鬼ごっこの一つ、宿鬼を保育に導入してみましょう。ルールを守りながら身体を動かす集団遊びを行えば、友だちとのコミュニケーションも図れそうですね。今回は、外遊びの際に道具いらずで行える宿鬼について、遊び方やルールを説明します。あわせて、適している年齢や、より楽しめるポイントについてもまとめました。

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保育に宿鬼を取り入れるねらい
宿鬼という遊びを聞いたことがあるでしょうか。
宿鬼とは、「宿」と呼ばれる安全地帯を行ったり来たりしながら、鬼に捕まらないように逃げる鬼ごっこです。
道具いらずで遊ぶことができるので、遊び方を知っておけば外遊びの際に子どもたちといつでも楽しむことができますよ。
保育園で宿鬼を行うねらいとして、以下が考えられるでしょう。
- 宿になる対象物を相談しながら決めるなど、友だちとコミュニケーションをとって遊ぶ
- 宿から宿へ走って移動しながら、体を動かすことを楽しむ
- いろいろな鬼ごっこに興味を持つきっかけをつくる
宿鬼は、ルールのある遊びでありながら身体を動かせる運動遊びでもあります。
友だちと相談する場面では、意見を出し合いながらコミュニケーションをとることで、社会性が身につくことが期待できそうですね。
保育で楽しめる宿鬼のルールと遊び方
鬼ごっこのルールを理解しながら楽しめるようになる、3歳児以上の幼児クラスから導入するとよいかもしれません。
ここでは、宿鬼の基本的なルールと遊び方を紹介します。
ルール
宿鬼には、以下のようなルールがあります。
- 宿は、木や電柱、滑り台、ジャングルジムなど、何を対象物にしてもよい
- 宿に触っている間、鬼は子を捕まえることができない
- 全員の子が宿に触っている時に、鬼は「宿かえ」と言うことができる
鬼は、全員の子が宿に触っているのか確認しながら、次の「宿かえ」を言う必要があります。
遊び方
宿鬼は、次のような流れで進めましょう。
1.2つの宿と、鬼を1人決めます。
2.鬼は宿と宿の真ん中に立ち、子は宿を触って待機します。
3.鬼が「宿かえ」と言ったら、子はほかの宿へ移動します。
4.鬼に捕まった子は、鬼を交代します。
宿鬼を行う前に、子どもにルールと遊び方を説明しましょう。
保育士さんが子どもの前で実践しながら伝えると、子どもが理解しやすいかもしれません。
次に、宿鬼をさらに楽しめるポイントやアレンジルールを紹介します。
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保育園で宿鬼をさらに楽しむためのポイント

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宿鬼のルールはシンプルなので、工夫次第でより盛り上がって遊ぶことができるでしょう。
はじめは保育士さんが鬼になる
最初は保育士さんが鬼になって進めてみましょう。
参加する子ども全員に聞こえるように大きな声で「宿かえ」と言うなど、見本を示すことで、子どもが鬼になった時に動きを真似しながら楽しめるかもしれません。
「宿かえ」を繰り返す
鬼がなかなか子を捕まえられない場面があるかもしれません。
しかし、鬼が何度か「宿かえ」を繰り返せば、子が走ることに疲れてくるため捕まえやすくなるでしょう。
鬼になっている間に無駄な動きを控えて体力を温存することも、宿鬼を攻略するポイントになりそうです。
ルールをアレンジして楽しむ
ある程度基本のルールで楽しんだあとは、アレンジを加えてみましょう。
鬼の数を増やす
鬼が複数人いたほうが子が捕まりやすくなるので、スリル感が倍増するでしょう。
捕まった子がどんどん鬼になって増えていくというルールにしても、おもしろいかもしれませんね。
宿を増やす
宿を複数カ所設定しても盛り上がるかもしれません。
その場合は、子が鬼の前を通過せずにほかの宿に行けるようになるため、鬼が子を捕まえにくくなるでしょう。
そのぶん、繰り返し「宿かえ」と言うことが鬼にとって有効に働くかもしれません。
影を踏まれても鬼になる
通常は子が鬼に直接タッチされると捕まるルールですが、鬼に影を踏まれても捕まったことになるルールを加えてもよいでしょう。
子は鬼のいる方向に影を伸ばさないよう工夫する必要があり、少し考えながら逃げなければならないため、集中力が高まりそうですね。
鬼が子を捕まえやすくするコツを押さえたり、ルールをアレンジしたりして、より宿鬼を楽しんでみましょう。
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今回は、外遊びで楽しめる鬼ごっこの一つ、宿鬼の遊び方などを解説しました。
宿鬼は道具いらずで行えるので、遊び方やルールを知っておけばいつでも気軽に楽しめるでしょう。子どもはルールを守りながら集団で遊ぶことを通して、友だちとのかかわり方について学べる機会となりそうです。
宿鬼は、3歳児くらいからルールを理解して行うことができそうですが、保育士さんがいっしょに「次はあっちの木まで逃げよう」などと誘導しながら遊べば、1歳児や2歳児クラスでも楽しめるかもしれません。
保育園で行う宿鬼を通して、子どもがさまざまな鬼ごっこに興味をもつきっかけにつながるとよいですね。
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