保育士のメイクはどこまでするべきなのか悩むことはありませんか?社会人の身だしなみとしてもメイクはきちんとしたいし、保護者からの好印象も持ってもらいたいですよね。そこで今回は保育士のメイクについて、NG・OKなことについてふれながら、保護者に好感を持ってもらえるメイクについてまとめたので参考にしてみてくださいね。
保育士のメイク事情
メイクに悩む保育士さんは多いようです。特に、保育士のメイクに対する保護者の目についてです。保育園は大切な子どもを預ける場所ですから、保護者からするとメイクが濃いだけでも「この人に子どもを預けて大丈夫なのかな」と園へのクレームにつながる場合もあります。
「保護者の目を考えると、あまり過剰なメイクはできない。でも、全くしないのは身だしなみとして問題?」でもどのぐらいが保護者に受け入れられるラインなのかわからないという悩みも多いようです。
園児と外に出る時間が多いので紫外線が気になることや、メイクが崩れても直す時間の余裕がないということも、保育士さんの間では共通の悩みのようです。どちらも保育士の仕事ならではの悩みということもあり、仕方がないので半ばあきらめているという人もしばしば見受けられます。
保護者が求める、保育士のメイク
保護者が保育士に求めるメイクとは、どういったものなのでしょうか。反対に、良くない例も挙げてみました。
保護者の好みは「ナチュラルメイク」
保護者が求める保育士のメイクとしては、手堅いナチュラルメイクが人気です。中には「子どもにメイクが付くのがいや」「特に気にしない」という保護者もいるようですが、「社会人のマナーとしてメイクはするべき」「メイクをしていないと、皮脂や疲労感が気になる」という理由から、保育士が自然で清潔感のあるメイクをした方が好感が持てるようです。
ナチュラルメイクとは、肌を覆うベースメイクに加え、アイメイクやアイブロウ、チークやリップクリームなどでメイクをしているのがかわる程度に軽く化粧をすることです。このぐらいであれば清潔感があり、常識をわきまえているようにも見え、保護者としても好感を持つことができますよね。
保育士メイクのNG
とにかく濃いメイクはNG!
保育士の濃いメイクは、保護者からの反感を買ってしまいかねません。過剰なアイメイクや濃い色のチーク、赤い口紅などは、子どもを相手にする保育士には適切ではないと判断されるでしょう。また、カラーコンタクトレンズやつけまつげも派手な印象になってしまいますし、保育中に外れてしまった場合に子どもが誤って口に入れることも考えられます。何かをつけるメイクや、濃いメイクは極力避けましょう。
すっぴんもあまりよくない
すっぴんであればメイクが子どもに付くことはないですが、一方でだらしない印象を与えてしまいます。「メイクは社会人としてのマナー」とも言われますが、保育士は人と関わるお仕事ですから、マナーとして最低限以上のメイクをすることをおすすめします。少なくともベースメイクが整っていれば、だらしない印象も薄れそうですね。もともとメイクはあまりしないという方でも、少しベースやチークなどを整えるだけでも、血色がよく、表情も豊かに見えますよ。
保育士のメイクが濃かったりして好感が持てないと、「この人が自分の子どもの保育をしていて大丈夫だろうか」と保護者に心配させてしまう要素になります。近年では保育士の身だしなみについて、多少の自由も自己表現の一部であると考える園もあります。ただ、保護者に信頼してもらえて、安心させられる要素がメイクにあるなら、仕事の日はぜひナチュラルメイクを実践したいですね。子どもたちも先生が身だしなみをしっかり整えていたら好感を持ちやすいかもしれません。
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保育士におすすめのメイクと対策
くずれにくいメイク
保育士は所定時間よりも勤務が長くなったり、汗でメイクが流れてしまうこともあります。時間が経ってもくずれにくく、汗をかいてもくずれにくいメイクを心がけましょう。
スキンケアをしっかりと
まずは朝の洗顔・スキンケアをしっかり行いましょう。洗顔が済んだら化粧水、美容液、乳液などで
肌を整えます。このメイク前のスキンケアをしっかりやっておくことで、メイクくずれの原因となる要因である皮脂・乾燥を防ぎやすくなります。
ベースメイクをくずさないために
くずれにくいメイクをするためには、朝にメイクをする時点でのベース作りが大切です。まず下地は、汗や皮脂に強いタイプを選んで塗りましょう。顔全体に均一に塗ったら、ファンデーションを塗り、仕上げにフェイスパウダーをつけることで、つけない場合よりもメイクが落ちにくくなります。
アイメイクをくずさないために
アイシャドウやアイラインが汗で流れないようにするためには、メイクをする前にアイベースというアイメイク用の下地をつけましょう。そのあとにアイメイクをすれば、落ちにくく、持ちがよくなります。またアイメイクが完了したら、アイライナーコートでしっかりコーティングすることで、にじんでパンダ目になるのを防いでくれます。
また同じように、まゆ毛用のアイブロウコートを使ってコーティングすることもできるので、特に夏場に使うことでメイクくずれ防止になります。ちなみに、アイベースやアイライナーコートなどは、100円ショップで揃えることができるので、お財布にも優しいですね。
時短でスキンケア&メイク直し
早番で朝時間がない、仕事中メイクを直してる時間がない保育士さんでも取り入れられる時短術をまとめました。
時短スキンケア
早朝勤務で朝時間がない場合は、洗顔・スキンケア・化粧下地まで一気にできる朝用のパックを使えば、時間を大幅に節約できます。また、化粧水・美容液・乳液・クリームの機能が一つに集約されているオールインワンジェルでスキンケアの手間を省くこともできます。なんとなく抵抗があるという方は、早番の日だけ使うというルールを決めてもよいかもしれません。
時短メイク直し
あぶらとり機能がついたハンカチで皮脂や出やすい鼻やあごを押さえたり、またティッシュで押さえるのも、場所を選ばずすぐにできるのでおすすめです。休憩中などの時間があってしっかり直したい場合は、フェイスパウダーでベース全体を整えると、朝メイクしたてのような仕上がりになるのでおすすめです。
紫外線対策
紫外線が強い季節は日焼け止めを塗り、その上に紫外線対策効果のある「PA+」や「SPF30」などの表示のあるファンデーションを塗りましょう。近年では市販されている多くのファンデーション紫外線対策効果が含まれているので、特段気にする必要はないかもしれません。ただ、特に紫外線が強い3月~9月は外に出ている時間も長くなりがちなので、より紫外線対策効果の強いものを選ぶと、その分だけ防止効果も得られやすいでしょう。
また、日焼け止めは時間を追うごとに効果が薄れてしまうため、塗り直しが必要になります。なかなか仕事中に塗り直す時間もないので、スプレータイプの日焼け止めをささっと顔にかけるだけでも、日焼け対策になります。
健康的な生活で化粧ノリもよくなる
化粧ノリを良くするには、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠が必要です。これが乱れると、肌のターンオーバーや水分量の乱れなどにつながり、肌荒れやメイク崩れのしやすさなどを引き起こしてしまいます。
シフト勤務でなかなか規則正しい生活が難しかったり、残業のある日が多くてコンビニのごはんが多く、睡眠時間も満足に取れていないという保育士さんもいるかもしれません。改善したくても、個人の努力の範囲を超えてしまっている場合は、働き方の見直しを行う必要があるかもしれません。残業少なめの園や、年間休日が120日以上の園など、働きやすい園への転職を考えることも、肌だけではなく、自分の健康状態を長期的な視点で管理するための大事な要素と言えそうです。
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まとめ 清潔感を保ちながら、自分の肌を守ろう
保育士のメイクについて、OKなメイクとNGなメイク、また崩れや時短を意識したスキンケアなどについて解説しました。メイクを含めて自分の身だしなみを整えることは、それを見る側の人の気持ちを害することもないですし、自分自身もポジティブな気持ちになりますよね。保護者も子どもも安心させられる、清潔感のあるメイクを心がけましょう。また、メイクは肌を守るためのものでもあるので、スキンケアも含めてしっかり行ってくださいね。
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