秋の庭先や野山にある果物といえば、柿が思い浮かびます。そこで、秋の果物の代名詞の柿を折り紙をつかって表現してみましょう。製作しながら、子どもたちに柿や秋のお話をして季節にふれる時間にしてみるといいかもしれませんね。
動画
用意するもの
折り紙 (赤橙色 明るい緑色 各1枚)
作り方
1.三角形に半分に折ります。
2.さらに半分に折り、折り目をつけます。
3.つぶすように折ります。
4.裏側も同じようにつぶすように折ります。
5.一辺を中央線に沿うように折ります。
6.さらに重ねるように折ります。
7.もう一辺も同じように折り、正方形の上にひし形があるようにします。
8.4つの角を折り込み、柿の実の部分が完成です。
9.明るい緑の折り紙を、2度三角形に折ります。
10.(9)を広げます。
11.中心に向かって4つの方向から三角形に折ります。
12.裏返して、同じように中心にむかって4つの方向から三角形に折ります。
13.さらに2つの角を折ると。へたの部分が完成です。
14.組み合わせると完成です。
製作のポイント
壁面工作につかってみよう
大きめの画用紙に茶色のペンやクレヨンをつかって木を描きます。そこに、折り紙柿を好きなだけ貼り付けてみましょう。
柿は木に生っていたり、ぽとりと地面に落ちていることがあるなど、いろいろな柿が想像できるよう、子どもたちに伝えながら折り紙柿を貼ってみましょう。
柿についての言葉にもふれてみよう
年長クラスの子どもたちに「桃栗三年柿八年」という言葉が昔からあることを伝えてみましょう。
数字が少し分かる子どもたちは、「なんで桃と栗は3年で、柿は8年なの」と興味をもってくれるかもしれません。数字やことわざ、柿といったあらゆる分野への興味を深めるきっかけになるといいですね。