保育園や幼稚園への求人も、基本的には一般的なお仕事の求人で
チェックすべきこととほぼ同じです。
加えて、保育園や幼稚園の求人に特化したチェックポイントもあります。
そこで今回は、それらの点を踏まえた上で、
保育園・幼稚園の求人でチェックするべきことについてご紹介します。
まずは、自分の価値基準を明確にしよう
保育園や幼稚園の求人をチェックする際には、
まずは、自分の価値基準を明確にしておく必要があります。
価値基準というのは、人それぞれですから、
価値基準によって、どのチェック項目を重視するかも変わってきます。
また、それによって応募する先も変わってくるからです。
自分の価値基準が明確になっていないと、
保育園や幼稚園の求人内容を見ても、
いったいどの項目を最優先してチェックすればよいのかも、
わからなくなるため、肝心の応募先の絞り込みができず、
効率も悪くなります。
価値基準については、「休みをしっかりとりたい」
「給与をアップしたい」「子どもによりそった保育をしたい」
など自分の希望条件をざっと書き出してみて、
優先順位をつけるようにすると、おのずと明確にすることができますよ。
保育園・幼稚園の求人でチェックするべきこと 給与について
「給与」は、保育園や幼稚園の求人に限らず、
どんな仕事の求人でも外せないチェック項目です。
最低限どのくらいもらえるのか?
自分の希望金額と照らし合わせてみて、
その金額をクリアしているか否かもチェックしておきたいところです。
また、賞与や昇給はあるのか、あればどのくらいなのか?
手当内容(時間外手当、早番や遅番手当、役職手当、住宅手当、交通費など)
についても、それぞれの内容の詳細を確認しておきましょう。
特に手当は、各施設から独自に支給されるため、
その内容もそれぞれの園によって、かなり違ってきますので、よく確認しましょう。
保育園・幼稚園の求人でチェックするべきこと 勤務地について
勤務地も、非常に重要なチェック項目です。
交通の便の良し悪しや、自宅から通いやすいところなのか、
徒歩圏内にあるか否か、電車やバスを使うのか、
交通手段などについても、押さえておくようにしましょう。
求人側が複数の保育園・幼稚園を運営している場合は
その中から勤務地を希望できる場合もあるようです。
逆に、求人側から勤務地を割り振られてしまう場合もあります。
その点も念のためにチェックしておきましょう。
保育園・幼稚園の求人でチェックするべきこと 雇用形態について
昨今では働き方が多様化しているため、
保育園や幼稚園の求人も、正社員、契約社員、アルバイト、パートなど、
雇用形態も多様化傾向にあるようです。
自身が望む雇用形態と合致しているかどうかのチェックも見逃せません。
また、保育園や幼稚園だけでなく、
一般の企業でも保育士や幼稚園教諭の資格が
活かせるアルバイトやパートの求人があります。
ただ、一般の企業の求人の場合は、職種は保育士や幼稚園の先生とは、
異なったものになる場合も多いようですが、
子どもと接する仕事であることには変わりはありません。
職種や雇用形態に特にこだわらない場合は、
その分、選択の幅が広がるため、就職しやすくなるといえるかもしれません。
保育園・幼稚園の求人でチェックするべきこと 福利厚生について
福利厚生についても、事前にしっかりとチェックしておきたい項目です。
福利厚生については、特に法律では定められていないため、
それぞれの保育園や幼稚園によって、内容も異なってきます。
独自の待遇やサービスを設けているところもあるようです。
例えば、保養所やスポーツ施設を無料、あるいは格安で利用できる、
研修制度、レクリエーション活動の充実など、
それぞれの特色と、自身の価値基準を照らし合わせて、
応募すべきか否かの判断材料にしやすい項目でもあります。
保育園・幼稚園の求人でチェックするべきこと 勤務体系について
勤務体系は、保育園の場合はシフト制が中心です。
それぞれの保育園によってその内容が異なっているため、
しっかりとチェックしておきましょう。
幼稚園の場合は通常、固定勤務体制ですが、
預かり保育(延長保育)があったり、認定こども園に移行している場合は、
シフト制が組まれることもあるので、その点も見逃せないチェックポイントです。
保育園・幼稚園の求人でチェックするべきこと 職場の雰囲気
職場の雰囲気については、
実際に見学や実習に訪れてみるのが一番です。
求人側が公式ブログなどを開設している場合は、
それらのブログを閲覧することでも、
それぞれの保育園や幼稚園のおおまかな雰囲気は把握することが可能でしょう
おわりに
それぞれの保育園や幼稚園の求人内容から、いかに自分の価値基準と合う保育園や幼稚園を見つけ出せるかが、就職・転職を成功させる重要なポイントです。
ここがブレてしまうと、いざ働き始めてから後悔することになるなど、何かと不都合なことが起こりやすくなります。手抜かりのないように、しっかりと行いましょう。