履歴書の通勤時間欄の書き方について悩む保育士さんもいるでしょう。記載する意図やポイント、合否との関係性などがわかれば転職のときに役立つかもしれません。今回は、履歴書に書く勤務時間の書き方について解説します。また、面接で聞かれた場合の対処法などもまとめました。
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目次
保育士の履歴書に通勤時間を書く理由とは?
保育士として就職または転職をする際に履歴書を用意する必要がありますが、通勤時間についてどのように書くとよいのでしょうか。
近々転居する予定があったり、就職が決まったら近くへ住むことを考慮していたりと、住所が決まっていないために通勤時間がはっきりしないという場合もあるでしょう。
履歴書に通勤時間を書く理由として、
- 保育園へ無理なく通うことができるのかを判断する
- 通勤にかかる交通費について保育園側の負担を把握する
などが考えられます。
保育園側は通勤時間の情報から、距離がある場合は通勤で体力を消耗しないかと懸念したり、交通費のコスト的な負担を確認したりするようです。
通勤時間の書き方によっては採用が不利に働く場合もあるようなので、書き方のポイントを抑えて通勤時間を記すようにしましょう。
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なお、履歴書を書くときに手書きとパソコンのどちらにするか悩んでいる方もいるでしょう。基本的にはどちらの作成方法でもかまわないので自分の書きやすいほうで決めるといいかもしれません。
また、応募先の保育園によっては、郵送やメール添付など書類の提出方法を指定される場合もあるので、状況に応じて選ぶとよいでしょう。
保育士の履歴書に通勤時間を書く際のポイント
takasu / stock.adobe.comでは、具体的に履歴書の通勤時間欄の書き方について説明します。
基本的な書き方から、勤務地未定・引っ越し等を予定している場合についてもまとめました。
ドアtoドアの片道の最短時間を記す
希望している保育園までの行き方を調べると、複数のルートがあったりするかもしれません。
そのようなときには、一番時間を要さない片道の所要時間を算出するようにしましょう。
インターネットで検索をするとさまざまなルートの所要時間のほか、最短距離や最安の行き方なども調べることができるので、活用すると便利かもしれません。
ただし実際に勤めて交通費を請求する際は、最安のルートで申告となる場合もあるようなので注意しましょう。
5分単位で書く
履歴書に書く通勤時間は、5分単位で記入します。
「22分⇒25分」「36分⇒40分」など切り上げたり切り捨てたりして、正確な時間を示すようにしつつ、数分の誤差にはこだわらずに記しましょう。
交通手段を記す
保育園までの交通手段について、
1時間10分(バス◯◯駅→地下鉄△△線〇〇駅→JR△△線●●駅)
などと、乗り換えをする情報などもつけ加えると、より分かりやすいかもしれません。
自転車や自家用車、バイクなどでの通勤が可能で利用する場合は、「約40分(自転車)」などと交通手段を丁寧に書くとよいでしょう。
もし、徒歩通勤を考えている場合は公共機関での最短ルートを伝えたうえで、面接の際に徒歩通勤も考えている旨を伝えるよいですね。
勤務地未定の場合
希望している保育園が複数園を持っている場合、その中から勤務先を選択できるケースもあるかもしれません。
その際は希望したい保育園までの通勤時間や交通手段を記すようにしましょう。
転居予定がある場合
近々転居を予定しているという場合もあるでしょう。
その場合は、新住所からの通勤時間を記入します。
履歴書の住所欄には、
「採用をいただいたあかつきには近隣へ転居予定」
などと、書き添えるとよいでしょう。
希望欄には転居する日程のほか転居先からの通勤時間や交通手段も記入すると、採用後の引っ越しをした際に再度情報を伝える手間を省くことができそうです。
空欄をうめる
履歴書の型により通勤時間の数字のみ書き入れる場合は、書き漏れと誤解されないように空欄を埋めましょう。
「1時間00分」などの場合は「00分」まで書き入れ、反対に1時間未満の場合は「00時間30分」と書くとよいですね。
なお、保育士バンク!では、通勤時間の書き方以外にも、志望動機や自己PR、学歴・職歴欄、免許・資格欄、本人希望欄、賞罰欄、履歴書を入れる封筒、添え状などさまざまな履歴書の書き方について解説しています。詳しく知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
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履歴書の通勤時間における保育士の面接対処法
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履歴書に書く通勤時間の情報が採用の合否に影響を及ぼす場合があるようです。
仮に同条件で2人の希望者がいた際、保育園により近くて通いやすい人のほうを採用することもあるかもしれません。
通勤時間の情報が採用を不利に働かせないために、面接では以下のような点に気をつけるようにしましょう。
体力に自信があることをアピールする
保育士さんは体力勝負の仕事だとも言われており、通勤に時間を要すると保育における体力面で懸念を抱かせてしまうこともあるでしょう。
体力には自信があり仕事に差し障りはないということをアピールすると、保育園側は通勤時間が長いとしてもそれほど気にしなくなるかもしれません。
残業が可能であることを伝える
距離が遠い場合は残業しにくいのではと思われてしまう傾向もあるようです。
通勤に時間を要しても残業は可能であるということを一言添えるだけで、採用への可能性が広がるかもしれません。
転居の予定があれば報告をする
採用が決まったら勤務地の近くへ転居する意思がある場合、そのことを履歴書に記したうえで面接のときにも伝えると、アピールポイントとして有利に働くでしょう。
「採用の際には近隣へ転居予定」などと、通勤時間欄に補足しておくとよいかもしれません。
履歴書の通勤時間の正しい書き方を知り、保育士としてのアピールにつなげよう
履歴書に書く通勤時間は、保育園側にとって採用を左右する判断材料にもなりかねません。
表記する場合も、車は「自家用車」と表記するなど、正しい通勤時間の記し方にすると履歴書を見たときにわかりやすくなりそうですね。
また通勤時間が長い場合でも体力面で心配をされないよう、面接に臨む前にフォローする言葉を考えておくことが大切です。
通勤時間の書き方を知り、転職活動で有利に活かせるとよいですね。
また、保育士バンク!に掲載されている日々の通勤が便利な施設の求人情報を知りたい保育士さんは、以下のボタンからチェックしてみてくださいね。
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