児童指導員とは、児童発達支援施設や放課後等デイサービスなどの児童福祉施設で働く職員のことです。さまざまな事情から児童福祉施設に通所・入所する子どもたちの、生活の支援を支援することが主な役割となっています。そんな児童指導員として働くには、取得が必要な資格はあるのでしょうか。今回は、児童指導員の仕事内容や資格の取得方法をわかりやすく簡単に解説します。
metamorworks/stock.adobe.com
児童指導員とは
児童指導員とは、児童福祉施設などにおいて0歳から18歳までの児童の成長をサポートする職員のことです。
児童発達支援事業において、配置が必要とされている専門職のことであり、子どもたちの生活を援助したり自立を支援したりする役割を担うほか、心に傷を抱えた子どもたちの精神的な支えとなる役割も果たします。
児童指導員が働く場所
児童指導員が働く場所としては、以下のような施設やサービスがあります。
- 児童発達支援:何かしらの障がいを抱える小学校就学前の児童が支援を受ける施設
- 放課後等デイサービス:障がいや発達に特性のある6~18歳までの児童が、放課後や長期休みに利用できる福祉サービス
- 乳児院:保護者との生活が困難な0~1歳までの乳児を保護し、養育する施設
- 児童養護施設:さまざまな理由で養護が必要とされる2~18歳までの児童が入所する施設
- 障がい児入所施設:障がいのある児童に対し、保護や日常生活の指導を行なう施設
このように児童指導員が活躍する場所はたくさんあり、対象となる児童の年齢は施設やサービスによって異なります。
児童指導員の仕事内容
児童指導員は、主に以下のような仕事を担当します。具体的にどのような業務を行なうのかを確認しておきましょう。
生活指導
児童指導員は、遊びや学習など、さまざまな場面における子どもたちの生活のサポートを行ないます。
また入所施設の場合は、保護者の代わりとなって、起床や就寝、食事作法の指導や学校の勉強のフォローなどをすることもあります。
障がいのある子どもへの療育
放課後等デイサービスなどで働く場合は、障がいのある子どもたちへの療育を行ないます。
子どもたちの自立を促すために、一人ひとりの発達や障がいの特性に合わせて支援をしていきます。
児童の生活指導計画の立案
児童指導員は、子ども一人ひとりの特徴や発達に沿った個別の計画を立てる生活指導計画を作成します。
子どもたちをどのように指導、支援していくのかといった具体的な目標設定をしたうえで、計画を立てていきます。
児童相談所や学校との連携
子どもが通っている学校や児童相談所と連携を取ることも、児童指導員の大事な仕事のひとつです。
適切な学習指導や生活のフォローをするためにも、子どもの状況をくわしく共有する必要があります。
子どもや保護者の相談対応
児童指導員は子どもやその保護者から相談を受ける機会が多いため、それぞれの気持ちに寄り添いながらの対応が求められます。
相談や悩みに対し、解決を目指して向き合うためのコミュニケーション能力も求められるでしょう。
児童指導員になるための任用資格の取得方法
spacezerocom/stock.adobe.com
児童指導員になるためには、「児童指導員任用資格」を取得する必要があります。とはいえ、任用資格なので取得するために資格試験を受けるわけではありません。
これから紹介する学歴や職歴などの要件を満たせば任用資格を取得できます。
児童指導員任用資格の資格要件
- 地方厚生局長等の指定する児童福祉施設の職員を養成する学校または、そのほかの養成施設を卒業した
- 社会福祉士または精神保健福祉士の資格を持っている
- 学校教育法の規定による大学の学部もしくは大学院で社会福祉学、心理学、教育学あるいは社会学を専修する学科を卒業した
- 学校教育法の規定による大学の学部で社会福祉学、心理学、教育学または社会学に関する科目の単位を優秀な成績で修得したことによって、大学院への入学を認められた
- 外国の大学において、大学の学部で社会福祉学、心理学、教育学もしくは社会学を専修する学科またはこれらに相当する課程を修めて卒業した
- 高等学校もしくは中等教育学校を卒業し、児童福祉事業に2年以上従事した経験がある
- 小学校、中学校、高等学校または中等教育学校の教諭の資格を持ち、都道府県知事が適当と認めた場合
- 児童福祉事業に3年以上従事し、都道府県知事が適当と認めた場合
児童指導員になるためには、大学や大学院を卒業して自動的に任用資格を取得するパターンと、一定の実務経験を積むパターンがあります。
上記の要件を満たし、児童指導員任用資格があると認められれば、児童指導員として働くことが可能です。
なお、民間の施設で働く場合は施設ごとの採用試験を受ける必要がありますが、自治体が設置する施設で働く場合は公務員扱いになるため、公務員試験に合格することが必須となります。
任用資格だけでは「児童指導員」と名乗れない
任用資格を取得しただけでは「児童指導員」を名乗ることはできません。実際に児童指導員として、放課後デイサービスなどの児童福祉施設に勤務することで、ようやく名乗れるようになるのです。
簡単1分登録!転職相談
転職に関するご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!
読んでおきたいおすすめ記事
保育士をサポート・支える仕事特集!異業種への転職も含めた多様な選択肢
保育士の経験を経て、これからは保育士のサポート役として働きたいという方はいませんか?責任の重い仕事だからこそ、人の優しさや支えが必要不可欠な仕事かもしれませんね。今回は、保育士さんをサポートする・支え...
在宅ワークで保育士資格を活かせる仕事とは?自宅でできる保育関係の仕事を徹底解説
通勤時間なく働ける在宅ワークをしたいと考えても「保育士は無理なんじゃないか……」とあきらめている方はいませんか?保育園の事務職や保育ママ、保育園業務のサポートなど、保育士の経験や資格を活かして自宅でで...
病院内保育とは。役割や仕事内容、病院内保育士として働くメリット
病院内保育とは、病院や医療施設の中、または隣接する場所に設置されている保育園のことです。保育園の形態のひとつであり、省略して院内保育と呼ばれることもあります。転職を考えている保育士さんの中には、病院内...
子ども・赤ちゃんと関わる仕事31選!資格の有無や保育士以外の仕事を関わる子どもの年齢別に紹介
子どもと関わる仕事というと主に保育園や幼稚園を思い浮かべますが、それ以外にも意外とたくさんあります!今回は赤ちゃんや子どもと関わる仕事31選を紹介!無資格で活躍できる職場もまとめました。子どもと携わる...
保育士を辞める!次の仕事は?キャリアを活かせるおすすめ転職先7選!転職事例も紹介
保育士を辞めたあとに次の仕事を探している方に向けて、資格や経験を活かせる仕事を紹介します。ベビーシッターなど子どもと関わる仕事はもちろん、一般企業での事務職や保育園運営会社での本社勤務といった道も選べ...
保育士から転職したい!転職先としておすすめの異業種22選。保育士以外の仕事やメリット・デメリットも
保育士以外から異業種への転職を考えている際、どのような転職先がおすすめなのでしょうか。今回は、次の仕事として保育士から転職しやすいおすすめの異業種22選を紹介します。保育士から異業種に転職するメリット...
保育園運営会社の仕事内容とは?本社勤務でも保育士資格は必要?働くメリットや求人事情まで
保育園運営会社にはどんな仕事があるのでしょうか?保育園運営会社で働くことは「本社勤務」とも呼ばれ、保育園の運営に携わる仕事として、主に一般企業に就職したい保育士さんにとって人気の高い職種のようです。今...
【2024年最新】保育士に人気の転職先ランキング!異業種や選ばれる職場を一挙公開
保育士の資格を活かして働ける人気の転職先をランキング形式で紹介!企業主導型保育園や病院内保育所、ベビーシッターなど保育士経験やスキルを活かせる職場はたくさんあります!今回は保育施設や異業種別に詳しく紹...
【完全版】保育士資格を活かせる仕事・働ける企業25選!
保育園で保育士として働くのが辛いと感じて、転職を考えているという方がいるかもしれません。しかし、せっかく取得した保育士資格を活かして働きたいですよね!保育士として得たスキルや経験は一般企業や福祉施設、...
【2024年最新版】幼稚園教諭免許は更新が必要?廃止の手続きや期限、対象者をわかりやすく解説
幼稚園教諭免許は更新が必要なのか、費用や手続き方法などを知りたい方もいるでしょう。今回は、2022年7月1日より廃止された教員免許更新制について詳しく、そしてわかりやすく紹介します。幼稚園教諭免許を更...
保育士は年度途中に退職してもいいの?理由の伝え方や挨拶例、再就職への影響
「年度途中で退職したい...けれど勇気が出ない」と悩む保育士さんはいませんか。クラス担任だったり、人手不足だったりすると、退職していいのか躊躇してしまうこともありますよね。そもそも年度途中で辞めるのは...
幼稚園教諭からの転職先特集!資格を活かせる魅力的な仕事18選
仕事量の多さや継続して働くことへの不安などを抱え、幼稚園教諭としての働き方を見直す方はいませんか。幼稚園教諭の転職を検討中の方に向けて、経験やスキルを活かせる18の職場を紹介します。保育系の仕事から一...
【2024年度】放課後児童支援員の給料はいくら?年代別の年収やこの先給与は上がるのかを解説
放課後児童クラブや児童館などで働く「放課後児童支援員」の平均給料はいくらなのでしょうか。別名「学童支援員」とも呼ばれ、「給与が低い」というイメージがあるようですが、国からの処遇改善制度などにより、これ...
保育士が働ける保育士以外の仕事21選。資格や経験を活かせるおすすめの就職先
保育園以外の職場に転職・就職先を探す保育士さんもいるでしょう。今回は企業内保育所や託児施設、児童福祉施設など、保育士さんが働ける保育園以外の職場を21施設紹介!自身の働き方や保育観を見つめ直し、勤務先...
子どもと関わる看護師の仕事10選!保育園など病院以外で働く場所も紹介
子どもに関わる仕事がしたいと就職・転職先を探す看護師さんはいませんか?「小児科の経験を活かして保育園に転職した」「看護師の資格を活用してベビーシッターをしている」など保育現場で活躍している方はたくさん...
保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるには?実務経験や要件など
保育士の実務経験を活用して目指すことができる「児童発達支援管理責任者(児発管)」は、多くの障がい児施設で人材不足の状況が続いています。今回は保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるための方法を徹...
【保育士の意外な職場10選】こんなにあった!保育園以外の活躍できる場所
保育士の経験やスキルが、実は意外な職場で活かすことができるのを知っていますか?転職を検討しつつも、子どもとかかわりたい、資格や経験を活かしたいと考えている人は多くいるでしょう。保育園や幼稚園以外で保育...
保育園の調理補助に向いてる人の特徴とは?仕事内容ややりがい・大変なこと
保育園で働く調理補助にはどのような人が向いてるのでしょうか。子どもや料理が好きなど、求められる素質を押さえて自己PRなどに活かしましょう。また、働くうえでのやりがいや大変なことなども知って、仕事への理...
フリーランス保育士として自分らしく働くには。働き方、収入、仕事内容からメリットまで解説
保育園から独立して働くフリーランス保育士。具体的な仕事内容や働き方、給料などが気になりますよね。今回は、特定の保育施設に勤めずに働く「フリーランス保育士」についてくわしく紹介します。あわせて、フリーラ...
【2024年最新】保育士の給料は上がる?9000円賃上げの処遇改善によって数万円の加算も期待
保育士の給料が上がる国の施策として、2022年2月からの「保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業(保育士の処遇改善Ⅲ)」で、2年にわたり月9000円の賃上げが行なわれました。また勤続年数などで加算さ...
私って保育士に向いてないかも..そう感じる人の7つの特徴や性格、自信を取り戻す方法
せっかく保育士になったのに「この仕事に向いてないのでは?」と不安を抱いてしまう方は多いようです。子どもにイライラしたり、同僚や保護者と上手くコミュニケーションが取れなかったりすると、仕事に自信が持てな...
【自分の時間で働ける】キズナシッターに登録してベビーシッターとして働きませんか?
ベビーシッターの働き方をご存じでしょうか?ベビーシッターは、保護者が不在の際、ご自宅に出向いて子どものお世話をする仕事です。資格を活かして働ける一方で、収入の不安定さや利用するサービスによっては毎回担...
子育て支援センターとは?保育士の役割や必要な資格をわかりやすく解説!
子育て支援センターとは、育児中の保護者と子どもをサポートする地域交流の場です。保育士経験者は資格を活かして働けるため、転職を考える方も多いよう。また、子育て経験を活かして相談員として勤務したい方もいる...
乳児院で働くには?必要な資格や仕事の魅力、給料などを徹底解説
乳児院で働くには、必要な資格や仕事内容、給料などを把握することが大切です。1日の流れや求人の探し方などを知り、転職活動の参考にしてみてくださいね。今回は、乳児院について徹底解説します。乳児院の仕事の魅...
ベビーシッターになるには?資格や仕事内容、向いている人の特徴
ベビーシッターになるにはどうすればいいのでしょうか?まずは必要な資格やスキルをチェックしましょう。ベビーシッターは働く時間や場所を柔軟に調整できる場合が多く、副業としても人気です!初めてでも安心してベ...
【2024年最新版】子育て支援員とは?資格の取り方・研修、やりがいや仕事内容について解説
保育の仕事に興味がある方のなかには、子育て支援員とはどんな資格?と気になっている方がいるかもしれません。2023年に新設されたこども家庭庁が、放課後児童クラブ(学童保育)の人材確保に取り組んでいるなか...
保育士の転職の時期はいつが最適?後悔しないタイミング&スケジュールの立て方
保育士の転職の最適な時期とはいつなのでしょうか?スムーズに内定を獲得できるよう、いつから動き始めればよいのかなど、転職活動における適切なタイミングを知っておきましょう。今回は、保育士さんの転職に最適な...
【2024年版】幼稚園教諭免許の更新をしていない!期限切れや休眠状態の対応、窓口などを紹介
所有する幼稚園教諭免許が期限切れになった場合の手続きの方法を知りたい方もいるでしょう。更新制の廃止も話題となりましたが、更新していない方は今後の対応方法をくわしく把握しておくことが大切です。今回は、幼...
【2024年最新】調理師の給料、年収はどれくらい?仕事内容や求人、志望動機なども徹底解説
保育園の調理師は、子どもたちが毎日口にする給食やおやつを作る仕事です。成長する子どもの身体づくりを助ける存在として、やりがいをもって働けるかもしれません。しかし、年収はどれくらいなのでしょうか?今回は...
インターナショナルスクールに就職したい保育士さん必見!給料や仕事内容、有利な資格とは
保育士さんが活躍できる場所のひとつとしてインターナショナルスクールがあります。転職を検討するなかで、英語力は必須なのか、どんな資格が必要なのかなどが気になるかもしれません。今回は、インターナショナルス...
児童館職員になるにはどんな資格が必要?児童館の先生の仕事内容や給料、保育士さんの働き方についても解説
児童館は、地域の子どもたちへの健全な遊び場の提供や子育て家庭の育児相談などを行なう重要な施設です。そんな児童館の職員になるにはどのような資格が必要なのかを解説します。また、児童館の先生の仕事内容や20...
託児所とは?託児施設の種類や保育園・国の一時預かりとの違い、保育士の仕事内容を解説
託児所とは子どもを預かる施設を指しますが、保育園や国の一時保育とどのような点が違うのでしょうか。託児所は夜間保育や短時間の預かりなどの保護者の多様なニーズに対して柔軟に応えられるため、需要の増加が予想...
企業内保育所とはどんな施設?保育士として働くメリットや仕事内容、転職先の選び方
企業内や企業に併設された企業内保育所とは、どんな保育所なのでしょうか。仕事内容などを知りたい保育士さんは多いようです、今回は、少人数制でアットホームな環境で保育ができる施設が多い企業内保育所について、...
病児保育とはどのような仕事?主な仕事内容や給与事情、働くメリットも解説
病児保育とは、保護者の代わりに病気の子どもを預かる保育サービスのことを言います。一般的に、風邪による発熱などで保育施設や学校に通えない子どもを持つ保護者が利用します。今回は、そんな病児保育の概要を詳し...
【2024年最新】保育士の給料相場はいくら?安いのはなぜ!?年齢・地域別・パートの平均年収、給与UP術
「給料が安い」「上がらない」といわれる保育士の給料はいくらくらいなのでしょうか。子どものお世話や保護者対応など多くの仕事をこなす中で給与が低いと不満が募りますよね。今回は保育士の月給や平均年収を徹底解...
保育園事務は何がきつい?仕事内容や給料、業務で楽しいことについても紹介
子どもたちが通園する保育園で事務として働く場合の仕事内容とはどのようなものが挙げられるのでしょうか。中には、仕事に就いてから「きつい」「つらい」と感じることもあるかもしれません。今回は、保育園事務の仕...
- 同じカテゴリの記事一覧へ
児童指導員として働くメリットややりがい
kapinon/stock.adobe.com
児童指導員として働くことには、さまざまなメリットややりがいがあるそうです。ここでは、具体的にどのようなものがあるのかを確認しておきましょう。
子どもの成長を近くで見守ることができる
子どもたちの変化や成長を身近なところで感じられる点に、やりがいを持てるかもしれません。
児童指導員は、生活の指導や個別指導計画の作成などを行ない、子ども一人ひとりの特性を見極めた支援が求められます。
自身の指導やサポートによって子どものできることが増えたり集団で過ごせるようになったりする姿を近くで見守れるのは、児童指導員ならではのやりがいといえるでしょう。
障がいや療育についての知識を身につけられる
障がいや療育についての専門的な知識を身につけられるのも、児童指導員として働くメリットです。
障がいを持つ子どもと関わることで、身体障がいや知的障がい、精神障がいなどさまざまな障がい支援の実践的なスキルを得られます。
療育の知識を身につければ、将来的に児童発達支援管理責任者を目指すなどステップアップの道も開けるため、幅広い知識・経験を身につけることはメリットといえそうです。
保護者支援に携われる
子どもだけでなく、その保護者の支援もできることにやりがいを感じられる可能性があるでしょう。
児童指導員は保護者との面談や相談対応をする中で、子どもの育て方や接し方についてのフォローやアドバイスを行なう役割を担います。
保護者に代わって子どもに生活の指導をしたり療育をしたりすることは保護者の負担軽減にもつながるため、やりがいを持って働くことができるでしょう。
児童指導員の給与事情
sunftaka77/stock.adobe.com
厚生労働省が運営する職業方法提供サイト・jobtagによると、児童指導員の年収は全国平均で約415万円、月収は約22万円だそうです。
この情報は全国平均の数値であるため、実際の支給される額は都道府県によって異なります。そのため、あくまで参考程度としてとどめておくようにしましょう。
なお、保育士バンク!にて掲載されている児童指導員の求人を確認してみたところ、22万以上の月給を確保していたり、年に2~3回賞与を支給していたりする施設がいくつかありました。
このような条件のよい施設で児童指導員として働けば、全国平均以上の収入を得ることも充分に可能でしょう。
出典:児童指導員/厚生労働省
任用資格を取得して児童福祉施設で働く児童指導員を目指そう
児童指導員とは、放課後等デイサービスや児童養護施設、乳児院などさまざまな施設で働き、子どもたちの成長と自立を支援する仕事です。
そんな児童指導員の主な仕事内容は子どもへの生活指導や個別計画の作成、学校や外部機関との連携など多岐にわたります。
任用資格を取得し、実際に児童福祉施設で働けば児童指導員を名乗れるので、まずは任用資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
保育士バンク!にて掲載されている児童指導員の求人を確認してみたところ、児童発達支援施設や放課後等デイサービス施設などのさまざまな施設で募集がかけられていました。
今後も需要が高まっていく職業のひとつなので、これを機に児童指導員としての働き方を検討してみてはいかがでしょうか。