保育士さんにとって転職は人生の大きな転機。中には転職したい気持ちがあるけれど何から取りかかればよいのかわからずしり込みしているという方もいるでしょう。今回は、保育士さんが抱える悩みや転職活動の準備から入社までの流れを詳しく解説します。転職を検討し始めた理由を大切にして、一歩を踏み出してみましょう。
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あなただけじゃない!保育士さんが転職を悩む理由
「子どもはかわいいけれど、今の職場で働き続けるのは辛い……」と、転職を検討している保育士さんはいませんか?
保育士さんが転職を考える理由はさまざま。
保育士さん 「給与が手取りで20万円もありません。今後の昇給も期待できず、1人暮らしをしたくても経済的に不安で転職を考えています。」
保育士さん 「勤務時間が長くて業務量が多く、仕事とプライベートの両立が難しいです。ずっと今の園で働き続けられるか体力的に心配です。」
保育士さん 「園長先生が威圧的で職場の人間関係がギスギスしています。悩みがあっても上司に相談できない環境で働くことが辛くなってきました。人間関係がよいところに転職したいです。」
このような悩みをずっと抱えたまま、仕事をこなすのは辛いですよね。
また、悩みながらも転職を思いとどまる理由もあります。
- 退職することで子どもや保護者に対して後ろめたさがある
- 体力的にも精神的にも苦しいけれど、卒園まで子どもたちの成長を見届けたい
- 人手不足の中で自分が辞めてしまうと他の職員に迷惑がかかってしまう
このように考えることもあるでしょう。
しかし、まずはなぜ転職したいと思ったのか、自分の気持ちを大切にしましょう。
本来、保育士として健康的にやりがいを持って働けることが重要なはずです。
今までの経験やスキルを活かせる職場を探して、転職を考えるのも一つの手段です。
この記事では、 転職活動の準備から新しい職場に入社するまでの流れを紹介します。
転職しようか迷われている保育士さんは、新しい一歩を踏み出すために役立てくださいね。
【保育士の転職・Step1】準備をする
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転職活動の中で大切なのが「準備期間」。
転職しようか悩んでいる方も、自分に合った職場を見つけるためにどんな準備が必要なのかチェックしておきましょう。
転職に適した時期を知る
まず大切なのは、転職に適した時期をおさえておくことです。
保育士さんが転職するのに適した時期は「4月」といわれています。
4月は新年度が始まる節目の時期です。
3月末までに前職を退職し、4月に新しいスタートをきると、環境の変化に適応しやすいでしょう。
4月入社を目指して転職活動を始めるのは、前年度の「9月」がよいといわれています。なぜなら、毎年9月から翌年2月にかけて保育士の求人数が多くなっているためです。理想の園が見つかる可能性が高いでしょう。
保育士の転職のベストタイミングについてはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
また、中には「年度途中だけど辞めたい」と悩む方もいるでしょう。
人間関係が上手くいかなかったり体力的に辛さを感じていたりする中で頑張り続けていると体調不良を起こしてしまうことも……。
自分の心や身体を大切にするために、年度途中に転職を考えることも一つの方法です。
法律では、辞める2週間前に申し出れば退職できることが示されています。
年度途中に辞めたいと悩む方は、こちらをチェックしてくださいね。
自分に合った転職スケジュールを確認
目安となるスケジュールを上述しましたが、保育士さんの転職活動期間は人によってさまざま。
1カ月ですぐに転職先を決めたい人もいれば、1年かけてじっくり自分に合う職場を探したいという方もいるでしょう。
そのため、自分に合った転職スケジュールで行動することが大切です。
しかし、中には「転職活動の進め方がわからない…」と悩むこともありますよね。
そんなときはこちらの「転職スケジュールタイプ診断」を活用してみてください。
簡単なチェックリストを使って、自分にピッタリな転職活動の進め方や転職のポイントを確認できますよ。
転職に向けたやることリストの作成
いざ転職することを決心しても、転職にはさまざまな対応が必要。何から始めればよいのか分からないということもあるかもしれません。
特に、在職中の保育士さんは、勤務をしながら転職活動を進めるのは大変です。
仕事に追われて何をやればよいのか、把握できないこともあるでしょう。
そんなときは転職準備期間中にやることリストの作成をしてみるとよさそうです。
転職に向けたやることリストの項目例はこちらです。
- 計画を立てる
- 自己分析をする
- 情報収集をする
- 応募書類の作成をする
項目ごとのポイントは以下の記事をご覧ください。転職準備期間に取り組むことを確認してみましょう。
【保育士の転職・Step2】転職先を選定し、応募する
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転職までの流れをチェックしたら転職先を選定し、気になった求人に応募します。
入職後に後悔をしないためにも、転職先選びは重要なステップです。
入念に情報収集を行ない、自分が働きやすい園を見つけていきましょう。
自分に合った保育士求人を探す方法
自分に合った求人を見つけたいけれど、なかなか見つからないという方もいるかもしれません。
そんなときは以下の項目を参考に、求人をチェックしてみましょう。
- 園の方針や保育内容に共感できるか
- 給与・待遇面が自分の求める条件に近いか
- 休日、ワークライフバランスが自分の価値観に合っているか
- 職場の環境や人間関係が自分の雰囲気に合いそうか
「自宅から距離が近ければいい」「他の施設と比べて待遇がいい」といった情報だけで応募先を決めると、後悔する可能性があります。
給与面や働き方だけでなく、園の雰囲気や保育内容といった情報を確認することが重要です。
保育士資格を活かして働ける仕事の求人を探すなら、以下のボタンより求人情報を検索してみましょう。探したいエリアやこだわり条件などでも検索できるので、希望の求人が見つかるかもしれません。
ほかにも、自分に合った園の見つけ方をさらに知りたい方は、こちらの記事をご活用くださいね。
保育士資格を活かせる転職先を検討する
保育士資格を活かせる仕事といえば、真っ先に「保育園」「認定こども園」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、保育士資格を活かせる転職先は意外とたくさんあります!
転職先の幅を広げるためにも、どのような職場があるのかをチェックしてみましょう。
ちなみに保育士資格を活かして働ける転職先のランキングはこちらです。
1位 運営会社が大手の保育園
2位 病院内保育所
3位 企業主導型保育園
4位 小規模保育園
5位 児童館
この他にも保育施設以外の職場や異業種の転職先ランキングを以下の記事で紹介しています!
保育士のスキルや経験を活かして介護や事務の現場で活躍する方もいるため、転職先選びに役立ててみてくださいね。
保育士専門の転職フェアへの参加
転職先選びに活用しやすいのが、各地域で行なわれている「保育士専門の転職フェア」です。
「保育士専門の転職フェア」とは、保育法人が一堂に会する合同説明会型のイベントです。
会場内には、求人募集をしている保育園(運営企業・法人など)がブースを出展し、保育士さんは、それぞれ気になったブースへ自由に立ち寄り、説明を受けたり質問をしたりすることができます。
複数の園の保育方針や勤務条件、雰囲気を一度に確認できる、貴重な機会です。
基本的に転職フェアの入場料や相談にかかる費用は無料なので、安心して参加できるでしょう。
転職フェアをきっかけに園見学や面接に進み、そこから採用に至ったという保育士さんの事例も数多くあります。詳しくは、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
複数の求人に応募する
転職先を選ぶときに、ひとつの園に絞ってから応募するという保育士さんが多いかもしれません。
その理由は「複数の園へ面接に行くのは大変」「ひとつの園のみに応募しても内定がもらえるだろう」などさまざまです。
ただ、早い段階からひとつの園に絞って応募すると、そこが自分に合わなかった場合に再び転職活動をしなければならず、時間と労力がかかってしまいます。
また、複数の園に応募することで選択肢が広がり、比較検討した中で自分に最も合った職場が見つけやすくなるでしょう。
自分に合った園を見つけるためにも複数の園に応募し、その中から内定を獲得していきましょう!複数応募のメリットについては、以下の記事をご覧ください。
【保育士の転職・Step3】履歴書・職務経歴書を作成する
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応募したい園が見つかったら履歴書や職務経歴書の作成に取り掛かりましょう。どちらも自身がどのような人物であるのかを伝えるための大切な書類です。
書き方のマナーを抑え、自身の経験やアピールポイントをふまえて作成していきましょう。
履歴書の書き方
履歴書は、読みやすい字で自身の基本的な情報を詳しく記入することがポイントになります。
履歴書の項目例は以下の通りです。
- 日付
- 証明写真
- 氏名・ふりがな
- 生年月日
- 現住所/連絡先
- 学歴/職歴
- 免許/資格
- 志望動機・自己PR/趣味/特技など
- 通勤時間
- 扶養/配偶者など
項目ごとにマナーを守って書く必要があります。
例えば、資格や免許状は必ず正式名称で書き、一マス空けて末尾に「取得」と加えます。
保育士さんの場合は「保育士資格 取得」と書きます。
このようなマナーを守りながら誤字脱字に気をつけて記入しましょう。
しかし、中には「しばらく履歴書を書いていないために書き方を忘れてしまった」という保育士さんもいるかもしれません。
そのような場合は、こちらの記事をチェックしましょう。テンプレートを基に履歴書の書き方を徹底解説しています。
また履歴書の記入時に「保育士資格や幼稚園免許状の更新は必要なのかな?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
詳細はこちらの記事でご確認ください。
職務履歴書の書き方
今までの就業先や業務内容、仕事での実績や経験などを記す「職務経歴書」。
履歴書は基本的なプロフィールを紹介する書類であるのに対し、職務経歴書は今までどのような業務をしてきたのか、身につけたスキルやキャリアをアピールするものです。
職務経歴書で記入が求められる項目例は以下の通りです。
- 基本情報(日付/氏名)
- 職務要約や職務履歴
- 保育士資格や免許/自己PR
職務要約や職務経歴はキャリアによって文字数が異なりますが、おおむね200字を目安として書きましょう。
また、自己PRの文字数は300文字程度を目安にすると読みやすいといわれています。
自分が経験したことや達成した実績を記入すると、応募先でどのように貢献できるかが明確に伝わるでしょう。
その他の職務履歴書の書き方のポイントはこちらの記事を確認してみてくださいね。
なお、履歴書・職務履歴書の郵送方法はこちらの記事をチェックしてみましょう。
自己分析のポイント
自己分析とは、「自分が大切にしている価値観を知ること」を意味します。
自己分析を行なうことで自身の強みや弱みを把握でき、履歴書や職務経歴書の作成に役立つでしょう。
自己分析の方法は以下の通りです。
- 自身の学生時代の経験を振り返って自分史を作成する
- 保育経験を見つめ直し、自分自身の強みや将来の目標に対する課題を明確にする
- 家族や友人などに自分自身についての質問を投げかけ回答してもらい、他己分析をする
自己分析によって明らかになった価値観を自己PRに活かすことができるでしょう。
自己分析の詳しいやり方はこちらの記事をご覧ください。
自己PRの作成方法
履歴書の自己PR欄を書く際に自分の長所や強みのアピール方法がわからない保育士さんもいるでしょう。
自己PRの書き方のポイントは以下の通りです。
- 保育で意識していることを書く
- 実体験(エピソード)や実績をもとにした具体的な内容を書く
- 自身の長所や強みがどのように保育で活かせるかを書く
自分が今後どのようなことを努力していきたいのかを明確に書けば、仕事への意欲も伝えられるでしょう。
自己PRの方法にお悩みの方はこちらの記事をチェック!
志望動機の書き方
履歴書の志望動機欄には、自分がその園に応募した理由や入社後に実現したいことなどを具体的に記入します。
自分の希望と園の方針が合致している点を探し、園について自分が魅力的に感じたポイントを根拠に基づいて説明することが大切です。
保育士になろうと思ったきっかけや、これまでの経験を応募先の園でどのように活かしていくのかを具体的に伝えていきましょう。
また、キャリア別の志望動機の例文はこちらの記事から確認できます。
その他の履歴書や職務経歴書に関する記事はこちらをチェックしてくださいね。
【保育士の転職・Step4】面接を受ける
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採用の合否が決まる「面接」。
面接対策を行ない、自身のよさや仕事への意欲をアピールできるように準備していきましょう。
基本の面接対策
面接前には、自己紹介や長所・短所などのよく聞かれる質問例や、回答する際のポイントを押さえておくとよいですね。
例えば「どうしてこの園を選んだのか教えてください」といった質問を投げかけられることがあるかもしれません。
その際は「貴園の運営方針に共感している」「自分が所持している〇〇の資格を活かすには貴園しかない」など、園の方針と自身の理想とする保育がマッチしていることを伝えられるとよいでしょう。
また、長所や短所などを聞かれた場合は、自身の保育経験と結びつけて、長所を発揮した場面や短所の改善に向けて取り組んでいることを説明するとよい印象を与えられそうです。
このように事前に質問に対する回答を考えておくと、当日もゆとりをもって応えることができるでしょう。
その他の面接対策の詳細はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
面接時に困る質問を聞かれたときの対応法
面接時には思いがけない質問を投げかけられることもあるかもしれません。
そんなときも慌てずに対処できるように準備しておきましょう。
例えば以下のような質問を聞かれることがありそうです。
質問1 「どんな保育をしたいですか?」
面接で聞かれる「どんな保育をしたいか」は、保育士さんの「保育観」を問う質問です。
回答する際は、過去の経験をもとに実践した保育の成功例から「自分が特に意識を高く持ってできる保育」の分野を話してみましょう。
その分野の保育を行なった際の上司・同僚からの評価やかけられた言葉、子どもの反応や変化などにふれることで、より保育観に説得力が持たせられそうです。
具体的な回答例はこちらの記事をご覧ください。
質問2「質問はありませんか?」
面接の終盤に「質問はありませんか?」と聞かれることはよくありますよね。
これは面接官が応募者の疑問や不安を解消したいという意図がある一方、どのくらい保育園に興味を持っているのかを確かめたいという意味もあります。
何も質問しなければ、園に興味や関心を持っていないのではないかと思われてしまうかもしれません。
そのため、応募園について理解を深められる質問をしたり自身の働く意欲をアピールする質問をしたりと対応方法を工夫することが大切です。
具体的な質問例はこちらの記事をご覧ください。
面接時の服装やメイク
面接での話し方や受け応えの内容も重要ですが、清潔感が重要である保育士さんの場合は身だしなみを整えることも大切な要素になります。
基本的にはスーツを着用し、髪が長い場合はひとつにまとめるなど髪型を整えましょう。
また、清潔感が伝わるようにナチュラルなメイクを意識することもポイントです。
ノーメイクだと顔色が悪く不健康に見える可能性もあるため、好印象を与えられるような明るさを意識したメイクに仕上げるとよさそうです。
面接時の身だしなみの整え方はこちらの記事をご覧ください。
面接時は何分前に着くべき?
そして面接時に気をつけなければならないのが、応募園への到着時間。
一般的に面接時間の10分前に到着することが望ましいといわれています。
また、約束の時間よりも早すぎる到着は応募先の保育園の迷惑になってしまうこともあるため、注意が必要です。
面接の時間に遅れる場合は、早い段階で応募先の採用担当者に電話で連絡を入れましょう。
面接時間に間に合わない場合の電話のかけ方などの詳細は、こちらの記事をチェックしてくださいね。
【保育士の転職・Step5】内定を承諾する
面接後、希望の園から内定の通知が来たら承諾をします。
内定後は、お礼状を書いたり入社日の相談をしたりと入社までに必要な事柄がさまざまあります。スムーズに進めていきましょう。
内定後のお礼状の書き方
内定をいただき承諾したら、採用していただいた感謝の気持ちを表すために、お礼状を作成しましょう。
時候の挨拶やお礼、今後の抱負などを記入し、内定が決まった3日以内に送付します。
内定後のお礼状の例文は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。お礼状の送付が遅れたときの記入例も紹介しています。
内定後の入社日の設定目安
内定後は、在籍園の退職日を考慮したうえで新たな職場の入社日を設定したいと考える保育士さんがほとんどでしょう。
一般的には、内定後の2~3カ月以内を目安として入社日を設定するようです。ただし、入社するまで待ってもらえる期間は、転職先によってまちまちです。
年間を通して活発に中途採用が行なわれているような保育園では、保育士さんの希望する入社日について配慮してくれるかもしれません。
内定後は早めに入社日の相談を行ない、見通しを立てておくとよいですね。
入社日の交渉ポイントについてはこちらの記事を確認してみましょう。
【保育士の転職・Step5】退職する
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内定後は在籍園に退職の意思を伝える必要があります。
スムーズに退職できるよう、ポイントをおさえておきましょう。
円満に退職する方法
円満に退職をするには、園長などの上司に退職の意思を伝えて納得してもらうことが大切です。
まずは主任や副主任の保育士さんなど直属の上司に伝え、続いて園長先生に話しましょう。
退職理由を伝える際にマイナスな理由をそのまま伝えると、園を責めているように受け取られてしまう可能性があります。注意しましょう。
「この園での経験を活かして、更なるスキルアップを目指したい」などといったポジティブな退職であること伝え、引き継ぎなどもスムーズに行えるように準備しておくとよいですね。
円満に退職する秘訣はこちらの記事にまとめています。チェックしてみてくださいね。
退職交渉で引き止められたときの対処法
園長先生や主任に退職の意向を伝えたときに、引き止められることもあるでしょう。
中にはどのような伝え方をすれば理解を得られるのか、断り方に困る保育士さんもいるかもしれません。
その際は、園側の気持ちを受け止めたうえで、改めて退職への意思が変わらないことを正直に伝え、謝罪の言葉を添えるとよさそうです。
また、退職の引き止めパターン別の断り方の例は、こちらの記事で紹介しています。
スムーズな退職ができるよう、保育園側との話し合いを進めていくうえで参考にしてみてくださいね。
退職するときの挨拶・マナー
退職が決まったら、最後に園長先生や同僚、保護者の方々、子どもに対してきちんと挨拶を行ないます。
可能な限り直接挨拶を行ない、今までお世話になったことへのお礼と感謝の気持ちを表しましょう。
また、年度途中で退職する場合には、感謝の気持ちとともに最後まで務めることができなかったことに対する謝罪も伝えることが大切です。
退職するときの挨拶の例文は、こちらの記事を参考にしてください。
【保育士の転職・Step6】転職先に入職する
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転職先に入職する際、初出勤までにはさまざまな準備が必要です。
持ち物を確認したり挨拶の仕方を練習したりと、必要な事柄をリスト化して当日に備えてチェックしておきましょう。
また、入社後は子どもたちと楽しくふれ合う日々が始まります。
事前に新しい職場で使える遊びアイデアをチェックしておけば、すぐに保育活動に取り入れることができるでしょう。
入職のチェックリストとあわせて、準備いらずの遊びネタや導入に使えるシアターなども紹介しているので、以下の記事を確認してみてくださいね。
ここまでで転職の流れがつかめてきたら、転職先を探すところからスタートしてみましょう。保育士資格を活かせる全国の豊富な求人情報を検索して、自分らしい働き方ができる転職先を見つけられるとよいですね。
保育士の転職の流れを把握して自分に合った職場を見つけよう
保育士さんの中には「転職したいけれど仕事に追われていて考える余裕もない」という方もいるかもしれません。
しかし、転職することで自身のやりたい保育が実現できたり、仕事とプライベートの両立がしやすくなったりとさまざまなメリットが期待できます。
実際に保育士バンク!の公式instagramで保育士さんに「転職してよかったこと」を尋ねると、
保育士さん 「転職して毎日定時に帰れて人間関係も良好で、180度働き方が変わった。」
保育士さん 「リニューアルオープンした園に転職し、職員同士でスタートがいっしょだったので共に成長できた」
といった声が届きました。新しい環境に慣れるまで時間がかかったという声もありましたが、多くの方々から「転職してよかった」という意見が集まっています。
転職に迷っている方も、上記で紹介した転職活動の流れを参考に自分に合った園を見つけていきましょう。
また、在職中でなかなか転職活動の時間が取れないという方は、保育士バンク!にご相談ください。専任のアドバイザーがあなたの転職活動をサポートさせていただきます。
転職相談や情報収集のみのご利用も大歓迎。希望条件に合った転職先を探し、面接~内定後のフォローまでしっかり行ないます。転職に迷いがある方もまずは気軽にご相談くださいね。