設の求人情報を知りたい保育士さんは、以下のボタンからチェックしてみてくださいね。
ボーナスありの求人はこちら
転職サービスを利用する
ボーナスがいくら出るのか気になる場合でも、面接時は収入に関する内容を尋ねないほうがよいでしょう。
詳細が気になる方は転職サービスを活用し、専属アドバイザーから採用担当者へ確認してもらうのもひとつの方法です。
冬のボーナスについて知り、保育士として働くモチベーション向上につなげよう
今回は、保育士さんの冬のボーナスについて、いつもらえるのかや平均支給額などを解説しました。
冬のボーナスは、一般的に12月に支給されます。
公立保育園は必ずボーナスが支給される一方、私立保育園の場合は、職場によって支給額や回数などが異なるようです。なかにはボーナスが3回出る保育園もあるため、たとえ月給が少なくても年収で満足できるかもしれません。
賞与が出ない保育園で働いている保育士さんは、公立保育園やボーナスありの保育園への転職を考えてみるのもよいですね。
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