地方で働いている保育士さんの中には、「東京で保育士をしたい!」と思っている方もいるかもしれません。ただ、いざ東京に出ようとなると、生活費が高そう、都会でやっていけるかなど、たくさん不安があると思います。そこで、上京を考えている方の不安を少しでも解消できるように、上京して保育士をすることについて、生活環境やお金、仕事上のメリット・デメリットを中心にまとめてみました。
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保育士さんの上京事情は?
地方出身の保育士さんが上京する場合、アパートの初期費用や生活費はいくらぐらい必要になるのでしょうか。
上京にかかる金額は40万円以上
まず、ワンルームで家賃7万円の部屋を借りると想定した場合、初期費用は敷金、礼金、仲介手数料などを含めて約32万円必要になります。
この他、引越し費用や東京までの交通費などを約10万円とすると、何の補助もなく東京に出ようとすると少なくとも40万円以上という金額が必要になることがわかります。
上京のサポートが手厚い
上京費用が予想以上に高いと思った方も多いかもしれませんが、保育士さんに限っては上京費用をかなり抑えられるのをご存知でしょうか。
上京者を対象に手厚い福利厚生を用意している法人が東京にはたくさんあるので、東京進出を考えている保育士さんはこの制度をぜひ使いましょう。
例えば、都内の認可保育園では家賃補助が最大82000円支給されたり、敷金・礼金も法人が負担してくれたり、10万円の引越し費用が支給されたり、上京にかかる交通費を出してくれる園もあるので、求人を探す際にはその点も入念にチェックしてみましょう。
引越しにかかる高額の初期費用を負担してくれる法人も中にはあるので、どこまでの金額をサポートしてくれるのか、細かいところにも着目してみてください。
上京して保育士をするメリット
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上京して東京の保育園で働くメリットは仕事面・生活面ともにたくさんあります。
求人が多く理想の保育園を探せる
厚生労働省のデータによれば、2015年10月時点の東京都の保育士の有効求人数は約8500件近くと、全国の保育士求人数の約1/4近くを占めるほど、圧倒的に数が多いです。
それに対し、地方の一例として東北地方の県の保育士有効求人数を見てみると、同時期で約250件しかありません。東京都はこれだけ求人数が多いので、年間休日120日や、残業なしなど、希望条件により近い求人が探しやすくなります。
また、求人数が多いということは、転職によるキャリアアップを目指しやすく、園が自分に合わないなどの場合にも転職しやすい、という利点もあります。
給与水準が高い
地方と東京の給与を東北地方を例に比較してみましょう。2017年の統計調査によると、秋田県の平均月給が21.39万円であったのに対し、東京の平均月給は26.9万円でした。
月給で約5.5万円の開きがあると、年収に換算すると約66万円以上の差になります。今の給与に不満を感じている保育士さんは、上京を考えるのも一つの解決策になりえます。
保育のスキルを高めるのに良い環境
地方に比べて系列の園が近くにあるため合同で研修がしやすかったり、さまざま方針やカリキュラムを行っている園がたくさんあるので、保育のスキルを高めるにはかなり良い環境でしょう。
また、プライベートでセミナーや講演会に参加できる環境にも恵まれています。遠方から都内まで来るとなれば、時間もお金もかかってしまいますが、東京ではそれが手軽にできるので、保育士としての学びを深めたい方にはうってつけでしょう。
プライベートが充実
東京には言わずと知れた観光地やテレビで紹介されるようなおいしいごはん屋さん、おしゃれな服のお店などがあるため、休日にはプライベートを充実させることができるでしょう。
展覧会や劇場などで最新の文化にふれられる環境にも恵まれているので、新しいものにふれる機会も多く、楽しく過ごせるはずです。
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上京して保育士をするデメリット
反対に、上京するデメリットには環境の変化があるようです。
生活費が高い
ワンルームで家賃が7万円の部屋に住んだとしたら、1カ月の生活費は7万円の家賃に加えて食費や光熱費、通信費、交際費などを含めると、およそ17万円程度になるでしょう。
物価や家賃など生活に関わるものの値段が、東京では地方よりも高かったり、地方では徴収されなかった下水道処理代など、思わぬところで出費がかさんでしまうことも考えられます。
また、法人から家賃補助を出してもらった場合にも、地方の1人暮らしの部屋よりも狭くなる可能性があるので、そういったところでも都会の暮らしにくさを実感するかもしれません。
都会の環境への戸惑い
通勤時の満員電車や、人の多さ、都会独特のせかせかしている雰囲気などが、地方とは違って始めは慣れない保育士さんもいるかもしれません。無理に周りに合わせず、自分のペースで慣れていくようにしましょう。
また、都会の治安が心配な方もいるでしょう。帰りが遅くなる場合は大通りや明るい道を選んで歩くなど、自分でできる範囲のことを気をつけるだけでも、安全性は高められます。
保育士であれば充実した家賃補助を受けられることが多いため、電車通勤の必要のないエリアや、周辺が落ち着いた地域を選ぶなどして、快適な生活環境を探してみましょう。
地方の園との差
何事にものんびりしている地方と違い、東京の園だと子どもや保護者との関係が地方ほど密にはならないかもしれません。地方であれば園や街の規模が東京に比べて小さい分、人との距離も近くなりやすいですが、その点都会では人との関わりが少し希薄になり、寂しい思いをする保育士さんもいるかもしれません。
また、地方と比べると核家族で子育てをしている家庭も多く、保護者対応が難しいと感じる保育士さんもいるようです。最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、先輩保育士さんに教えてもらいながら徐々に慣れていきましょう。
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上京を考えている保育士さんに向けて、上京のメリット・デメリットを中心に解説してきました。求人倍率が高く、常に保育士さんが不足している東京では、地方出身の保育士さんにとってより良い転職を叶えられる環境です。
例えば、地方では土日休みを優先してしまったら、給与は諦めなければならなくなるなど、選択肢が狭まってしまいます。しかし都内であれば求人の種類も数も地方に比べて多いため、土日休みで高給与の求人も狙える、ということも可能になるかもしれません。
保育業界ならではの好待遇で上京者を歓迎してくれる園も多くあるので、それを活用して東京で保育の仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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