【2025年最新】大卒に保育士試験の受験資格はある?4年制大学や専門学校などの学歴別に解説!

保育士試験の受験資格は、大卒や短大卒など最終学歴によって決まっています。自身は要件を満たしているのか、また学生さんの場合大学在学中でも受けられるのかなど気になりますよね。今回は、保育士試験の受験資格について、4年制大学や短期大学など学歴ごとに解説します。また、受験資格に必要な実務経験についてもまとめました。

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保育士試験の受験資格を知ろう

保育士は、年齢を問わず何歳からでも目指せる職業です。

保育士になるには養成施設を卒業するか、保育士試験に合格する方法がありますが、社会人や主婦から志す方は時間やお金の面を考慮して試験を受けるケースが多いでしょう。

保育士試験は筆記と実技の2つで構成されており、どちらも合格すれば保育士資格を取得できます。ただし、受験資格が定められており、誰でも受けられるわけではありません。

保育士試験を受ける前に、自分に受験資格はあるのか、要件を満たしていなければどうすべきなのかをきちんと押さえておきましょう。

保育士試験の概要

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保育士試験の受験資格を見ていく前に、まずは保育士試験の日程や科目などの概要を簡単におさらいします。

試験日程

2025年度は以下の日程で行われます。

前期試験
筆記試験:2025年4月19日(土)、20(日)
実技試験:2025年6月29日(日)

後期試験
筆記試験:2025年10月18日(土)、19(日)
実技試験:2025年12月7日(日)

※2025年3月12日時点の情報です。詳細は一般社団法人 全国保育士養成協議会の令和7年試験案内をご確認ください。

なお、2025年度の前期の受験申請期間は終了しており、後期は例年通りであれば7月頃の申請となります。

試験科目

筆記と実技、両方の試験に合格すれば「保育士試験合格」となります。

筆記試験

筆記試験は全部で9科目あり、100点満点中各60点以上得点しないと合格とはなりません。そして9科目すべてに合格すれば、実技試験を受験できる仕組みです。

なお、合格した筆記科目は3年間再受験が免除されるので、一度の試験で9科目すべてに合格できなくてもチャンスがあります。

実技試験

実技試験は「音楽」「言語」「造形」の3つの中から2分野を選択して受験する形式です。それぞれ50点満点中30点以上得点し、2分野あわせて60点以上得点できれば合格となります。

また、幼稚園教諭免許状を持っている方は、免除申請をすれば「保育の心理学」「教育原理」「実技試験」が受験免除となるので、あわせて覚えておきましょう。

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【4年制大学】保育士試験の受験資格

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初めに4年制大学の受験資格について、4大卒・大学在学中・中退の3つのケースごとに見ていきましょう。

4大卒

学校教育法に基づいた4年制大学を卒業している場合、受験資格が認められます。保育に関係する学校や学部を卒業していなくても問題ありません。

ただし、学校教育法に基づいた学校以外や海外の大学を卒業した場合、受験資格が認められないケースもあるようなので、保育士試験事務センターまで問い合わせてみましょう。

4大在学中

大学在学中の場合、「2年以上在学し、62単位以上取得済み」であれば受験資格が認められます。4大卒と同様に、保育に関する学校や学部を卒業していなくても受験可能です。

また、在学期間が2年に満たない方や62単位を修得していない方でも、試験を受けることはできます。

ただし、その年度内で在学2年を満たし、62単位を修得できなければ合格(一部科目合格)は認められなくなってしまうので注意が必要です。

4大を中退

4年制大学を中退した場合でも、受験資格が認められる場合があります。条件は大学在学中の場合とほぼ同じで、「2年以上在学し、62単位を修得している」ことです。

万が一上記の条件を満たしていない場合は、高卒の条件で受験が認められるようなので以下の記事を確認してみましょう。

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    【短期大学】保育士試験の受験資格

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    次に、短期大学の受験資格について、短大卒・短大在学中・中退の3つのケースごとに見ていきましょう。

    短大卒

    学校教育法に基づいた短期大学を卒業した場合、保育士試験の受験資格があります。4年制大学のケースと同様に、保育に関係ない学校や学部を卒業していても問題ありません。

    また、学校教育法に基づいた学校以外や海外の大学を卒業した方は、受験資格が認められるかどうか保育士試験事務センターに確認しましょう。

    短大在学中

    4年制大学と場合と同様に、短大在学中でも受験資格は認められます。

    ただし、年度内に卒業できなければ合格(一部科目合格)とはならないため注意しましょう。

    短大を中退

    短期大学を中退した場合、基本的に受験資格は認められないようです。

    ただし2年以上在学し、62単位以上を取得していれば認められるケースもあるかもしれません。保育士試験事務センターに問い合わせてみてくださいね。

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    【専門学校】保育士試験の受験資格

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    次に、専門学校の受験資格について、専門学校卒・在学中・中退の3つのケースごとに見ていきましょう。

    専門学校卒

    専門学校を卒業している場合、以下に該当するか確認しましょう。

    • 卒業校が学校教育法に基づいた専修学校である
    • 卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程である

    上記を満たしている場合、保育に関係のない学部や学科を卒業していても受験資格が認められます

    一方、上記のうち1つでも満たしていなければ、高卒の受験資格が適用されます。

    ちなみに、高卒の受験資格とは以下のうちいずれかの要件を満たしていることです。

    • 1991年3月31日以前に卒業している
    • 1996年3月31日以前に保育科を卒業している
    • 2年以上かつ2880時間以上保育施設における実務経験がある

    ※2025年3月12日時点の情報です。詳細は一般社団法人 全国保育士養成協議会の受験資格をご確認ください。

    専門学校在学中

    先述した2つの条件(卒業校が学校教育法に基づいた専修学校である、卒業した課程が修業年限2年以上の専門課程である)に該当する専門学校に在学中の場合、受験資格が認められます

    また、在学中の専門学校が要件を満たしていない場合でも、高卒の条件(1991年3月31日以前に卒業、または1996年3月31日以前に保育科を卒業、または2年以上かつ2880時間以上保育施設における実務経験がある)をクリアしていれば受験資格を得られるようです。

    専門学校を中退

    専門学校を中退した場合、高卒者と同じ資格要件を満たす必要があります。専門学校を中退した方は、自身が高卒の要件を満たしているのかきちんと確認しておきましょう。

    保育士試験の受験資格を得るための実務経験とは?

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    専門学校在学中、あるいは中退した方のなかには、高卒の条件が適用されるケースもあるかもしれません。その場合、高卒者と同じ実務経験が必要になることもあります。

    受験資格として認められる実務経験は、「2年以上かつ2880時間以上、児童等の保護または援護に従事した勤務経験」です。実務経験を積んだのが以下の施設であれば、受験資格として該当します。

    実務経験として認められる保育施設
    該当する施設
    保育所(利用定員20名以上) 保育所型認定こども園
    幼保連携型認定こども園 児童厚生施設(児童館)
    児童養護施設 助産施設
    乳児院 母子生活支援施設
    障害児入所施設 児童発達支援センター
    児童心理治療施設 児童自立支援施設
    児童家庭支援センター  

    ※2025年3月12日時点の情報です。詳細は一般社団法人 全国保育士養成協議会の受験資格をご確認ください。

    一方、認可外保育施設や小規模保育事業、企業主導型保育事業などは都道府県知事による認定が必要な施設と定められています。これから実務経験を積む方は、施設選びをする際に確認してみましょう。

    自身の学歴では受験資格が認められず、高卒の要件を満たす必要がある方は、以上のような施設で実務経験を積むことも視野に入れながら試験勉強を進めていくとよいですね。

    【筆記・実技】保育士試験に向けた勉強法と対策のポイント

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    学歴別の受験資格や必要な実務経験について踏まえたうえで、ここでは保育士試験に向けてできる勉強法や対策を紹介します。

    筆記試験

    基礎をしっかりと押さえる

    試験に向けた勉強をする際は、まず基礎をしっかりと固めましょう。年度ごとに問題は変わりますが、出題範囲や頻出事項が大きく異なることはないようです。

    基礎的な部分の知識を頭に入れておけば、応用的な問題にも対応できるかもしれません。

    市販の参考書やテキストは試験の傾向を掴んで要点をまとめているものが多いため、きちんと基礎固めをして安定的な得点を目指していきましょう。

    過去問で問題形式に慣れる

    過去問を解いて、保育士試験の出題形式に慣れておきましょう。過去問を解くことは、問題の傾向を知り、時間配分や効率的な解答のコツを掴むのに役立ちます。

    また、何年度分か解いておけば毎年出題されやすい問題を把握できるので、重点的に対策すべきポイントがわかりやすくなるでしょう。

    試験日が近づいてきたら、実際に時間を計って模擬試験を実施してみるのもよいですね。

    試験内容の改訂をチェックする

    保育士試験の内容には、保育業界のトレンドが大きく関係することもあるようです。

    たとえば、法改正や新しい制度が施行されたときなどは、関連する問題が出題されやすいかもしれません。そのため、試験勉強の際は最新版のテキストを使用するとよいでしょう。

    また、日頃から保育に関する時事ニュースを頭に入れておき、自分なりにまとめておくなどの対策をするのもよいですね。

    実技試験

    レッスンや教室を利用する

    音楽分野を受験する場合、音楽教室や試験対策用のレッスンを利用するとよいでしょう。

    ピアノもしくはギターから好きな楽器を選択できるので、得意なものを選んで練習を重ねましょう。

    音楽分野は事前に課題曲が公表されるので、試験に向けて重点的に対策するとよいかもしれませんね。

    子どもがいることを想定して練習する

    音楽や言語の試験は、実際の保育の場面を想像しながら行うことがポイントです。

    特に言語の分野は、課題として「15人程度の子どもが自分の前にいることを想定する」ことなどが決められています。

    そのため、日頃から子どもたちが演奏やお話を聞いている様子を思い浮かべながら練習しておけば、本番でも落ち着いて力を発揮できるかもしれませんね。

    事前に課題を把握しておく

    あらかじめ課題を把握しておくことも重要です。

    音楽と言語の分野は事前に課題が発表されているので、得意分野を選んだうえでコツコツ対策を積み重ねましょう。

    一方、造形の分野は課題が示されないため、過去問集などのテキストを参考にしながら描画の練習をしておくとよさそうです。

    例年、保育の一場面をテーマにした問題文が設定され、子どもや保育士などの人物描写が求められるようなので、これまでの傾向を掴んで対策しておきましょう。

    出典:令和7年試験案内/一般社団法人 全国保育士養成協議会出典:受験資格/一般社団法人 全国保育士養成協議会

    保育士試験に向けて、大卒や短大卒などのケース別の受験資格を知っておこう

    4大卒や短大卒、あるいは大学在学中などの場合、保育に関係ない学部や学科を専攻していても保育士試験の受験資格が認められます。

    一方、短大や専門学校を中退した方は高卒者向けの要件を満たす必要があり、場合によっては実務経験が求められることもあるようです。

    いずれの場合であっても、一定の条件を満たせば受験資格が認められます。保育士になる夢を諦めずに、試験合格に向けて勉強を進めていきましょう。

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