「異年齢児保育」「縦割り保育」とは、年齢の異なる子どもを同じクラスで保育する取り組みです。ここでは導入するメリット・デメリット、必要な配慮、異年齢児保育の意味やねらい、年齢の異なる子どもが楽しめるゲームや製作などのアイデアをまとめたました。保育に取り入れる際に参考にしてみてくださいね。
godfather/stock.adobe.com
目次
異年齢児保育とは
多くの保育園では、年齢ごとにクラス分けを行なう「年齢別保育」や「横割り保育」が主流です。
これに対して、年齢の異なる子どもたちを同じクラスで保育することを「異年齢児保育」または「縦割り保育」と呼びます。
では、異年齢児保育とはどのようなものなのか、くわしく見ていきましょう。
異年齢保育が実施されている背景
異年齢児保育が行なわれるようになった背景には、少子化によって兄弟がいる子どもが少なくなり、年齢を超えた子ども同士のかかわりが減少したことが関係していると言われています。
そのため、異年齢児保育で年齢の異なる子どもが交流できる機会を作ることによって、子どもが自分とは異なる存在を受け入れ、ともに成長することが期待されているようです。
導入のしかたは園によってさまざま
園によって異年齢児保育を取り入れる方法はさまざまです。
たとえば、年齢に関係なくクラスを決めて縦割り保育をしている園や、クラスを設けずに園全体で保育する園、乳児と幼児の2クラスに分ける園などがあります。
また、1週間のうち数日のみ行なったり、給食やおやつの時間だけ取り入れたりする場合もあるようです。
ほかにも、延長保育の時間帯や夏休みなど、子どもの人数が少ない場合に限って縦割り保育を行なう園もあるでしょう。
では、異年齢児保育を導入するねらいについて見ていきましょう。
異年齢児保育を行なうねらい
異年齢児保育を保育園や幼稚園で取り入れることには、どのような意味があるのでしょうか。主に2つのねらいをまとめました。
年齢が異なる子とのかかわり方を学ぶ
異年齢児保育のねらいのひとつとして、年齢が異なる友だちとのかかわり方を学ぶことが挙げられるでしょう。
年齢が異なる友だちといっしょに活動して交流することで、年上の子どもであれば年下の子のお手本になろうと意識したり、年下の子どもであれば年上の子を見習おうとしたりするような姿が見られるかもしれません。
年齢が異なる子との集団遊びを通して、子どもたちはお互いにかかわり方を学び、刺激を受けながらいっしょに成長していくことが期待できるでしょう。
社会性や協調性を身につける
2つ目のねらいとして、年齢の異なる友だちとの交流を通して、子どもが社会性や協調性を身につけることが挙げられるでしょう。
いっしょに遊んでいるときに、子どもたちは自分の意思を相手に伝えたり、反対に相手の思いを汲み取ろうとしたりすることがあるかもしれません。
また、年上の子どもが年下の子どもを助けるなど、思いやりの気持ちをもって接することにもつながりそうですね。
このような異年齢児保育の意味やねらいを押さえて、日々の保育はもちろん、転職活動の園選びにも役立てていきましょう。
簡単1分登録!転職相談
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師など
保育関連の転職のご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!
異年齢児保育のメリット・デメリット
tatsushi/stock.adobe.com
保育園や幼稚園で異年齢児保育を取り入れるメリットとデメリットを紹介します。
メリット
相手を思いやる気持ちが育まれる
異年齢児保育のメリットとして、相手を思いやる気持ちが育まれることが挙げられそうです。
たとえば、年齢の異なる子と遊ぶ際にはさみを上手く使えなかったり、折り紙をきれいに折ることができなかったりと、できる・できないの差が生まれることもあるでしょう。
そんなときに、上手くできない子に教えたり優しく接したりするようになることで、子どもが思いやりの心を持つことにつながりそうです。
興味や関心の幅が広がる
子どもの興味や関心の幅が広がったり挑戦心を育んだりすることもメリットと言えるでしょう。
年下の子は、年上の子を見て遊び方やルールを覚えたり、新しい遊びに興味を示したりするようになるかもしれません。
また、年上の子どもが身近なお手本となることで、行動を真似たり見習おうとしたりする子どももいるでしょう。
年齢の異なる子どもが同じ空間で過ごすことで、年下の子が年上の子を見て「自分もやってみる」と積極的にチャレンジするようになるかもしれませんね。
友だちの幅や居場所が広がる
いっしょに遊ぶ友だちの輪や、園内での居場所が広がるというメリットも挙げられるでしょう。
年齢別保育では、同年齢の友だちが多くなるうえに、遊び場も固定されがちな傾向が生まれてしまうでしょう。
それに対し、縦割り保育では年齢が異なる友だちと交流することができます。
また、さまざまな友だちや遊びにかかわれる環境があるため、子どもの居場所を広げることにもつながるでしょう。
デメリット
発達に合わない遊びで子どもが飽きてしまう
異年齢児保育のデメリットとして、年齢に合わない遊びでは子どもが楽しみにくいことが挙げられます。
年齢によって発達の程度に差があるため、年下の子に合わせると年上の子が物足りなく感じてしまったり、年上の子に合わせると年下の子が遊びに参加できなくなったりする状況が発生するかもしれません。
そのため、保育士さんは子どもたち全員が楽しめるような活動内容や環境構成を設定する必要があるでしょう。
力関係が発生してしまう
異年齢児保育のデメリットとして、遊びのなかで年齢による力の差が発生してしまうことが挙げられるでしょう。
たとえば年上の子がおもちゃを取ってしまったり、仲間外れにしてしまったりすることもあるかもしれません。年下の子がそれによってストレスを感じ、遊びを楽しめなくなることも考えられます。
こういったことを防ぐため、保育士さんは子どもたちをしっかりと観察し、年齢の異なる子ども同士でトラブルが起こっている場合は声をかけるなど、状況を見ながら援助することが大切でしょう。
保育士・幼稚園教諭・看護師・調理師 etc.無料転職サポートに登録異年齢児保育をするときの配慮やポイント
MIA Studio/stock.adobe.com
異年齢児保育をするうえで、保育士さんが配慮するべきポイントを紹介します。
子どもをしっかりと見守る
異年齢児保育をするときは、保育士さんが子どもたちをしっかりと見守りましょう。
たとえば、年上の子が面倒を見ようと乳児を抱っこして転んでしまうといったこともあるかもしれません。その際、子どもに「抱っこはしないでね」と伝えると、主体性を損なってしまうおそれがあります。
保育士さんは、子どもの「やりたい」という自主性を尊重しながらも、安全を確保したうえで細心の注意を払って援助することが重要と言えるでしょう。
年齢に合ったおもちゃや遊びを取り入れる
年齢の異なる子どもがいっしょに遊ぶ場合は、年齢に合った遊びやおもちゃを用意するようにしましょう。
遊びのレベルをどちらかに合わせると全員が楽しめなくなる恐れがあるため、ゲームでは年齢ごとにルールを工夫するとよいかもしれません。
また、時にはクラスの中を区切っておもちゃを配置するなど、環境構成も配慮しながら全員が楽しめる遊びを取り入れるとよいですね。
力の差が出たらフォローする
もし、年上の子が年下の子に意地悪をしたりおもちゃを取り上げたりしたら、保育士さんがフォローに入りましょう。 その際、どうしたらみんなで楽しく遊べるのか考えられるような声かけをするのがポイントです。
また、年齢の異なる友だちとのコミュニケーションの取り方が分からずに困っている場合もあるかもしれません。
保育士さんは、どのように話しかけたらよいのか伝えるなど、子どもが自ら仲よく遊べるよう、かかわり方を提案するとよいですね。
ふれあい遊びを取り入れる
0歳児から5歳児までの子どもたちで縦割り保育をする場合、ゲーム遊びや運動遊びなどを取り入れるのが難しいこともあるかもしれません。
そのような場合は、活動のなかに子ども同士がスキンシップを取れるようなふれあい遊びの要素を加えてみるとよいでしょう。
手をつなぐ・抱きしめるなど、乳児さんとふれ合える機会を作れば、幼児クラスの子どもに「自分はお兄さんやお姉さんなんだ」という意識が芽生えるきっかけになるかもしれませんね。
読んでおきたいおすすめ記事
保育士資格やスキルを活かしてデスクワークがしたい!仕事の種類やメリット
保育士さんは、デスクワークで働くことができるのでしょうか。保育士資格やこれまでのスキルを活かせるような職場があるのかも気になりますよね。今回は、保育士さんが働けるデスクワークの仕事にはどのようなところ...
乳児院で働くには?必要な資格や仕事の魅力、給料などを徹底解説
乳児院で働くには、必要な資格や仕事内容、給料などを把握することが大切です。1日の流れや求人の探し方などを知り、転職活動の参考にしてみてくださいね。今回は、乳児院について徹底解説します。乳児院の仕事の魅...
在宅ワークで保育士資格を活かせる仕事とは?自宅でできる保育関係の仕事を徹底解説
通勤時間なく働ける在宅ワークをしたいと考えても「保育士は無理なんじゃないか……」とあきらめている方はいませんか?保育園の事務職や保育ママ、保育園業務のサポートなど、保育士の経験や資格を活かして自宅でで...
保育園運営会社の仕事内容とは?本社勤務でも保育士資格は必要?働くメリットや求人事情まで
保育園運営会社にはどんな仕事があるのでしょうか?保育園運営会社で働くことは「本社勤務」とも呼ばれ、保育園の運営に携わる仕事として、主に一般企業に就職したい保育士さんにとって人気の高い職種のようです。今...
子どもと赤ちゃんに関わる仕事31選!必要な資格や保育士以外の異業種、子ども関係の仕事の魅力
子どもや赤ちゃんと関わる仕事というと保育士や幼稚園の先生を思い浮かべますが、子どもに関係する仕事は意外とたくさんあります!今回は赤ちゃんや子どもと関わる仕事31選をご紹介します。職種によって対応する子...
企業内保育所とはどんな施設?保育士として働くメリットや仕事内容、転職先の選び方
企業内や企業に併設された企業内保育所とは、どんな保育所なのでしょうか。仕事内容などを知りたい保育士さんは多いようです、今回は、少人数制でアットホームな環境で保育ができる施設が多い企業内保育所について、...
保育士が保育に集中できる職場「託児所」の特徴や仕事内容とは?
託児所とは子どもを預かる施設を指しますが、保育園や国の一時保育とどのような点が違うのでしょうか。託児所は夜間保育や短時間の預かりなどの保護者の多様なニーズに対して柔軟に応えられるため、需要の増加が予想...
保育士をサポート・支える仕事特集!異業種への転職も含めた多様な選択肢
保育士の経験を経て、これからは保育士のサポート役として働きたいという方はいませんか?責任の重い仕事だからこそ、人の優しさや支えが必要不可欠な仕事かもしれませんね。今回は、保育士さんをサポートする・支え...
保育士を辞める!次の仕事は?キャリアを活かせるおすすめ転職先7選!転職事例も紹介
保育士を辞めたあとに次の仕事を探している方に向けて、資格や経験を活かせる仕事を紹介します。ベビーシッターなど子どもと関わる仕事はもちろん、一般企業での事務職や保育園運営会社での本社勤務といった道も選べ...
病院内保育とは?働くメリットや1日のスケジュール、一般的な保育施設との違いについて紹介!
病院内保育とは、病院や医療施設の中、または隣接する場所に設置されている保育園のことです。保育園の形態のひとつであり、省略して院内保育と呼ばれることもあります。転職を考えている保育士さんの中には、病院内...
フリーランス保育士として自分らしく働くには。働き方、収入、仕事内容からメリットまで解説
保育園から独立して働くフリーランス保育士。具体的な仕事内容や働き方、給料などが気になりますよね。今回は、特定の保育施設に勤めずに働く「フリーランス保育士」についてくわしく紹介します。あわせて、フリーラ...
保育園の調理補助に向いてる人の特徴とは?仕事内容ややりがい・大変なこと
保育園で働く調理補助にはどのような人が向いてるのでしょうか。子どもや料理が好きなど、求められる素質を押さえて自己PRなどに活かしましょう。また、働くうえでのやりがいや大変なことなども知って、仕事への理...
子どもと関わる看護師の仕事10選!保育園など病院以外で働く場所も紹介
子どもに関わる仕事がしたいと就職・転職先を探す看護師さんはいませんか?「小児科の経験を活かして保育園に転職した」「看護師の資格を活用してベビーシッターをしている」など保育現場で活躍している方はたくさん...
保育士から転職!おすすめの異業種22選≪あなたの資格・経験を活かせる次の仕事とは?≫
保育士以外から異業種への転職を考えている際、どのような転職先がおすすめなのでしょうか。今回は、次の仕事として保育士から転職しやすいおすすめの異業種22選を紹介します。保育士から異業種に転職するメリット...
【保育士の意外な職場10選】こんなにあった!保育園以外の活躍できる場所
保育士の経験やスキルが、実は意外な職場で活かすことができるのを知っていますか?転職を検討しつつも、子どもとかかわりたい、資格や経験を活かしたいと考えている人は多くいるでしょう。保育園や幼稚園以外で保育...
【完全版】保育士資格を活かせる仕事・働ける企業25選!
保育士資格を持っていたら、保育園で保育士として働くのが当たり前だと思っていませんか? 実は現役の保育士さんの転職先としては、保育園や幼稚園などの保育現場以外にも一般企業や福祉施設、ベビーシッターなど、...
【2024年最新】保育士に人気の転職先ランキング!異業種や選ばれる職場を一挙公開
保育士の資格を活かして働ける人気の転職先をランキング形式で紹介!企業主導型保育園や病院内保育所、ベビーシッターなど保育士経験やスキルを活かせる職場はたくさんあります!今回は保育施設や異業種別に詳しく紹...
【2024年最新版】幼稚園教諭免許は更新が必要?廃止の手続きや期限、対象者をわかりやすく解説
幼稚園教諭免許は更新が必要なのか、費用や手続き方法などを知りたい方もいるでしょう。今回は、2022年7月1日より廃止された教員免許更新制について詳しく、そしてわかりやすく紹介します。幼稚園教諭免許を更...
保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるには?実務経験や要件など
保育士の実務経験を活用して目指すことができる「児童発達支援管理責任者(児発管)」は、多くの障がい児施設で人材不足の状況が続いています。今回は保育士が児童発達支援管理責任者(児発管)になるための方法を徹...
保育士は年度途中に退職してもいいの?理由の伝え方や挨拶例、再就職への影響
「年度途中で退職したい...けれど勇気が出ない」と悩む保育士さんはいませんか。クラス担任だったり、人手不足だったりすると、退職していいのか躊躇してしまうこともありますよね。そもそも年度途中で辞めるのは...
幼稚園教諭からの転職先特集!資格を活かせる魅力的な仕事18選
仕事量の多さや継続して働くことへの不安などを抱え、幼稚園教諭としての働き方を見直す方はいませんか。幼稚園教諭の転職を検討中の方に向けて、経験やスキルを活かせる18の職場を紹介します。保育系の仕事から一...
【2024年度】放課後児童支援員の給料はいくら?年代別の年収やこの先給与は上がるのかを解説
放課後児童クラブや児童館などで働く「放課後児童支援員」の平均給料はいくらなのでしょうか。別名「学童支援員」とも呼ばれ、「給与が低い」というイメージがあるようですが、国からの処遇改善制度などにより、これ...
保育士が働ける保育士以外の仕事21選。資格や経験を活かせるおすすめの就職先
保育園以外の職場に転職・就職先を探す保育士さんもいるでしょう。今回は企業内保育所や託児施設、児童福祉施設など、保育士さんが働ける保育園以外の職場を21施設紹介!自身の働き方や保育観を見つめ直し、勤務先...
【2024年最新】保育士の給料は上がる?いつから?9000円賃上げの処遇改善によって数万円の加算も期待
保育士の給料が上がる国の施策として、2022年2月からの「保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業(保育士の処遇改善Ⅲ)」で、2年にわたり月9000円の賃上げが行なわれました。また勤続年数などで加算さ...
私って保育士に向いていないかも。そう感じる人の7つの特徴や性格、自信を取り戻す方法
せっかく保育士になったのに「この仕事に向いていないのでは?」と不安を抱いてしまう方は多いようです。子どもにイライラしたり、同僚や保護者と上手くコミュニケーションが取れなかったりすると、仕事に自信が持て...
ベビーシッターとして登録するなら「キズナシッター」を選びたい理由トップ5
ベビーシッターとしてマッチングサービスに登録する際に、サイト選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。収入や働き方の安定性、サービスごとの特徴や魅力も気になりますよね。本記事ではそんななか「キズナ...
子育て支援センターとは?保育士の役割や必要な資格をわかりやすく解説!
子育て支援センターとは、育児中の保護者と子どもをサポートする地域交流の場です。保育士経験者は資格を活かして働けるため、転職を考える方も多いよう。また、子育て経験を活かして相談員として勤務したい方もいる...
ベビーシッターになるには?資格や仕事内容、向いている人の特徴
ベビーシッターになるにはどうすればいいのでしょうか?まずは必要な資格やスキルをチェックしましょう。ベビーシッターは働く時間や場所を柔軟に調整できる場合が多く、副業としても人気です!初めてでも安心してベ...
【2024年最新版】子育て支援員とは?資格の取り方・研修、やりがいや仕事内容について解説
保育の仕事に興味がある方のなかには、子育て支援員とはどんな資格?と気になっている方がいるかもしれません。2023年に新設されたこども家庭庁が、放課後児童クラブ(学童保育)の人材確保に取り組んでいるなか...
保育士の転職の時期はいつが最適?後悔しないタイミング&スケジュールの立て方
保育士の転職の最適な時期とはいつなのでしょうか?スムーズに内定を獲得できるよう、いつから動き始めればよいのかなど、転職活動における適切なタイミングを知っておきましょう。今回は、保育士さんの転職に最適な...
【2024年版】幼稚園教諭免許の更新をしていない!期限切れや休眠状態の対応、窓口などを紹介
所有する幼稚園教諭免許が期限切れになった場合の手続きの方法を知りたい方もいるでしょう。更新制の廃止も話題となりましたが、更新していない方は今後の対応方法をくわしく把握しておくことが大切です。今回は、幼...
【2024年最新】調理師の給料、年収はどれくらい?仕事内容や求人、志望動機なども徹底解説
保育園の調理師は、子どもたちが毎日口にする給食やおやつを作る仕事です。成長する子どもの身体づくりを助ける存在として、やりがいをもって働けるかもしれません。しかし、年収はどれくらいなのでしょうか?今回は...
インターナショナルスクールに就職したい保育士さん必見!給料や仕事内容、有利な資格とは
保育士さんが活躍できる場所のひとつとしてインターナショナルスクールがあります。転職を検討するなかで、英語力は必須なのか、どんな資格が必要なのかなどが気になるかもしれません。今回は、インターナショナルス...
児童館職員になるには?必要な資格や仕事内容、給料
児童館は、地域の子どもたちへの健全な遊び場の提供や子育て家庭の育児相談などを行なう重要な施設です。そんな児童館の職員になるにはどのような資格が必要なのかを解説します。また、児童館の先生の仕事内容や20...
病児保育とはどのような仕事?主な仕事内容や給与事情、働くメリットも解説
病児保育とは、保護者の代わりに病気の子どもを預かる保育サービスのことを言います。一般的に、風邪による発熱などで保育施設や学校に通えない子どもを持つ保護者が利用します。今回は、そんな病児保育の概要を詳し...
保育士の給料・年収は?安いのはなぜ⁉年齢・地域別・パートの平均年収、給与UP術
「給料が安い」「上がらない」といわれる保育士の給料はいくらくらいなのでしょうか。子どものお世話や保護者対応など多くの仕事をこなす中で給与が低いと不満が募りますよね。今回は保育士の月給や平均年収を徹底解...
保育園事務は何がきつい?仕事内容や給料、業務で楽しいことについても紹介
子どもたちが通園する保育園で事務として働く場合の仕事内容とはどのようなものが挙げられるのでしょうか。中には、仕事に就いてから「きつい」「つらい」と感じることもあるかもしれません。今回は、保育園事務の仕...
- 同じカテゴリの記事一覧へ
【ゲーム】異年齢児保育で楽しめる遊び
UTS/stock.adobe.com
保育園や幼稚園で行なう異年齢保育で楽しめるゲームのアイデアを紹介します。
ロンドン橋落ちた(目安の年齢:1歳児~)
みんなで歌を歌いながら遊ぶ、室内遊びでは定番の「ロンドン橋落ちた」を楽しんでみましょう。
遊び方
1.子どものなかからオニを2人決め、オニは頭の上で手をつないで橋を作ります。
2.子どもたちは円になって歌いながらその下をぐるぐると回ります。
3.歌が終わったタイミングでオニが手を下げ、下をくぐっている子どもを捕まえます。
4.オニに捕まった子どもが新しいオニとなって橋を作ります。
ポイント
乳児から幼児までの縦割り保育で行なうときは、年長クラスの子どもがオニを順番に担当し、乳児クラスの子どもたちは下をくぐるようにしましょう。
橋を下ろすときは、ふれあい遊びのイメージでスキンシップを取るようにすると、年齢が低い子どももいっしょに楽しめそうですね。
しっぽ取りゲーム(目安の年齢:2歳児~)
しっぽ取りゲームは室内遊びでも外遊びでも楽しめる定番の集団遊びですよね。このゲームを、年齢が異なる2人組のペアでやってみましょう。
遊び方
1.年齢の異なる子ども同士でペアを作ります。
2.年下の子のズボンに、しっぽとしてハチマキや紙テープなどを垂らします。
3.走り回れる枠を決め、子どもはしっぽを取られないように逃げながら、他の子のしっぽを取りに行きます。
4.しっぽを取られたら枠の外に出て、ゲーム終了時に最も多くしっぽを持っていたペアが勝ちです。
ポイント
ペアで取り組むことで、年上の子は年下の子がしっぽを取られないように守ったり、他の子のしっぽを取りに行こうと頑張ったりと、力を合わせて取り組む姿が見られるかもしれません。
ゲームを通して相手を気遣ったり協力したりする姿勢が身につきそうですね。
手をつないで鬼ごっこ(目安の年齢:2歳児~)
集団遊びではおなじみの鬼ごっこをアレンジして、子ども同士で手をつなぎながら行ってみましょう。
遊び方
1.年齢の異なる子ども同士でペアを作ります。
2.オニとなるペアを1組決めます。
3.子どもはペアの子と手をつなぎ、スタートの合図で鬼ごっこを行ないます。
ポイント
この鬼ごっこは、手を離してはいけないことがポイントです。
たいていの場合、年上の子は年下の子よりも一歩が大きく、走るのも早いでしょう。
しかし、ゲーム中は手を離してはいけないため、年上の子は年下の子のペースに合わせて走る必要があります。遊びを通して、子どもが友だちへの思いやりの心を育むきっかけになるとよいですね。
アレンジを加えた椅子取りゲーム(目安の年齢:3歳児~)
本来の椅子取りゲームは、音楽に合わせて動き、最後に残っている椅子に座れたら勝ちというゲームです。
しかし、異年齢で行う場合、勝ち残りの要素があると全員が楽しめなくなってしまったり、力の差が出てしまったりするかもしれません。
そこで、年長クラスの子どもが椅子となる、アレンジを加えた椅子取りゲームをしてみましょう。
遊び方
1.年長クラスの子どもが輪になって座ります。
2.乳児クラスの子どもは音楽に合わせて歩き、音楽が止まったら年長クラスの子どもたちのもとへ走ります。
3.年長クラスの子は自分のもとに来た子どもと手をつないだり、抱っこをしたりしてスキンシップを取ります。
ポイント
この椅子取りゲームでは、勝ち残ることではなく子ども同士がふれ合えることを大切にしましょう。ルールがシンプルなうえに全員が参加できるので、飽きることなく楽しめそうですね。
ハンカチ落とし(目安の年齢:3歳児~)
ハンカチ落としは室内で盛り上がる定番の集団遊びですね。異年齢児保育に取り入れるときは、以下の遊び方で楽しんでみてください。
遊び方
1.年齢の異なる子ども同士でペアを作ります。
2.子どもたちは内側を向いて輪になって座り、手を後ろに出しておきます。
3.オニをやるペアを決め、オニは手の上にそっとハンカチを落として走ります。
4.ハンカチを落とされたペアは、手をつないでオニを追いかけます。
5.5.捕まえることができなかったら次のオニになり、捕まえることができたらもう一度同じペアがオニを行ないます。
ポイント
追いかけたり逃げたりするときは、年上の子が手を引っ張ったり焦らせたりせずに、年下の子のペースに合わせるなど、配慮することが大切です。
ゲームを始める前に、ペアの子の手を無理に引かないようにすることを約束ごととして伝えましょう。
じゃんけん列車(目安の年齢:3歳児~)
室内遊びとしてなじみのあるじゃんけん列車を取り入れてみましょう。
遊び方
1音楽を流し、曲が止まったら子ども同士でじゃんけんをします。
2.じゃんけんに負けた子どもは、勝った子どもの後ろにつき、肩に手を置いて列車を作ります。
3.(1)と(2)を繰り返し、最後に先頭に立っている子どもが勝ちです。
ポイント
じゃんけんを使うゲームは、道具を使わずに遊べるうえに比較的力関係も発生しにくいため、異年齢児保育に取り入れやすい遊びといえるでしょう。
このゲームはじゃんけんのルールを理解していないと楽しめないかもしれないため、ルールのある遊びを楽しめるようになる3歳児から5歳児の幼児クラスで行うとよいかもしれませんね。
【製作】異年齢児保育で楽しめる遊び
ここでは、子どもたちが協力して一つの作品作りに取り組める壁画製作と、ごっこ遊びやゲーム遊びに発展させられるおもちゃの製作アイデアを紹介します。
壁画製作
まずは、壁画製作に活用できるアイデアをまとめました。
手形スタンプでさくらのお絵かき(目安:0歳児~)
<用意するもの>
- 画用紙
- 絵の具セット
- ペットボトル
<ポイント>
0歳児や1歳児など乳児クラスの子どもたちに手形を押してもらい、幼児クラスの子どもたちがスタンプを行ないましょう。模造紙のような大きな紙を使って、たくさん桜を咲かせてもよいですね。
花火(目安:1歳児~)
<用意するもの>
- 画用紙
- 鉛筆
- はさみ
- のり
<ポイント>
花火のパーツを作る作業は少し細かいため、幼児クラスの子どもが行ないましょう。
1歳児や2歳児クラスの子どもは、パーツを貼りつけたりシールで装飾したりする作業を担当するとよいですね。
花火をモチーフにした夏らしい壁画製作なので、夏休みに行なう縦割り保育の際にチャレンジしてみるのもよいかもしれません。
大きなかき氷(目安:1歳児~)
<用意するもの>
- 画用紙
- PEテープ
- のり
- はさみ
<ポイント>
動画よりも大きな画用紙で土台を作っておき、3人~4人程度のグループで一つのかき氷づくりに挑戦してみましょう。
PEテープは柔らかいので、1歳児クラスの子どもでも裂くことができるかもしれません。
3歳児や4歳児の子どもがのりをつけ、1歳児や2歳児の子どもがPEテープを貼りつける、など役割を作って取り組んでみるのもよいですね。
壁面ぶどう(目安:2歳児~)
<用意するもの>
- 折り紙
- 画用紙
- のり
- はさみ
- 色えんぴつなど
<ポイント>
短冊形の折り紙は、あらかじめ用意しておくとよいかもしれません。
2歳児頃になるとのりを使えるようになる子どももいるため、でんぷんのりを用いてぶどうの粒を作る工程にチャレンジしてみましょう。
子どもたちで一つの大きな房を作れば、達成感を味わえるとともに協調性も育まれそうですね。秋の壁画製作に活用してみましょう。
モザイクアート(目安:3歳児~)
<用意するもの>
- 卵の殻 3個分程度
- アクリル絵の具
- 画用紙 1枚
- 筆
- ダンボール
- 鉛筆
- 接着剤
<ポイント>
卵の殻に色を塗る作業は、年齢によっては難易度が高いかもしれません。
そのため、子どもの年齢に応じて事前に用意しておいたり、年長クラスの子どもが担当したりするようにしましょう。
また、動画のように殻を小さく割ると接着剤を塗る作業も難しくなってしまうため、あらかじめ少し大きめに割った殻を見本として見せておくとよいですね。
おもちゃ製作
作ったあとにおもちゃとしていっしょに遊べるアイデアを紹介します。
輪投げ(作れる年齢の目安:2歳児~)
<用意するもの>
- 紙皿 1枚
- 紙コップ 1個
- 段ボール(画用紙を貼っておく) 1枚
- 鈴
- コンパス
- はさみ
- テープ
<ポイント>
コンパスやはさみで紙皿をくりぬく工程は、あらかじめ準備しておきましょう。
紙コップに切り込みを入れる工程は4歳児や5歳児の幼児クラスの子どもが行うようにし、動物の顔をかく工程と分担すると、はさみを使えない子どもでも楽しむことができそうです。
クマやうさぎなどさまざまな動物にアレンジできるため、何の動物を作るのか子どもたちで相談して決めてもよいですね。
トイレットペーパーロールチャレンジ(作れる年齢の目安:3歳児~)
<用意するもの>
- ダンボール
- トイレットペーパーの芯 数本
- 画用紙や折り紙
- ボール
- ペン
- はさみ
- のり
<ポイント>
トイレットペーパーの芯は事前に切っておきます。
同じものを10個作るので、子どもたちが作業を分担して協力しながら取り組む姿が見られるでしょう。
年齢が低い子どもの場合、上手くできない工程があるかもしれません。先生は年上の子どもたちに困っている子がいたら手伝うよう声をかけるとよいですね。
的当てゲーム(作れる年齢の目安:3歳児~)
<用意するもの>
- トイレットペーパーの芯
- 色画用紙
- 輪ゴム
- テープ
- はさみ
<ポイント>
子どもたちで分担してたくさん的を作ってみましょう。画用紙に絵をかいたりシールを貼ったりして、自由に飾りつけを楽しんでくださいね。
作り終わった後は、的当てゲームをして遊んでみましょう。うまく的に当たらない子がいたら、年上の子が鉄砲をいっしょに持ってゲームを楽しむとよいかもしれません。保育士さんは、友だちと協力して遊ぶよう子どもたちに声かけをするとよいですね。
トイレットペーパーロード(作れる年齢の目安:4歳児~)
<用意するもの>
- トイレットペーパーの芯 数個
- 画用紙 2枚
- ビー玉
- 紙コップ
- はさみ
- ペン
<ポイント>
トイレットペーパーの芯をランダムに切り、壁に貼った画用紙に貼りつけてビー玉を転がして遊ぶゲームです。
事前にトイレットペーパーの芯を切ったものを用意しておきましょう。
画用紙に貼る場所や貼る順番など、どのようにコースを作ればいいのか相談しながら製作を進めるため、子どもたちの仲が深まりそうですね。
【運動】異年齢児保育で楽しめる遊び
保育園の異年齢保育で楽しめる運動遊びのアイデアを紹介します。
マット運動
マット運動は、乳児も幼児も楽しめる室内遊びの定番といえるでしょう。
異年齢保育で取り入れるときは、子どもの年齢に合わせたコースを作り、リレーをしてみると面白いかもしれません。
乳児向けコース
0歳児や1歳児の場合、マットの下にやわらかいブロックや巻いたマットを敷いて緩やかな傾斜を作り、その上をハイハイして進むコースを作ります。
また、2歳児向けのコースでは、平らなマットの上に寝転がり、端から端までゴロゴロと転がるようにするとよいですね。
幼児向けコース
3歳児クラスでは、手足を広げずに寝転がってゴロゴロと転がるコースに挑戦してみましょう。
4歳児や5歳児の場合は、うさぎ跳びでジャンプしながら進んだり、背中に軽い荷物を乗せて落とさないようにハイハイしながら進んだりと、少し難易度を上げたコースを設定してゴールを目指してもらいます。
マット運動の際は保育士さんが子どもの横につき、マットから落ちたり子ども同士がぶつかったりしないように見守るなど、安全に配慮しながら行なうことが大切です。
新聞紙遊び
室内で異年齢児保育を行う際に、新聞紙を使った集団遊びを取り入れてみましょう。
ここでは、動画で紹介している遊びのなかから2つをピックアップして紹介します。
新聞紙リレー
新聞紙リレーでは、新聞紙を落とさないように走るのが少し難しいかもしれないため、2歳児以上の子どもたちと楽しんでみましょう。
年齢を混ぜて縦割りのチームを作るほか、年齢ごとに分けたチーム編成にするのも面白いかもしれません。その場合は、4歳児や5歳児のチームは1人ずつコースを1周半走るなど、ハンデをつけると楽しめそうですね。
新聞紙でボール運び
ボール運びは友だちと息を合わせて協力する必要があるため、子どもたちの協調性を育むことができそうです。2人1組で行なうため、年上の子が年下の子を急かさないように、あらかじめ声をかけておきましょう。
2人1組のペアで競うほか、いくつかのチームを作ってリレー形式にしてみても楽しそうです。年上の子どものチームはボールを2個運ぶなど、年齢に応じて難易度を変えるのも面白いかもしれませんね。
縄跳び遊び
室内でも屋外でも楽しめる、縄跳びを使った遊びを紹介します。
ロープくぐり
年上の子ども2人が縄跳びを持ち、年下の子は身体が触れないように縄跳びの下をくぐって遊びます。
高さを変えて難易度を調節したり、上をまたいでもらう遊び方にアレンジしたりしてみても面白いかもしれません。
年下の子が縄跳びを持つ場合は、年上の子にジャンプで跳び超えるのに挑戦してもらうなど、年齢にあわせてルールを変えると全員で楽しめそうですね。
にょろにょろヘビ
にょろにょろとした動きのヘビを再現した縄跳び遊びをしてみましょう。
縄跳びを左右に揺らして波を作り、子どもたちは縄を踏まないように跳び越えます。
乳児向け縄跳び
最初は年上の子が縄を持つ役と跳ぶ役に分かれて、年下の子に遊び方を教えるとよいかもしれません。年齢の低い子が飛ぶときはゆっくりと縄を動かして、飛びやすいようにすることが大切です。
幼児向け縄跳び
年齢が高い子が跳ぶときは、縄を早く動かして波を小さくしてみましょう。子どもたちが慣れてきたら、ヘビを踏むというルールにアレンジして挑戦するのも面白いかもしれません。
縄を動かす速さや波の大きさを調節すれば難易度を変化させられるので、遊び方を工夫すれば異年齢でも楽しめそうですね。
ボール送りリレー
異年齢の子どもたちが協力して取り組めるボール送りリレーを紹介します。
遊び方
1.何人かのチームを作り、子どもたちが縦に1列に並んで前から後ろへとボールを送っていきます。(往路は頭の上からボールを送ります。)
2.最後尾までボールがいったら、前に戻していきます。復路は開いた足の間からボールを送ります。
3.最も早く、先頭の子どもの元へボールが戻ってきたチームが勝ちです。
ポイント
列を作る際には、子どもたちの年齢をばらばらにしてあえて身長差を作ると面白いでしょう。
前後にいる子が自分とは異なる年齢の場合、その子に合わせてボールを送る必要があるため、相手を思いやる気持ちが育まれるかもしれません。
ボールを落としてしまう子や上手く渡せない子がいても、責めたり焦らせたりしないよう声かけしながら配慮することが大切です。
出典:別紙 就学前の教育・保育を一体として捉えた一貫した総合施設について(審議のまとめ)/文部科学省
異年齢児保育の意味やメリット・デメリットを知り、保育に役立てよう
今回は、異年齢児保育とは何か、ねらいやメリット・デメリットなどを紹介しました。
異年齢児保育には、子どもが年齢の違う子とのかかわり方を知るというねらいがあり、思いやりの気持ちが育まれるなどのメリットがあるようです。
ただし、年齢に合わない遊びを行うと飽きてしまう子どもが出てくる可能性があるため、が楽しめるようなアイデアを取り入れたり、環境構成に配慮したりする必要があるでしょう。
異年齢児保育の意味や援助のポイントなどを押さえて、子どもたちが楽しめる遊びを工夫して取り入れてみてくださいね。
保育士バンク!では、保育士資格を活かせる求人を多数掲載中!
転職相談や情報収集だけでも大歓迎!
ご希望を専任アドバイザーにお伝えいただければ、あなたにぴったりの求人をご提案します。
当サービスは、登録から転職サポートまで完全無料です。
この機会に気軽に相談してみてくださいね!
保育士バンク!の新着求人
お住まいの地域を選択して、最新の求人情報をチェック!