短大に入学して保育士を目指すメリット・デメリット


    保育士になるための養成校の一つが短期大学(短大)です。4年制大学、専門学校もある中で短大を選ぶメリットは何なのでしょうか?このコラムでは主に4年制大学との違いを中心に、学費や就職したときの給料、短大を選ぶメリット、デメリットを解説していきます。



    短大に入学して保育士を目指すメリット・デメリットsmolaw/shutterstock.com

    短大に入って保育士を目指すメリット

     


    短大を卒業して保育士になることの特徴、そのメリットを4年制大学との違いを中心にまとめました。

     

    学費が安い

     


    4年制大学に比べて学費の安さは短大を選ぶメリットでしょう。年間の学費や入学金に大きな違いはありませんが、在学期間が短い分だけ短期大学のほうが卒業までの学費が安いといえます。短大の学費は2年制の場合、2年間で200万円前後。一方、4年制大学は400万円前後かかるのが一般的なようです。「保育士資格」と「幼稚園教諭免許」のみの取得を考えた場合、同じ資格を取得するのに短大のほうが費用が押さえられますね。

     

    早く現場に入って経験を積むことができる

     


    早く現場に入れるのも短期大学のメリットです。短期大学は最短2年間で卒業できます。3年制の課程もありますが、4年制大学に通う同世代よりも先に現場に入って経験を積むことができます。子どもとのかかわり方や現場での仕事の回し方など、現場に入らないとわからないことも多いでしょう。早くから経験を積むことで保育者としてのスキルを身につけやすいといえるでしょう。
    また、キャリアアップを考えたうえでも経験年数は重要になってきます。2017年度に設置された新役職は経験年数を目安に昇進のための研修を受けられるようになっており、経験年数が昇進にかかわってくることがわかります。

    出典:技能・経験に応じた保育士等の処遇改善について/内閣府

     

    より実践的な教育が受けられる

     


    短大は2年から3年という短い期間で保育士として活躍できる人材を育てます。4年制大学よりも集中して知識や実技を学ぶため、現場の即戦力となるような実践中心のカリキュラムになることが多いようです。
    また、同じ2年から3年の養成課程が中心の専門学校を卒業してもらえるのが「専門士」の学歴で、これは職業のプロフェッショナル的な印象があるものになっている一方で、短大の場合は「短期大学士」です。万が一保育士としての道をあきらめたとしても、短大の場合は一般企業でも評価される場合があるようです。

     

    地域からの信頼が厚い学校、伝統校では就職に有利な場合も

     


    短大は就職に有利な場合があります。実習や連携プログラムを通して地域の保育施設からの信頼がある学校、かつてからある伝統校では、そのコネクションを活かして学校に直接求人の依頼が多く寄せられるようです。短大に通って保育士になるということは、そうした求人情報や就職のサポートを受けることができるというメリットがあるでしょう。

     

    短大に入って保育士を目指すデメリット

     


    メリットがある一方で、短大にはデメリットもあります。ここでも4大との違いを中心にデメリットを考えていきます。

     

    就職時、初任給に差が出る場合がある

     


    施設にはよりますが、就職時の給料、初任給に差が出る場合があります。求人によっては、求人票の給料の欄に、学歴ごとの給与差を設けているものがあり、短期大学と専門学校は4大より若干給与は低く設定されています。
    幼稚園での就職でも同様の場合があり、4大卒で交付される免許は「第1種免許」、短大の場合は「第2種免許」となっており、免許の種類によって差がある場合があります。
    こうした給与差は、大きな額ではなく、4大卒が就職するまでの2年間先に働いている間の定期昇給で追いつくこともあるようです。

     

    スケジュールには余裕がないことが多い

     


    4大と比べるとスケジュールに余裕がない場合が多いでしょう。4年間で資格取得することができる4大に比べて、短大は最短で2年間で資格を取得しなければなりません。朝から夕方まで授業が詰まっていることも珍しくないようです。スケジュールに余裕をもって学びたいという方向けではないといえます。
    一方、こうした忙しさを緩和するための手段として3年間で学ぶ短大のコースも併設されている場合もあるため、自身の学ぶペースも考慮してコース選択をするようにしましょう。

     

    研究向きではないカリキュラム

     


    保育や福祉、教育などの分野を研究したい方には向いていない場合があります。短大は上記のように2年間に集中して学ぶカリキュラムが一般的。近年では、その2年間で保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を取得することができる短大が多くなってきました。それに加えて保育関連の資格取得も目指すことができる場合もあり、授業内容も実践的なものがメインになります。そのため、短大は学問として保育関連分野を研究しづらい場合があるでしょう。

     

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    メリット・デメリットを踏まえて選択を

     


    短期大学(短大)は名前にもある通り、短期間で学ぶことができるのがメリットの一つです。在学期間が短いことから学費が安い、短期間の資格取得ができることから実務経験が早くから積める、などの特徴があります。一方、初任給の違いや授業が比較的多く詰め込まれてることなど、4大とは異なる部分でデメリットもあります。短大へ進学して保育士になろうと考えている方は短大のこうしたメリットやデメリットを考慮して、進学先を考えてみてくださいね。

     

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