お正月が近づいてくると保育園や幼稚園でお正月のクイズやゲームのアイデアに悩む保育士さんも多いでしょう。この記事では、子どもたちが盛り上がりそうなお正月にまつわるゲームやクイズのアイデアを紹介します。子どもたちが楽しみながらお正月にふれ、すこしでもお正月に親しみを持てるようにしてくださいね。
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目次
お正月にまつわるクイズやゲームをやってみよう
子どもたちといっしょにお正月にまつわるクイズやゲームをして盛り上がることで、子どもたちはお正月に親しみを持つことができ、行事に興味をもつきっかけになるかもしれません。お正月のクイズやゲームをしながら、門松やお年玉などお正月にまつわるものや、風習のお話もいっしょにしてみましょう。
保育園や幼稚園でできるお正月にまつわる面白いゲーム
ここでは、保育園や幼稚園でできるお正月にまつわる面白いゲームを紹介します。
福笑い
福笑いは、子どもたちといっしょに笑って楽しめそうなゲームでしょう。いろいろな顔を作ることができる自由度の高い遊びです。子どもたちが作った表情に保育士も思わず笑ってしまうかもしれませんね。
用意するもの
・写真 2枚
・折り紙(肌色) 1枚
・はさみ
・のり
遊ぶときのポイント
乳児と遊ぶ場合、まずは先生が顔を作って見せてみることで、パーツを並べたら顔ができるということにおもしろさを感じるかもしれません。幼児の場合は、できた表情の違いを楽しんでくれそうですね。
また、ハンカチなどで目隠しをして遊んでみるとより盛り上がるかもしれません。子どもたちが目隠しをした状態で目や鼻、口を並べて、上手く顔を作ることができるか挑戦してみてくださいね。1人が遊んでいるまわりで、子どもたちといっしょに挑戦している子の応援をしてみても楽しそうですね。
折り紙のコマまわし
きれいに作られた折り紙のコマをまわしてみましょう。上手くまわせるようになると、模様の変化などを楽しむことができ、子どもたちは夢中になるかもしれません。
用意するもの
・折り紙 3枚
遊ぶときのポイント
子どもたちがはじめてコマをまわす場合は少しむずかしく感じる可能性があるので、まずは先生がお手本を見せるようにしましょう。コマの持ち手を軽くつまみ指をはじくようにすると、コマを上手くまわすことができますよ。
おみくじ
本来、おみくじは運勢を占うだけのものかもしれませんが、子どもたちにとっては遊びに変わるかもしれません。子どもたちは箱を振ることで、棒が出てくるという楽しさを感じながらおみくじにふれることができます。
用意するもの
・お菓子の筒 1本
・色画用紙 1枚
・アイスクリームの棒 数本
・のり
・カッター
・ボンド
遊ぶときのポイント
おみくじを楽しみながら、お正月について子どもたちとお話をしてみましょう。ここで、初詣についても伝えてもいいかもしれませんね。「初詣は年のはじまりに神社に行って、1年のお願いごとをすることだよ」と子どもたちが分かりやすく説明しましょう。
また、おみくじの棒の種類は運勢を書くのではなく、動物などにしてみることで動物占いなど、占いの内容を変えて楽しむこともできそうですね。
かるた
かるたは幼児くらいから楽しめる遊びでしょう。競技性もあり、複数人の子どもたちで楽しむことができるので、盛り上がりそうな遊びです。
用意するもの
・画用紙 または 段ボール
・ペン
・はさみ
遊ぶときのポイント
3歳くらいから年長まで幅広く楽しめるように、保育園や幼稚園では絵かるたを実施したほうがいいかもしれません。子どもたちで円になって座り、絵に描いている動物の鳴き声や特徴の説明などを読み上げます。できるだけ多くのかるたを用意したほうが、子どもたちも探しがいを感じることができて盛り上がるかもしれません。
また、子どもたちの様子を見ながらですが、五十音の「あ~を」までが書かれたかるたで遊んでみると言葉の学習につながりますね。
すごろく
すごろくは複数人で盛り上がりながら、数字や言葉の学習もすることができる遊びです。止まったマスに干支の動物のものまねをするというようなユニークな指示があるとより楽しめるかもしれません。
用意するもの
・すごろくのコース
・コマ
遊ぶときのポイント
各マス目に、お正月にまつわるものの名前が書かれたものであれば、子どもたちはすごろくを楽しみながら言葉の勉強もすることができそうです。
すごろくのコースはインターネット上で無料でダウンロードできるものもありますが、手作りのすごろくにしてみても面白いかもしれませんね。マスの指示文に、「あけましておめでとうを3回言う」などとお正月にちなんだオリジナルすごろくを作ってみましょう。
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保育園や幼稚園でできるお正月にまつわる面白いなぞなぞやクイズ
お正月にまつわる面白いクイズやなぞなぞを考えてみました。先生が子どもたちに出題して楽しんでみましょう。
お正月をもっと知ろう!子ども向けのなぞなぞ
まず、お正月にまつわるなぞなぞの例題を紹介します。なぞなぞは少し遠まわしに答えの特徴を述べるためクイズとはまた違うおもしろさがあります。子どもたちは、なぞなぞが解けたときに嬉しさや楽しさを感じることができますよ。
・お正月にもらえる「たま」はなにだまでしょうか?
答え:おとしだま
・お正月に紙におめでたい字を書くことをなんと言うでしょうか?
答え:かきぞめ
・光を反射するもちは何というでしょうか?
答え:鏡もち
・お正月になると海の生き物が空を飛びます。さて何が飛ぶでしょうか?
答え:たこ
・お正月に神社に行くことをなんというでしょうか?
答え:はつもうで
クイズをだしながら、お正月にまつわるものの由来などを子どもたちに伝えると、日本の慣習を理解するきっかけにもなりそうですね。
お正月シルエットクイズ
シルエットクイズとは、画用紙に動物、果物やキャラクターなど、シルエットで描かれたさまざまなものが何か当てるクイズのことです。 まず、画用紙などの少し大きめの紙にお正月にちなんだ絵を描きます。紙の裏側には描いた絵のシルエットを黒いペンで描きましょう。そして、子どもたちに「これは何でしょうか?」とクイズを出してみてください。
お正月の場合は、鏡もちや凧など子どもたちにも馴染みのあるものを題材に出題するといいでしょう。また、クイズの正解が出たら、答えのものについて子どもたちに伝えるようにしてくださいね。
シルエットクイズでは、シルエットだけを頼りに子どもたちが答えを想像します。そのため、子どもたちの想像力を養うこともできそうですね。
私はだれでしょう?探偵クイズ
子どもたちに3つほど答えに関する特徴などのヒントを伝えて、答えを想像するクイズです。
例えば、「僕は色白でもち肌だと良く褒められるんだ」「じっとしているのが得意なんだ」「頭の上にはいつもみかんが置かれているよ」と子どもたちにヒントを伝えて、ヒントをたよりに答えを考えます。ちなみにこのクイズの答えは、鏡もちです。
正解以外にも、子どもたちからおもいろい発想の答えが出て、盛り上がりそうですね。
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お正月にまつわるクイズやゲームを通して行事にふれる
保育園や幼稚園で取り入れられそうな、お正月にまつわるクイズやゲームのアイデアを紹介しました。子どもたちといっしょにクイズやゲームを楽しみながらお正月にふれることで、子どもたちが行事への興味をもつきっかけにもなりますよ。
お正月は万国共通のとても大切な行事です。乳児や幼児の時期からお正月に親しむことは子どもたちの日本の歴史や伝統にふれ、自分が住む国を理解するきっかけになるでしょう。
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