1月15日が「いちごの日」と呼ばれていることをご存知でしょうか。日本には特定の物事にちなんだ記念日が多く制定されていますが、なぜその日に制定されたのかまでを詳しく知っている人はあまりいないでしょう。そこで今回は、「いちごの日」の意味や由来、いちごに関する豆知識を解説します。いちごにまつわる遊びのアイデアも紹介するので、保育園で遊ぶ際の参考にしてくださいね。
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「いちごの日」の意味や由来とは
1月15日が「いちごの日」だと、耳にしたことのある保育士さんもいるのではないでしょうか。
「いちごの日」とは、全国いちご消費拡大協議会により制定されたいちごの記念日のことです。1月15日という日付が、「いい・いち・ご」と読める語呂合わせから由来しているそうです。
また、1月中旬はいちごの収穫や出荷が本格化する時期でもあります。いちごの売り上げが向上するのを願って制定されたといいます。
毎月15日も「いちごの日」?
最近では、毎月15日も「いち・ご」と読めることから「いちごの日」としてキャンペーンを実施するお店が増えています。
お店によってキャンペーンの内容は異なりますが、多くはいちごを使ったスイーツやお菓子などを提供するところがほとんどのようです。
1月5日は「いちごの日」じゃないの?
「いちごの日」が語呂合わせから由来しているなら、1月5日も「いちごの日」なのでは?と思うかもしれません。
しかし、1月5日は食べ物のいちごではなく、15歳という世代を表した「いちごの日」なのだそう。高校受験を間近に控えている15歳の学生たちにエールを送る日となっているようです。
子どもに伝える前に知っておきたいいちごに関する豆知識
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スーパーなどでも販売されているいちごは手に入れやすい身近な食べ物ですが、実は意外と知られていない情報がたくさんあります。ここでは、子どもに伝える前に知っておきたいいちごに関する豆知識を紹介します。
日本でいちごを食べるようになったのは江戸時代末期
日本でいちごを食べるようになったのは、1830年代の江戸時代末期のようです。オランダ船によって持ち込まれたのが始まりで、当時はオランダイチゴと呼ばれていました。
いちごは果物ではなく野菜
いちごは園芸学で見ると草本性に分類されるため、野菜とされているそうです。しかし、実際は果物と同じように食べられていることから「果物的野菜」と呼ばれることもあるといいます。
いちごについているツブツブは果実
いちごについているツブツブは種だと思われがちですが、実は果実なのです。そんな果実の中に種が入っています。つまり、果実だと思っている赤い部分は偽果(ぎか)という茎の先端が膨らんだものなのです。
毎月22日はショートケーキの日
毎月22日はショートケーキの日として制定されています。カレンダーを見てみると22日の1週間前が15日となっていることに由来しており、15(いち・ご)が上に載っている22がショートケーキを連想させることから制定されたようです。
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保育園で「いちごの日」を子どもに伝える際のポイント
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保育園に通う子どもたちが、普段何気なく食べている「いちごの日」に興味を持てるようにするにはどのようにすればいいのでしょうか。ここでは、保育園で「いちごの日」を子どもに伝える際のポイントを確認しておきましょう。
数字やいちごが描かれたイラストを利用する
数字の語呂合わせの説明をして、「いちごの日」がいつかを伝えてみてもよいでしょう。「1」や「5」の数字のイラストといちごのイラストを用意して話すと、子どもにとってもわかりやすいかもしれません。
いちごの特徴や好きなところを子どもに聞く
子どもたちに、いちごについて知っていることを聞いてみてもよさそうです。色や表面にあるつぶつぶなど、いちごの特徴を確かめあったり、いちごを使った好きな食べ物を伝えあったりしても楽しめるでしょう。
いちごにまつわるクイズを出す
「いちごって何色だっけ?」「どんな形をしている?」といったクイズを出すと、「いちごの日」に対して関心を持ってくれる可能性があります。
保育園で「いちごの日」を楽しもう!いちごにまつわる遊びのアイデア
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保育園で子どもたちと一緒に「いちごの日」を楽しむための、いちごにまつわる遊びのアイデアを紹介します。
フルーツバスケットをアレンジ!いちごみるくゲーム
「フルーツバスケットのゲームにはさまざまな果物が登場しますが、「いちごの日」にちなんでフルーツバスケットの果物の名前を「いちご」と「みるく」の2種類に絞ってゲームを展開していきましょう。
<遊び方>
- 鬼役も含めて子ども全員を「いちご」と「みるく」の2つのグループにわけます。
- ゲームの参加人数より1つ少ない数の椅子を円形に並べて、鬼役が椅子の円の真ん中に立ちます。
- 鬼役が「いちご」「みるく」「いちごみるく」の3つの中から好きな言葉を1つ言います。
- 鬼に呼ばれたグループの子が席を立って移動し、空いている椅子に座ります。「いちごみるく」と言われた場合は、全員が立って移動して空いている椅子に座ります。
- 座れなかった子は鬼になります。
- (3)(4)(5)を繰り返します。
低年齢の子どもの場合「いちごみるく」と言われた場合、全員が動くのか「いちご」と「みるく」のどちらかだけなのか、瞬時に判断することが難しいかもしれません。言葉をはっきりと聞き分けられる4歳児、5歳児クラスで楽しむとよいかもしれないですね。
いちご狩り
折り紙とペンを用意し、折り紙でたくさんのいちごを作って、保育園でいちご狩りをしてみましょう。
内側に折ったり裏返しで斜めに折ったりする工程は、保育士さんが見本を見せながら進めるとわかりやすいでしょう。サイズや色を変えてさまざまな種類のいちごを作って、みんなでいちご狩りを楽しんでもよさそうです。(詳しい作り方はこちら)
みんな大好きいちごのケーキ
折り紙とはさみ、ペンを用意して、いちごを使ったケーキを作り、ケーキ屋さんごっこを楽しみましょう。
子どもがはさみを使うことが難しい場合は、保育士さんがサポートしながら進めるとよいですね。アレンジとして茶色の折り紙でチョコレートのケーキや、画用紙で大きなサイズのケーキを作ると、バリエーションが増えて面白いかもしれません。(詳しい作り方はこちら)
また、その他の保育園で楽しめる食育に関するアイデア集はこちらをご覧ください。
いちごにまつわる遊びを保育に取り入れて「いちごの日」を楽しもう
子どもたちに、「いちごの日がいつになるか」を伝えるときには、食育を意識して話すとよいでしょう。
また、「いちごを作っている人に、おいしいいちごを作ってくれてありがとうって思えるといいね」など、作り手に感謝をする気持ちを持つ大切さを伝えることも大事なことです。
毎月15日には、「いちごの日って覚えている?」など子どもに問いかけて、いちごの日が過ぎたあとも園児が思い出せる機会を作るとよいでしょう。
普段の保育でいちごにまつわるゲームや工作を取り入れながら、子どもたちと一緒に「いちごの日」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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