ペットボトルは、保育現場で用意しやすい廃材の一つですよね。子どもに人気がある絵の具遊びにも、ペットボトルを活用できるかもしれません。今回は、ペットボトルを使った絵の具遊びのアイデアを紹介します。色水遊びやスポンジスタンプなど子どもといっしょに遊んでみましょう。

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ペットボトルを活用した絵の具遊びとは?
絵の具を混ぜて色を作ったり、色塗りを楽しんだり、手で感触を楽しんだりと、さまざまな表現や造形を楽しめる絵の具遊び。
中でもペットボトルを使った絵の具遊びには、以下のような特徴が挙げられます。
- 透明なので、中に入れた色水が見やすい
- ペットボトルに入れた色水を注ぐ動作が楽しい
- 子どもの手でも持ちやすい
- 丈夫で繰り返し使える
ペットボトルは身近な素材でありながら、色水遊びや色塗り、スタンプなどさまざまな遊び方ができるでしょう。
今回は、ペットボトルを活用した絵の具遊びのアイデアについてみていきましょう。
ペットボトルを使った絵の具遊び:色水
まずは、ペットボトルを活用した色水遊びを紹介します。
色水作り
絵の具を水に溶かし、色水を作って遊んでみましょう。
子どもが絵の具を入れて混ぜる
好きな色の絵の具をペットボトルに入れ、水に溶かして混ぜて何色かの色水を作ります。
保育士さんは、
- ペットボトルに水を入れておく
- 絵の具を使いやすいように出しておく
- 汚れた手を拭くためのふきんを用意しておく
などの準備をしておきましょう。
自分で混ぜることで、絵の具の溶ける様子を楽しんだり、絵の具の量を調整したりといった経験ができそうです。
保育士さんが色水の手品をする
色水に関心を持ってもらうための導入として、手品を行なってみましょう。
何色か用意しておき、「このお水は何色に変身するかな?」とクイズ形式にすれば、より子どもの興味を惹けそうです。
4歳児や5歳児では、タネ明かしをしたあとに、子どもたち自身で色水作りをしてもらっても楽しいかもしれません。
ティッシュに色を塗って溶かす
用意が簡単な、ティッシュと水性ペンを使用した色水の作り方を紹介します。
水性ペンでティッシュに色を塗り、水を入れたペットボトルの中に丸めて入れます。
ペットボトルを振ると、色が溶け出して色水ができあがります。
簡単にできるので、ちょっとした保育の合間や延長保育の時間などに活用してみてもよいかもしれません。
あけ移し
あけ移しは、空き容器に色水を注げば、何度も移し替えて楽しめる遊びです。
保育士さんは、プリンカップやコップなどの空き容器のほかにも、ピッチャーやスポイトなども準備しておきましょう。
水がこぼれてもよいように、あらかじめシートを敷いたり、着替えたりしておくと安心です。
乳児など誤飲の可能性がある年齢では、絵の具ではなく食紅を使いましょう。
保育士さんは、子どもが集中して楽しむ姿を見守りながら、「きれいにできたね」など達成感を感じられるような声かけをすることが大切です。
遊びを通して、指先の発達や量の感覚を養うことにつながるかもしれませんね。
混色遊び
色水を自由に混ぜて色の変化を楽しむ、混色遊びをしてみましょう。
保育士さんは「どんな色になるかな」「赤と青を混ぜたらどうなるかな」などと投げかけ、子どもが混色の様子を楽しめるような関わり方をしていきましょう。
スポイトやストローを使ってちょっとずつ色を混ぜ、微妙な変化を楽しむのもよいですね。
慣れてきたら、お手本と同じ色を作る遊びに挑戦してみてもよいかもしれません。
色の変化に関心を持ち、色彩感覚や表現力を養えそうな遊びです。
ジュースごっこ
色水をジュースに見立て、ジュース屋さんになりきって遊んでみましょう。
保育士さんは「何味のジュースかな」「これは何を絞ってできたの」などと、子どものイメージが広がるような声かけができるとよいですね。
お店屋さんとお客さんのやり取りを通して、社会性や言語能力を育むことにもつながりそうです。
石鹸であわを作ってのせたり、牛乳パックや食品トレーに果物の絵をかいて飾ったりと装飾に発展してみてもより楽しむことができるでしょう。
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ペットボトルを使った絵の具遊び:スタンプ
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ペットボトルを活用したスタンプ遊びを紹介します。
ペットボトルキャップを使ったスタンプ
用意するもの
- ペットボトルキャップ 1個
- 食品トレー 1個
- 絵の具 各色
- 画用紙 1枚
- ハサミ
- えんぴつ
- 接着剤
作り方
1.食品トレーの底を切り取り、ペットボトルキャップの大きさに合わせて円をかきます。 2.(1)に合わせて好きな絵をかき、ハサミで切り抜きます。 3.(2)を接着剤でペットボトルキャップに貼り付けます。 4.絵の具で(3)に色を塗り、スタンプすればできあがりです。
ポイント
廃材を使って作れるスタンプのアイデアです。
絵の具をスポンジに染み込ませて、スタンプ台として活用すれば子どもでも簡単にスタンプを楽しめるでしょう。
オリジナルの模様を作れるので、葉っぱの形やお星さまなど、季節に合わせて作ってみてくださいね。
ペットボトルの底を使ったスタンプ
用意するもの
- ペットボトル 1本
- 絵の具 ピンク
- 紙皿 1枚
- ビニールテープ
- カッター
作り方
1.ペットボトルの底から高さ5cmほどのところを切り取り、ビニールテープで保護します。
2.紙皿に溶かした絵の具を用意します。
3.ペットボトルの底に絵の具を付けて、スタンプすればできあがりです。
ポイント
子どもが遊ぶときには、ペットボトルの切り口はビニールテープなどで保護しておきましょう。
きれいに発色するよう、絵の具を溶かす水の量を調整しておくとよいですね。
桜や花のほかにも、雪や星空にも見立てられそうなアイデアです。
さまざまな色を用意して、花火をかいても楽しいかもしれません。
スポンジスタンプ
用意するもの
- ペットボトル 1本
- メラミンスポンジ 適量
- 絵の具
- 紙皿 1枚
- ハサミ
作り方
1.メラミンスポンジを好きな形に切ります。
2.ペットボトルの口に(1)を差し込みます。
3.絵の具を溶かし、紙皿に用意します。
4.(2)に絵の具を付けてスタンプすれば、できあがりです。
ポイント
乳児クラスの子どもでも持ちやすい、ペットボトルのスポンジスタンプで絵の具遊びをしてみましょう。
スポンジを輪ゴムで縛ったり、星や三角形などの形に切ったりすれば、さまざまな形のスタンプを作ることができます。
差し込むときに形が変化することもあるため、偶然にできた形を楽しんでもよいかもしれませんね。
ペットボトルの絵の具ペン
用意するもの
- ペットボトル 1本
- フェルトボール(大) 1個
- 接着剤
- 絵の具
作り方
1.ペットボトルに絵の具を入れ、水で溶かします。
2.ペットボトルの口にフェルトボールを貼り付けます。
3.(2)を乾かします。
4.ペンのようにフェルトボールに絵の具を染み込ませて、絵の具を塗ればできあがりです。
ポイント
ペンのようにお絵かきができる、絵の具ペン(ドットマーカー)を使ってお絵かき遊びをしてみましょう。
フェルトボールはペットボトルの口より少し大きいサイズのものを選ぶとよさそうです。
250mlなど小さいサイズのペットボトルで作れば、乳児の子どもでも持ちやすい大きさのペンが作れるでしょう。
強く押し付けて絵の具をたっぷりと塗りつける、ポンポンと叩くようにスタンプして水玉模様をえがくなど、さまざまな楽しみ方ができそうです。
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今回は、ペットボトルを活用した絵の具遊びのアイデアを紹介しました。
ペットボトルの素材は透明で色が見やすいので、色水遊びの容器にぴったりと言えるでしょう。
空き容器に注いだり、ジュースに見立てたりとさまざまな遊び方を楽しめそうです。
また、子どもが持ちやすいサイズ感を活かしてスタンプに活用することもできます。
メラミンスポンジや食品トレーなど、さまざまな廃材を活かしてスタンプ遊びを楽しめるでしょう。
ペットボトルを活用した絵の具遊びのアイデアを、保育活動に活かしてみてくださいね。
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