保育士として主任になるには?必要な経験年数や仕事内容、給料、抱えやすい悩み

主任になるにはどうすればよいのか知りたい保育士さんもいるでしょう。研修や経験年数など必要な条件を押さえれば、キャリアアップに役立てられるかもしれません。今回は、保育士として主任になるにはどのような方法があるのかお伝えします。あわせて、主任保育士の仕事内容や給料の相場、抱えやすい悩みなどをまとめました。


主任保育士

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主任保育士とは?必要経験年数の目安

保育園において、園長の補佐的な役割を担う「主任保育士」


主任保育士は一般保育士からキャリアアップを重ねて着任する保育現場のリーダー的な存在です。


特に必要な経験年数は定められていませんが、厚生労働省の資料によれば、主任の平均勤続年数は21年と示されており、経験を積み重ねたうえで着任する場合が多いかもしれません。


また、2017年には保育士の技能や経験に応じた処遇改善制度が作られ、これまでの園長と主任保育士に加え、新たに以下の3つの役職が追加されました。


  • 職務分野別リーダー(経験年数がおおむね3年以上)
  • 専門リーダー(経験年数がおおむね7年以上)
  • 副主任保育士(経験年数がおおむね7年以上)

この仕組みを経て段階的に主任保育士を目指す方もいるでしょう。


キャリアアップするごとに月額5,000円~4万円の手当が期待できます。この制度を利用して主任昇格を目標にすれば、さらなる昇給も考えられるでしょう。


今回は主任保育士になるにはどのような方法があるのか、仕事内容や平均給与、抱きやすい悩みなどを詳しく紹介します。


まずは求められる役割について、詳しくみていきましょう。



出典:保育士のキャリアアップの仕組みの構築と処遇改善について/厚生労働省

主任保育士の役割


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主任保育士にはどのような役割があるのかまとめました。



園長のサポート役


主任保育士は、保育園全体の最高責任者である園長に対し、現場の状況などを報告する役割を担っています。


また、園長の代わりに保育園全体の運営を支えながら、保護者や来園者の対応にあたることもあるようです。園内でトラブルが生じた場合の対処も任されるケースがあるでしょう。



現場の責任者


主任保育士は保育士全体をとりまとめる重要なポジションです。


また、保育園の円滑な運営のために、保育士さんの意見と園長の考えを擦り合わせてアイデアをまとめることもあるでしょう。


会議や園内研修などの進行を担当し、現場の士気を高める役割も担うことも多いため、やりがいを感じながら取り組めそうですね。



保育士の育成や指導


現場で悩みを抱える保育士さんにアドバイスや指導を行い、よりよい保育に向けて環境を整備することも主任保育士の大切な仕事です。


ときには職員のよき相談役としてメンタルケアなども行うこともあるでしょう。


また、保育実習生や新人保育士の教育担当なども行い、職員の成長を支えることも重要な業務になりそうですね。


このように、さまざまな役割を担う主任保育士は、状況を把握して臨機応変に対応する能力が求められるでしょう。

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主任保育士の仕事内容


保育士

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主任保育士は、具体的にどのような業務を担っているのでしょうか。



保育所の運営全般


主任保育士は、保育園の業務が円滑に行われるよう、次のような業務を担っています。


  • 園長・施設長のサポート
  • 教材や備品の選定
  • イベントや行事の企画・運営
  • 保育士のシフトや業務の調整

主任保育士は、園長の補佐的な役割として、必要な事務用品や玩具、教材などの発注業務を行うこともあるでしょう。


さらに、運動会や卒園式などの行事に向け、中心となって計画を進めるのも仕事内容の一つかもしれません。



クラスのサポート



主任保育士は園によってフリーで担任のサポートを行う場合もあれば、クラス担任をもちながら担当するケースもあるようです。

具体的には以下の仕事を行うことが多いでしょう。


  • 園児全体の把握
  • 気になる子どもの対応
  • 指導計画の作成補助

クラスの補佐的な役割以外にも、目標とする保育活動の実現に向けて、担任保育士が作成する保育のカリキュラムなどを確認しアドバイスを与えることもあるでしょう。

また、担任が休んだ場合のピンチヒッターとして代わりを務めることもあるようです。



職員対応


主任保育士は保育の質の向上を目指し、保育士の育成や指導を担います。例えば、以下の業務を行うようです。


  • 保育士の資質向上
  • 保育士の相談対応
  • 職員の採用担当
  • 新人保育士の指導
  • 保育実習生の対応

主任保育士は職場内のよりよい人間関係を築くために、保育士さん同士の問題解決に向けて動くこともあるでしょう。

また、現場をよく知る立場であるため、どのような方を採用すべきか選考に関わることもあるかもしれません。



保護者対応


主任保育士は、各家庭環境についても把握しておく必要があるでしょう。保護者対応においては、次のような業務を行います。


  • 家庭全体の把握
  • 家庭環境を踏まえた対処
  • 保護者の相談対応
  • 園見学の対応窓口

場合によっては保護者の相談に乗ることもあるかもしれません。

そのためには、家庭の状況などを把握しておく必要があるでしょう。


また、保育園の見学を希望する方の対応を任されるケースも多いようです。


このように、保育園内の運営業務や現場のサポートなどを行うほか、行事により消防署などの地域機関と連携を図ることもあるなど、仕事内容は多岐に渡ります。


主任保育士は、臨機応変に対応できる力が求められ責任の伴う役職ですが、これまでのスキルを多方面で活かすことができるのでやりがいを感じられるかもしれませんね。

主任保育士の給料の相場

内閣府の資料によれば、2019年10月時点での主任保育士の平均月額(賞与込み)は以下の通りです。


公立保育園:約56万円

私立保育園:約42万円


ほとんどの保育園では、主任保育士には給与とは別に主任手当が支給されるため、一般保育士よりも給与が高い傾向にあるでしょう。園の統括的な立場として仕事量に見合った給与が期待できそうですね。


出典:令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】/内閣府

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一般の保育士から主任になるには?


保育士

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保育経験を積みながらキャリアアップし、主任を目指したいと考えている保育士さんもいるかもしれません。

主任になるにはどのような方法があるのか、いくつか挙げてみました。



保育士としての経験を積む


主任保育士になるには、特別な資格は必要ありません。

保育園により選考基準などに違いはありますが、保育士としての経験やスキルを踏まえて主任を任されるケースがほとんどのようです。


そのため、主任になるには経験を積み重ね、園長や職員、保護者などから信頼を得ることが大切な条件といえそうです。


しかし、たとえ経験年数が浅い保育士さんであっても、職員のなかで一番キャリアが長ければ、主任に抜擢されることもあるかもしれませんね。



研修を受講しスキルアップを図る


一般の保育士から主任になるには、保育全般の幅広い知識が必要になります。


自治体では、保育士の質の向上に向けたさまざまな研修が行われているようです。


保育士のスキルアップを目的とした研修に積極的に参加することで、知識や技術を修得できるかもしれません。



副主任保育士からキャリアアップを図る


主任保育士を目指して、キャリアアップ研修の制度を利用する手もあるでしょう。


必要な研修を修了し、職務分野別リーダーを経て経験年数を7年以上積めば、副主任保育士にステップアップできるようです。


副主任保育士として業務経験を積むことで、主任保育士への道が開かれていくかもしれませんね。



主任になりたい意思を伝える


1つの保育園で長く勤めながら、主任保育士を目指している保育士さんもいるのではないでしょうか。


主任になりたい意思を園長に伝えて熱意が伝われば、任せることを検討してくれる場合もあるかもしれません。



主任保育士採用の求人を探す


勤務先にキャリアの長い保育士さんがいて、なかなか主任のポストが空かないという状況であれば、主任の人材を求めている求人情報をチェックしてみましょう。


新設保育園の場合は、職員内で一番キャリアが長ければ主任を任される可能性もあるかもしれません。


転職を検討する際には、各保育園の内情に詳しい転職エージェントを活用すれば、園の特色や保育観、主任としてどのような仕事を担当するのか、詳しく知ることができそうです。


面接日程の調整や面接対策などにも対応しているため、安心して転職活動を行うことができそうですね。



出典:保育士のキャリアアップの仕組みの構築と処遇改善について/厚生労働省

主任保育士さんが抱えやすい悩みとは

主任保育士はやりがいのある魅力的な役職ですがときには辛いこともあるでしょう。


最後に主任保育士が抱えやすい悩みについてまとめました。


  • 園長先生との連携が上手くとれない。
  • 現場の保育士さんの意見をまとめるのが大変だ。
  • トラブル対応に自信が持てない。
  • 効率よく業務を進めることが難しい。

特に保育士さんや園長先生との「人間関係」に悩みを抱える方が多いかもしれません。人間関係を理由に辞めてしまう保育士さんがいたら「なにかできることはなかったのかな…」と責任を感じてしまうこともありそうです。


職員が働きやすい職場を築けるよう、保育士さん同士の相性を考えて配置を考えたり交流会を開催したりすることが大切かもしれません。


また、主任保育士として責任感を持つことも必要ですが、気負い過ぎると疲れてしまうこともあるでしょう。ときには周りの保育士さんに頼ったり相談したりしながら仕事に取り組めるとよいですね。


保育士さんが主任になるにはどのような方法があるのか把握しよう

主任保育士は現場の責任者であり、園長のサポートを行うなど大切な役割を担う役職です。


コミュニケーション能力やリーダーシップを発揮し、主任保育士として職員や保護者からの信頼を得られれば、豊富な経験とスキルを活かしながらやりがいを見出せるかもしれません。


また、経験を重ねた保育士さんの中には主任保育士を募集する園への転職を検討する方もいるでしょう。


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