牛乳パックで手作りおもちゃを製作したいと考えている保育士さんもいるでしょう。牛乳パックは水をはじく丈夫な素材なので、1歳児や2歳児クラスなどの手作りおもちゃの材料として活用できますよね。パクパク動く人形やヨーヨーなど面白いおもちゃを作ることができそうです。今回は、牛乳パックで工作をするときのポイントや製作のアイデアを紹介します。
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保育園で牛乳パックで手作りおもちゃの製作をするときのポイント
保育園での工作遊びや製作遊びによく使われる牛乳パック。
まずは牛乳パックの特徴や製作のポイントについてみていきましょう。
牛乳パックの特徴
牛乳パックの主な特徴として、水をはじく素材であること、画用紙などに比べて強度があることなどが挙げられます。
この特性を活かして、プールや水遊び、ごっこ遊びに活用して、繰り返し遊ぶことができるおもちゃを作ってみるとよいですね。
また、保育園では日常的に牛乳が提供されることから、使用済みの牛乳パックを集めやすいというメリットもありそうです。
ただし、牛乳アレルギーの子どももいるかもしれません。しっかり洗ったつもりでも、少し付着していた乳成分に反応してしまう子どももいるようです。
アレルギー児がいるクラスでは、牛乳パックではなくジュースの紙パックなどで代用していくようにしましょう。
牛乳パックでおもちゃを製作するときのポイント
保育士さんが作るとき
保育士さんが製作の下準備で加工するときには、以下のポイントに気をつけて製作を進めるとスムーズにできそうです。
- 折る箇所には千枚通しを使って切れ目を入れる
- カットにはカッターを利用する
- 接着するときは洗濯ばさみで挟んで固定しておく
カッターを使うと簡単に加工でき、時間の短縮にもつながりますよ。
また、牛乳パック専用のはさみも発売されているので、活用してみてもよいかもしれません。
折り目を簡単につけるには、千枚通しを使うとよいでしょう。溝を付けておくことで、簡単かつきれいに山折りができるようになります。
子どもと保育士さんがいっしょに作るとき
子どもと保育士さんでいっしょに製作を進めるときは、道具の使い方に気をつけることが大切です。
牛乳パックに描画するときは、水性ペンだと弾いてしまうので、油性ペンやクレヨンを使用するとよいでしょう。
また、貼り付けるときにのりを使用してしまうと、牛乳パックの性質上、粘着力が弱くなってしまうこともあるかもしれません。接着剤やテープを使用するとよさそうです。
カットしづらそうにしている子どもには、
- 千枚通しを使って切り取る部分に溝を付ける
- はさみがのりなどで汚れている場合は拭き取る
- 正しい姿勢ではさみを使えるように座り方を整える
などの援助をするとスムーズに作ることができるかもしれません。
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【保育園】先生が作る牛乳パックを使った手作りおもちゃの製作
保育士さんが作り、子どもといっしょに遊べる牛乳パックの手作りおもちゃの製作アイデアを紹介します。
牛乳パックのいないいないばあ
用意するもの
- 牛乳パック 2パック
- 画用紙 20cm×28cm 1枚
- 画用紙(白) 1枚
- テープ
- はさみ
- 色鉛筆
- のり
作り方
- 牛乳パックの口の部分に切り込みを入れたら、内側に閉じて固定します。
- 牛乳パックを2本並べ、角と角をテープで固定します。
- 裏側も同じように固定します。
- 牛乳パックに画用紙を貼り、閉じた状態と開いた状態でそれぞれ絵をかいたらできあがりです。
ポイント
0歳児や1歳児の子どもが楽しめそうな手作りおもちゃのアイデアです。
子どもが好きな動物やキャラクターをかくとよろこんでくれるかもしれません。うまくかけないときには、写真を印刷して貼るのもよいでしょう。
子どもが自分で動かして遊べるようにすると、絵が変わる不思議さを面白がってくれそうですね。
何度も繰り返し遊べるよう、OPPテープなどで絵を保護しておくとよいでしょう。 (詳しい作り方はこちら)
パクパク動くワニワニ人形
用意するもの
- 牛乳パック
- カッター
- はさみ
- 色紙
- ペン
- セロハンテープ
- 両面テープ
作り方
- 牛乳パックを切る部分に印をつけ、切ります。
- さらに目印をつけて切り、歯が入る部分にします。
- 口と同じ長さの牛乳パックを4枚作ります。
- 口の内側の部分に、両面テープで貼り付け、歯の形に切ります。
- 上下のあご部分に切り込みを入れ、取っ手を付けます。
- 目を付けたらできあがりです。
ポイント
まずは、先生がワニになりきって子どもたちとコミュニケーションをとってみましょう。
0歳児や1歳児クラスで、子どもたちの手や足にパクパクとワニが噛みつくようにしてスキンシップをとるのも面白いかもしれません。
他にも、身体の色や顔のパーツを変えるだけで、いろいろな動物にアレンジすることができます。
カバや恐竜などの人形にアレンジし、パクパクと食べる動きを子どもたちと楽しんでもよさそうですね。 (詳しい作り方はこちら)
かえるのパクパクパペットを手作り
用意するもの
- 牛乳パック
- はさみ
- 油性ペン
ポイント
かえるの口のような形が面白いパペット人形です。
牛乳パックに描画する際には、油性ペンを使用するときれいに発色するでしょう。
フェルトや色画用紙を貼り付けても、子どもの目を惹く作品になりそうです。
0歳児や1歳児クラスでは、かえるが本当にしゃべっているように演じることで注目を集めることができるかもしれません。
牛乳パックボール
用意するもの
- 牛乳パック
- ホチキス
- カッター
- ペン
- ビニールテープ
作り方
- 牛乳パックの縦の4辺をカッターで切り開き、十字の形になるようにします。
- 牛乳パックを裏返しながら、十字の4本の先端をまとめてホチキスで固定します。
- ホチキスでとめた箇所にテープを貼れば、できあがりです。
ポイント
牛乳パックを使用しているのでやわらかく、身体に当たっても安全に遊ぶことができるでしょう。
ホチキスの針がむき出しにならないように、ビニールテープを貼るとよいですね。
軽くて安全な作りなので、0歳児からでも遊ぶことができそうです。
ペットボトルなどを置いて、転がしたり投げたりする的当てゲームをしてみると、1歳児や2歳児の子どもはよろこぶかもしれませんね。
牛乳パックのぽっとん落とし
牛乳パックを活用して、ぽっとん落としの手作りおもちゃを作ってみましょう。
用意するもの
- 牛乳パック
- ペットボトルキャップ
- カッター
- ビニールテープ
- 油性ペン
作り方
- 牛乳パックの側面に、ペットボトルキャップの大きさの穴を開けます。
- 必要に応じてビニールテープで保護してできあがりです。
ポイント
0歳児や1歳児で楽しめそうな手作りおもちゃです。
誤飲しないよう、側で見守りながら遊べるようにしましょう。
穴やペットボトルキャップなどは、ビニールテープで保護すると安全に遊ぶことができますよ。
ペットボトルキャップは、2つを重ね合わせてビニールテープで留めてもよいかもしれません。
穴の大きさを調整することで、力を込めてぽっとんと落とすことが楽しくなりそうです。
この製作アイデアは、以下の動画を参考にしています。
動画を見ながら作ってみてくださいね。
参考動画:【0歳児向き】保育士必見/牛乳パックおもちゃ【4選】/保育士バンク!
パタパタ変わり絵
用意するもの
- 牛乳パック 2パック
- はさみ
- 色紙
- 油性ペン
作り方
- 牛乳パックを切り開き、口の部分と底の部分を切り取ります。
- 1枚の牛乳パックを半分に折ります。
- 折り目側の2カ所に切り込みを入れます。
- もう1枚の牛乳パックを半分に切り、半分に折ります。
- 切り込みを入れた牛乳パックに、(4)を差し込みます。
- 折りたたんで真ん中を開き、おたまじゃくしをかきます。
- 外側にひっぱり、かえるの絵をかいてできあがりです。
ポイント
おたまじゃくしから、かえるに変身する様子が面白い変わり絵です。
また、絵を変えるときにかえるの声まねをすることで、0歳児や1歳児も興味を持つかもしれません。
かえるの歌などをいっしょに歌うことで、雰囲気を盛り上げられそうですね。
1歳児や2歳児になると、自分で引っ張って変わり絵が動く様子を楽しむこともできそうです。
たまごからひよこ、赤ちゃんからお姉さん、雨から虹など、さまざまなパターンを用意するのもよいかもしれません。 (詳しい作り方はこちら)
絵合わせキューブのパズル
用意するもの
- 牛乳パック
- 画用紙
- 紐ゴム
- はさみ
- キリ
- 両面テープ
作り方
- 牛乳パックの底から8cmを3面、14cmを1面の大きさに切ります。
- 角に1cmの切り込みを入れます。
- 手前の辺の角を切り、内側へ折り込みます。
- 側面に2つの穴を開け、開いている箇所に両面テープを貼ります。
- 同じものを3つ作り、ゴムで3つの箱を連結させます。
- 箱に画用紙でかいた絵などを貼ったらできあがりです。
ポイント
3つの箱にかかれた模様を組み合わせ、1枚の絵になるようにパズルを遊べる手作りおもちゃです。
保育士さんがわざとパズルの合わせ方を間違えて見せ、「あれ、これじゃロケットが出発できないよ」と子どもたちに助けを求めると、パズルの合わせ方を考えて盛り上がってくれそうです。
2歳児から楽しめそうな遊びなので繰り返し長く遊べるように、OPPテープなどで絵を保護しておくとよいかもしれません。(詳しい作り方はこちら)
牛乳パックのタンバリン
用意するもの
- 牛乳パック 2パック
- 画用紙
- すず
- 毛糸やひも
- パンチ
- はさみ
- テープ
ポイント
簡単に作ることができ、優しい鈴の音色が楽しめるタンバリンです。
0歳児や1歳児の子どもでは、鈴を口に含んでしまうおそれがあるので保育士さんが使用して音を楽しめるとよいでしょう。
子どもが遊べるようにするには、鈴を中に入れて側面を厚紙などで塞ぐことで安全に使用できそうです。
そうすることで、コロコロとしたかわいらしい音色を味わえそうですね。(詳しい作り方はこちら)
つなげて遊べる牛乳パックの車
用意するもの
- 牛乳パック
- 画用紙
- ビニールタイ
- セロハンテープ
- キリ
- はさみ
- ペン
ポイント
電車や車遊びが好きな子どもが夢中になってくれそうな手作りおもちゃです。
子どもが好きな車種のデザインにすると、車の名前を呼びながら遊べそうですね。
子どもはビニールタイが気になり、噛んだりねじったりしてしまうこともあるでしょう。
その場合は、車の内側に磁石を貼り付けて、磁力でくっつくようにしてもよいかもしれません。(詳しい作り方はこちら)
牛乳パックで作る星ブーメラン
用意するもの
- 牛乳パック 1本
- はさみ
- ホチキス
- アルミテープ(リボン)
- テープ
作り方
- 口の部分を1面だけ残してカットします。
- 底の部分をカットします。
- パックを倒して、1面を5等分になるように切り込みを入れます。
- 反対側も同じように切り込みを入れます。
- 本体を丸めてホチキスで留めていきます。
- 星の形に整え、真ん中にアルミテープのリボンを付けてできあがりです。
ポイント
流れ星のように飛んでいく様子がきれいで、3歳児くらいから楽しめそうなブーメランの手作りおもちゃです。
遊戯室など広い場所で遊ぶことで解放感を味わえそうですね。
誰が一番遠くまで飛ばせるかの競争をしてみても楽しい時間となるでしょう。
牛乳パックぽっくり
用意するもの
- 牛乳パック数本
- PEテープ
- はさみ
- 穴あけパンチ
- ビニールテープ
ポイント
2歳児・3歳児クラスから楽しめる遊びです。
作品の上に乗り、バランスをとりながら遊びましょう。
4歳児・5歳児クラスでは複数人でぽっくりレースや鬼ごっこをしてみるとよいかもしれません。
箱の中にしっかり牛乳パックを詰め、安全に遊べるようにしましょう。
中に詰めるものは段ボールでも代用することができるので、隙間ができないように詰めるとよいですね。(詳しい作り方はこちら)
3つの動力で動く牛乳パック船
用意するもの
(1)風力で動く船
- 牛乳パック
- ビニールテープ
- はさみ
(2)ゴムの力で動く船
- 牛乳パック
- 輪ゴム
- 竹串
- ビニールテープ
- はさみ
- キリ
(3)空気の力で動く船
- 牛乳パック
- ストロー
- ゴム風船
- ビニールテープ
- はさみ
- キリ
作り方
(1)風力で動く船
- 牛乳パックを縦半分にカットします。
- 切り口をビニールテープで補強します。
- もう半分の牛乳パックを帆の形に切り取ります。
- (2)に貼り付けてできあがりです。
(2)ゴムの力で動く船
- 牛乳パックを縦半分にカットします。
- 切り口をビニールテープで補強します。
- 側面に竹串の入る穴を開け、竹串を通します。
- 短く切ったストローを竹串の両側に通します。
- カットした牛乳パックを竹串の両端にビニールテープで貼り付けます。
- 輪ゴムをつなげて、竹串と船の先端に付けます。
- 輪ゴムをビニールテープで固定して、できあがりです。
(3)空気の力で動く船
- 牛乳パックを縦半分にカットします。
- 切り口をビニールテープで補強します。
- 船尾に穴を開けます。
- ストローにゴム風船を付けてビニールテープで固定します。
- 船に開いた穴にストローを差し込んでできあがりです。
ポイント
ゴムや風の力を使って動く、4歳児や5歳児から楽しめそうな船の手作りおもちゃです。
遊びながら「どうして動くのだろう?」と疑問を持ち、子どもの好奇心を高めるきっかけになるかもしれません。
プールの上に浮かべて、レース形式で競争する遊びも盛り上がりそうですね。(詳しい作り方はこちら)
牛乳パックで動くレントゲンカメラ
用意するもの
- 牛乳パック 1パック
- 画用紙(牛乳パックの面と同じ大きさ) 2枚
- タコ糸 60cm
作り方
- フタの部分を切り取り、半分にカットします。
- 上部分を、縦半分にカットします。
- 片方の縦の部分をカットします。
- 画用紙に絵をかき、牛乳パックに貼り付けます。
- 牛乳パックの下部分の1面いっぱいに窓を開けます。
- 1枚目の絵カードと牛乳パックの底に穴を開けます。
- 牛乳パックに2枚目のカードを入れてテープで留めます。
- タコ糸を牛乳パックの底に開けた穴に通します。
- 1枚目のカードの穴に結びます。
- 1枚目のカードを2枚目のカードの前に持ってきてできあがりです。
ポイント
絵が一瞬で切り替わる不思議さを味わえる手作りおもちゃです。
レントゲンの他にも、動物や身近なものが変身する手品として作ってみてもよいですね。
誕生会やお楽しみ会など、保育士さんの出し物にも活躍させられるかもしれません。(詳しい作り方はこちら)
おばけが動く、牛乳パックおばけ屋敷
用意するもの
- 牛乳パック 1パック
- 傘用ビニール袋
- ストロー 1本はさみ
- キリ
- ホチキス
- 黒いマジック
- テープ
作り方
- 牛乳パックの口の部分2カ所に、10cmの切り込みを入れます。
- 切り込みを入れた部分を押し込んでフタを閉じ、ホチキスで留めます。
- 下から3cmの場所にストローが通る穴を開けます。
- 反対側の面に8cm×6cmの窓を開けます。
- 傘用ビニール袋を半分にカットします。
- 傘用ビニール袋の袋側に、オバケの絵をかきます。
- ストローの先端を8cm程切り取ります。
- (6)にストローを差し込んでビニールテープで留めます。
- ストローを内側から穴に通し、袋を入れ込みます。
- 牛乳パックを飾りつけたらできあがりです。
ポイント
息を吹き込むことで、ふわっと出てくるおばけの動きが面白い手作りおもちゃです。
子どもが過剰に怖がらないよう、かわいらしい顔のおばけにするとよいかもしれません。
子どもの注目を集めたいときなどに活用すると、子どもは「なになに?」と気になって見に来てくれるかもしれませんね。(詳しい作り方はこちら)
きらきら模様が動く、牛乳パック万華鏡
用意するもの
- 牛乳パック 1本
- 銀紙(アルミホイル)
- 画用紙 19cm×35cm 1枚
- はさみ
- ビニールテープ
- ペン
- セロハンテープ
作り方
- 牛乳パックの口の部分をカットし、ビニールテープで留めます。
- 先端に銀紙を貼ります。
- 画用紙にカラフルな模様をかきます。
- 牛乳パックに巻いてセロハンテープで留めたらできあがりです。
ポイント
反射してさまざまな模様が動く様子を楽しめる万華鏡です。
子どもが自由にかいた絵を使うと、より子どもの嬉しさが増し、興味を持って遊べるかもしれませんね。
綺麗に反射させるには、銀紙になるべくしわが付かないように貼り付けるとよさそうです。(詳しい作り方はこちら)
【保育園】子どもが作る牛乳パックを使った手作りおもちゃの製作
保育士さんと子どもがいっしょに工作を楽しめる、牛乳パックの手作りおもちゃの製作アイデアを紹介します。
牛乳パックで作るコマの製作
牛乳パックを活用して工作を楽しめる、コマの製作アイデアを紹介します。
牛乳パックのぶんぶんごま
動画内では段ボールを使用していますが、牛乳パックで作るコマを紹介します。
<用意するもの>
- 牛乳パック 1パック
- 色画用紙(赤・青・黄色) 3枚
- タコ糸 90cm
- ペン
- 定規
- のり
<作り方>
- 牛乳パックを円形に切り、同じものを2枚作ります。
- 円形の牛乳パックを貼り合わせて、中央に2つの穴を開けます。
- ペンやシールを使い、模様などをかきます。
- 2つの穴にタコ糸を通して、できあがりです。
<ポイント>
4歳児くらいから楽しめそうな手作りおもちゃです。
穴を開ける工程は保育士さんが行なうと安全でしょう。
5歳児では、コマが回ったときの模様や色を考えて模様をかくといった工夫もできそうです。
赤と青が混ざると紫になるなど、色の原則を保育士さんが教えると、イメージしやすいかもしれません。
コマを回すときにはコツが必要なので、お手本を見せるとイメージしやすいでしょう。
力の入れ方やタイミングを調整できるよう、手を持っていっしょに回すなど援助できるとよいですね。(詳しい作り方はこちら)
牛乳パックを切り開いて作る手作りコマ
<用意するもの>
- 牛乳パック 1パック
- ペットボトルのキャップ
- はさみ
- ビニールテープ
- ボタン 1つ
- 装飾(クレヨン、マスキングテープなど)
<作り方>
- 牛乳パックの底を中心に切り開きます。
- マスキングテープやクレヨンなどで好きな模様をつけます。
- ペットボトルキャップを中心に貼り付けます。
- 裏返して、ボタンを中心に貼り付けてできあがりです。
<ポイント>
ペットボトルキャップを持ち手にして、くるくると回せるコマの手作りおもちゃです。
簡単に作れる工作なので、3歳児くらいから楽しめるでしょう。
大きすぎて回しにくいことが予想される場合は、500mlの小さなサイズの牛乳パックを使用したコマを作るのもよいかもしれません。(詳しい作り方はこちら)
簡単カスタネット
用意するもの
- 牛乳パック
- ペットボトルキャップ2個
- セロハンテープ
- マスキングテープ
作り方
- 牛乳パックを細長く2枚切り、カスタネットの土台を作ります。
- 切った牛乳パックの真ん中にペットボトルキャップを貼り付けます。
- ペットボトルキャップが内側になるように2枚を重ね、両端をテープでとめます。
- マスキングテープなどで飾り付けをして、できあがりです。
ポイント
2・3歳児くらいから工作を楽しめそうな、手作りおもちゃのアイデアです。
手で両端を持ち、音を鳴らして遊びましょう。
音楽を流して、いっしょにリズム遊びをしても楽しそうです。
何人か集まったら、ラジカセで曲をかけながら簡単な演奏会ごっこをしてみてもよいかもしれません。
ペットボトルキャップの他にも、ボタンや木の実などを使っていろいろな音色を楽しむのも面白そうですね。(詳しい作り方はこちら)
ぴょんぴょんかえる
用意するもの
- 牛乳パック 1パック
- 輪ゴム 1本
- はさみ
- ペン
作り方
- 牛乳パックを切り開き、口と底の部分を切り取ります。
- 3回半分の大きさにカットします。
- 4カ所に切り込みを入れます。
- 対称になるようにかえるの絵をかきます。
- 輪ゴムをかけてできあがりです。
ポイント
ひっくり返すとゴムの力で跳ねる動きを楽しめる、かえるの手作りおもちゃです。
3歳児から工作を楽しめそうなアイデアです。
ゴムの大きさや強度を変えることで、跳ねる動きも変わってくるでしょう。
さまざまな組み合わせを試してみてくださいね。
牛乳パックヨーヨー
用意するもの
- 牛乳パック
- カッター
- 輪ゴム
- セロハンテープ
作り方
- 牛乳パックの縦の4辺をカッターで切り開き、十字の形になるようにします。
- 牛乳パックを裏返しながら、十字が交わる先端をテープで固定します。
- できたボールに輪ゴムを取り付けて、できあがりです。
ポイント
輪ゴムを手にかけ、ボールを叩いたり動かしたりして遊べる、ヨーヨーの手作りおもちゃです。
強く叩くと強くボールが返ってくるので、子どもたちは力の込め方をさまざまに変えて、ヨーヨーの動きを楽しめそうです。
鈴などを紐でくくりつけて、叩く度に音が鳴るヨーヨーを作っても面白いかもしれません。
作って遊べる竹とんぼ
用意するもの
- 牛乳パック 1パック
- ストロー 1本
- はさみ
- セロハンテープ
ポイント
牛乳パックを活用し、伝承遊びを楽しめる手作りおもちゃのアイデアです。
好きな模様の竹とんぼにすることで個性あふれるおもちゃになるでしょう。
完成したら、戸外や遊戯室など広々とした場所で飛ばしっこをしてみても楽しめそうです。
上手に飛ばせる子どもがいたら、飛ばし方を友だち同士で教え合えるよう促してみるのもよいかもしれません。(詳しい作り方はこちら)
牛乳パックを使ってたこ焼きを作ろう
用意するもの
- 牛乳パック
- 折り紙(黄土色5枚、赤色、緑色)
- ティッシュペーパー
- 絵の具(茶色)
- 絵筆
- はさみ
- セロハンテープ
ポイント
作ったあとに、レストランごっこやお店屋さんごっこをして楽しむことができそうなアイデアです。
入れ物を作るとき、牛乳パックを貼り合わせるのが難しい場合は、ホチキスを使うのもよいでしょう。
ホチキスや絵の具を上手に使える子どももいるかもしれないので、5歳児にはぴったりかもしれません。
飛び出すきらきらびっくり箱を作ろう
用意するもの
- 牛乳パック
- キラキラ折り紙
- 輪ゴム
- 両面テープ
- はさみ
作り方
- 牛乳パックを3cm幅で輪切りにします。
- 両面テープを使用し、銀テープを貼ります。
- はさみで切り込みを入れます。
- 切り込みに輪ゴムをかけて、たたみます。
- 箱の中に入れてできあがりです。
ポイント
簡単な仕組みなので、3歳児や4歳児でも工作をして楽しむことができるでしょう。
自分の思いやアイデアを形にしたいと考え始める5歳児では、工作遊びで「びっくり箱を作りたい」と考える子どももいるかもしれません。(詳しい作り方はこちら)
子どもの発想を大切にしながら、こちらの内容を参考に援助していくとうまくいくかもしれません
牛乳パックで作る釣りあそびセット
用意するもの
(1)魚
牛乳パック 1パック
(2)釣り竿
- モール 5cm
- タコ糸 30cm
- 割りばし 1本
- はさみ
作り方
(1)魚
- 牛乳パックを切り開き、口と底の部分を切り取ります。
- (1)を半分にカットし、2cm幅でカットしていきます。
- 端から2cmのところに、互い違いに1cmの切り込みを入れます。
- 半分に折って切り込み同士を引っかけます。
- 形を整えてできあがりです。
(2)釣り竿
- モールを釣り針の形に曲げます。
- 釣り針をタコ糸で結びます。
- (2)を割りばしにも結びつけたらできあがりです。
ポイント
3歳児から工作を楽しめるアイデアです。
4歳児や5歳児では、プールに水を張って本物の池のようにしても面白いかもしれません。
そのときは磁石を利用した釣りにするとスムーズに釣れそうです。
魚に油性ペンを使って模様をかいたり、釣り竿をマスキングテープやビニールテープで巻いたりして、オリジナルのものを作れるような工夫ができると、子どもたちはよろこびそうですね。(詳しい作り方はこちら)
保育園で牛乳パックの手作りおもちゃの製作を楽しもう
牛乳パックを使った手作りおもちゃには、パズルやヨーヨー、パクパク動くかえる人形などさまざまあります。
強度があり、集めるのも簡単な牛乳パックは、保育の現場で活用しやすい素材の一つです。
下準備を工夫したり、いろいろなアレンジを施したりすることで、たくさんの手作りおもちゃの工作遊びを行なうことができるでしょう。
0歳児・1歳児・2歳児クラスなどでは保育士さんが手作りおもちゃを作って保育に取り入れることも多いでしょう。
牛乳パックを活用することで、手作りおもちゃだからこそできる遊びが発見できるかもしれません。
製作や工作遊びのアイデアの参考にしてみてくださいね。
また、保育士バンク!では、保育で使える製作アイデアや行事ネタなどを配信中!
保育士さんの転職サポートも実施しているので「もっと保育に集中できる環境に転職したい」など希望がありましたら、ご相談くださいね。あなたらしく働ける職場をいっしょに探していきましょう。