保育園の遠足の事前準備の一つである下見。目的地が初めて行く場所の場合、どのような点を確認すればよいのか知りたい保育士さんもいるかもしれません。今回は、トイレやお弁当を食べる場所、駐車場の位置など遠足の下見でチェックすべきポイントを紹介します。また、下見をする前にやっておくこともまとめました。
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保育園の遠足の下見をする目的
保育園では、春や秋の遠足、親子遠足、お別れ遠足など年に何回か遠足の行事があるのではないでしょうか。
それらの計画を立てたり、引率したりする予定のある保育士さんのなかには、事前に目的地の下見は必要なのかやどんなことを確認すればよいのかわからないという保育士さんもいるかもしれません。
そもそもなぜ、下見は必要なのか、目的から確認してみましょう。
トラブルを回避するため
下見には、以下のような当日のトラブルを回避する目的があります。
- 目的地でのトイレの位置がわからず慌てる
- 地図上では集合場所を定めていたが、実際の場所がわからない
- 危険箇所を確認しておらず、子どもが危ない思いをする
- 予想よりも目的地までが遠く、計画通りに進まない
- 子どもが迷子になってしまったが、管理事務所の場所がわからない
実際に現地を見ていないことで、以上のようなトラブルが起きた際に冷静に対処できないということも考えられます。
下見をして現地の特徴や注意箇所を確認したり、想定されるトラブルの対処法を考えておいたりすることが大切です。
当日の計画をしやすくするため
下見には、当日の計画をしやすくする目的もあるでしょう。一般的な遠足は、以下のような流れで行ないます。
- 園に集合
- 歩やバスで出発
- 目的地に到着
- 記念撮影
- 順路に沿って見学、または自由遊び
- 昼食
- 自由時間
- 集合して帰園
- 解散
このような流れを想定しながら現地を見ることで、当日どのように動けばよいのかがイメージできるかもしれません。
「集合場所はここにしよう」「遊ぶ場所はここからここまでにしよう」、「お弁当はここに移動して食べよう」、など実際に見ながらイメージすることで、時間設定や人員配置などの計画がしやすくなるでしょう。
保育園の遠足の下見でチェックするポイント
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保育園の遠足の下見で、チェックするポイントをまとめました。
目的地までのルートは安全か
遠足に徒歩で行く場合は園から目的地、電車などの公共交通機関を使う場合は駅から目的地といったルートを実際に保育士さんが歩き、安全かどうか確認しましょう。
歩道の有無や交通量、時間帯による人通りなどをチェックします。その際、子どもの安全を考えて、早く到着できるルートよりもできるだけ危険を避けたルートを選ぶことがポイントです。
トイレや水道の位置はどこか
目的地内のトイレと手洗い場所を確認しておきましょう。あわせて、トイレ内の便器の数と形、おむつ替え場所の有無などを把握します。
そうすることで、当日子どもをトイレや手洗いに連れていく際にも慌てずに対応できるでしょう。
どこでお弁当を食べるか
お弁当を食べる場所も決めておきましょう。
遠足の参加人数に応じて、全員がゆとりをもってシートを広げられたり、集まって座ったりできる場所を選ぶことがポイントです。
子どもが落ち着いて食べられるよう、傾斜や地面の凹凸の少ないところがよいでしょう。
注意すべき箇所や危険箇所はあるか
目的地の敷地内に喫煙所や貯水槽、側溝など危険が想定される場所があるかを確認します。
また、広場や砂場などに不衛生なゴミや危険物が落ちていないかも見ておきましょう。
どこで集合写真を撮るか
集合写真の撮影をする場合は、適した場所を決めておきます。
ルートや天候に応じて、いくつか候補を用意しておくと当日の状況変化にも対応できるかもしれません。
事務所や管理センターの位置はどこか
施設や公園を管理する事務所などの有無と所在を確認しましょう。
ある場合は、事務所の方に挨拶し事前に当日の流れを共有しておくことで、お互いに安心して過ごせそうです。
また、場所を把握しておけば当日に迷子や救護などのトラブルが起きたときにも協力を仰ぎやすいかもしれません。
視界を遮るものはないか
敷地内に大きな建物や植え込みなど、視界を遮るものがないか確認します。自由時間には子どもがバラバラに動くこともあるでしょう。
できるだけ子どもが死角に入らず、保育士さんが広く見守れる場所を自由時間の場所として選ぶことがポイントです。
雨宿りできるスポットはあるか
雨宿りをする場所やそこまでの行き方もチェックしておきましょう。遠足当日、突然雨が降ってくる可能性もあります。
その際にどのように対処するかも、下見で確認したポイントを参考に考えておくとよさそうです。
どの駐車場を利用するか
大型施設などにバスで行く場合、駐車場が複数箇所にわかれている場合もあります。敷地内のルートによって、どの駐車場を利用するか考えておきましょう。
あわせて、駐車場から敷地内まで移動する距離や時間がどれくらいかも確認し、計画に組み込んでおくことが大切です。
音を出してもよいか
敷地内でマイクを使って話したり、音楽を流してレクリエーションをしたりする場合、音を出してもよいか確認しましょう。
場所によっては禁止されているほか、禁止はされていなくても近隣の方の迷惑になる可能性もあります。管理事務所がある場合は、職員の方に事前に相談し許可を取っておきましょう。
目的地の施設形態や広さなどによって見るべきポイントは異なりますが、当日の計画に沿って確認するとよいでしょう。
下見をした時点で、遠足の目的地として適切ではないと判断した場合は、園長先生などに相談し行き先を変更するのも一つの方法かもしれません。
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保育園の遠足の下見をする前にやっておくこと
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最後に、保育園の遠足の下見をする前にやっておくことを紹介します。
目的地について事前に調べる
下見に行く前に、目的地のHPなどで情報を集めておきましょう。サイト上の地図や案内図を印刷すれば、事前に巡るルートなどの想定がしやすくなるかもしれません。
また、施設によっては遠足の下見に行く場合、入場料が無料になる場合もあるので確認しておくとよさそうです。
前年までに遠足で行ったことのある場所であれば、引率経験のある先輩保育士さんに話を聞いくのもよいかもしれません。HPではわからなかったおすすめポイントや注意点などが知れるかもしれませんね。
チェックリストを作る
下見において確認したいポイントをピックアップし、チェックリストを作りましょう。
遠足の下見は勤務時間内に行なうこともあるようです。できるだけ効率よく、かつ短時間で済ませるためにも、あらかじめチェックしたいことを考えておくことが大切です。
下見の際に管理者の方に直接質問したいことや相談したいことがあれば、それもリスト化し、忘れずに回答を得ておきましょう。
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チェックポイントを押さえて、効率よく遠足の下見をしよう
今回は、保育園の遠足の下見の目的やチェックするポイントについて紹介しました。
遠足には、当日のトラブルを回避したり、計画をしやすくしたりする目的があります。さまざまな場面を想定しながら入念に下見をして、当日に慌てることなく過ごせるようにしましょう。
トイレの位置やお弁当を食べる場所などのチェックポイントを押さえてリスト化し、効率よく下見ができるとよいですね。
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