【ふじこ先生インタビュー】保育者に必要なのは「心のゆとり」。質の高い保育、働きやすい環境づくりに向けて

    第一弾では、ふじこ先生が保育者を目指したきっかけなどをお伝えしました。新卒で就職した園は見学なしで即決。理想と現実の違いに苦悩し、一度は保育業界を離れたふじこ先生。それでも、”子どもを笑顔にしたい”という想いで、再び、保育者として戻ってこられました。第二弾では、「保育者にとっての働きやすい環境」とは何か、そして、「子どもや保護者とのかかわりで大切なこと」は何かについてお届けします。


    ふじこ先生


    「心のゆとり」が保育にも、働きやすさにも影響する

    ーーー新卒時代、理想と現実のギャップに苦悩し、また、人間関係を築く難しさなども実感したとお話されていましたが、同じような悩みを持つ保育者さんは多いと思います。現役時代を振り返り、より先生たちが働きやすい環境を作るためにどんなことが必要だと思いますか?

     

    保育の現場では、子どもとかかわることだけじゃなくて、書類作成などの事務作業がかなり多いです。だから、そこにかかる労力や時間、手間を軽減することが重要だと思います。

     

    たとえば、わたしが知っている保育園では指導計画を簡素化しています。

    「冬は加湿をしましょう」「衣類の調整をしましょう」のような毎年書くことが決まっている部分は、毎回記入されている状態にして、予想される子どもの姿や保育者の援助など、その時々で変化する部分だけを書くようにしているんです。

     

    やっぱり一から書くとなれば時間もかかりますし、毎回保育雑誌を参考にして同じようなことを書き写すとなると、「書いて終わり」になってしまって結局意味がないんですよね。

     

    ちゃんと計画したことを実際の保育に反映できるようにするためにも、本当に大事な部分だけを記入できる仕組みを作ることは非常に大事だと思います。そうすることで、先生たちの書類作成にかかる時間を短縮できるだけじゃなく、保育に向き合う時間を増やすことにもつながっていくと思いますね。

     

    あとは、お昼の休憩時間をきちんと取ること。

     

    業界的に人間関係など職場環境の悪さが原因で退職してしまう方は多いですが、そもそもその状況になってしまうのは、園全体、職員一人ひとりの気持ちに余裕がないからこそ生まれるものだと思うんです。

     

    人手不足で職員一人ひとりの業務量が多い、行事前の準備で忙しくて休憩時間も取れない…こうした状況が続けばどれだけ仏様のような優しい人でもきっと、優しく話せないと思います。私が働いた園を振り返ってみると、人間関係や職場の雰囲気がよかったときって、きちんとお昼休憩の時間が確保されていました。

     

    その時間は職員同士で他愛もない話をしたり、少し疲れたなってときは休んだり。

    行事前はピアノを練習したりして、自分の時間も大切にしながら、他の先生たちと自然に会話ができるという状況だったのを覚えています。

     

    園全体にゆとりを持たせるには、職員の人数に余裕を持たせる必要がありますが、なかなか難しいものです。

     

    ただ、休憩時間をまともに取れていない、常に切羽詰まっているような状態が続くと、仕事にやりがいを持てなくなるうえ、保育の質に影響が出てしまう可能性があります。

     

    自分の気持ちに手を当てて、心にゆとりを持って保育ができる環境だと、楽しく働けるかもしれないですね。

     

    子どもや保護者にとっての「当たり前」を守る。保育者にできること

    笑顔の赤ちゃん

    hideous410/stock.adobe.com


    ーーー「心のゆとり」が保育の質にも、働きやすさにも影響するとのことですが、保育者として保護者とかかわるうえで、大事なことはどんなことでしょうか。

     

    「当たり前」を大事にすることですね。

     

    毎日、自分の子どもが今日、「保育園でちゃんとご飯を食べられたかな」「お昼寝できたかな」とか、心配な思いを抱いている保護者の方は多いはずです。

     

    できなかったことができるようになったという、”成長”を報告してくれるのももちろんうれしいけれど、何よりも、笑顔に過ごせたかどうかという当たり前のことを知りたいと思っているし、私も、子どもを預ける一人の親として知りたいと思っています。

     

    SNSの活動を始めたきっかけも、そういう想いからきている部分があります。

     

    保護者、保育者両方の立場になったからこそ、もっと両者に寄り添ってあげられるような情報を発信していきたいですね。

     

    ーーーでは、子どもとかかわるうえで大事なことはどんなことでしょうか。

     

    子どもを見守ることですね。

    声をかけるのをちょっとこらえながら、子どもが何かに集中して没頭する時間を大切にしたいと思っています。

     

    だから、遊んであげなきゃとか、手伝ってあげなきゃとかあんまり思わないんです。

    普段から子どもを見守っている時間は長いと思うので、その中で、「〇〇しなきゃ」って思うと、大人にとっても負荷がかかるような気がしていて。

     

    思っている以上に子どもは自然に成長していっているので、一歩一歩子どもたち自身の力で育っているという前提で、じゃあその成長や可能性を広げるためにはどうしたらいいのか?を考えることが重要だと思っています。

     

    保育の環境を変えるのか、自分の声かけを工夫するのか。子ども自身で前に進んでいっているのを邪魔しないように、サポートしていくことが大切だと思いますね。

     

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    SNSを通して「保育者・保護者の架け橋になる」

    ーーーご自身の経験をふまえて、保育者さんや保護者の方に情報を発信されているふじこ先生。そのきっかけと、SNS活動にかける思いを聞きました。

     

    保育園で働いていたころ、YouTubeを見ながら登園する子どもの姿をよく目にしていました。「保育園に行きたくない!」となった子どもに「じゃあYouTube見ながら行こうか」という流れだと思うんですが、YouTubeと子育ては切っても切り離せない、そう思ったんです。

     

    だから親子でいっしょに動いたり、声を出したりして、能動的な時間につなげられるようにしたいと考えるようになりました。

     

    それで試しに手遊びの動画をあげてみたところ、「子どもが喜んで一緒にやってましたよ!」などの声をたくさんいただいて。

     

    遊び以外にも、お風呂に入るのが嫌な子に向けた動画を出したら「ふじこ先生の動画を見て試してみたら、本当にお風呂に入ってくれました!」と言ってくださる声もあって嬉しかったです。

     

    イヤイヤ期!お風呂入りたくない対策!保育士ふじこせんせいとお約束♪魔の2歳児子育てにも!(トントントントン アンパンマン:歌詞付き)/ふじこ先生

     

    そのとき、保育者が伝えられることは保育園のリアルな場所だけじゃなくて、「動画」などのSNSで発信するという方法もあると気づいたんです。

     

    当然、リアルに子どもとかかわるのが一番ですが、動画を通して親子同士のコミュニケーションにもつながるかもしれないという想いもあって。

     

    私自身、今は親の立場にもなったので、保護者のみなさまの気持ちがわかるようになりました。

     

    今後はより一層、保育者のみなさまと保護者のみなさまの架け橋のような存在になれるよう、自身の経験やノウハウを発信し、保育現場に還元していきたいと思います。

     

    ーーー最後に、日頃、保育士バンク!コラムを読むみなさんにメッセージをお願いします!

     

    保育には自分自身の生き方や人生が表れると思っています。

     

    自分の得意なことや好きなことは保育の活動に活かされたり、自分自身の中にある優しさや厳しさは子どもへの声かけにつながったり。それで子どもたちを笑顔にできたらこれ以上うれしいことはありません。

     

    先生たち一人ひとりが、自分は何が得意でどんなことを子どもたちにしてあげたいのかを考えつつ、先生自身も楽しみながら、子どもたちを笑顔にして欲しいなあと思います!

     

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    ふじこ先生プロフィール

    ”子どもたちを笑顔にしたい”。その想いを胸にYouTubeやInstagramなどのSNSを中心に活動中のふじこ先生。5歳のころから保育士に憧れを持ち、短期大学卒業後、晴れて保育士デビュー。しかし、理想と現実のギャップに苦悩し、保育園を退職。一度保育業界から離れ、アパレル業界へと転身しました。そこで改めて自分と向き合うきっかけに出会い、「子どもとかかわる生き方がしたい」という気持ちに気づきます。乳児保育を得意とし、現在は保育者・保護者両方の目線で数多くの動画コンテンツを配信しています。

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