【連休明け】保育園の子どもの姿とは?泣く子どもなどへの対応やかかわるときのポイント

    ゴールデンウイークなど大型連休のある5月。保育園では連休明けということもあり、入園当初のように泣いたり、保育園を楽しみに登園したりとさまざまな子どもの姿が見られるかもしれません。そこで今回は、連休明けの保育園での子どもの姿や保育士さんの対応のしかたについて、ねらいとあわせて紹介します。


    手をつないで散歩する様子

    milatas/shutterstock.com

     

    連休明けの保育園の様子や生活のねらい

    戸外に出て気分転換をしやすい5月。

    こどもの日や母の日などの行事のほか、ゴールデンウィークの連休もありますよね。

     

    連休明け初日の保育園では、久しぶりの登園を楽しみにする子もいれば、休み中家族と過ごしたことで、家族と離れることが悲しくなってしまい泣いて登園する子どもなどさまざまでしょう。

     

    子どもたちだけでなく、保育士さん自身も混乱することが考えられるので一日の流れを把握し、ねらいに沿って対応することが大切ですね。

     

    この時期の園生活には、次のようなねらいが挙げられます。

     

    • 友だちや保育士といっしょに楽しんで遊ぶ
    • 生活のリズムを整える

     

    特に休み明けは、子どもたちが体調を崩しやすい時期でもあるため、連休の疲れが出ていないかなども確認することが大切です。また子どもたちの様子をきちんと把握し、その子に合わせた対応も重要になるでしょう。

     

    保育士さんは生活のリズムを整えながら安心して登園できるように、声がけやふれ合いの時間を作ることも意識していけるとよいですね。

     

    今回は、連休明けの保育園の具体的な子どもの姿、保育士さんの関わり方について紹介します。

    連休明けの保育園で見られる子どもたちの姿

    はじめに、休み明けの保育園で見られる子どもたちにどのような姿が見られるのか見ていきましょう。

     

    何をするにも時間がかかる

     

    一つひとつやることに対して時間がかかり、ダラダラしてしまう子どももいるかもしれません。

    休みを挟んだことで4月にできていたことも、保育士さんに促されないと行動しないという姿も見られそうです。

     

    落ち着きがない

     

    連休中は家族で過ごし、思い思いの時間を過ごした子どもも多いことでしょう。その期間とのギャップもあり、連休明けは落ち着いて過ごせなかったり、集団行動ができなかったりする子どももいるかもしれません。

     

    泣く

     

    登園の際、家族と離れてしまうことから寂しくなり、泣く子どももいるでしょう。休み中の楽しさを思い出し、もっといっしょにいたいという思いの表れかもしれません。

     

    期待を持って登園する

     

    保育園の生活に慣れてきて、普段の休み明けのように笑顔で登園できる子どももいるでしょう。なかには、泣いている子に「どうしたの」など声をかけられる子もいるかもしれません。

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    連休明けの保育園での保育士の対応法

    赤ちゃんを抱っこする保育士さん

    yamasan0708/shutterstock.com

     

    登園を楽しみにする子や泣く子などさまざまな姿が見られる連休明け。
    そんな時期に保育士さんはどのようにかかわるとよいのか、シーン別に紹介します。

     

    泣いている子どもがいる場合

     

    はじめに、泣いている子がいる場合の対応方法を見ていきましょう。

    安心できるような環境を作る

    まず、その子が安心できるような環境を作りましょう。”保育園は安心して過ごせる場所”と感じられるように、子どもの好きなおもちゃを配置したり、好きなもので思う存分遊んだりできるような環境にすることが大切です。

    子どもの気持ちに寄り添う

    久しぶりの登園に不安を感じる子どもに対して、子どもの気持ちを受け止めながら、「保育園でいっぱい遊ぼうね」などと期待感を持てるような言葉かけをしてみましょう。

     

    もし泣いている子がいた場合には、何が嫌なのか子どもに聞いたり、思いきり泣けるように環境を変えて見守ったりすることも大切です。

    そのうえで「〇〇が嫌なんだね」と共感すると、「自分の気持ちをわかってくれた」と思ってくれるかもしれません。

     

    子どもが甘えたそうにしているときは、手をつないだりいっしょに遊んだりして、子どもの気持ちを満たせるようなかかわり方をしていきましょう。

     

    保護者の方とのやりとりを丁寧にする

     

    連休明けは、保護者の方も不安になってしまうことが考えられます。園での子どもたちの様子をきちんと伝えたうえで、「お家ではどうですか」など自宅での様子も確認することが大切です。

     

    また、連休中に生活のリズムがずれてしまったお家には「◯時までに起きられるとよいかもしれませんね」など、整えるための提案をしてもよいかもしれません。

     

    乳児クラスの子どもは触れ合う時間を増やす

     

    特に乳児クラスの場合、保育士さんとスキンシップを取ることで「先生に甘えていいんだ」「いっしょに遊ぶと楽しい」という気持ちを思い出してくれるかもしれません。安心して登園できるように、乳児クラスの子どもたちと触れ合えるアイデアを見ていきましょう。

    わらべうた

    わらべうたとは、昔から歌い継がれてきた遊びです。短いメロディのものが多いため、覚えやすい歌が多くあります。また、歌の振り付けを楽しみながら体を動かして遊べるのも特徴です。

    手遊び歌

    手遊びはわらべうたと同様に、道具を使わないのですぐに始めることができます。

     

    手や指先を使いながら、保育士や友だちなど周りにいる人と触れ合うよろこびを感じられるようです。いつでも活用できるので、連休明けの気持ちを切り替えるときに子どもたちの好きな手遊び歌を取り入れてみましょう。

    体を使った遊び

    全身を使って遊ぶ運動遊びをしてみましょう

    体を動かす楽しさを感じ、保育士さんや友だちと自然にスキンシップを取ることができます。

    工夫すれば室内でもできるので、子どもたちと思いきり身体を動かして遊んでみましょう。

     

    関連動画:【手遊び歌】いっぽんばしこちょこちょ/保育士バンク!

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    子どもが楽しめる遊びを取り入れる

     

    子どもたちが期待を持って登園ができるような遊びを取り入れましょう。

    乳児クラス

    • 散歩
    • ふれあい遊び

     

    乳児クラスでは、戸外に出る散歩やふれあい遊びなどで楽しんでみましょう。

    散歩をするときは、子どもの足で行ける場所なのか、目的地に着いたら少し遊べる場所があるのか、お散歩車は何台あるのかなど事前に確認することが大切です。

     

    また、保育士さんといっしょにふれあい遊びをしてスキンシップを取るのもよいですね。一斉に行なってしまうと手持ち無沙汰になってしまう子どもも多いため、自由遊びの時間に行なってもよいかもしれません。

    幼児クラス

    • 散歩
    • 異年齢交流
    • 製作遊び

     

    幼児クラスになると、散歩のほかにもお兄さん、お姉さんとの異年齢交流や製作遊びなど楽しめることがさまざまあります。

     

    まだ入園してすぐの3歳児の場合、5歳児のクラスの子どもとペアになって手をつないだり、午睡後の片付けや用意を手伝ってもらったりするとお兄さんやお姉さんの存在がわかり、親しみが持てるでしょう。

     

    製作遊びでは、初めは簡単なものから始め、慣れてきたら難易度を上げるようにすると飽きずに取り組めそうですね。

     

    次の活動や翌日に期待が持てるような言葉がけをする

     

    子どもが楽しめる活動などを伝え、翌日の保育園に期待が持てるようにすることが大切です。

    たとえば、給食のメニューを発表したり、子どもたちに「明日は何で遊びたいかな」と質問したりして一番多い意見の遊びを取り入れるなど、子どもたちの意欲を引き出せるようにしてみましょう。

     

    子どもの体調の変化に目を配る

     

    連休明けは体調を崩しやすいため、子どもの様子に気を配るようにしましょう。体調がよくない子どもがいた場合は、別の部屋を用意して休めるようにするなど、子どもに合わせた対応をすることが大切です。

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    連休明けの保育園での子どもの様子を知って、きちんと対応しよう

    今回は、連休明けの保育園の子どもたちの姿について紹介しました。

     

    休み明けの園生活には、周囲の人といっしょに遊ぶことを楽しんだり、生活のリズムを整えたりすることをねらいとしています。家族と離れるのが寂しくて泣く子もいれば、登園を楽しみにする子がいるなどさまざまな子どもの姿が見られるため、翌日の保育園に期待を持って登園できるような工夫をすることが大切です。

     

    このコラムを参考にしながら、連休明けの子どもの対応について役立ててみてくださいね。

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