雪の結晶は冬らしい季節感を感じられるため、1月や2月の製作に取り入れたいと考える保育士さんも多いかもしれません。今回は、乳児・幼児別に雪の結晶の製作アイデアを紹介します。乳児では身近な素材を使ったスタンプやステンシル、幼児ではモールや綿棒を使ったネタなど、はさみで切らない作り方もまとめました。
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保育園で雪の結晶の製作を作ろう
冬の風物詩のひとつである雪は、拡大して見ると六角形の綺麗な結晶を作っており、1つとして同じ形はないと言われています。
雪の結晶は、雪が降ることへの期待感を感じられるため、冬にぴったりな製作と言えるでしょう。
この製作のねらいには、以下が挙げられそうです。
- 製作を通して雪の形に興味を持ち、表現しようとする
- 冬の雰囲気を味わい、冬特有の気象に期待感を持つ
このように、冬ならではの雪という自然現象に興味を持てるよう、不思議さを伝えていけるようにしましょう。
活動の導入で、図鑑を見て雪の結晶について調べたり、映像を見たりするとよさそうです。
加えて、虫眼鏡で見ると雪の結晶は六角形をしているということを伝えると、子どもたちも自然の不思議さに興味を持ち、雪が降るのを楽しみにしてくれるかもしれませんね。
雪の結晶の製作【乳児向け】
乳児(0歳児、1歳児、2歳児)の子どもたちが楽しめそうな、雪の結晶の簡単な製作アイデアを紹介します。
雪の結晶スタンプを作ろう
保育士さんが身近な素材を活用すれば、0歳児、1歳児の子どもでも使えるスタンプを作ることができますよ。
用意するもの
- 乳酸菌飲料の容器
- ペットボトルのキャップ
- ぶつかり防止のクッションシート
- ビニールテープ
- はさみ
- ペン
- 紙コップ
- スポンジ
- 絵の具(白)
- 筆
- 画用紙(水色)
作り方
1.乳酸菌飲料の容器の口に、ビニールテープでペットボトルのキャップをつけます。
2.ぶつかり防止クッションシートを雪の結晶の形にカットします。
カットするだけでなく、ペン先などでシートに溝をつけてもよいでしょう。
3.(2)のシートを(1)のキャップに貼りつけたら、スタンプのできあがりです。
4.紙コップを半分の高さにカットします。
5.紙コップの口の大きさにスポンジを型取ってカットします。
6.スポンジを紙コップの中に入れます。
7.スポンジに絵の具を染み込ませれば、スタンプ台のできあがりです。
スタンプ台を使って絵の具をつけて、雪の結晶をスタンプしてみましょう。
ポイント
水色や青の画用紙に、白い絵の具でスタンプをすれば、まるで空から雪が降っているかのような作品になりそうです。
白い絵の具を使う際には、しっかりと発色するよう濃い目に溶かしておくと綺麗に仕上がるでしょう。
保育士さんがスタンプを手作りする際には、子どもが持ちやすいように容器のサイズやテープの巻き方を調整するとよいですね。
参考動画:乳酸菌飲料の容器でさくらのスタンプ遊び/保育士バンク!
雪の結晶で簡単ステンシル
雪の結晶の形に色を塗れる、簡単なステンシルの作り方を紹介します。
1歳児や2歳児クラスを目安に楽しんでみてくださいね。
用意するもの
- 紙皿
- スポンジ
- 雪の結晶の形にカットした画用紙
- えんぴつ
- 画用紙
- 絵の具(白)
- カッター
作り方
1.雪の結晶の型を紙皿に当ててえんぴつで縁取り、カッターで切り抜きます。
2.(1)の紙皿を画用紙の上にのせ、絵の具をつけたスポンジで色をつけます。
3.紙皿をよけて、絵の具を乾かしたらできあがりです。
ポイント
ステンシルをしている最中に紙皿がずれないよう、保育士さんは側についておさえておくとよいですね。
紙皿のカットと絵の具はあらかじめ保育士さんが用意しておきましょう。
スポンジは子どもが握りやすい大きさにカットしておくと製作しやすそうです。
参考動画:【工作あそび】スポンジでポンポン色つけして作れる、壁画コスモス/保育士バンク!
トイレットペーパーの芯でかく雪の結晶
トイレットペーパーの芯を活用して、雪の結晶をかいてみましょう。
0歳児、1歳児、2歳児、どのクラスでも楽しめそうなアイデアです。
用意するもの
- トイレットペーパーの芯
- 絵の具(白)
- 紙皿
- 画用紙(青)
- はさみ
作り方
1.トイレットペーパーの芯の端に、2cm程の切り込みを入れていきます。
2.6カ所に切り込みを入れたら、外側に向かって広げます。
このとき6つの羽根が広げられます。
3.(2)に絵の具をつけて、画用紙にスタンプすればできあがりです。
ポイント
青い画用紙に白い絵の具でスタンプし、雪の結晶を表現してみましょう。
スタンプしたものを保育士さんが切り取って、装飾として飾るのもよさそうですね。
0歳児や1歳児で絵の具を使うときは、手についたものを口に入れないようふきんですぐに拭き取るようにしましょう。
絵の具で染める雪の結晶
六角形に切った半紙を使って、絵の具に染めてカラフルな結晶を作りましょう。
2歳児の子どもたちが楽しめそうな作り方です。
用意するもの
- 半紙(正方形)
- 絵の具(各色)
- はさみ
作り方
1.半紙を三角形になるよう半分に折ります。
2.もう2回半分に折って、(1)の形になるよう開きます。
3.(2)で付けた60°の折り目に合わせて両端を畳むように折ります。
4.開いたとき六角形になるようカットします。
5.半紙の角に絵の具を浸していきます。
6.広げずにそのままよく乾かします。
7.乾いたら半紙を丁寧に広げれば、カラフルな雪の結晶のできあがりです。
ポイント
六角形の半紙は、あらかじめ保育士さんが用意しておくとスムーズに製作できそうです。
子どもが絵の具をつけやすいよう、少し大きなサイズで作るとよいでしょう。
製作の導入で、保育士さんが見本を見せると、不思議な色の付き方に子どもたちも意欲が湧くかもしれません。
開くまで何色になるかわからない面白さを感じられるよう、「どんな模様になるかな」と声をかけるとよさそうですね。
参考動画:絵の具を染み込ませて遊ぼう♪傘の壁面工作/保育士バンク!
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雪の結晶の製作【幼児向け】
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ここでは、幼児(3歳児、4歳児、5歳児)の子どもたちが楽しめそうな雪の結晶の製作の作り方を紹介します。
キラキラモールの雪の結晶
綿棒にモールを巻きつけて、キラキラと輝く雪の結晶を作ってみましょう。
4歳児や年長の5歳児で楽しめそうな製作です。
用意するもの
- 綿棒 3本
- 輪ゴム 1本
- キラキラモール 各色
作り方
1.綿棒をアスタリスク状に組み合わせて、輪ゴムで固定します。
2.綿棒の1本にモールの端を巻きつけて結び、固定します。
3.(2)モールを横の綿棒にも渡って巻きつけていき、雪の結晶を作ります。
4.モールを綿棒に巻き終わり、形を整えて固定したらできあがりです。
ポイント
キラキラしたモールは、雪の結晶にぴったりな素材でしょう。
綿棒を固定する工程は、保育士さんがあらかじめやっておくとよいかもしれません。
子どもたちがモールの巻きつけ方がわかるよう、製作の見本を用意しておきましょう。
保育士さんは製作の様子を見ながら、子ども同士で教え合えるよう促すとよいですね。
画用紙で簡単!雪の結晶飾り
画用紙の帯を組み合わせて、雪の結晶に見立てて、さまざまに飾りつけてみましょう。
3歳児から楽しめそうですが、ホチキスを使う工程は子どもの経験の度合いに合わせて取り入れてみてくださいね。
用意するもの
- 画用紙
- はさみ
- ホチキス
- ビーズ、スパンコール
- のり
作り方
1.画用紙を幅3cm、長さ20cmほどの帯状にカットします。
2.(1)を丸めてわっかにし、のりで端を貼りつけます。
3.(2)をつぶして帯を作ります。
4.(3)をアスタリスク状に重ねてホチキスで真ん中を留めます。
5.ビーズやスパンコールを貼って飾り付けたらできあがりです。
ポイント
ホチキスを使う練習にもなる製作です。画用紙は保育士さんが前もってカットしておきましょう。
3本の帯をまとめてホチキスするのは難しいため、1本ずつ留められるよう声をかけるとよさそうですね。
リボンでわっかをつければ、雪の結晶のネックレスとしても使えますよ。
劇やごっこ遊びに活用すれば、冬らしい遊びが盛り上がりそうです。
ストローを並べて作る雪の結晶
ストローを並べて、雪の結晶の飾りを作りましょう。
手先が器用になる4歳児や5歳児で楽しめそうな遊びです。
用意するもの
- おわん型の食品トレー 1個
- ストロー(黄色) 4本
- ストロー(青) 8本
- 輪ゴム 8本
- タコ糸 30cm
- はさみ
ポイント
保育士さんはおわん型のトレーをいくつか用意しておきましょう。そばなどの容器を使うときは、アレルギーを持つ子どもがいないことを確認してから取り入れることが大切です。
輪ゴムの結び方やテープの留め方に少しコツが必要なので、まずは保育士さんといっしょに少しずつ行うとよいかもしれません。
完成した雪の結晶は、窓際などに飾ると光が透けて綺麗に見えそうですよ。(くわしい説明はこちら)
アイスクリームの棒で雪の結晶
アイスクリームの棒をアスタリスク状に組み合わせ雪の結晶に見立てる製作です。
3歳児、4歳児、5歳の、どの年齢でも楽しめるでしょう。
用意するもの
- アイスクリームの棒 3本
- 接着剤
- 綿、ビーズなど(飾り)
作り方
1.アイスクリームの棒をアスタリスクの形に組み合わせ、接着剤で貼りつけます。
2.(1)が乾いたら、綿やビーズなどを貼りつけて飾りつけてできあがりです。
ポイント
子どもたちが自由な発想で飾りつけを楽しめるよう、ビーズなどの他にもスパンコールやモールを用意してもよさそうです。
アイスクリームの棒の代わりに、割りばしや綿棒で作ってもよいですね。
しっかりと接着剤をかわかしてから装飾を楽しむようにしましょう。
折り紙で作る雪の結晶
折り紙を折ってカットし、雪の結晶を作ってみましょう。
図形の理解が深まり、はさみが上手に使えるようになる年長の5歳児頃から楽しめそうな作り方です。
用意するもの
- 折り紙
- えんぴつ
- はさみ
ポイント
開いたときにどんな形になるかが楽しみな雪の結晶の切り絵遊びです。
年長クラスなどの製作に取り入れれば、切り方を工夫しながら遊ぶ姿も見られるかもしれません。
はさみで切るところを、保育士さんがえんぴつでかいておくと製作しやすくなりそうです。
折り方を覚えられるよう、何回か練習するとよいですね。(くわしい説明はこちら)
雪の結晶を製作して、保育園を冬らしく飾ろう
今回は、雪の結晶の製作アイデアを紹介しました。
乳児クラスでは、紙皿やトイレットペーパーの芯を利用したスタンプの製作が作りやすそうです。
子どもたちははさみで切る必要がないため、安心して作ることができますね。
幼児クラスでは、モールやストローなどを活用した、立体的な製作を作るのもよいでしょう。
作品によっては細かい工程もありますが、年度末に近づき成長した様子が見られるよう、少し難しいものに挑戦してみるのもよいかもしれません。
作り方を参考に、保育園でも雪の結晶の製作を取り入れてみてくださいね。
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