3歳児クラスでひな祭り製作をするとき、どんなものを作ればよいか悩む先生もいるでしょう。手先を器用に動かして、はさみやのりなどの道具を使えるようになる時期なので、紙コップや乳酸菌飲料の空容器など身近な素材を活用してみるとよいですね。今回は、3歳児向けのひな祭り製作のねらいとアイデアを紹介します。
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保育園で3歳児とひな祭りの製作をしよう
3月に迎えるイベントの一つに、ひな祭りがあります。
子どもたちが行事に関心をもつためのきっかけ作りとして、保育園の3歳児クラスで製作をしてみましょう。
女の子の成長を祝う行事ですが、男の子も女の子もいっしょにひな人形作りを楽しめるとよいですね。
3歳児が行うひな祭りの製作には、以下のようなねらいがあるようです。
- 製作を通してひな祭りに親しむ
- 絵の具や素材に興味をもち、自分なりの表現を楽しむ
あらゆることを自分でやりたいと思い始める時期なので、好きな色を選んで自由に描画できるはじき絵などにチャレンジしてみるとよいかもしれません。
また、製作に使用する材料に興味を持って取り組む姿も見られるため、紙コップや折り紙、コーヒーフィルターなどの素材を活用してみてもよいですね。
今回は、保育園で楽しめる3歳児向けのひな祭り製作のアイデアを紹介します。
3歳児向けのひな祭り製作【折り紙・画用紙】
ここでは、折り紙や画用紙を使った3歳児向けのひな祭り製作をまとめました。
簡単折り紙ひな人形
折り紙1枚で簡単に作れるひな人形の製作です。
用意するもの
- 折り紙
- ペン
作り方
1.白色の面を上にして、下から3分の1のあたりで上に向かって折ります。
2.(1)を左に90°回転させて、下から3分の1あたりで上に向かって折ります。
3.(2)を裏返して、手前の頂点を折り紙の中心に向かって折ります。
4.(3)を表に返して、白い部分に顔をかけばできあがりです。
ポイント
3歳になると、手先が器用になる子どもも出てくるかもしれません。このひな人形は3回折ればできあがりというシンプルな工程なので、折り紙の練習にもぴったりですね。
ただし、折り紙に慣れていない子どももいるかもしれないので、先生がお手本を見せながらいっしょに折り進めるようにしましょう。
画用紙でコロコロひな人形(1:38~2:13)
用紙するもの
- 画用紙
- のり
- はさみ
ポイント
先生はあらかじめ画用紙を細長く切ったものを用意しておきましょう。
画用紙で作る輪の大きさが均一でないと、うまく組み合わせることができなくなってしまいます。
のりづけする範囲に目印などをかいておき、子どもたちが同じ大きさで作れるように配慮するとよいかもしれません。
はじき絵を活用したひな人形
ちょっと不思議なはじき絵を活用してひな人形を作ってみましょう。
用紙するもの
- ろうそく(白色)
- 水彩絵の具
- 水
- 絵の具筆
- 画用紙(白色)
- 画用紙(人形の顔や飾り)
- はさみ
- のり
作り方
1.白い画用紙を扇形にカットします。
2.画用紙にろうそくで好きな絵をかきます。
3.絵の具を水で溶き、(2)の上に塗り広げます。
4.絵の具が乾いたら(3)を円錐形に丸めて、のりでとめます。
5.(4)に画用紙で作った人形の顔や飾りを貼りつければできあがりです。
ポイント
先生は、あらかじめ(1)の工程を済ませておきましょう。
多めの水で溶いた絵の具を使えば、ろうそくの跡がうまくはじかれて、きれいな模様が浮かび上がりますよ。
自分でかいた絵がカラフルになって浮き出てくる光景に、3歳児の好奇心も刺激されそうですね。
この製作で活用しているはじき絵は、以下の動画を参考にしています。くわしいやり方を知りたい方はチェックしてみてくださいね。
参考動画:【お絵かき】絵の具でなぞって浮かび上がる♪ ろうそくのはじき絵/保育士バンク!
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3歳児向けのひな祭り製作【身近な素材】
ここでは、身近な素材を活用した3歳児向けのひな祭り製作をまとめました。
クリアフィルムでキャンディレイ
用意するもの
- クリアフィルム 15cm×60cm
- アメやお菓子 適量
- 桃の花 適量 造花でOK
- リボンや折り紙
- セロハンテープ
- ビニールテープ
ポイント
クリアフィルムをねじってとめるだけのシンプルな工程なので、3歳児であれば挑戦できるでしょう。
できあがったレイは、ひな祭り会の出し物などで活用したり、リボンを通して壁飾りにアレンジしたりしてもよいですね。(詳しい作り方はこちら)
乳酸菌飲料の容器でひな人形
用意するもの
- 乳酸菌飲料の容器 2個
- 毛糸 3色(赤、青、白)
- 画用紙(黄色、黒)
- 接着剤
- はさみ
- ペン
ポイント
子どもたちが好きな組み合わせを選んで製作できるように、毛糸の色や種類を豊富に用意しておきましょう。
容器の中に鈴やビーズなどを入れて画用紙で蓋をすれば、ひな人形を音の鳴るおもちゃに変身させることもできますよ。(詳しい作り方はこちら)
コーヒーフィルターでにじみ絵
コーヒーフィルターを使ったにじみ絵で、ひな人形を手作りしてみましょう。
用意するもの
- コーヒーフィルター
- 絵の具
- 水
- 画用紙(人形の顔や飾り)
- のり
作り方
1.コーヒーフィルターを小さくたたみ、水で溶いた絵の具の中に浸します。
2.絵の具が乾いたら、開いている側を手前にして、両端が真ん中で重なるように折ります。
3.(2)に画用紙で作った人形の顔や飾りを貼りつければできあがりです。
ポイント
2色や3色の絵の具を使うことで色が混ざり、不思議な模様ができあがります。
子どもが自由に色を選べるように、絵の具を何色か用意しておくとよいですね。
また、コーヒーフィルターを絵の具の中に浸すので、ビニール手袋などをつけて製作すれば手が汚れずに済むかもしれません。
この製作で活用しているコーヒーフィルターのにじみ絵は、以下の動画を参考にしています。くわしいやり方を知りたい方は確認してみてくださいね。
参考動画:【工作あそび】美しい色合いを表現。コーヒーフィルターで作るイチョウ/保育士バンク!
紙コップで作るゆらゆらひな人形
紙コップを使って、首がゆらゆらと揺れるひな人形を作ってみましょう。
用意するもの
- 紙コップ 2個(人形1体分)
- 画用紙や折り紙(飾り)
- モール
- 鉛筆
- ペン
- はさみ
- のり
- セロハンテープ
作り方
1.片方の紙コップを、ふちから3分の1を目安に切り落とします。
2.(1)で残した紙コップにペンで人形の顔をかきます。
3.もう片方の紙コップの側面に折り紙や画用紙を貼って模様づけします。
4.モールを鉛筆に巻きつけて、バネを作ります。
5.(4)のバネを、(3)の紙コップの底にセロハンテープで固定します。
6.(5)の上に、(2)を乗せればできあがりです。
ポイント
紙コップを切る工程は3歳児には少し難しいかもしれないので、先生が行うようにしましょう。
また、紙コップの側面は湾曲しているので、直接ペンで顔をかくのは大変かもしれません。
そのため、折り紙や画用紙などに事前にかいておき、あとから貼りつけると簡単に顔の部分を作れそうですね。
関連動画:【工作あそび】紙コップでイカを作って押してみよう!/保育士バンク!
3歳児クラスで製作をして、ひな祭りへの関心を深めよう
今回は、保育園の3歳児クラスで楽しめるひな祭り製作について、ねらいやアイデアを紹介しました。
3歳児が行うひな祭りの製作には、行事に親しみを持つことはもちろん、素材や材料に興味を持って楽しむというねらいがあります。
自分だけの表現や色選びなどを好むようになる時期なので、はじき絵やにじみ絵など不思議な味わいを楽しめるアイデアを取り入れるとよいかもしれません。
また、先生は絵の具や折り紙などの種類をたくさん用意して、子どもの好奇心や想像力を高められるよう援助できるとよいですね。
3歳児の子どもたちが、ひな祭りという行事を身近に感じ、関心を深められるような製作をしてみましょう。
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