保育園への入職が決まった保育士さんの中には、入社前に勤務先の保育園から健康診断結果の提出を求められた方もいるのではないでしょうか。どこで受ければよいのか、費用は自腹になるのかなど疑問に感じることもあるかもしれません。今回は、健康診断の受診項目や服装、所要時間の目安など入社前の健康診断の疑問について紹介します。
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入社前の健康診断
入職前の健康診断結果の提出について、費用や受診項目などわからないことも多く、戸惑ってしまう場合もあるのではないでしょうか。
中には、勤務開始後に保育園で実施される定期健康診断を受けるべきか疑問を抱く保育士さんもいるかもしれません。特に費用が自腹となるようなケースであれば、できれば避けたいと思うこともあるでしょう。
まず、入社前健康診断は労働安全衛生規則で定められており受診は義務化されています。事業者となる保育園は新しく職員を雇用する場合、対象の保育士さんに健康診断の打診をすることが必要であるため、必ず入職前に案内を行います。
ここでいう雇用者とは、正規雇用の保育士さんやパート勤務の保育士さんなどその方の雇用形態に関わらず、常時雇用となる全ての保育士さんが対象です。
入社前の健康診断について、必要なポイントをおさえていきましょう。
入社前の健康診断について
健康診断項目や費用などについて、入社前の健康診断のポイントを紹介します。
受診対象者
入社前の健康診断は、下記の条件に全てに該当する場合に受診が必要となります。
- 雇用期間に定めのない者
- 雇用期間に定めがある場合でも、1年以上の雇用見込みがある者
- 雇用者の1週間の所定労働時間が、同業務に従事する通常の労働者の4分の3以上である者
有期雇用の保育士さんでも、雇用契約の更新が見込まれる時は受診対象となるため、雇用形態に関わらず自分が条件に該当するか確認してみましょう。
受診期間
入職先の保育園に提出する健康診断の結果は、過去受診の結果でも3か月以内のものであれば提出することができます。
直近3か月以内に健康診断を受けていない場合には、入社前か入社直後の「雇用時」に、健康診断を受診する必要があるため、あらかじめきちんと準備しましょう。
必須項目
健康診断の種類は大きくわけて、「特殊健康診断」と「一般健康診断」があります。
特殊健康診断は対象となる職種に従事する方が受診する健康診断です。保育士さんは人体に危険が及ぶ職業などに該当しない職種のため、入職前の保育士さんが受ける場合は「一般健康診断」の受診で問題ないでしょう。
ただし、過去3カ月の間に受けた過去の健診結果を提出する場合は、この限りではありません。
所要時間は、病院の混雑状況によって差異がありますが1時間~2時間程度であることが一般的です。
他企業の健康診断時期と重なる場合は、医療機関も非常に混雑するため、予約時に所要時間の目安を確認しておくと安心できるでしょう。
費用
労働安全衛生法などの法律では、費用負担によっての定めがないため事業者の規定によって決まります。
雇用者の自腹となるケースもあるため、まずは入職予定の保育園に費用の扱いがどうなるか確認しましょう。
また、受診費用は健康保険適用外のため健康保険証は不要です。
雇用者の自腹での受診となる場合には病院によって金額に差があるため、事前に金額を確認してどこで受診するか決めると安心できるかもしれません。
受診場所
まず勤務先の保育園に指定医療機関があるか確認してから、どこで受診するかを決めましょう。
指定の医療機関がない場合には、費用やアクセスなどの条件を考慮し、自分が行きやすい場所を選定するとよいかもしれません。
また、健康診断の予約をする時には「雇用時の健康診断」「入社前の健康診断」と伝えると病院側の受付スタッフもわかりやすいです。項目や費用など、疑問に思うことは最初に確認し、病院スタッフの案内に従って予約するとよいでしょう。
服装
病院によって検査着への着替えの有無は異なります。しかし、素肌に直接電極をつける心電図検査や胸部写真もあるため、上下がつながっているものや、女性であればストッキングなどは避けるとよいかもしれません。
ゆとりのある服装や、金具がない衣類を身につけていくとスムーズに受診できるでしょう。
出典:労働安全衛生法令(抜粋:一般健康診断関係)/厚生労働省
出典:労働安全衛生法に基づく健康診断を実施しましょう/厚生労働省
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入社前健康診断と勤務先の定期健康診断
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勤務先の保育園では、既存の職員向けに定期的な健康診断が行われます。雇用時と勤務先の定期健康診断の時期が重なる場合もあるかもしれません。
そのため、中には入職直後に定期健康診断を受けることで、入社前の雇用時健康診断を受診したという扱いをすることもできるでしょう。
ただし、雇用時の健康診断と定期健康診断は基本的には別物であるという認識が必要です。
保育園によっては、入職から1カ月以上経過してからの定期健康診断は、雇用時の健康診断として扱わないケースもあるようです。その場合には、数か月の差であっても、入社前に健康診断を受ける必要があるため、あらかじめ認識しておきましょう。
不安な場合には、健康診断の詳細を保育園に確認しておくとよいでしょう。
入社前に必要な健康診断を受けて、スムーズに保育園での勤務をはじめられる準備をしよう
今回は入社前の健康診断について紹介しました。
特に初めて入職前の健康診断を受診する保育士さんの中には、どこで受診できるのか、検査項目や所要時間など疑問点が多く、不安になることもあるかもしれません。
雇用時の健康診断のポイントをおさえ、安心して入社前の健康診断を受診できるように準備を進めましょう。
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