お正月が近づいてくると保育園や幼稚園でお正月のクイズやゲームのアイデアに悩む保育士さんも多いでしょう。この記事では、子どもたちが盛り上がりそうなお正月にまつわるゲームやクイズのアイデアを紹介します。子どもたちが楽しみながらお正月にふれ、すこしでもお正月に親しみを持てるようにしてくださいね。
maroke/shutterstock.com
目次
お正月にまつわるクイズやゲームをやってみよう
子どもたちといっしょにお正月にまつわるクイズやゲームをして盛り上がることで、子どもたちはお正月に親しみを持つことができ、行事に興味をもつきっかけになるかもしれません。お正月のクイズやゲームをしながら、門松やお年玉などお正月にまつわるものや、風習のお話もいっしょにしてみましょう。
保育園や幼稚園でできるお正月にまつわる面白いゲーム
ここでは、保育園や幼稚園でできるお正月にまつわる面白いゲームを紹介します。
福笑い
福笑いは、子どもたちといっしょに笑って楽しめそうなゲームでしょう。いろいろな顔を作ることができる自由度の高い遊びです。子どもたちが作った表情に保育士も思わず笑ってしまうかもしれませんね。
用意するもの
・写真 2枚
・折り紙(肌色) 1枚
・はさみ
・のり
遊ぶときのポイント
乳児と遊ぶ場合、まずは先生が顔を作って見せてみることで、パーツを並べたら顔ができるということにおもしろさを感じるかもしれません。幼児の場合は、できた表情の違いを楽しんでくれそうですね。
また、ハンカチなどで目隠しをして遊んでみるとより盛り上がるかもしれません。子どもたちが目隠しをした状態で目や鼻、口を並べて、上手く顔を作ることができるか挑戦してみてくださいね。1人が遊んでいるまわりで、子どもたちといっしょに挑戦している子の応援をしてみても楽しそうですね。
折り紙のコマまわし
きれいに作られた折り紙のコマをまわしてみましょう。上手くまわせるようになると、模様の変化などを楽しむことができ、子どもたちは夢中になるかもしれません。
用意するもの
・折り紙 3枚
遊ぶときのポイント
子どもたちがはじめてコマをまわす場合は少しむずかしく感じる可能性があるので、まずは先生がお手本を見せるようにしましょう。コマの持ち手を軽くつまみ指をはじくようにすると、コマを上手くまわすことができますよ。
おみくじ
本来、おみくじは運勢を占うだけのものかもしれませんが、子どもたちにとっては遊びに変わるかもしれません。子どもたちは箱を振ることで、棒が出てくるという楽しさを感じながらおみくじにふれることができます。
用意するもの
・お菓子の筒 1本
・色画用紙 1枚
・アイスクリームの棒 数本
・のり
・カッター
・ボンド
遊ぶときのポイント
おみくじを楽しみながら、お正月について子どもたちとお話をしてみましょう。ここで、初詣についても伝えてもいいかもしれませんね。「初詣は年のはじまりに神社に行って、1年のお願いごとをすることだよ」と子どもたちが分かりやすく説明しましょう。
また、おみくじの棒の種類は運勢を書くのではなく、動物などにしてみることで動物占いなど、占いの内容を変えて楽しむこともできそうですね。
かるた
かるたは幼児くらいから楽しめる遊びでしょう。競技性もあり、複数人の子どもたちで楽しむことができるので、盛り上がりそうな遊びです。
用意するもの
・画用紙 または 段ボール
・ペン
・はさみ
遊ぶときのポイント
3歳くらいから年長まで幅広く楽しめるように、保育園や幼稚園では絵かるたを実施したほうがいいかもしれません。子どもたちで円になって座り、絵に描いている動物の鳴き声や特徴の説明などを読み上げます。できるだけ多くのかるたを用意したほうが、子どもたちも探しがいを感じることができて盛り上がるかもしれません。
また、子どもたちの様子を見ながらですが、五十音の「あ~を」までが書かれたかるたで遊んでみると言葉の学習につながりますね。
すごろく
すごろくは複数人で盛り上がりながら、数字や言葉の学習もすることができる遊びです。止まったマスに干支の動物のものまねをするというようなユニークな指示があるとより楽しめるかもしれません。
用意するもの
・すごろくのコース
・コマ
遊ぶときのポイント
各マス目に、お正月にまつわるものの名前が書かれたものであれば、子どもたちはすごろくを楽しみながら言葉の勉強もすることができそうです。
すごろくのコースはインターネット上で無料でダウンロードできるものもありますが、手作りのすごろくにしてみても面白いかもしれませんね。マスの指示文に、「あけましておめでとうを3回言う」などとお正月にちなんだオリジナルすごろくを作ってみましょう。
簡単1分登録!転職相談
転職に関するご質問や情報収集だけでもかまいません。
まずはお気軽にご相談ください!
読んでおきたいおすすめ記事
保育士をサポート・支える仕事特集!異業種への転職も含めた多様な選択肢
保育士の経験を経て、これからは保育士のサポート役として働きたいという方はいませんか?責任の重い仕事だからこそ、人の優しさや支えが必要不可欠な仕事かもしれませんね。今回は、保育士さんをサポートする・支え...
在宅ワークで保育士資格を活かせる仕事とは?自宅でできる保育関係の仕事を徹底解説
通勤時間なく働ける在宅ワークをしたいと考えても「保育士は無理なんじゃないか……」とあきらめている方はいませんか?保育園の事務職や保育ママ、保育園業務のサポートなど、保育士の経験や資格を活かして自宅でで...
病院内保育とは。役割や仕事内容、病院内保育士として働くメリット
病院内保育とは、病院や医療施設の中、または隣接する場所に設置されている保育園のことです。保育園の形態のひとつであり、省略して院内保育と呼ばれることもあります。転職を考えている保育士さんの中には、病院内...
子ども・赤ちゃんと関わる仕事31選!資格の有無や保育士以外の仕事を関わる子どもの年齢別に紹介
子どもと関わる仕事というと主に保育園や幼稚園を思い浮かべますが、それ以外にも意外とたくさんあります!今回は赤ちゃんや子どもと関わる仕事31選を紹介!無資格で活躍できる職場もまとめました。子どもと携わる...
保育士を辞める!次の仕事は?キャリアを活かせるおすすめ転職先7選!転職事例も紹介
保育士を辞めたあとに次の仕事を探している方に向けて、資格や経験を活かせる仕事を紹介します。ベビーシッターなど子どもと関わる仕事はもちろん、一般企業での事務職や保育園運営会社での本社勤務といった道も選べ...
保育士から転職したい!転職先としておすすめの異業種22選。保育士以外の仕事やメリット・デメリットも
保育士以外から異業種への転職を考えている際、どのような転職先がおすすめなのでしょうか。今回は、次の仕事として保育士から転職しやすいおすすめの異業種22選を紹介します。保育士から異業種に転職するメリット...
保育園運営会社の仕事内容とは?本社勤務でも保育士資格は必要?働くメリットや求人事情まで
保育園運営会社にはどんな仕事があるのでしょうか?保育園運営会社で働くことは「本社勤務」とも呼ばれ、保育園の運営に携わる仕事として、主に一般企業に就職したい保育士さんにとって人気の高い職種のようです。今...
【2024年最新】保育士に人気の転職先ランキング!異業種や選ばれる職場を一挙公開
保育士の資格を活かして働ける人気の転職先をランキング形式で紹介!企業主導型保育園や病院内保育所、ベビーシッターなど保育士経験やスキルを活かせる職場はたくさんあります!今回は保育施設や異業種別に詳しく紹...
【完全版】保育士資格を活かせる仕事・働ける企業25選!
保育園で保育士として働くのが辛いと感じて、転職を考えているという方がいるかもしれません。しかし、せっかく取得した保育士資格を活かして働きたいですよね!保育士として得たスキルや経験は一般企業や福祉施設、...
【2024年最新版】幼稚園教諭免許は更新が必要?廃止の手続きや期限、対象者をわかりやすく解説
幼稚園教諭免許は更新が必要なのか、費用や手続き方法などを知りたい方もいるでしょう。今回は、2022年7月1日より廃止された教員免許更新制について詳しく、そしてわかりやすく紹介します。幼稚園教諭免許を更...
保育士は年度途中に退職してもいいの?理由の伝え方や挨拶例、再就職への影響
「年度途中で退職したい...けれど勇気が出ない」と悩む保育士さんはいませんか。クラス担任だったり、人手不足だったりすると、退職していいのか躊躇してしまうこともありますよね。そもそも年度途中で辞めるのは...
幼稚園教諭からの転職先特集!資格を活かせる魅力的な仕事18選
仕事量の多さや継続して働くことへの不安などを抱え、幼稚園教諭としての働き方を見直す方はいませんか。幼稚園教諭の転職を検討中の方に向けて、経験やスキルを活かせる18の職場を紹介します。保育系の仕事から一...
【2024年度】放課後児童支援員の給料はいくら?年代別の年収やこの先給与は上がるのかを解説
放課後児童クラブや児童館などで働く「放課後児童支援員」の平均給料はいくらなのでしょうか。別名「学童支援員」とも呼ばれ、「給与が低い」というイメージがあるようですが、国からの処遇改善制度などにより、これ...
保育士が働ける保育士以外の仕事21選。資格や経験を活かせるおすすめの就職先
保育園以外の職場に転職・就職先を探す保育士さんもいるでしょう。今回は企業内保育所や託児施設、児童福祉施設など、保育士さんが働ける保育園以外の職場を21施設紹介!自身の働き方や保育観を見つめ直し、勤務先...
- 同じカテゴリの記事一覧へ
保育園や幼稚園でできるお正月にまつわる面白いなぞなぞやクイズ
お正月にまつわる面白いクイズやなぞなぞを考えてみました。先生が子どもたちに出題して楽しんでみましょう。
お正月をもっと知ろう!子ども向けのなぞなぞ
まず、お正月にまつわるなぞなぞの例題を紹介します。なぞなぞは少し遠まわしに答えの特徴を述べるためクイズとはまた違うおもしろさがあります。子どもたちは、なぞなぞが解けたときに嬉しさや楽しさを感じることができますよ。
・お正月にもらえる「たま」はなにだまでしょうか?
答え:おとしだま
・お正月に紙におめでたい字を書くことをなんと言うでしょうか?
答え:かきぞめ
・光を反射するもちは何というでしょうか?
答え:鏡もち
・お正月になると海の生き物が空を飛びます。さて何が飛ぶでしょうか?
答え:たこ
・お正月に神社に行くことをなんというでしょうか?
答え:はつもうで
クイズをだしながら、お正月にまつわるものの由来などを子どもたちに伝えると、日本の慣習を理解するきっかけにもなりそうですね。
お正月シルエットクイズ
シルエットクイズとは、画用紙に動物、果物やキャラクターなど、シルエットで描かれたさまざまなものが何か当てるクイズのことです。 まず、画用紙などの少し大きめの紙にお正月にちなんだ絵を描きます。紙の裏側には描いた絵のシルエットを黒いペンで描きましょう。そして、子どもたちに「これは何でしょうか?」とクイズを出してみてください。
お正月の場合は、鏡もちや凧など子どもたちにも馴染みのあるものを題材に出題するといいでしょう。また、クイズの正解が出たら、答えのものについて子どもたちに伝えるようにしてくださいね。
シルエットクイズでは、シルエットだけを頼りに子どもたちが答えを想像します。そのため、子どもたちの想像力を養うこともできそうですね。
私はだれでしょう?探偵クイズ
子どもたちに3つほど答えに関する特徴などのヒントを伝えて、答えを想像するクイズです。
例えば、「僕は色白でもち肌だと良く褒められるんだ」「じっとしているのが得意なんだ」「頭の上にはいつもみかんが置かれているよ」と子どもたちにヒントを伝えて、ヒントをたよりに答えを考えます。ちなみにこのクイズの答えは、鏡もちです。
正解以外にも、子どもたちからおもいろい発想の答えが出て、盛り上がりそうですね。
maroke/shutterstock.com
お正月にまつわるクイズやゲームを通して行事にふれる
保育園や幼稚園で取り入れられそうな、お正月にまつわるクイズやゲームのアイデアを紹介しました。子どもたちといっしょにクイズやゲームを楽しみながらお正月にふれることで、子どもたちが行事への興味をもつきっかけにもなりますよ。
お正月は万国共通のとても大切な行事です。乳児や幼児の時期からお正月に親しむことは子どもたちの日本の歴史や伝統にふれ、自分が住む国を理解するきっかけになるでしょう。