2歳児頃のイヤイヤ期の歯磨き指導について知りたい保育士さんもいるでしょう。子どもが歯磨きを嫌がる理由がわかれば上手に対処できるかもしれません。歌や絵本を活用して、歯の大切さを楽しく伝えられるとよいですね。今回は、保育園でできる歯磨き指導をまとめました。また、仕上げみがきをするときのポイントも紹介します。
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子どもが歯磨きを嫌がる理由とは
保育園で行う歯磨き指導で、子どもが嫌がってしまうことがあるかもしれません。
虫歯になっては困るものの、無理やり磨こうとしても子どもはかえって逃げてしまうこともあるでしょう。
なぜ歯磨きを嫌がるのかがわかれば、子どもの気持ちに寄り添った指導ができるかもしれません。
まずは、子どもが歯磨きを嫌がる理由として、考えられることをまとめてみました。
口に入る違和感を不快に思う
口の中に歯ブラシが入る感覚に慣れず、抵抗を感じる子どももいるでしょう。
舌に歯ブラシが触れて、吐き気を感じることもあるかもしれません。
また、しばらく口を開けないといけない状態が嫌という理由も考えられそうです。
歯ブラシが痛い
保育士さんの歯磨きのやり方が間違っていると、子どもが痛みを感じることがあるかもしれません。
上唇の内側にあるスジなどに歯ブラシを強く押しつけないようにするなど、磨き方に注意が必要でしょう。
怖さを感じる
保育士さんが歯磨きをする際に、子どもが恐怖心を抱いてしまっている可能性もあるでしょう。
また、無理やり歯磨きをしようとすると、子どもに威圧感を与えてしまうかもしれません。
子どもがリラックスできるよう、保育士さんが笑顔で歯磨き指導を行うことを意識できるとよいですね。
まだ遊びたい
遊びを中断して歯磨き指導に入ると、子どもはもっと遊びたかったという思いから嫌がってしまうということも考えられます。
食事のすぐ後など、子どもが活動に入る前に歯磨き指導を行うようにするとスムーズかもしれませんね。
イヤイヤ期を乗り切る歯磨き指導5選
口の中に歯ブラシが入ることに違和感がある子どもも多いため、歯磨きが大好きという子どもは少ないかもしれません。
とくに2歳児頃のイヤイヤ期と重なれば、歯磨き指導が大変だと感じる保育士さんも多いでしょう。
しかし、子どもが歯磨きに興味を持てれば指導しやすくなるかもしれません。
ここでは、遊びの延長のように楽しくできる歯磨き指導の方法を、5つ紹介します。
口を触られることに慣れさせる
保育士さんの手の平を子どもの口に当てたり離したりという遊びを普段から取り入れてみましょう。
そうすることで、歯磨き指導の際に口に触れたとしても、子どもがそれほど驚かないかもしれません。
0歳児クラスのうちから、歯磨きに慣れるよう導入してもよいですね。
歌を取り入れる
歯磨きにちなんだ歌を聴かせながら、歯磨き指導をしてみましょう。
音楽を流したり、動画を見せたりすることで、歯磨きに興味を持つきっかけになるかもしれません。
また、保育士さんが歯磨き用に替え歌を作り、歌いながら歯磨き指導を行ってもよいですね。
歯磨きに関係のない曲でも、子どもの好きな音楽を流すことで楽しい雰囲気が作れそうです。
絵本を活用する
歯磨きにちなんだ絵本の読み聞かせをしてみましょう。
保育士さんが言葉だけで歯磨きの大切さを語るよりも、絵本を通して学べば子どもが楽しみながら内容を理解しやすいかもしれません。
絵本を通して、虫歯になると大変なことや歯の大切さを伝えることができれば、子どもが歯磨きを頑張ろうと思うことにつながりそうです。
手作りのシアターを見せる
保育士さんが歯磨き指導にちなんだ内容でペープサートやエプロンシアターなどを作り、子どもに見せるのもよいでしょう。
例えば、仕上げ磨きをするとピカピカの歯になれることなど、歯磨きを頑張ればこんなよいことがあるというストーリーがよさそうです。
子どもの好みのキャラクターを使えば、より子どもが興味を持ってくれるかもしれません。
ぬいぐるみといっしょに歯磨きをする
子どものお気に入りのぬいぐるみや人形を使って、いっしょに歯磨きをする演出をしてみましょう。
「うさぎさん歯磨き上手だね。」「〇〇ちゃんの歯磨きを隣で応援してくれているよ。」などぬいぐるみなどを活用することで、子どもは楽しい気持ちになるかもしれません。
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保育園でイヤイヤ期の子どもに仕上げの歯磨きをするときのポイント
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仕上げ磨きとは、子どもの磨き残しを防ぐために保育士さんなど大人がケアをすることです。
2歳児頃のイヤイヤ期の子どもだと、仕上げ磨きを嫌がるケースがあるかもしれません。
しかし、イヤイヤ期が虫歯のできやすい時期と重なる可能性も考えられるので、健康な歯を保つために工夫が大切でしょう。
ここでは、イヤイヤ期の子どもに仕上げの歯磨きをするときのポイントを紹介します。
楽しい雰囲気を作る
子どもが楽しめる雰囲気作りを意識しましょう。
「あ、口の中に虫歯菌マンがいるよ!ピカピカに歯を磨くからジッとしていてね!」などと、保育士さんが正義の味方風に演技をしながら歯磨きをしても楽しそうです。
保育士さんがおもしろい顔をしながら対応しても、子どもは笑顔になるかもしれません。
子どもが緊張しないよう、保育士さんは構えすぎずに優しい笑顔で歯磨き指導を行えるとよいですね。
磨く強さに気をつける
保育士さんが間違った磨き方をすると、子どもが痛みを感じて歯磨きを嫌がることがあるかもしれません。
そのため、子どもの歯にブラシの先を優しくあてるよう意識するとよいでしょう。
歯ブラシに力を入れ過ぎて、ゴシゴシと強く磨かないよう注意が必要です。
虫歯になりやすい箇所を磨く
子どもが歯磨きを嫌がってしまうと、歯の全体をまんべんなく磨くことはなかなか難しいかもしれません。
その場合は、上の前歯や上下の奥歯、歯間など、虫歯になりやすい箇所を重点的に磨くように心がけるとよいでしょう。
磨く時間を決めて習慣づける
毎食後など、1日に何回も歯磨き指導を行うのは大変かもしれません。
そのため、昼食の後にはしっかり歯磨きをして、おやつの後はうがいだけするなどと決めてもよいでしょう。
1日1回でも、必ず歯磨きをするという習慣をつけることが大切です。
なお、歯磨きをする時間は一般的に3分以上が目安とされているようですが、子どもは長いと感じるかもしれないので、できるだけ短時間で済ませることがポイントといえそうです。
たくさん褒める
褒められるとうれしい気持ちになる子どもは多いでしょう。
「横になれてえらいね!」「口を開けられてすごいね!」などと、子どもが歯磨きの際にできたどんな小さなことでも、たくさん褒めるようにしましょう。
子どものがんばりを認めることで、少しずつ前向きな気持ちで歯磨きできるようになるかもしれません。
子どもの体調を考慮する
子どもの体調が優れない場合、歯磨きを普段より嫌がることがあるかもしれません。
そのようなときに無理やりしても、子どもはますます歯磨きが嫌いになってしまうでしょう。
体調が戻ったときに、子どもの様子に合わせて歯磨き指導を再開できるとよさそうですね。
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今回は、イヤイヤ期の子どもの歯磨き指導について、歯みがきを嫌がる理由や楽しく行えるアイデアなどについてまとめました。
イヤイヤ期に差し掛かる2歳児頃は、歯磨きを嫌がることがあるかもしれません。
保育園で行う歯磨きの時間が苦痛にならないよう、保育士さん自身が楽しそうに歯磨きをする姿を見せるとよいかもしれません。
子どもの歯を健康に保てるように、毎日必ず歯を磨くという習慣をつけることが大切です。
イヤイヤ期の子どもへの歯磨き指導のコツをおさえて、歯を磨くことの重要性を伝えられるとよいですね。
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