4月には新しい子どもたちや保護者の方を迎える入園式があります。式典では、職員紹介の一環として担任保育士さんから挨拶をすることがあるでしょう。新年度らしく前向きで明るい自己紹介をしたいものの、どんなことを言えばよいのか悩みますよね。今回は、入園式で保護者や子どもに向けて行なう担任挨拶のポイントや例文を詳しく紹介します。
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入園式で行なう担任挨拶とは?
新年度を迎えると、保育園には新しい子どもたちが入ってきますよね。新入園児とその保護者を歓迎し、お祝いするのが入園式です。
一般的なプログラムとして、園長挨拶や来賓からのお言葉、新入園児紹介の他、職員紹介などが行なわれることが多いでしょう。
クラスを受け持つことになった保育士さんは、担任として子どもや保護者に向けて挨拶をすることがあります。
主にお祝いのメッセージや「これから1年間よろしくお願いします」といった気持ちを伝えるのが一般的でしょう。
具体的な入園式の挨拶の流れやポイントを詳しく見ていきましょう。
なお、以下の記事では転職初日の保育士さんが準備すべきことを解説していますので詳しく知りたい方は参考にしてくださいね。
入園式で行なう担任挨拶の流れやポイント
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入園式で行なう担任保育士さんの挨拶は、基本的に以下の流れで進めるとよいでしょう。
1.お祝いの言葉
2.自己紹介(担当クラスと名前)
3.今後の抱負
4.締めの挨拶
1.お祝いの言葉
まずは「ご入園おめでとうございます。」とお祝いの言葉を伝えます。
子どもや保護者はどんな人が担任なのかワクワクしていることでしょう。第一印象はとても大切になるので、笑顔で元気よく挨拶することがポイントです。
2.自己紹介
お祝いの言葉を伝えたら、自己紹介を行ないます。
自分が担当するクラスと、名前を述べましょう。「〇〇先生と呼んでください」など呼び名を伝えれば、親しみを感じてくれるかもしれません。
子どもも保護者も聞き取れるように、大きな声で少しゆっくりと話すとよいでしょう。
3.今後の抱負
次に、保育目標や今後の抱負を述べます。
子どもたちが安心して園生活を送れるようにどんな風に過ごしていきたいのかを手短にまとめましょう。
子どもと保護者が、これからの新生活に期待を膨らませられるような内容を伝えられるとよいですね。
4.締めの挨拶
最後に締めの言葉を述べましょう。
子ども向けの場合は「明日から楽しく過ごそうね」、保護者向けの場合は「1年間よろしくお願いします」といった形で結びの言葉を伝え、挨拶を終えます。
当日は緊張する方が多いでしょう。あらかじめ文章をまとめておき、何度か練習しておくとよいですね。
職員紹介の時間は限られており他の保育士さんも挨拶をするため、だらだらと話さずに1分程度で簡潔にまとめることが大切です。
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【保護者向け】入園式で行なう担任挨拶の例文
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保護者向けの担任挨拶の例文を紹介します。
例文1
保護者の皆様、本日はご入園おめでとうございます。〇〇組の担任の△△と申します。
大きく成長する子どもたちの気持ちに寄り添いながら、保育園での生活を充実して過ごせるように全力でサポートしてまいります。
お子さまのことや園生活について不安なことがありましたら、いつでもご相談ください。1年間、よろしくお願いいたします。
例文2
保護者の皆様、本日はご入園おめでとうございます。〇〇組の担任の△△と申します。
これから子どもたちが楽しく安全に園生活を送れるように、精一杯サポートさせていただきたいと思います。
保護者の方々とともに子どもたちの成長を見守り、たくさんの思い出をつくりたいと思いますので、1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
例文3
保護者の皆様、ご入園おめでとうございます。〇〇組の担任の△△と申します。
本日、皆様と会えることを楽しみにしておりました。この1年間、子どもたちの成長を見守る中で、いっしょに笑ったり遊んだりしながら園生活を支えていきたいと思います。
なにかお子様のことで心配事や不安がある場合はいつでもご相談ください。これからどうぞよろしくお願いいたします。
例文4
保護者の皆様、本日はご入園おめでとうございます。〇〇組の担任の△△と申します。
新しい生活のスタートや環境の変化に戸惑う保護者の方や子どもたちがいるかもしれませんが、担任として園生活に馴染めるようにサポートさせていただきたいと考えています。
これから製作や運動遊び、行事などを通して、子どもたちが笑顔いっぱいに過ごせるように成長を見守っていきたいと思いますので、何か心配事がありましたら気兼ねなくご相談ください。
これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
例文5
保護者の皆様、本日はご入園おめでとうございます。〇〇組の担任を務めます、△△と申します。
子どもの成長に沿った運動や遊びを積極的に取り入れ、一人ひとりに寄り添った保育をしてまいります。
保護者の皆様と、これからの子どもたちの成長をいっしょに見守っていけることを心からうれしく思います。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
保護者に向けて挨拶するときは、安心して保育園に預けてもらえるように丁寧に抱負を述べることを心がけましょう。
初めて子どもを保育園に預ける保護者のなかには、子育てや園生活についての心配事を抱えている方もいるかもしれません。
担任として、親身にサポートする姿勢を伝えれば、保護者との信頼関係も築きやすくなりそうですね。
【子ども向け】入園式の担任挨拶の例文
tatsushi / stock.adobe.com
子ども向けの担任挨拶の例文を紹介します。
例文1
〇〇組のみなさん、ご入園おめでとうございます。私は、担任の△△先生です。
保育園では、お友だちと外で遊んだりお散歩をしたり歌を歌ったり、楽しいことをしてたくさん遊びます。先生は早くみんなと仲よくなりたいです。明日から元気いっぱい遊びましょう。
例文2
〇〇組のみなさん、ご入園おめでとうございます。私は、担任の△△先生です。
先生は折り紙や画用紙でものを作ったり、縄跳びやボールを使って身体を動かして遊んだりすることが大好きです。これからみんなとたくさん遊んで、仲良くなりたいと思っています。
なにか心配なことや悲しいことがあったら先生に教えてね。これからみんなと毎日会えるのを楽しみにしています。
例文3
〇〇組のみなさん、ご入園おめでとうございます。私は、担任の△△先生といいます。
今日、初めて□□保育園に来たよっていうお友だちもいるよね。
□□保育園には大きな滑り台があったり、おもちゃや絵本があったり、みんなが遊べるところがたくさんあります。
今はちょっぴり緊張しているお友だちが多いかもしれませんが、これからたくさん遊んでおいしい給食を食べて、元気よく過ごせたらうれしいです。
明日もみんなと会えるのを楽しみに、〇〇組で待っているね。これから1年間よろしくお願いします。
例文4
〇〇組のみなさん、ご入園おめでとうございます。私は△△先生といいます。
先生はずっと前からみんなと会える日が早く来ないかなあと楽しみにしていました。今日、みんなに会えてとってもうれしいです。
これから□□保育園で友だちとつくったり、たくさん遊んだりして毎日楽しく過ごせたらいいなあと思います。困ったことがあったら「〇〇先生!」って声をかけて教えてね。
これから1年間、どうぞよろしくお願いします。
例文5
〇〇組のみなさん、ご入園おめでとうございます。私は△△先生です。
先生は、みんなに会えるのをとっても楽しみにしていました。先生はピアノと歌が大好きなので、これからみんなとたくさん歌を歌って楽しみたいです。
これから□□保育園で楽しい思い出をつくっていこうね。
子どもに向けて挨拶するときは、集中できるようにできるだけ手短にまとめるようにしましょう。また、「保育園って楽しそう」と思ってもらえるよう笑顔で元気に話すこともポイントです。
まずは「顔と名前を覚えてもらう」くらいの心構えでいるとリラックスして挨拶できそうですね。
入園式の担任挨拶で子どもや保護者を温かく迎え入れよう
入園式は、新しく保育園に通い始める子どもとその保護者を歓迎しお祝いする行事です。
担任として挨拶する際は今後の抱負などを伝え、子どもや保護者が今後の園生活に期待感を持てるような内容にするとよいでしょう。
初めて顔を合わせることになる挨拶の場面では、笑顔で元気よく話すことが大切です。担任挨拶のポイントを押さえ、新年度らしく温かい気持ちで新入園児を迎え入れましょう。
なお、以下の記事では転職をしたときの初日の挨拶について解説していますので詳しく知りたい方は参考にしてくださいね。
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