折り紙でカンガルーを作ってみましょう!大小サイズの違う折り紙を2枚使って、折り紙のカンガルーを作ることができます。工程が多く難しいので、先生向けの折り紙製作です。作品の完成後、保育室の壁面に飾っったり、製作遊びの動物園などを再現するときにそえたりするとよさそうです。詳しい工程を動画つきで紹介するので保育に取り入れてみてくださいね。
用意するもの
- 折り紙 1/4サイズ 2枚
- 折り紙 通常サイズ 1枚
作り方
(1)カンガルーの顔
1.折り紙を三角になるように半分に折ります。
2.さらに半分に折って開きます。
3.向きを変え、下の頂点を上の辺に重なるように折ります。
4.向きを変え、中心線に沿うようにして両端を上に折ります。
5.中心線で山折りにして、ひらひらしている方を上に折ります。
6.端を内側に折ります。
7.もう一つの端も内側に折ったら、顔部分の完成です!
(2)カンガルーの体
1.折り紙を三角になるように半分に折り、開きます。
2.左側の上下を中心線に向かって折ります。
3.向きを変え、白い部分を折り上げます。
4.開いて、(10)で折ったところを中に入れます。
5.中心線に合わせて両端を折ります。
6.右端を広げ、(5)で折ったところを内側に折り入れます。
7.左側も同じようにします。
8.向きを変え、上の頂点部分を左右に少し広げるように折ります。
9.中心線で山折りにします。
10.中心線を通るようにして左に折ります。
11.開いたら折り目を活かして反対向きにします。
12.先端を少し下に折り、折り目を活かして内側に入れます。
13.底の三角部分を折ります。
14.中にある小さな三角を折り上げます。
15.全体の形を整え、顔のパーツと組み合わせたら完成です!
ポイント
親子の姿がかわいらしいカンガルー
カンガルーと言えば、おなかの袋に子どもを入れている姿がイメージされます。大きめの画用紙で親カンガルーを作り、折り紙サイズで作った子カンガルーをおなかのところに忍ばせれば、親子カンガルーができますね。親子レクの機会の飾りつけなどにもよいでしょう。
「カンガルー」の意味は「わからない」
カンガルーは、オーストラリアの先住民アボリジニの言葉で「わからない」という意味。このきっかけは昔、オーストラリアにイギリス人が来たときのこと。カンガルーを初めて見たイギリス人が、その名前をアボリジニに聞きました。すると、英語がわからなかったアボリジニは「わからない」(=「カンガルー」)と答えたそう。それがきっかけで、「カンガルー」という名前がついたそうですよ。