【動画あり】保育で楽しむ色水遊び!食紅やクレープ紙を使った年齢別の遊び方やねらい

夏の保育では色水遊びを取り入れてみましょう。食紅やクレープ紙、植物など、使う材料を工夫すれば、カラフルな色合いを楽しむことができますよ。今回は、保育園で行なう色水遊びの基本的な楽しみ方やほかの遊びに展開させるアイデアを、目安の年齢とともに紹介します。また、保育のねらいや導入についてもまとめました。


色水

Olga/stock.adobe.com

 

保育で行なう色水遊びとは?

保育での色水遊びでは、プラカップやペットボトルに入れた水に絵の具を混ぜて着色したり、異なる色水をを混ぜて色の変化を楽しんだりします。

 

着色に使う材料は、絵の具のほかに食紅や植物、クレープ紙などさまざまなものがあります。

水に混ぜたときの色の出方は材料によって異なるため、材料ごとの違いを楽しめるのが色水遊びの醍醐味でしょう。

 

そんな色水遊びのねらいとしては、以下が挙げられます。

 

  • 自分の好きな色を使って色水作りを楽しむ
  • 色彩が変化する様子を楽しむ
  • 単色、または色を混ぜたときの美しさを味わう

 

ほかにも、たくさんの水に少量の絵の具を入れると薄い色がつき、量を増やせば濃くなっていくなど、実際の体験を通して色と水の関係を学ぶことをねらいとしてもよいでしょう。

 

色水は、紙染めやごっこ遊びなど、さまざまな遊びに発展させることができます。子どもたちが自ら自由に遊びを展開できる環境を用意しておくとよいですね。

保育に役立つ色水遊びの導入アイデア

まずは、色水遊びへの導入アイデアから見ていきましょう。

 

色がテーマの絵本を読み聞かせる

 

子どもたちが色に関心を持てるよう、色彩をテーマにした絵本を読み聞かせてみましょう。

 

たとえば、さまざまな種類の色の名前が出てくる絵本を選べば、子どもたちの興味の幅を広げられるかもしれません。

 

また、色を混ぜると違う色になるストーリーの物語を読めば、子どもたちが「実際にやってみたい」と意欲的になり、その後の活動につなげやすくなりそうですね。

 

色水を使ったマジックをする

 

 

絵の具を使ったマジックを披露してみましょう。

 

なぜ色がつくのか不思議に思うきっかけ を作れば、色水への興味を引き出しやすいかもしれません。また、とても簡単なマジックなので、種明かしをすれば自分でもやってみたい気持ちが生まれ、色水遊びに前向きに取り組んでくれそうです。

 

材料はペットボトルと絵の具と水だけなので、導入として手軽に取り入れることができますよ。

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【保育園での色水遊び】クレープ紙や植物などを使った基本編

まずは、保育園でできる基本的な色水遊びの楽しみ方を紹介します。

 

絵の具や食紅を溶かして遊ぶ(1歳児・2歳児~)

 

絵の具を用いた色水遊びは、スタンダードな楽しみ方なので取り入れやすいでしょう。

 

楽しめる目安は1歳児からとしていますが、1歳児や2歳児クラスで誤飲が気になる場合は、代わりに食紅を使ってくださいね。

単色遊び

絵の具や水の量を変えてどのように色が出るのか観察する基本的な遊び方です。先生が隣でフォローすれば1歳児や2歳児でも楽しめるかもしれません。

 

プラカップやペットボトルなどの空き容器に水を入れ、絵の具を溶かして遊びましょう。

 

室内でも楽しめますが、園庭に大きな桶やビニールプールを置いて、大量の色水を作ってみても楽しそうですね。小さなバケツに入れて色水運びリレーをするなど、自由に遊びを展開させてみましょう。

混色遊び

作った色水を混ぜて色の変化を楽しんでみましょう。

色が変化する様子を観察すれば、新しい発見にもつながるかもしれません。

 

先生からはあまりアドバイスせずに、子どもの感性を大切にして自由に混色遊びをすることが大切です。「こういう色が作りたいけど作れない」など遊びに行き詰まっている様子が見られたら、適度にフォローするとよいでしょう。

 

クレープ紙を使って遊ぶ(3歳児~)

 

クレープ紙を使って色水を作ってみましょう。

 

水の中でクレープ紙をこすったり、細かくカットして不織布袋に入れ、もんだりすれば、すぐに色が溶け出してきます。

 

クレープ紙はしっかりと色が出るうえに用意や片づけが簡単なので、材料としてぴったりかもしれませんね。

 

植物を使って遊ぶ(4歳児~)

 

季節の植物を使った色水遊びを楽しむのもよいでしょう。

 

ビニール袋に水と植物を入れて強くもめば、簡単に色水ができあがります。うまく色が出ない場合はまな板の上でこすってみると、色がつきやすくなりますよ。

 

植物を材料にした色水遊びは、絵の具やクレープ紙を使った遊び方とは異なり、見た目通りの色が出ない場合もあります。その分、子どもたちが想像力を働かせながら取り組めるでしょう。

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【保育園での色水遊び】染め紙やメラミンスポンジで応用編

色水

Ruslan-Zubko/stock.adobe.com

 

ここからは、基本的な色水遊びを発展させた楽しみ方を紹介します。

 

色付き氷でお絵描き(1歳児~)

 

 

1歳児から遊べる色水遊びです。

あらかじめ保育士さんが画用紙に白のクレヨンで絵を描いておきます。食紅を混ぜて凍らせた色水こおりで画用紙をなぞると、イラストが浮き出てきます。

 

氷がとけ色水になる様子を楽しみましょう。3歳児以上で取り入れる場合は、最初のイラストから子どもたちにまかせてもよいでしょう。

 

フルーツぷっしゅ(2歳児~)

 

 
 
 
 
 
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保育士さんが準備すれば、1歳児~2歳児から手を使って楽しめる色水遊びのアイデアです。

 

空のたまごパックにフルーツカラーの絵の具を濃いめに溶いた色水を少量入れカットしたメラミンスポンジに吸い込ませます。

カラーにあうフルーツのイラストやシールを貼って紙の上でプッシュ!果汁が飛び出る楽しさが味わえます。

 

子どもたちに「むらさきはブドウの色だね」など色とフルーツの結びつきを説明しながら作っても楽しいでしょう。

 

染め紙で遊ぶ(3歳児~)

 

 

半紙やコーヒーフィルター、画用紙などの材料を、色水につけて染めてみましょう。

 

シンプルに色が染まる様子を観察したり、色水の模様を活用してお絵かきに展開させたりと楽しみ方はさまざまです。

 

不規則に染めて色の混ざり方や模様を楽しむだけでなく、動画のように規則的な模様をつけて製作に発展させても面白そうですね。

 

色混ぜクイズ(3歳児~)

 

色を混ぜると何色になるのか、子どもたちにクイズを出してみましょう。

 

「赤と緑を混ぜると何色になるかな?」などと出題して、子どもたちに予想してもらい、実際に色水を混ぜて正解発表を行ないます。また、「この色を作るにはどの色を混ぜたらよい?」など出題方法をひねってみると盛り上がるかもしれません。

 

色水遊びに慣れてくるとどのような色に変化するか予想しやすくなるので、応用編の遊びとしてぴったりですね。

 

本物そっくりかき氷(3歳児~)

 

 

好きな色の色水を作っておいて、手芸用の綿とティッシュで作った氷のうえからそっとかけると、本物そっくりのかき氷ができあがります。

 

色水をかけた時にティッシュが水を吸収するのが、かき氷にシロップをかけたときの溶け方にそっくり!子どもたちも思わず笑顔になりそうです。

 

いちご、メロン、レモン、ブルーハワイなど絵の具の色を変えて、さまざまな味のかき氷を作ってみましょう。色水は水分少なめにして濃く作るのがポイントです。

 

色水ゼリー作り(4歳児~)

 

色水にゼラチンや寒天を混ぜて、ゼリーを作ってみましょう。プリンカップや牛乳パックを容器にしたり、固まったものをクッキー型で抜いたりと、入れ物や形にもこだわると楽しいかもしれません。

 

ゼリーはさわったときのヒンヤリした感覚を楽しめるので、夏の時期にぴったりですね。お湯を沸かしたり冷蔵庫で冷やしたりして作るので、室内での色水遊びの際に取り入れてみましょう。

 

色水せっけん作り(5歳児~)

 

 

室内で行なう色水遊びに、せっけん作りを取り入れてみましょう。

 

子どもが好きな色のせっけんを作れるよう、食紅の種類を豊富に揃えておくとよいですね。

 

プルプルとした感触を楽しめるうえに、カラフルな見た目なので、毎日の手洗いも楽しくなるかもしれません。

 

圧縮袋で色水ウォーターベッド(保育士さん)

 

 

先生が作って子どもたちが遊ぶ、バケツで大量の色水を作るのが楽しい大型製作です!

 

色水を作ったり切ったストローを中に入れたりする工程は、子どもたちといっしょに楽しんでもよいでしょう。

 

夏の室内遊びにぴったりのウォーターベッドで、子どもたちと水の手触りを感じながら遊んでみてくださいね。

読んでおきたいおすすめ記事

ねらいや年齢にあった楽しみ方を知り、保育で色水遊びを楽しもう

今回は、保育園で行なう色水遊びについて、ねらいや遊び方などを紹介しました。

 

保育で行なう色水遊びには、子どもが色そのものに興味をもったり変化する様子を楽しんだりする ねらいがあるようです。

 

色水を混ぜたり紙を染めたりとさまざまな遊び方に展開できる色水遊びは、子どもたちの想像力や感性を育むことにもつながるかもしれません。

 

活動のねらいをふまえて適切な環境設定や声かけを行ないつつ、子どもたちとカラフルな色水遊びを楽しんでくださいね。

 

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