立体的な雪だるまを作って、子どもたちと冬の製作を楽しみましょう。フラワーペーパーやポリ袋、紙コップなどの身近な素材を使えば、ふわふわとしたかわいらしい作品を簡単に作ることができますよ。今回は、保育室の飾りつけやゲーム遊びなどに役立つ、立体的な雪だるま製作のアイデアを紹介します。
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冬の季節に雪だるま製作をしよう
寒くなってくると、外遊びよりも室内遊びがメインとなる保育園も多いでしょう。
室内遊びではゲームや運動遊びのほかに、製作遊びをして楽しむことも多いかもしれません。
そんな冬の製作遊びにぴったりな、雪だるまをテーマにした作品を作ってみましょう。
画用紙や折り紙などを使って平面的な製作を楽しむこともできますが、立体的なものを作れば保育室の飾りつけに活用したり、持ち帰っておもちゃとして遊んだりすることもできますよ。
立体的な雪だるまを作るには、以下の材料を使うことができそうです。
- ポリ袋
- 綿
- フラワーペーパー
- 紙コップ
- 乳酸菌飲料の容器
今回は、ポリ袋や紙コップなど子どもたちになじみのある身近な材料を使って簡単に作れる、立体的な雪だるまの製作を紹介します。
立体的な雪だるまの製作アイデア:飾り編
ここでは、装飾アイテムとして活用できる立体的な雪だるまの製作をまとめました。
ポリ袋雪だるま
用意するもの
- ポリ袋
- 紙コップ
- 毛糸(15cm×4本から5本)
- 綿やフラワーペーパー
- 綿棒
- コットンボール
- 画用紙
- 接着剤
ポイント
ポリ袋に綿を詰めるというシンプルな作り方なので、2歳児くらいからチャレンジできそうです。
綿が用意できない場合には、フラワーペーパーを丸めたものでも代用することができますよ。
マフラーや帽子の色を好きなようにアレンジして、子どもたちのオリジナル雪だるまを作ってみてくださいね。(ビニール袋雪だるまの製作の詳しい説明はこちら)
乳酸菌飲料容器で雪だるま
用意するもの
- トイレットペーパーの芯 1本
- 毛糸(赤や青など) 30本~50本
- 毛糸(白)
- 乳酸菌飲料の容器
- はさみ
- 接着剤
ポイント
先生はあらかじめトイレットペーパーの芯を輪切りにして、帽子の土台を用意しておきましょう。
乳酸菌飲料の容器に毛糸を巻く工程では、雪だるまの形をイメージして上下にボリュームをもたせるように巻きつけていくときれいに仕上がりそうです。(乳酸菌飲料雪だるまの詳しい説明はこちら)
靴下で作る雪だるま
用意するもの
- 白い靴下
- タコ糸
- お米 1合
- 飾りのフェルトやカラーペン
- はさみ
ポイント
お米の代わりに小さなビーズで代用することも可能です。
ただし、靴下の中に詰めすぎてしまうとタコ糸で結びにくくなってしまうので、入れる量に気をつけましょう。
切り落とした靴下の先端に色をつければ、カラフルな帽子をかぶった雪だるまにもなるのでアレンジしてみてくださいね。(靴下で作る雪だるまの詳しい説明はこちら)
紙コップ雪だるま
用意するもの
- 紙コップ
- 新聞紙
- ペットボトルのキャップ
- クラフトテープ(白)
- モール
- 油性フェルトペン
- 接着剤
- はさみ
ポイント
紙コップの側面を切る工程があるので、4歳児や5歳児向けの製作かもしれません。
しかし、先生が半分に切った状態の紙コップを用意しておけば、3歳児くらいからでもチャレンジできそうです。
雪だるまの顔はツルツルしており、水性ペンだとはじいてしまう可能性があるため、油性ペンを使って目や口をかいてみてくださいね。(紙だるまの詳しい説明はこちら)
首振り雪だるま
首をゆらゆらと振る雪だるまの人形を作ってみましょう。
用意するもの
- 紙コップ
- モール
- 鉛筆
- キリ
- 画用紙(雪だるまの顔や手、マフラーなどの小物)
作り方
1.紙コップの底の中心部分にキリで穴をあけます。
2.鉛筆にモールを巻きつけ、渦巻き状のバネの形を作ります。
3.(1)であけた穴に(2)を固定します。
4.バネの先端に雪だるまの顔を貼りつけ、紙コップの側面に雪だるまの手やボタンなどの小物をつければできあがりです。
ポイント
先生は、紙コップの底に穴をあける工程を済ませておきましょう。
モールを鉛筆に巻きつける工程は、先生が見本を見せていっしょに進めると、子どもたちも上手にばねを作れるかもしれません。
この雪だるまの製作は、以下の動画を参考にしています。くわしい作り方を知りたい方は確認してみてくださいね。
参考動画: 「【工作あそび】クリスマス製作。首をフリフリ動かすサンタさんをつくろう/保育士バンク!」
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立体的な雪だるまの製作アイデア:おもちゃ・ゲーム編
ここでは、おもちゃやゲームのアイテムとして使える立体的な雪だるまの製作を紹介します。
おもちゃ
雪だるまパペット
<用意するもの>
- 色画用紙
- はさみ
- のり
<ポイント>
雪だるまの帽子や手のパーツだけ画用紙で作っておき、顔や体などは子どもたちにお絵かきしてもらえば、個性的な作品ができあがるでしょう。
冬のモチーフであるサンタクロースやトナカイなどのパペットを作って、人形劇やごっこ遊びに活用してみても楽しそうですね。(雪だるまパペットの詳しい説明はこちら)
雪だるま起き上がりこぼし
<用意するもの>
- おもちゃのカプセル
- ビー玉
- クラフトテープ
- 油性のフェルトペン
<ポイント>
カプセルの中でビー玉が動かないように、しっかりとテープで固定させましょう。
乳児クラスの子どもの場合、いっしょに作るのは難しいかもしれませんが、できあがったものを押して揺れる動きを楽しむことはできそうですね。(おきあがりこぼしの詳しい説明はこちら)
ゲーム
雪だるま輪投げ
立体的な雪だるまを的にした輪投げゲームができるアイデアを紹介します。
<用意するもの>
- ペットボトル(500ml)
- 絵の具(白色)
- 水
- 画用紙(オレンジ色)
- リボン
- モール 2本
- ビニールテープ(黒色)
- のり
- はさみ
<作り方>
1.絵の具を水で溶き、ペットボトルの中に入れます。
2.黒いビニールテープを丸く切り、雪だるまの目やボタン、口などを作ります。
3.画用紙を三角形に切り、雪だるまの鼻を作ります。
4.(2)と(3)をペットボトルの側面に貼りつけ、リボンを巻いてマフラーを作ります。
5.ビニールテープで作った帽子を貼りつけます。
6.2本のモールを交互にねじり、輪を作ればできあがりです。
<ポイント>
ペットボトルで作った雪だるまを的として、輪投げゲームをしてみましょう。
ペットボトルのキャップに色をつけて、「赤色は5点」「黄色は3点」などと工夫してもよさそうです。
今回紹介した紙コップの雪だるまは以下の動画を参考にしています。くわしい作り方を知りたい方は参考にしてみてくださいね。
参考動画:「【簡単かわいい!】クリスマスパーティーの準備/保育士バンク!」
雪だるま玉入れ
紙コップで作る雪だるまを的にして玉入れをしてみましょう。
<用意するもの>
- 紙コップ 何個か
- 画用紙
- 折り紙
- マスキングテープ
- ペン
- はさみ
- のり
<作り方>
1.紙コップの側面に雪だるまの顔をかき、装飾します。
2.紙コップの底の大きさに合わせて画用紙を切り、真ん中に得点をかきます。
3.(2)を紙コップの底に貼りつけます。これをいくつか用意します。
4.折り紙を丸め、マスキングテープで補強してボールを作ればできあがりです。
<ポイント>
紙コップで作った雪だるまをランダムに並べて、ボールを投げ入れる玉入れのような遊びをしてみましょう。
折り紙を丸めて作ったボールを小さく丸めると、投げたときに紙コップに入りやすくなりそうです。
紙コップの大きさや高さを変えて、難易度をアレンジしてみてもゲームが盛り上がるかもしれません。
今回紹介した紙コップの雪だるまは以下の動画を参考にしています。くわしい作り方を知りたい方はチェックしてみてくださいね。
参考動画:「【簡単かわいい!】クリスマスパーティーの準備/保育士バンク!」
雪だるまボーリング
立体的な雪だるまをピンに見立ててボーリングゲームをしてみましょう。
<用意するもの>
- ペットボトル(500ml) 10本
- 綿やフラワーペーパー
- 画用紙
- 新聞紙
- ビー玉
- ビニールテープ
- ボタンや毛糸などの装飾アイテム
- はさみ
- 接着剤
<作り方>
1.画用紙を切って雪だるまの顔のパーツを作ります。
2.パーツをペットボトルの側面に貼りつけます。
3.ペットボトルの中に綿とビー玉を入れてフタを閉めます。これを10本用意します。
4.毛糸やビニールテープ、ボタンなどで飾りつけをします。
5.新聞紙を丸めてビニールテープで補強すればボールのできあがりです。
<ポイント>
ビー玉の量が多いとピンが倒れにくくなってしまうので、入れすぎないように注意しましょう。
ペットボトルの側面に点数をかいた画用紙を貼ったり、雪だるまのマフラーの色で点数を分けたりしてもよいかもしれません。
新聞紙を何枚か重ねて丸めると強度のあるボールを作れるので、ピンがうまく倒れないときは工夫してみてくださいね。
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今回は、冬の季節ならではの立体的な雪だるまの製作アイデアを紹介しました。
ポリ袋に綿やフラワーペーパーを詰めたり、紙コップと新聞紙を組み合わせたりと、身近な素材を活用すれば、さまざま立体作品を作ることができます。
できあがったものは保育室に飾ったり、ゲームのアイテムとして遊んだりできるので、冬の室内遊びも盛り上がるでしょう。
保育園で雪だるまをテーマにした製作をして、子どもたちと寒い季節も楽しく過ごしてみてくださいね。
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