【例文集】パート保育士の志望動機。履歴書の書き方や面接で伝えるときのポイント

パート保育士として転職する場合の志望動機では、どのようなことを伝えればよいのでしょうか。履歴書や面接で必ずと言っていいほど求められるため、しっかりとポイントを押さえておきたいですよね。今回は、パート保育士の転職に役立つ志望動機の書き方を、未経験やブランクありなどのケース別例文とあわせて紹介します。


パソコンをする女性

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パート保育士の志望動機の伝え方を知ろう!

「この園で働きたい」という熱意を伝えるためのアピール材料となる志望動機。


転職活動では聞かれることが多いため、履歴書や面接でどのように伝えればよいか悩みますよね。


なかでもパート勤務を希望する場合、子育てや出産によってブランクがあるケースや未経験からチャレンジする場合もあるため、ケース別の書き方を知っておくと安心かもしれません。


パート保育士にはどのようなことが求められるのか、どういったポイントを押さえるべきかをきちんと把握し、転職意欲が伝わる志望動機を作成してみましょう


今回は、パート保育士の志望動機の書き方や伝える際のポイントなどをくわしく紹介します。

パート保育士に求められるものとは?

まずは、保育園側がパート保育士さんにどのようなことを求めているのか見ていきましょう。



園側が求める時間帯で働けるか


園側は、パート保育士さんが求める時間帯で働けることを期待しているようです。


例えば、「朝7:00~9:00」「夕方16:00~19:00」といった早朝保育や延長保育の時間帯は、正社員保育士さんだけで回すのが難しい場合も。


求人に記載されている時間帯は人手が足りない時間とも考えられるので、該当の時間で勤務できることが求められるでしょう。



時間の融通が利くか


時間の融通が利くことも、園側がパート保育士に求めることとして挙げられます。


特に行事前などの忙しい時期は、「少し勤務を延長してもらいたい」「早く出勤をして欲しい」とお願いされることもあるかもしれません。


そのようなときに時間の調整ができれば、園側から重宝されそうですね。


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保育士経験やスキルがあるか


パート保育士さんは、保育士経験や保育に関するスキルを求められることも多いでしょう。


保育経験や知識があれば、保護者や子どもとのかかわりに活かすことができます。スムーズに業務に入ることができれば、即戦力として働くこともできそうですね。


ただし、実際は未経験歓迎の求人も多数あります。保育経験が必須というわけではないので、他のポイントをアピールできれば未経験の方でも採用されるチャンスはあるでしょう。

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パート保育士の志望動機を作成するときのポイント

保育士

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パート保育士に求められることを踏まえ、ここでは志望動機を作るときのポイントを3つ紹介します。



1.志望先の園を選んだ理由を書く


一つ目のポイントは、その園を選んだ理由を伝えることです。


保育園の理念や保育方針へ共感をした旨を書くと、採用後のミスマッチが少ない人材だと思ってもらえるかもしれません。



2.保育で活かせる経験を挙げる


二つ目のポイントは、保育で活かせるスキルや前職での経験を伝えることです。


例えば、「前職は小規模保育園で働いていたため、子どもたち一人ひとりと丁寧に向き合ってきました。この経験を活かして貴園でも子どもたちと深く接していきたいです。」などと書けば、園側も何ができるのか、どんなことをしていたのかがわかりやすくなるでしょう。



3.入社後やりたいこと・実現できることをまとめる


三つめのポイントは、入社後にやりたいことや実現できることなどを伝えることです。


例えば、「入社後は、若手保育士を引っ張っていけるようなリーダーになりたい」「ゆくゆくは正規職員となりたい」などと書けば、どんな目標を持って働いてくれるのかイメージしてもらいやすくなるでしょう。

【ケース別】パート保育士の志望動機の例文

ここでは、履歴書や面接で活かせるパート保育士の志望動機の例文をケース別にまとめました。


ブランクからの復職、未経験、別の園への転職の3パターンに分けて見ていきましょう。



【ブランクあり】子育てと両立しながら働く場合の例文


例文①

前職では保育士として4年間働いていましたが、出産を機に退職しました。

子育てをするなかで保育士として働いていた頃を思い出し、もっとたくさんの子どもたちの笑顔を見たいと思うようになりました。


もう一度保育士として子どもたちの成長に関わっていきたいと考えたため、今回志望いたしました。


限られた時間にはなってしまいますが、近くに義母がおりますので子どもの送迎等は協力して行っていきます。また、時間の融通は利きますので、貴園が募集している時間帯で問題ございません。

例文②

前職では5年間小規模の認可保育園に勤めていましたが、出産を機に退職に至りました。


子育てがひと段落つき、また保育士として働きたいと思っていたところで貴園の求人を拝見しました。少人数制を導入し子どもたちに寄り添う保育を重視している貴園の理念に共感したため、この度応募いたしました。


仕事の間は自分の親や夫の父母に預かってもらう予定となっておりますが、子どもがまだ小さいためフルタイムでの勤務は難しいものの、早朝や延長保育の短時間の勤務は可能です。


自身が親の立場になったことで、これまでよりも保護者の気持ちを理解できるようになりました。貴園に採用いただけましたら、子どもだけでなく、保護者の方にも寄り添いながら仕事をしていきたいと考えております。


子育てと仕事の両立をしたいと考えている方向けの志望動機の例文です。


保育士経験や子育てをしていることを強みとしてアピールしつつ、勤務時間については「短い時間ではありますが」などの言葉を添えて丁寧に伝えてみましょう。



【未経験】保育士資格取得を目指しながら働く場合の例文


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例文①

学生時代より子どもと関わる仕事がしたいと思い、前職では子どもに運動を教える講師として勤務しておりました。

働いているなかで、より子どもたちと近い距離でかかわりながら運動の楽しさをいっしょに味わいたいと考えるようになりました。


貴園は運動遊びを大切にし、さまざまな活動を行っていることをホームページにて拝見しました。貴園でなら、子どもが身体を動かす楽しさを感じる手助けをできるのではないかと思い、この度志望いたしました。


現在、保育士資格取得のために専門学校へ通っているため、限られた時間にはなりますが学業以外の時間帯で実務経験を積みたいと考えております。

例文②

前職では3年間接客業をしていました。ファミリー向けの飲食店で働いていたため、お子様連れのお客様とかかわる機会も多く、子どもたちの笑顔に癒される経験が多数ありました。


そのようななか、貴園のそばを通った際に戸外遊びをしている子どもたちの笑顔がとても印象的で、保育の道に進みたいと思うようになりました。


人とのつながりを大切にするという保育理念のもと子どもや保護者とのふれ合いを大切にしている貴園で、子どもたちに寄り添う保育をしたいと考えたため志望いたしました。


現在は保育補助のアルバイトをしながら保育の勉強をしているため、貴園で実務経験を積みながらゆくゆくは保育士として働きたいと思っております。


前職での経験や、保育士として働きたいと思ったきっかけが盛り込まれている例文です。

なぜその保育園で働きたいのかも伝えられれば、より熱意をアピールできそうですね。



【経験あり】別の保育園へ転職する場合の例文


例文①

私は貴園の『自然の中でのびのびと育つ』という保育方針に深く共感し、志望させていただきました。


私はアウトドアが好きで休みの日はよく登山やキャンプなどに出かけるため、山登りや川遊びなどの行事を通して、子どもたちに自然のなかで遊ぶ楽しさを伝えていきたいと考えております。


結婚はしていますが子育てはしていないため、求人に記載のあった9:00~16:00の時間帯で勤務可能です。体力には自信があるため、外遊びを大切にしている貴園で子どもたちの健康をサポートしていきたいと考えております。

例文②

貴園の『自分で学ぶ能力を育み自己教育の基礎を作る』という保育理念に共感し、志望させていただきました。


園見学の際に、四季折々の伝統行事を行っていることを知り、私も一員として子どもたちの興味や関心を広げる活動をしていきたいと思いました。


子どもが2人おりますが、どちらも中学校に通っているため勤務時間については柔軟に対応可能です。また行事の際は休日出勤も可能ですので、ぜひこちらの園で子どもたちの成長を見守っていきたいと考えております。


別の保育園へ転職する場合の志望動機の例文です。

保育方針や理念に共感する姿勢を見せ、なぜその園で働きたいと思ったのかをしっかりと伝えましょう。

読んでおきたいおすすめ記事

意欲が伝わる志望動機を作成し、パート保育士の面接に臨もう

今回は、パート保育士さんの転職に役立つ志望動機の書き方と例文を紹介しました。


保育園がパート保育士さんに求めているポイントとして、時間の融通が利くことや保育経験・スキルの有無などが挙げられます。


そのため志望動機を作成するときは、志望先の園を選んだ理由はもちろん、保育で活かせる経験や入職後にやりたいことなどと絡めながらアピールするとよいでしょう。


今回紹介した内容を参考にパート保育士の志望動機を考え、履歴書や面接時に役立ててみてくださいね。


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志望動機の書き方はもちろん、面接対策に迷われたときにもぜひご相談ください。


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