7月も半ばになり、猛暑が続いていますね。これからますます気温の上昇が予想されます。園児の健康や安全はもちろん、保育士さんにとっても”夏バテ”や”クーラー病”に気を付けて、少しでも快適に過ごしたいですね。さて、今回は、気持ちを落ち着かせ、涼しさを感じさせてくれる「風鈴」の作り方を紹介します。ぜひ作って風鈴の音色を楽しんでみてくださいね!
【風鈴を作ろう♪】
用意するもの
・紙コップ(今回は折り紙を張り付けました。)
・糸(30㎝程度)
・折り紙(小さめのものを使用しました。)
・鈴(2つから3つ)
・両面テープ
・爪楊枝
・ハサミ
作り方
1.折り紙を半分に折り、両面テープで引っ付けます。
2.ハサミで穴を作ります。
3.穴に糸を通し、しっかりと結びます。
4.糸を鈴に通してしっかり結びます。
5.玉結びにします
6.爪楊枝をハサミで切ります。
7.爪楊枝に糸をクルクル何重かに巻き、結びます。
8.紙コップの底から、残った爪楊枝の先で穴を開けます。
(開けにくいときはペンなどを使用してください。)
9.紙コップの中から糸を通します。
10.手にグルグルと糸を巻き付けて輪をつくり、結びます。
でき上がりです。
鈴の大きさや、風の強さで音色が変化します♪
風鈴の魅力をぜひ感じてみて下さいね♪
風鈴の歴史とその由来
クーラーや扇風機などが普及するのにともなって、近年では目や耳で涼しさを感じられる”風鈴”を見る機会が減りました。
風鈴の歴史は長く、中国の占いで使われた「占風鐸(せんぷうたく)」が始まりだと言われています。
江戸時代までは風鈴といえば青銅製が中心だったようですが、明治時代以降はガラス製の風鈴が主流になり、庶民の間に広まっていったそうです。
冷房のない時代は、風鈴の音を聞くことに風情を感じてきたのですね。
鈴の音色を聞くと涼しく感じるのは、条件反射が影響していると言われています。
音色を聞くことにより”風が吹いているので涼しい”と脳がイメージでき、実際に体温が下がると言われているのです。
昔の人の知恵を園児達にも感じてもらえたらいいですね。
便利なものも魅力は沢山ありますが、物がないところから、知恵をしぼり、工夫して快適に過ごすことの楽しさを知ってもらえたらいいなと思います。