卒園式は子どもたちや保護者にとって大切な行事。だからこそ担当する保育士さんはあとから反省ばかりと悔やむことのないように成功させたいですよね。今回は、緊張しがちな子どもたちや保護者への配慮、段取りの確認方法を知り、事前の準備や子どもたちへのアプローチ、当日の進行までを徹底解説します。
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卒園式の反省を次に活かせる保育士に
卒園式を成功させるための事前準備や、保育士さんとしての取り組み方と役割について考えていきましょう。また反省するポイントがある場合は、今後の保育に活かすための考え方や対応についても確認してみてくださいね。
卒園式を成功させるポイント
卒園式は、子どもたちの成長を祝う特別な日です。保育士さんが卒園式を成功させるためには、心がまえ・事前準備・当日の進行が大切になるでしょう。
子どもたちには、練習・リハーサルを重ねて安心して当日に臨めるようにしましょう。また、保護者とのコミュニケーションを丁寧に行い、式全体の流れを共有しておくことも大切です。
なお、当日は予期せぬトラブルが起こることもあるため、柔軟に対応できるよう、想定されるトラブルへの対策などもしておくとよいでしょう。
このような準備をしっかりしておくことで、当日は笑顔と落ち着いた態度で進行できそうです。保育士さんがほどよい緊張感とリラックスのバランスを保つことで、子どもたちも安心して当日を迎えることができ、卒園式の成功につながるでしょう。
卒園式で求められる保育士の役割
卒園式では、保育士さんは進行役・サポート役・心の支えとして重要な役割を果たします。
まず、進行役としてスムーズな式の運営を心がけましょう。さらに、ゲストとして参加する保護者にとっても保育士さんは頼れる存在でいたいですね。
保護者が安心して式を見守れるよう、観覧席の設置や写真撮影エリアの確保やルールなど、適切なフォローを行いましょう。
そのうえで、子どもたちが当日に緊張せず参加できるよう、直前の声かけやサポートが必要です。子どもたちの門出を温かく見守り、最後まで心を込めて送り出す姿勢が大切かもしれませんね。
反省する点は原因を確認して次に活かす
卒園式が終わったあとは、成功した点だけでなく、反省点にも目を向けることが大切です。
反省する点があったとしても、決してイコール失敗ではありません。
事前準備や当日の進行で「もっとこうすればよかった」と思う場面があれば、次の式や行事、日々の保育に活かせるよう振り返ることで、前向きに気持ちを切り替えることが大切です。
たとえば、子どもたちの練習不足を感じたというケースであれば、練習スケジュールを見直すとよさそうです。また、保護者との情報共有が不十分だったことに気づいたのであれば、事前に保護者向けの説明会を設けるなど、結果と原因を洗い出して改善策を考えてみましょう。
反省点の振り返りを園内で共有し、チームとして成長することも大切です。卒園式での反省を前向きに捉えながら、保育の質向上につなげていけるとよいでしょう。
反省ばかりにならない!卒園式の準備ポイント
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ここでは事前準備について見ていきましょう。
あとから反省ばかりと落ち込むことのないよう、準備を万全にすることで、卒園式当日をスムーズに進行させることができそうです。
子どもたちへのリハーサルの工夫
卒園式で緊張する子どもたちのために、リハーサルを工夫しましょう。
まず、卒園式の意図と目的を子どもたちにもわかりやすく伝えるところからスタートしましょう。以下のような説明を参考にしてみてください。
「卒園式とはなにか」を説明しながら、子どもたちのモチベーションが高まる声かけができるとよいでしょう。
練習では以下のポイントを押さえられるとよいでしょう。
- 入場・退場のタイミング
- 式の間に座る位置(保護者の席も伝え、当日のイメージを持つ)
- 歌や呼びかけなど出し物の段取り
- 話を聞く・待つタイミングで静かに着席する
練習の際はその際、一度にすべてを教えるのではなく、ステップごとに進めることで理解しやすくなります。
また、練習では、できたことをしっかり褒め、自信をつけながら子ども自身の不安な要素をなくしていけるように気を配れるとよいでしょう。
本番では「練習どおりにやれば大丈夫!」と、子どもたちがリラックスして楽しめるように、安心できる環境を整えましょう。
保護者との事前準備
保護者が安心して卒園式に臨めるよう、事前準備ができるとよいでしょう。
まず、卒園式の案内文には、日程や持ち物、服装の注意点、撮影に関する注意、開場・終了時間などを分かりやすく箇条書きで記載しましょう。
また、不明点がある場合は個別に確認できるように、配布後に、保護者がお迎えに来たタイミングなどで、口頭でも補足説明や「卒園式の案内はご覧いただけましたか?」「不明点などはありませんか?」などの声かけができれば万全と言えそうです。
「今日は卒園式の入場練習をしました」「○○ちゃん、卒園証書授与の練習でとっても立派にお返事できるんですよ!」など、家庭でも卒園式への期待を高めてもらえるような声かけをお願いするとよいでしょう。
当日のあいさつや注意事項がある場合も事前に伝えておき、当日のスムーズな案内につなげましょう。事前に保育士が細やかな対応をしておくことで、保護者の安心感も高まり、当日のお祝いムードを盛り上げてくれそうです。
当日の段取り確認
卒園式当日は、事前にしっかりと段取りを確認し、スムーズに進行できるよう準備しましょう。まず、進行表と役割分担を作成し、誰がどの場面で何をするのかを明確にしておきます。
次に、万が一のトラブルに備え「荒天時の保護者に対する来園対応」「子どもが急に泣いてしまったときのフォロー」「来賓の到着遅れ」など、予備案を準備しておくと安心です。
また、保育士さん同士で前日・当日の情報共有を徹底し、イレギュラーな対応が必要な際も流れをしっかり把握できるとよいでしょう。
事前の準備が整っていれば、なにかトラブルや予想外のことが起きても落ち着いて対応できるかもしれません。このような準備があれば、反省点があっても後悔だけで終わらない前向きな卒園式ができそうです。
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卒園式当日を成功させる保育士の心がまえ
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準備がしっかり整ったら、今度は保育士さん自身の心がまえについて見ていきましょう。保育士さんが自信をもって当日を迎えることで、子どもたちや保護者の安心感につながります。
園児がリラックスする環境作り
卒園式当日は、子どもたちが緊張しないよう、安心できる環境作りを意識しましょう。
子どもたちには、式の前にリラックスできる時間を設け、深呼吸をうながしたり、簡単なストレッチをしたりするのもよいかもしれません。
また、保育士さんは普段通りの笑顔で接し「大丈夫!みんなで頑張ろうね」「練習のとおりにやればバッチリだよ!」と元気に優しく声をかけることで、安心感を与えられます。
子どもたちには、今までの練習の成果を見せる機会であることが伝わると、式の後の達成感にもつながるでしょう。
式の最中も、保育士さんが落ち着いた態度といつもの笑顔を保つことで、子どもたちも自然と安心できるため、あまりバタバタと慌ただしくせず冷静に見守れるとよいでしょう。
全体を見ながら動くコツと声かけ例
卒園式では、子ども・保護者・来賓・ほかの職員など、全体を見ながら動くことが求められます。まず、保育士同士で役割分担を明確にし、誰がどのタイミングで動くのかを把握しておきましょう。
担任はできるだけ子どもたちの近くにいながら目を配り、当日の来賓や保護者の案内、音響や映像出しなどの裏方作業は、担任以外の職員が担当するとよいでしょう。
さらに、子どもたちに安心感を与える声かけを意識することで、スムーズな進行が可能になります。たとえば、「次は○○くんの番だよ」「ゆっくり歩いてね」など、短くわかりやすい言葉を使うと伝わりやすいかもしれませんね。
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反省は次に活かす!保育士さんにとっても大切な卒園式
卒園式は、子どもたちにとって一生の思い出になる大切な行事です。
子どもたちにとって最高の思い出になるだけでなく、保育士さんがあとで後悔しない・反省点を前向きに捉えることができるように、準備や当日の進行のポイントを心がけましょう。
当日は予期せぬトラブルが起こることもありますが、柔軟に対応できる準備や心がまえをしておけば安心できるでしょう。
何よりも、保育士さん自身が落ち着き、笑顔で子どもたちを見守ることが大切ですよね。子どもたちの大切な門出を、温かい気持ちで迎えましょう。
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