保育士さんのなかには、子どもが泣く理由について知りたい方もいるでしょう。 乳児の場合は生理的欲求や思い通りにいかないことで泣いてしまったり、幼児の場合は周囲との関わりのなかでのトラブルなどから泣いてしまったりと年齢によってさまざまなようです。 今回は、保育園で子どもが泣く理由と対応方法をまとめました。
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目次
子どもが泣く理由とは?
保育園では、泣いたり笑ったり、時には怒ったりとさまざまな子どもたちの声が聞こえてくるでしょう。
そのなかで、0歳児や1歳児のように言葉でうまく自分の気持ちを伝えられないときや3歳児や4歳児、5歳児のように意見の違いから友だちとトラブルになってしまったりして、泣いてしまうこともあるかもしれません。
子どもたちが泣くのには、そのときの状況や年齢の違いによって子さまざまな理由が考えられますが、それぞれの特徴をふまえておくと、その子に合わせた対応がスムーズにできそうですね。
今回は子どもが泣く理由についてくわしく紹介します。
【0歳児】子どもが泣く理由と対応方法
まずは、0歳児の子どもが泣く理由と対応方法について見ていきましょう。
0歳児が泣く理由
0歳児の子どもが泣く理由には以下のようなものが挙げられます。
- お腹がすいた
- 眠い
- おむつが気持ち悪い
主に生理的欲求が満たされていない場合に、泣くという表現で自分の意思を周囲に伝えているようです。ほかにも、その場の環境に飽きてしまったり、相手をして欲しかったりするときに泣いて気持ちを表していることもあるかもしれません。
対応方法
空腹状態や排泄の有無を確認する
先述したように0歳児の場合、「お腹がすいた」「おむつが持ち悪いなど」生理的な面で泣くことが多い時期のため、まずはお腹が空いた状態でないかと排泄の有無を確認しましょう。
ミルクや離乳食をあげたり、おむつを変えた上で抱っこをしたり、おんぶをしたりして様子を見るとよいかもしれません。
環境を変えて、気分転換する
空腹状態などを確認しても、なかなか泣き止まない場合もあるでしょう。そのときは、子どもの様子を見ながら戸外に出て環境を変えて気分転換をしたり、顔を見ながらあやしたりしてみましょう。
また、眠いなどの理由で泣いている場合は、ゆらゆらしたり安心できるような環境を作ったりすることが大切です。周りの子どもが気になる場合は目線を遮って子どもひとりの空間を作るのもよいかもしれません。
あらかじめ、保護者の方に普段どのように寝ているのかを聞くだけでも、子どもが安心して眠れるヒントが出てきそうです。
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【1歳児・2歳児】子どもが泣く理由と対応方法
次に、1歳児や2歳児の子どもたちが泣く理由と対応方法について見ていきましょう。
泣く理由
1歳児や2歳児が泣くのには、以下のような理由が挙げられます。
- 自我が出てくることで思い通りに行かない
- イヤイヤ期で何でも嫌になってしまう
2歳児になると自我が芽生え始め、イヤイヤ期が現れる時期でしょう。
自分の気持ちが通らないときや思い通りにいかないときなど、自分の気持ちを我慢できず、泣いて訴えることで保育士にわかってほしいという思いがあるのかもしれません。
他にも、1人でやりたかったのにできなかったという思いから、泣いてしまうこともあるようです。
対応方法
気持ちを汲み取り、代弁する
1歳児や2歳児が泣いているときの対応方法として、子どもの思いをきちんと汲み取り「こうしたかったのかな」と聞くことが大切です。そうすることで、「うんうん」と頷いたり首を振って違うと示したりしてくれるかもしれません。
何が原因で泣いているのかがわかったときは、「〇〇だったよね」と子どもの気持ちを代弁して言葉で表現するとよさそうです。
状況に応じて抱っこするなど、落ち着ける環境を作る
また、抱っこをするなど子どもが落ち着けるような環境を作るとよいでしょう。
他の保育士さんがそばにいたら、「何かありましたか?」と状況を見ていた方に聞いてみたうえで、対応考えることが大切です。
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録【3歳児・4歳児・5歳児】子どもが泣く理由と対応方法
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続いて、幼児クラスの子どもたちが泣く理由を見ていきましょう。
泣く理由
3歳児、4歳児、5歳児が泣いてしまう理由には以下のようなものが挙げられます。
- 友だちとケンカをしてしまう
- 周りの友だちに自分の思いが伝わらない
- コミュニケーションがうまくとれない
3歳児以降になると友だちとの関わりが増えることで、トラブルになってしまうこともあるようです。
周りの友だちに合わせて我慢することが多くなったり、自分の気持がうまく言えなかったり、伝わらなかったりと周囲の変化や環境によって泣いてしまうケースが多いのかもしれません。
対応方法
まずは、泣いている子の周りにいた子どもに状況を聞いてみると対応のヒントが得られるかもしれません。そのあとで本人に「〇〇だったのかな?」と聞き、ゆっくり話し出せるように子どもの目線に合わせて寄り添うようにしましょう。
泣いている間は無理に聞き出そうとせずに、泣き止むまで待ったり、落ち着けるように静かな場所に移動したりすることが大切です。
そのとき、他の先生に「〇〇にいますので、お願いします」と場所を伝え、他の子どもの様子を見てもらうようにしましょう。
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こちらが見た状況で判断をせず、子どもの話を最後まできちんと聞くことが大切です。
保育士さんが最後まできちんと話を聞くことで「話しを聞いてもらえた」「自分の思いを伝えられた」と子どもたちは思えるかもしれません。
一方で、子どもの話を最後まで聞けない場合、泣き続けてしまうことも考えられます。
そうならないためにも、静かな場所に移動したり、子どもに寄り添ってゆっくり話を聞けるような環境を作ったりすることも大切です。
先輩や同じクラスの保育士さんに相談をする
自分だけでは、解決が難しい場合や悩んでしまったときには先輩や同じクラスの保育士さんに相談をするとよいでしょう。
話をしている中で、「あの子はこう思っていたのかな」や「もしかしたらこう思っていなかったのかもしれない」ということに気づくこともあるかもしれません。1人で悩まず、他の先生に相談しながら対応していきましょう。
保護者の方にお家での様子を聞く(同じような場面での)
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